カラフルな「制止菌」マスク製造進む 宮城の衣料工場
http://www.asahi.com/business/update/0201/005.htmlタソ 鳥インフルエンザや新型肺炎SARSの脅威が広まるなか、宮城県
鹿島台町の衣料工場で、カラフルなマスクの製造がすすむ。埼玉県
羽生市に本社を置く衣料品製造会社「互福衣料」が開発した「制止
菌」マスク。抗菌より一歩進んで細菌の進入を抑制するマスクとし
て、特許申請中だ。
同社では小中学校の体操着を主力商品とする一方、アレルギー対策
や吸汗・速乾性、消臭効果などを向上させようと生地の開発をすす
めてきた。
アジアでSARSが猛威をふるった昨年春、開発した生地をマスク
に転用し、中国、台湾やベトナムの医療機関へ約4千枚を寄付し
た。現地の医療関係者からも高い評価を得たことで、昨秋、商品化
した。色彩豊かな綿生地を使ってファッション性も採り入れた。
2月、鳥インフルエンザによる死者が出たベトナムに再び、マスク
を寄付する。問い合わせは同社鹿島台工場まで。
(02/01 17:52)