日南市の城下町・飫肥地区を横切る国道222号線沿いに、茶色い二階建ての洋館がひ
っそりとたたずむ。
玄関横の木の看板には、「財団法人 服部植物研究所」の黒い文字。
一般にはほとんど知られていないが、国際的に名高い世界三大コケ類研究所の一つだ。
所有する標本は、国立科学博物館植物研究部(茨城県つくば市)の約二十万点をはるか
に上回る約四十六万三千点。
どうしてこんなところに!?
「時々、観光客の方が迷い込んでくることもあって……。まさかコケの標本庫とは思いもし
ないでしょうからね」。
研究所の杉田礼子理事長(59)がほほ笑む。
(中略)
権威はあっても、地味な研究分野。
だが、脚光を浴びたこともあった。五八年の「ナンジャモンジャゴケ」の発見だ。
コケ類かどうかも分からず、とりあえずナンジャモンジャと呼んでいたのが、藻類が上陸し
て進化した数億年前の面影を残す、原始的なコケだとわかった。
染色体数がコケ類最少の四個(通常八〜十一個)しかなく、「二十世紀最大の発見」と騒がれた。
文部科学省の補助金八百五十万円、出版物収入約四百六十万円――。
細々と、地をはうようなコケの研究は続く。
たかがコケ、というなかれ。
最近は「しっとりとした感じで落ち着く」インテリアとして小さなブームになっている。
また、抗菌・抗カビ、抗腫瘍(しゅよう)などの作用があるビスビベンジルという化合物がゼニゴケに
含まれていると分かるなど、薬品への応用も研究されている。
岩月所長は「コケはデリケートな植物で、環境汚染などを示す指標にもなる。多くの可能性を秘め
ているんですよ」と力説する。
(詳細は引用元で)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news001.htm
こっちも2げっつ
抗生物質のペニシリンの発見もコケのおかげで偶然に見つかったそうですね〜。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/03 13:57 ID:6mQizfOm
水や空気の清浄化でも効果ありそう、って注目されてるらしい
コケをコケにしちゃこれからの生物学もコケる
こういうマニアックな研究に資金を提供してみたいのだが、
クリックして寄付できるようにしてくれないかな。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/03 22:05 ID:MlWElWXP
その名は服部♪
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/04 03:42 ID:JERVQ4j6
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/04 03:50 ID:Sh1uEegY
ものすごい地味やね
この研究所も、ニュートリノの件と同じように扱われて、
そのうち予算付かなくて、つぶれそうになるのかな〜!?
なんか、これまで通りでも良いから、
ひっそりと残って欲しいっす!!
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/04 12:36 ID:RSIr/SP1
age忘れ
地味、地味、地味な植物、コケ
地味だが微妙にカッコイイ
中の人もコケみたいにマターリと研究してるんだろうか?
そうだったらいいなぁ
1970年代にシダ、コケ類を火星に植えてテラフォーミング
の計画をNASAがしてたけ!
寒冷地に強く!
弱い太陽光線で育成!
大量に二酸化炭素を吸収して大量に酸素を排出!
そんなコケ見つかった?
15 :
w:03/12/04 17:14 ID:2M00+Uei
えええ
16 :
W:03/12/04 17:15 ID:2M00+Uei
ああああー。
>>16 ようやく、わかった?
地球温暖化対策で予算を取ればよかったのに!
南極で実験とか!
北方4島で実験とか!
コケならシベリアのツンドラに沢山あるぞ!
で!それって日本人が喰える?(産業になるか?)
喰えなきゃ予算打ち切り!