546 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/28 13:01 ID:UBN6S/nF
>>541 結局のところ、お前の言ってることはただの憶測だな。
「〜気がする」って言い方は卑怯だよ。
547 :
54:03/12/28 14:36 ID:BHDAJjIE
>>545 株主関連の2行だけ読んで結論出しちゃダメだよ。
そこは<「天地」は株主等の話で>ってグロさんが言ったから、株主も直結してると言っただけ。
最後から2行目と3行目を読んで下さいな。銀行ならではのことを書いてあるでしょ?
ついでに
>>538の下から4行目ももう一度読んで。「マインド不況」っていう懐かしい言葉を思い出さない?
当たり前のことだけど、新たなマインド不況が銀行の破綻で始まってたのよ。
もちろん銀行以外の大企業の倒産もマインド不況を生み出すけど、従業員数などの規模の割合で比較したら、
地銀の破綻がその地域に及ぼす心理的影響の方が明らかに甚大だ。
それからね、結局<銀行の特殊性>を正面から見ようとしないんだな、グロさんは。(漏れは最近も
>>528で書いたのに)
だから未だに一般企業と比べようとするんだわ。いい加減に<国が潰した>事実を認めようよ。
548 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 11:54 ID:9yapZ6C5
>>547 ん?「そういう意見がある事はわかる」ってだけで、
価値観は完全に平行線なので、到底同意できる意見ではないのだが。
(掲示板やディベートはそういうもの。それでも書く・読むかは各自の自由)
>>54 さんの意見は、私からは以下に見えるのは、以前も今も同じ
・足利自身のバブルの反省が無い(指摘されれば「わかってる」と言うが、
「他行も同じ」「スレ違いでは」などと避けたがる)
・銀行救済したい余り、他の原則(自己資本率、BIS規制)は
平気で軽視する
・その結果、将来の銀行像が見えない(次のバブルを待望して、
永遠に公的資金投入と集団無責任体制を続けたいの?)
・普通の相手には「銀行業務がわかってない」と言い、
知識のありそうな相手には急に丁寧になる :-)
(狭い知識を持ってるのがエライの? ちとカッコよくない)
・ただ、大蔵省時代の金融保護政策(談合による税金で不良銀行救済)
や、規制緩和先送り、公共事業バラマキなどを主張する人がいるのと
同様に、世の中に >> 54 さんみたいな意見がある事は理解してる
549 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 12:07 ID:9yapZ6C5
>>547 具体的には、気になる3点にコメントしてみよう。(3レスで)
1.<銀行の特殊性>
>>54 さんは預金保険法102条1号(りそな方式)を足利に適用して
欲しかったばかりに、同法への批判や疑問まで、2言目には
「銀行の特殊性をわかってない」と言うが、これは無知だよ。
銀行内でも東京三菱や外資はペイオフ早期完全解禁派だから、同法には批判的。
特に不健全行への102条の公的資金を、健全行が間接負担すれば、銀行全体が
弱体化するし、「リストラしない方がトク」と業界もモラルハザードするから)。
この法律は昔の公的資金投入が時限立法で無くなったから、ペイオフ解禁前に
族議員も含め急遽作ったもので、手続き面が不明確など当初から批判も多い。
(だから、りそなや足利の手続きが問題になったとの指摘もある)
だから「銀行の特殊性を知ってる人なら、同法による公的資金投入は当然」と
単純に思っているなら、それは無知(銀行界にも他の意見もある)。
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 12:11 ID:2qhhGN0l
知らぬは日本国民のみって話???
