TVとネット連動 デジキャス、20日から番組開始
テレビ番組にインターネット情報を組み合わせる放送が20日、BSデジタル放送の一部で始まる。
視聴者が番組を見て、より詳しい情報を知りたい場合は、ADSLなどのブロードバンド(高速・大容量通信)から放送局側のサーバーに接続し、情報をテレビ画面に呼び出せるようになる。
(中略)
放送を開始するのは、BSデジタル933チャンネルのデータ放送局デジタル・キャスト・インターナショナル(デジキャス、増田信二社長)。
デジキャスは、三つの番組に関する詳しい情報を同社のサーバーに蓄積し、受信機側とはブロードバンドで結ぶ。
番組の視聴者は、さらに情報をほしいとき画面に合わせてリモコンを操作、ブロードバンドを使ってデジキャスのサーバーにアクセスし、詳しい情報を画面に呼び出す。
視聴者が見られるのは、放送局側が用意した情報に限られる。他のインターネット上のサイトにはアクセスできない。
この放送が見られるのは、夏から発売され始めた地上デジタル放送対応テレビ受信機で、ブロードバンド接続機能のあるタイプ。BS、CSデジタル放送も受信できる。ブロードバンドへの加入は必要だ。
933チャンネルはデータ放送(無料)で、静止画像が中心。受信機の機能上の制約から、一つの番組で提供できるのは現在、十数画面に限られる。
インターネットとの接続で、提供できる画面は大幅に増える。
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