【富士通系ブヂネス】英で医療情報システムを1700億円で受注

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富士通系、英で医療情報システムを1700億円で受注
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040129AT1D2805F28012004.htmlタソ
富士通が全額出資する情報サービス子会社、富士通サービス(ロンドン、
リチャード・クリストー社長)は英国政府から、医療情報システムの開発・
運用を受注した。9年契約で受注額は8億9600万ポンド(約1700億円)。
病院や医院が患者情報を共有し高度な医療に活用できる。富士通は英での
大型受注の実績を武器に世界各国で医療向けシステムの受注拡大を目指す。

英国の国立健康サービス局から受注した。同局は税金を財源に医療費の大
半を国が賄う英国民健康サービス(NHS)を運営している。新システム
の導入によって、病院や地域の一般家庭医などの医療機関を結び、診察履
歴や画像など患者の情報を電子化した「電子カルテ」を共有できるように
なる。富士通サービスはケント、サレー、ハンプシャーなど南部の15州で
システムの開発や運用業務を受注。同地域には総合病院を運営する医療機
関が7、応急処置などの専門医療機関が約160、1般家庭医が約2000ある。
システムは今年後半に稼働する予定。 (07:00)