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 12:16 ID:9yapZ6C5
>>547 2.<国が潰した>
法的には、足利銀行が債務超過の決算を発表したからでしょ :-)
債務過少決算して、徹底抗戦する選択肢もあった(そのため金融庁は
宇都宮に緊急対応の場を作っていた)が、それはそなかった。
勿論、実際には監査法人と金融庁の検査がきっかけだが、そもそも
足銀経営側の甘い見積もりでも「0.9%」だから、自主再建は結局できなかった。
リストラも甘く自業自得。
週間東洋経済(12/27)は、「地銀の2雄」といわれた横浜と足利の比較。
バブルでほぼ同じ不良債権を抱え、自主再建路線で、株価も数年はほぼ同じ波を描くが、
浜銀は早期の不良債権処理と、持ち合い株解消など、過去のしがらみを絶って再建。
足利は時期・金額ともに遅れて、最近まで評価損に苦しんでいる(早めに処理すれば
傷は浅かったのに)
財界の最新号。足利の「行員リストラ」は、実は取引先に押し込んだだけのものも
多かったとか。(金融庁や株主には体質改善と見せるだけで、実態は変わらない)
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 12:17 ID:9yapZ6C5
>>547 3.<自己資本比率が低くても銀行業務はできる>
仮にBIS規制や金融庁検査が無くても、当面生きてても存続はできない。
足利経営陣の当初見込み(0.9%)を公表すれば、格付けは低下、
株価は暴落(額面割れ)、預金解約騒ぎ(資金流出)、その結果でいずれ
債務超過(破綻)。現在そうなって無いのは3号で公的資金投入したお陰。
一般企業と比べる事を嫌うのも無知。銀行は銀行業務の裏で、巨大な普通の
取引をしている。店舗(不動産)・行員・情報システムなどなど。
その取引先も当然、取引中断や売掛金未回収を防ぐため、その銀行に対して
信用調査をする。信用が弱ければ当然、契約できない、できても条件が
悪い(割高、小出し、早期分割支払)、などの悪循環に陥る。
実際の例だが、銀行存続に不可欠な契約(10億円以上)が、その銀行の
信用が脆弱で、何ヶ月も契約できなかった例もある。
(それはどうにかなったが、結局別の理由でその銀行は存続できなかった)
経営や取引に関係した事のある人なら、常識なんだけどね。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 12:21 ID:9yapZ6C5
>>551 スマン、書き間違い
債務過少→資本過少(4%未満の、0.9%ってこと)
あしかがに限ったことではないが、日本の不良債権処理は国税庁が不良債権の無税償却を認めな
いから進まなかったという事実が軽視されすぎ、なにかと欧米と比較されるが、こういう税法に関わる
部分は無視されがちだ。税金を払ってまで不良債権処理をしようとする銀行など世界中のどこにもな
い。
税収入が欲しいために、非課税での不良債権の償却を認めずどうにもならなくなるまで悪化させた
アホさかげんには呆れるばかりだ。一方では不良債権処理をしろといい続けていたわけだが、同じ
財務大臣の管轄下というトップからしての無能ぶり、でなければ精神分裂病やね。
555 :
54:03/12/31 19:20 ID:aHzqiXI/
>>548 最初の3行は言いたいことがわからないので、とりあえず無視w
後はそれぞれの「・」に番号を付けて思うことを書くね。
・1…別に避けようとしてるわけではない。向江一味の悪さ・愚かさは「議論の余地がない」から取り立てる意味がないということ。
「刑事責任を取れ!」にも賛成。
・2…軽視というか、地銀に対するBIS規制の意義に疑問を感じる。
以前グロさんは「資本の国際化」に触れたが、地銀株の中の外国人投資家の割合はどの程度なのか?
