【産総研と阪大】薬を運ぶナノ粒子開発

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薬を運ぶナノ粒子開発(共同通信)
http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__kyodo_20031113ts010.htmタソ
病気で炎症を起こしている部位に薬を効率的に運ぶドラッグデリバリーシステムとして
利用できるナノ粒子の作製に世界で初めて成功したと、産業技術総合研究所(茨城県
つくば市)と大阪大の研究グループが13日、発表した。 目に炎症を起こしたマウスに
注射したところ、炎症部位だけに取り込まれることを実証した。
[共同通信社:2003年11月13日 11時27分]


依頼サソクスhttp://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1067681920/212タソ

産総研のプレスリリイスはまんだ出とらん
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/press_release_main.htmlタソ
2名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/13 12:09 ID:wD12/SV8
ミクロの決死隊キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
3名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/13 15:36 ID:Qp9XV/ws
配送ですかさいですか
4名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/13 17:15 ID:4RnHQvjU
これっていままでの研究レベルに比べてどこまで画期的なのかわからんが、
副作用が極限まで少ない薬ができつつあるってことでいいの?

名古屋にしてはいいスレなのにレスついてねーな。
産総研のプレスリリイス出たがや:
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2003/pr20031113/pr20031113.htmlタソ

■世界初、ミサイルドラッグ用DDSナノ粒子の作製に成功
−各種の炎症性疾患部位を狙い撃ちする治療薬開発が加速−

● ポイント
*世界で初めて、炎症性疾患治療用アクティブ・ターゲティング(能動的・標的指向性)
 機能を有するDDS(ドラッグデリバリーシステム)ナノ粒子の作製に成功した。
*炎症性疾患モデル動物として、眼炎症モデルマウスを作成し、上記の標的指向性DDS
 ナノ粒子が炎症疾患組織へ選択的にアクティブ・ターゲティングされることを実証した。
*本研究は、炎症性疾患全般(脳炎、網脈絡膜炎、肺炎、肝炎、関節炎など)、並びに、
 続発的に炎症を引き起こす疾患(悪性腫瘍、リウマチ、脳梗塞、糖尿病、アルツハイマー
 病など)の治療に応用可能なDDS製剤開発を加速するものである。

(以下略)

DDS(ドラツグデリバリイシステム)は、どこでもやつとるネタなんだが。
レクチソ-糖鎖の相互作用は当ビルヂングの知る限り四半世紀以上前から知られてをるので、
ある種のレクチソを標的にして、特異的に付く糖鎖で修飾したリポソウムのDDS、と云ふのは、
正直云つて奇抜なアイヂアではないやうな気しる。

プレス発表の結果を見ると、標的以外への「誤爆」もカナーリ残るんだが。
誤爆の程度で規格化しると、標的への爆撃率を3倍〜5倍に向上できるんで、
実用的には大成功かや。

シカーシ、DDSが望まれとるのは「抗癌剤投与」の場合なんだやな。
抗癌剤投与にはどれくらゐ有効なんだらうか?
6名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/13 19:14 ID:iVB6fja0
ナノにしたのが、初めてなのか?
リポゾーム?
7広告:03/11/13 20:03 ID:QCJbZbh6
「おお、ミクロマン、ミクロマン! いまどこにいる? おお、そうか、冥王星か。頼みがある。
この男の体に入って、アルコールを抜いてくれないか?
 え? ミクロマンは何人いるかって? その数二億」

ぐあ、名古屋スレか・・・
(別ソウス)
産総研などが初の能動型DDS粒子、糖鎖で標的細胞認識(解説図あり)
(日本工業新聞 2003/11/14)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20031113193422-NFDNYNSIBH.nwcタソ

産業技術総合研究所ナノテクノロジー研究部門の山嵜登主任研究員と大阪大学医学部
眼科学教室の大黒伸行講師らは13日、炎症性疾患の治療向けに、標的に能動的に取り
込まれるアクティブターゲッティングDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)ナ
ノ粒子を作製し、マウス実験で眼炎症疾患組織に選択的に取り込まれることを確認し
た、と発表した。受動的なDDS粒子は販売もされているが、アクティブターゲッテ
ィングを実現するDDS粒子は世界で初めてという。

リン脂質の二重層膜でできた人工カプセル(リポソーム)の表面に疾患特異部位の細
胞や組織を認識する分子をつけて、局所に薬剤や治療用遺伝子を送り込む技術をアク
ティブターゲッティングDDSと呼ぶ。

これまで、最終的な標的との結合性が高い抗体やペプチド、糖質などをつけた粒子が
開発されてきた。しかし、実験室で結合性が高くても、実際の生体内では期待される
標的細胞や組織まで取り込まれないものがほとんどだった。

最近、DNA(デオキシリボ核酸)やタンパク質に続いて、糖鎖についても分子・細
胞認識機能があることが注目されている。炎症性病巣の周辺では、炎症を抑える白血
球が集まりやすいように、血管内にレクチン(糖鎖認識タンパク質)が分泌される。
(コピペつづき)

産総研ではここに着目して、このレクチンを識別できるようにリポソームの表面に糖
鎖を最適配置した。さらに、血管が拡張してできるすき間に入るよう粒径を調節する
ことで、患部に届きやすくした。阪大医学部で開発した炎症性疾患組織へのアクティ
ブターゲッティング機能解析技術を用いて、このDDSナノ粒子が実際に、血管内の
レクチンを利用して、疾患部位にアクティブターゲッティングされることを実証した。

脳炎、肺炎、肝炎などの炎症性疾患や、続発的に炎症を引き起こす悪性腫瘍やリウマ
チ、糖尿病などの治療への応用が期待できるという。


【受動型DDSと能動型DDS】
ターゲッティング(標的指向性)のDDSには、パッシブタイプ(受動型)とアクテ
ィブタイプ(能動型)の2種類がある。パッシブDDSは、キャリア(薬物運搬体)の
粒径や親・疎水性など物理化学的性質を利用するにとどまるが、アクティブDDSで
は標的組織を構成する特定細胞を特異的に認識する分子をキャリアの表面につけるな
どの方法で、積極的に標的に到達しやすいようにしている。
10名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/14 14:26 ID:MMTqd9eN
よくやった!感動した!
11名無しさん@お腹いっぱい。
すげーな。まるでSF。