政府は構造改革特区に限って認めた規制緩和について、担当省庁が「弊害がある」と立証できない限り、
原則として全国に広げる方針を決めた。
これにより、国際物流特区(通関の24時間化)や「どぶろく特区」(酒税法の緩和)などが早期に全国で
認められる可能性が高まる。
政府の構造改革特区基本方針を改正し、24日の閣議で正式に決める予定だ。
規制緩和の全国展開では、政府が昨夏、構造改革特区推進本部(本部長・小泉首相)のもとに
学者や企業経営者らでつくる特区評価委員会(八代尚宏委員長)を設置。
特区の効果を(1)全国に規制緩和を拡大(2)引き続き特区で実施(3)廃止や改善――の3段階で判定し、
首相に報告することを決めた。今年4月から調査に入る段取りだ。
詳細は引用元で:
http://www.asahi.com/politics/update/0215/003.html