地銀株も外国人抜きに語れない、国内に代替株主が望めない、あるいは外国人が全部売ったら
株価が大変なことになるのなら漏れも考えを改めなければならない。
・3…将来の銀行像は恐らくグロさんと同じ。健全であるのに越したことはない。
ただ、何度も言うが、今は金融改革の時期ではない。
・4…自分を凌駕する知識の中で、<価値あるもの>に対しては常に敬意を払う。
自分に対する反対意見でも、全く受け入れようとしないのはただの開き直り。
・5…もしも地銀に対するBIS規制に意義がないとすれば、緩和すべきw
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 19:53 ID:VDfM6f3s
まあ向江自身大蔵からの天下りだからある意味国も悪いって言うのは正しいいんだけどな。
銀行経営ってのは一族経営と天下り経営が大半だって言えばそれまでなんだけどさ。
繰り延べ税金資産は、2種類あり、赤字を資産に計上する、
欠損金の繰延税金資産がある。これが計上されることが問題。
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/31 22:16 ID:VDfM6f3s
>>433 >俺は足銀の不良債権処理が甘い事例はいくつか知ってるがな。
結局これは「嘘」だったわけだ。年内に答えてくれるかとずっと待ってたが、結局逃げたね。
これからは「ハッタリ」は止めとけよ。
559 :
54:04/01/01 01:19 ID:0DTbEBp7
>>549 謹賀新年。ハナから「ド素人」と宣言してるんだから無知は勘弁してほしい。
54のコテハンは自分の発言に責任を持つことプラス「素人」の表記のつもりもあったりするw
…が、いくらなんでも公的資金注入に反対派の銀行関係者がいるというのを知らないはずはないでしょw
特に東京三菱はある意味反政府派の銀行だから、公的資金も真っ先に返しちゃった。
そもそも銀行自体が注入賛成派じゃまずいよね。プライドも何もあったもんじゃないw
普通、注入要請は白旗だよね。それに、族議員が絡む法律を悪法と決めつけるのもどうかな。
どうしても今の時期に金融改革をやるというなら、漏れはなくてはならない法律だと思う。
560 :
54:04/01/01 02:10 ID:0DTbEBp7
>>551 >法的には、足利銀行が債務超過の決算を発表したからでしょ :-)
まさかグロさんからこのセリフを聞くとは思わなかったな。
じゃあ、徹底抗戦すれば国は折れてくれた?
自主再建ができなかったというのも期限を勝手に今年に決めた場合の話。
<今後>を奪ったのも国。こんなことなら、14年度決算を繰越控除狙いで思いっきり極端な
赤字決算にしておけば良かったね。目一杯引き当ててさ。
それから、前にも言ったけど、横浜と足銀の当時の自己資本額はいくらずつだったの?
引当能力も当然違ってくるよね?細かい数字を教えてほしいな。
まあ、持ち合い株解消の遅れとリストラの多少の甘さは認めるが。
561 :
54:04/01/01 04:30 ID:0DTbEBp7
>>552 BIS規制もなく金融庁検査もないんなら健全の基準は自由に考えられる。
何しろ不良債権をテキトーに引き当ててればいいんだから資本は自動的に膨らむし、
業務純益を前面に押し出せば更に信用は得られる。もちろん、格付け会社に
突っ込まれたときのために支払準備率を高くし、万が一の取り付け騒ぎにも
対応できるようにしておく。
まあ、それでも確かに向江みたいのが19年も頭取やってたら何が起こるかはわからないよ。
でも、原始的な資本主義の下で、放っておかれても潰れるような銀行は本当のクソだから、
それは漏れも仕方ないと思う。
ただね、<以前の>検査や国の株購入には<足銀を救う>意図があったわけだ。
だから、より少ない金で救えるチャンスがあるのに、敢えて3号にするために
厳しくした今回の検査に対してずーーーっと文句言ってるのよ、漏れは。
それからね、経済の中での金融の重要性、国が直接手を下さなければ潰れないという
銀行の特殊性の話をしているときに、銀行の信用創造活動以外の業務を説明して、
「一般企業と同じ部分もあるんだぞ」と言っても、<全く>意味が無いと思うんですが。
562 :
54:04/01/01 04:42 ID:0DTbEBp7
>>554 やっと税制面からアプローチしてくれる人がでてきたぁ。(T_T)ウレシナミダ
お友達になりたいのでw、漏れが書いた
>>479を読んで下せぇ。
税金の話は、銀行だけではないよね。
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 11:00 ID:KqAFHIjY
>>555 気になる点をコメント。
>>・2…軽視というか、地銀に対するBIS規制の意義に疑問を感じる。
>> 以前グロさんは「資本の国際化」に触れたが、地銀株の中の外国人投資家の割合はどの程度なのか?
