[インタビュー]「国際標準のタグを1枚5円で実現する」
経産省「響プロジェクト」の正体
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NBY/RFID/20031219/1/タソ(要登録)
経済産業省(経産省)は2004年1月,無線ICタグの有効性や課題を明らかに
する実証実験を,アパレルや書籍など4業界で実施する。さらに,無線ICタグ
の単価を5円以下と低価格にする「響(ひびき)プロジェクト」を2004年4月
から開始。その狙いを経済産業省商務情報政策局情報経済課長の新原浩朗氏に
聞いた。(聞き手は安東 一真=本サイト チーフ・エディター)
――経済産業省が無線ICタグの普及に取り組む理由は。
電子タグ(経済産業省は無線ICタグを電子タグと呼ぶ)は,商品の効率的な管
理を可能にし,新サービスを生む原動力になる。電子タグの普及は,日本のす
べての産業において国際競争力の強化につながる。
――その普及には何が必要か。
電子タグの国際標準の統一と低価格化が鍵だ。その実現に向けて,「響プロジ
ェクト」を2004年度から開始する。
響プロジェクトは,電子タグを1個5円以下と低価格にすることを目指すもの。
関連企業約100社を集めてコンソーシアムを結成し,ICチップとアンテナを低
コストに実装する技術などを開発する。
(以下ソオス参照)