【地方公務員特別昇給ブヂネス】47都道府県・13政令市 退職金水増し大半で存続

このエントリーをはてなブックマークに追加
<特別昇給>47都道府県・13政令市 退職金水増し大半で存続
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040201-00000076-mai-sociタソ
地方公務員が定年などの退職時に基本給のランクを引き上げ、退職
金を増額する「特別昇給制度」が、香川県を除く46都道府県と
13政令市で実施されていることが、毎日新聞のアンケート調査で
分かった。29自治体が最大で2号給の昇給をしている。また、全
体の半数以上の自治体が、制度の見直しを検討している。国家公務
員も退職時に1号給を特別昇給する制度があるが、国は既に廃止を
含めた見直しを検討しており、地方自治体もさらに改革が迫られそ
うだ。

調査は、全国47都道府県と13政令市を対象に、退職時の特別昇
給制度(1月7日時点)について行った。
調査結果によると、退職金への上乗せ額は、自治体によって差があ
るが、多くの自治体は、知事部局職員で一人あたり20万〜50万
円程度(02年度決算・一般会計ベース)になる。

最大2号給の昇給を実施していた東京都は、今年1月から定年を含
む退職時の特別昇給(名誉昇給)を廃止した。ただ、都は功績の
あった職員が公務災害で退職した場合などの昇給は認めている。香
川県は、01年に包括外部監査の指摘などを受け、03年1月に退
職時について全面廃止した。

最大2号給の29自治体すべてが、見直すとしているが、うち16
自治体は、制度を存続し、1号給へ引き下げるだけの見直し内容に
とどまっている。