今のBIS規制が妥当か、という議論はあると思う。ただ鎖国しない限り「不要」という結論は無理と思うが。
(BIS規制も進化してるから、日本勢も発言権を増せばいい訳だが、追いつくのにやっとというのが実情では)
ところで、外国人投資家の割合という話は、WTOなどの資本自由化が全く分かって無い。
地域や企業における外国(人・資本)の割合が、0%でも100%でも、一律避けられないのが資本自由化だよ。
栃木県のどんな田舎でも、大半の衣食も木材も家電も、今や輸入や海外製造でしょ。
その結果、安いものが使え、日本の企業が海外の田舎へも輸出・営業できる。
もはや、互いに「長崎の出島」(部分的な開放)のような甘えは許されない世界に、生きているんだよ。
そこでは政治の介入できる余地は、年々減少している。
>> ・3…将来の銀行像は恐らくグロさんと同じ。健全であるのに越したことはない。
私も将来像はほぼ同じかと思ってたんだけど、その後、
>>54 さんの一連の発言では、
銀行救済のためには、経済全体や企業の健全性を軽視しる発言が続くので、
本音は違うのかな、としか思えないのは、仕方ないのではないかな。
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 11:08 ID:KqAFHIjY
>>559 そもそも論で言うなら、2001年4月にペイオフ解禁の予定だった。
各行はそれに向けて巨額の投資もして準備していた。
ところが体力の無い銀行(農協系も含む)が族議員とつるんで、
何回もの先送り・部分化などをした事もあり、急遽「中継ぎ」の時限立法が
何回も作られた。それぞれの時限立法は、直前の破綻などの政治的影響を
受けているから、一貫性も弱く、手続き面も曖昧なものが多い。
預金保険法102条とかは、こんな「暫定的・政治的・応急処置」な面が強い。
「これが銀行の特殊性を、きちんと考えた上の法律だ」といい続ける事は、
制定過程や現実から見ても、苦しい気がする。
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 11:29 ID:KqAFHIjY
>>561 これが
>>54 さんの無知の中核部分だと思う。これはまじで。
だんだん、学生向けのお勉強レスになってきたが、
銀行の特殊性を語るなら、銀行の基本を少しは考えてみよう。
本屋には「銀行入門」とかの本も沢山出てるから、読んでみよう。
銀行は預金を広く集めて、企業などに融資する。
預金者も取引先も当然不安だから、銀行に十分な信用が無いと成り立たない。
「多少の不測の事態があっても、わが行には十分な資金があるから」。
この具体的な内容が、財務的には自己資本であり、
更には収益性・不良債権率などの財務指標だ。
だから銀行の財務指標は一般企業以上の意味を持つ。株式会社ならなおさら。
まさに銀行が「信用業」をできる担保だ。
>>54 さんは「BIS規制や金融庁さえ無ければ、自己資本は低くてもいい」
「債務超過でも銀行は続けられる」などと繰り返す。
バランスシートを良くする事の本質は、「自分(銀行)のため」なんだよ。
「お上に言われるから必要」ってのは本末転倒だ。
確かに個々のBIS規制や金融庁検査の妥当性の議論がある点だけは同感だが、
だからって自己資本が本当に低かったら、本業の銀行は続けられない。
(前に書いたが、0.9%では、規制や金融庁が無くても3か月も存続できないだろう)
「学校の成績だけで人間の価値はわからない」「教師はうるさい」が正しくても、
「だから勉強はしなくてもいい」「しなくてもうまくいく」ってのは、ただの甘えでしょ。
そういう甘えを
>>54 さんは繰り返しているだけなんだよ。
ま、これ以上にわかりやすくは、わたしゃもはや書けないけどね。年始だから :-)
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 11:41 ID:KqAFHIjY
>>560 細かい数字は自分で調べてくれい。
わたしゃ、自分の意見は勝手に書くが、無料の調査係じゃないからね。
また、細かい点を比べて「条件が違う」と言う事はできるけど不毛な気もする。
「浜銀は首都圏だから楽だったんじゃないか」「いや、首都圏こそ過当競争」とか
