省庁超え経費削減へ、局長級が参加し連絡会議
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040201i301.htmタソ 政府は31日、公共事業や行政事務の経費を削減するため、各省庁
の局長級による「行政効率化関係省庁連絡会議(仮称)」(議長・
伏屋和彦官房副長官補)を設置することを決めた。各省庁が協力し
あって行政のムダをなくすという取り組みだ。2月5日に第1回会
議を開き、6月をめどに行動指針を取りまとめることにしている。
経費削減策として、総務省の試算によると、各省庁ごとの人事・給
与システムを1本化すれば、年間約20億円の経費が削減できると
いう。各省庁の業務効率化で約6000人の人員削減が可能との試
算もある。公共事業は、入札制度の改善で経費削減を進められると
される。連絡会議は、こうした削減策を検討し、省庁や地方自治体
が具体的に取り組む課題を指針としてまとめる方針だ。
(2004/2/1/03:05 読売新聞 無断転載禁止)