【ゲーム】ファミコンカラーGBASPとゲームボーイアドバンス用ソフト「ファミコンミニ」が2004年2月14日発売
これは、きっと売るつもりがないんだよ。
そう考えると任天堂が何を狙っているか見えてくる。
これはエミュレーターによる著作権侵害の裁判対策なのさ。
ROMソフトをばらまいたとき、裁判で有罪なのは当然だが、
問題は、その賠償金額だ。
現在市場に流通してないソフトの賠償額を算定するのは至難の業だ。
市場に流通してないということは、市場価値ゼロと算定されて賠償額を叩かれてしまう。
下手すれば告訴しても、賠償金ゼロになりかねない。
だからいままで積極的に訴えることができなかったんだ。
でも、これからは違う。旧ファミコンソフトには一本あたり2000円と言う値段が決定したのだ。
たとえほとんど2000円で売れなくても商品の現在の価格が2000円に決定したのだ。
これは、裁判で損害額の算定に利用される。
100人にばらまけば200000円を上限とする賠償金が請求できるんだ。
ファミコンが2000円ということになれば、それを基準に他のハードのROMの損害額も
算定できるようになる。