の話になっても水掛論。
ただ1ついえるのは、浜銀は、大損と批判を承知で、持ち合い株や不動産売却を
猛烈に進め、その資金を元に不良債権処理を前倒しした、という事でしょう。
これと比べると足銀は、コスト削減(ボーナス・人員カット)は厳しく進めたが、
抜本的な負の遺産の清算が甘かった(責任問題が出るのを恐れ、次のバブルを
待っていた?)といえるんじゃないかな。
勿論、もし、バブル後不況が10年で終わって、今が第二バブル期だったら、
「足銀は復活」「浜銀はやりすぎた」といわれただろうが、結果責任だからね。
568 :
54:04/01/05 16:23 ID:1f83CrD+
>>564 漏れの書きたいことがわかってないのか、あえて話をそらしてるのか…。
「資本の自由化はいけない」などとは漏れは一言も言ってないぞ。
漏れが言いたいのは「BIS規制を地銀が守らなかったら、おそらく外国人投資家は
地銀株から手を引くだろう。そのとき国内の投資家がきちんと支えてくれなかったら
地銀はかなり苦しいことになるのではないか」ということ。だから外国人投資家が
持ってる地銀株の割合が気になったの。これで通じたかな。
569 :
54:04/01/05 16:28 ID:1f83CrD+
>>565 これは今の時期の金融改革賛成派と反対派で意見が分かれるところだよね。
賛成派は確かにみんなグロさんのような考えになるだろう。
だけど反対派は、今やるんなら時限立法でも何でも必要な法律は作るべき、と考える。
いや、そんなことをするくらいならやるべきではないというのが本音だが。
570 :
54:04/01/05 17:49 ID:1f83CrD+
>>566 あのさ、自己査定が認められない以上、不良債権額を決めるのは金融庁だよ。
必要な引当額もそれによって決まるんだから、つまるところ残る自己資本額も
国によって決められたものと言っていい。オマケに繰延税資産のこともある。
だから、「銀行の健全性は国が決められる」ということを漏れはずっと言ってきた。
ダブルスタンダードの存在可能性はグロさんも認めていたよね?
>(前に書いたが、0.9%では、規制や金融庁が無くても3か月も存続できないだろう)
金融庁がいなけりゃ今の状況が<0.9%>になんかなるはずがないのよ。
それに、確認しようのないことを「だろう」という表現で書かれても困りますな。
とりあえずこの辺↓を読んで下さいませ。
http://www.mainichi.co.jp/life/eco/eye/0319.html 結論は漏れとは違う意見だけど、銀行の本質についてはとても簡単に書かれていると思う。
要するに、「流動性破綻」は滅多に起こらないから財務内容がいつのまにか悪くなる
→だから金融庁が検査して檄を飛ばす(資金注入も含めて)→銀行は体質改善に努力する、という流れ。
その体質改善の<途中で>国が「認定破綻」にしたと漏れは考えていて、
グロさんは「潰れるべくして潰れた」と考えている。考え方の違いはそれだけのこと。
571 :
54:04/01/05 18:03 ID:1f83CrD+
>>567 要するに、一番肝心な自己資本額という数字の部分を明らかにせずに、
つまり引当能力の差に触れずに「横浜銀行の方ががんばった」と主張するわけですか。
…ちょっと説得力無いです。
比較するんなら、自己資本額以外にも双方の持ち合い株解消や行員リストラによる
損益の金額を明確にしてほしいところです。
572 :
54:04/01/05 18:36 ID:1f83CrD+
グロさんへ。
いつまでたっても同じことを言い合ってるだけのような気がしてきたので、
漏れはこの辺で降ります。漏れの568〜571の内容に関することで、
どうしても「返事ほしい」と思ったらレスでそう書いて下さい。
その要請がなければ漏れからはレスしませんです。
一週間くらいはこのスレを見ておくことにします。ではでは。(^o^)/~~~
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 00:33 ID:hDHTda7n
>>554 1点だけで比較しても不毛だよ。
日本では不良債権処理をしても損金処理はほとんど認めらないが、
