インターネットはビジネスインテリジェンスの宝庫になり得るが、それはデータをうまく
活用できればの話だ。
IBMは、スーパーコンピューティングプロジェクトの「WebFountain」を、Web検索に
おける次の大きなトレンドにしたいと考えている。競合するClearForest、Fast Search &
Transfer、Mindfabricなどの各社と並んでIBMは、単なる関連事項へのリンクの羅列では
なく、意味と文脈を見つけ出せる新しいデータマイニングサービスへの需要を促進
させたい意向だ。
これは困難な作業だ。スーパーコンピューティングの設計の限界を押し広げ、
プロセッサ処理能力を活用して世界最大の文書ライブラリに取り組んだ場合に何が
できるかに関し、期待値を引き上げることになる。Googleなど従来型の検索エンジン
は、検索用語を特定のWebページと適合させる上で既に行き詰まり状態となっている。WebFountainなどのプロジェクトは、それよりもはるかに複雑な作業に取り組もうとしている。
「検索では一つのトピックについて最適なページを探し出そうとする。WebFountainは
トレンドを見つけ出したい」と、IBMのAlmaden Research Centerで同プロジェクトの
チーフアーキテクトを務めるダン・グルール氏は話す。
インターネットのデータを活用して意味を見出すことはWeb検索の理想だが、まだ達成
はされていない。しかし、Web上で業務管理を行う企業が増える中、こうした企業はデータ
から価値を引き出すことを模索するようになるだろうとアナリストは予測する。多くの
ソフトメーカーが、こうした価値をもたらす方法について検討に乗り出している。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/06/news007.html http://zdnet.com.com/2100-1103_2-5153627.html ◆スレッド作成依頼スレ★09◆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1076003892/45 より