【外交】「牛丼、食べたくないの? 豪州産じゃおいしくないんでしょ?」ぜーリックさん(米通商代表)

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478名無しさん@お腹いっぱい。
「牛肉の安全は全頭検査しかない」BSE発見学者(読売新聞)

 BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)などの病原体「異常プリオン」を発見し、
1997年にノーベル生理学・医学賞を受賞したスタンリー・プルシナー米
カリフォルニア大教授が、米議会に対し、牛の全頭検査に消極的な米政
府の政策を批判し、日本の安全策を強く支持する発言をしていたことが
明らかになった。
 プルシナー教授は、先月末開かれた米下院の食品安全に関する会議
に出席。「牛の異常プリオンは人間に感染しうる。欧州では、異常プリオ
ンに汚染された牛肉や牛肉加工食品を食べた150人以上の若者らが死
亡している」とBSEの危険性を強調。「今後も食品へのプリオン汚染は
なくならないだろう」との懸念を示した。
 そのうえで、「日本が行っているような牛の全頭検査のみが、牛肉の安
全性を確保し、消費者の信頼を回復することになる」と発言、「米国がな
ぜ、全頭検査の採用に消極的なのか理解できない」と米国の食肉政策
を非難した。さらに「地上で最も繁栄した国の人々は、汚染のない肉を食
べる権利を持っているはずだ」と続け、政府に全頭検査の早期導入を求
めた。
 内閣府の食品安全委員会事務局は、教授の発言について「世界的な
専門家の貴重な意見。日本の食肉政策を進めていく上で参考にしてい
きたい」とコメントした。

[読売新聞社:2004年02月13日 08時57分]