ソニーは17日、北欧の携帯通信大手、テリアソネラと共同で携帯電話向け音楽配信事業を始めると発表した。
「パーソナル・メディア・アシスタント(PMA)」の事業名称で、「2.5世代」と「第3世代」と呼ぶ携帯電話向けに
まずフィンランドで4―6月に開始、今夏には北欧全域に広げる。音楽ソフトを抱える大手企業が同事業に取り組むのは初めて。
同日、世界最大の情報通信見本市「CeBIT2004」の会場で、安藤国威社長兼グループ最高執行責任者(COO)が記者会見して明らかにした。
安藤社長は「ホームエレクトロニクスと携帯型AV(音響・映像)、エンターテインメントの3つが今後のソニーの重要分野」と説明。
「次世代の携帯電話向け娯楽事業」として、携帯電話ユーザーが音楽を受信して楽しめる配信サービスを打ち出した。
ユーザーは携帯電話を通じて個人の音楽チャンネルや曲目リストにアクセスできる。音楽関連情報やニュースの検索・閲覧も可能になる。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040317AT1D1708W17032004.html