【特許法改正】「異議申立」を「無効審判」に一本化 運用指針を公開【ブヂネス】
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/j/ntec/283083タソ 特許庁は、2003年5月の特許法の改正によって「異議申立」が「無効審判」に
一本化されたことに伴い、運用指針「平成15年改正法における無効審判等の運
用指針」を作成、同庁のWebサイトでPDFファイルを11月28日に公開した。
特許に関係する弁理士や企業の知的財産部員向けに、無効審判の手続きについ
て幅広く理解を促すことが目的。
同運用指針は無効審判の判断を定めた基準で、審判制度の概要から運用まで具
体的に解説している。また付録には、審理関係の条文の改正点や「口頭審理実
務ガイド」など、実際の無効審判の場面で必要な手続きを具体的に説明する。
2004年1月1日の施行後、当事者同士が特許庁に出頭して行う審判が増えるこ
とに対応しており、弁理士などにとっては必要不可欠な知識となる。
特許庁のWebサイトで公開されたPDFファイルは、表紙・目次と第1部の1章〜
5章が5ファイル、第2部(付録)の8ファイルからなり、330ページを超すも
のになっている。出版物として、2004年1月に社団法人発明協会から発売され
る予定。(大西 順雄=日経BPクリエーティブ編集委員)
■関連情報
・「無効審判等の運用指針」
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/tetuzuki/sinpan/sinpan2/mukou-sinpan.htmタソ