代わりに税効果資本は何年も認められている。
米国では損金処理は簡単に早く受けられるが、税効果資本は通常1年のみ。
経緯としては、「日本も不良債権処理の損金処理をもっと認めるべき」と、
政府税調が何年も主張しているが、自民党税調が認めないため改正できない。
この緩和策として、「公的資金による優先株購入」や「税効果資本」が登場した。
この片方だけを論じても不毛。
574 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 00:38 ID:hDHTda7n
>>568 BIS規制を「守らない」地銀が1行でも出れば、地銀(という出島)の信用が落ちるのではなく、
日本全体の金融が世界から相手にされなくなるから、政府はその銀行を必ず指導なり処理する。
だから日本全体が金融鎖国しない限り、それ以外の選択肢は無い。そういう話なんだけどね。
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 00:42 ID:hDHTda7n
>>572 了解。わたしゃ、元々、気になった発言に好きにレスしてるだけなので、
今後も勝手にレスする事はあるけど、「返事ほしい」と書くような
(相手を拘束するようなことは)今後も無いです。誰に対してもね。
そうでないと互いに気楽に書けなくてつかれちゃうからね。それでは。
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 00:56 ID:hDHTda7n
「財界展望」2月号26ページ〜 「銀行の足を引っ張り大口融資先ゴルフ場リスト」
足利銀行の設立以来の経緯が、割と書かれている。
「(金融機関のゴルフ場融資では)足利銀行の融資案件が突出しているのが一目でわかる」
「(他行は不良債権処理を進める中)足利銀行がそうした処理を行った形跡は無い」
「(鹿沼CCのオーナー福島氏は)向江氏と極めて親しい関係にある」
「(飯能グリーンCCオーナーの吉田氏は)向江氏とはじつこんの間柄」
「バブル崩壊後、ほとんどの金融機関はゴルフ場向け融資から撤退したが、
足利銀行はそのまま推進した」
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 01:08 ID:mPM768im
足利尊氏が公的資金をゲット
新田義貞が怒るだろう
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 12:16 ID:GK5+1Uba
>>563 税制の話は銀行だけではないが、銀行特有の話もある。
税効果資本は、平成12年3月決算から、上場企業全てに認められている。
しかし自己資本比率の算出は、商法会計上の自己資本比率とは違って、
分母には全資産ではなく、「リスクのある」資産のみが使われる。
この結果、銀行の「自己資本比率」は普通の会社の2倍くらいになる。
また、銀行業務のうち、融資比率が大きいと(分母が大きくて)不利になる。
伝統的に融資比率の高い邦銀はBIS規制上「不利」なので、
各行とも手数料収入の増強などに力を入れている。
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/07 07:01 ID:PMKIFKw2
向江は日銀出身の公務員
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 00:32 ID:ei/M8Tal
>>579 向江は鹿児島生まれ。陸軍幼年学校・士官学校を経て大尉となり、
敗戦後、東大法学部を卒業し、昭和24年に足利銀行に入行した。
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 00:58 ID:ei/M8Tal
登記で確認できる、バブル崩壊後(平成1年以降)の足利銀行のゴルフ場融資(金額は極度額)
--------------------------------------------------------------
しぶかわカントリークラブ(平成6〜11年に70億円。会員権販売難航で回収は困難)
秩父キングダム・ゴルフ倶楽部(平成5〜8年。73億円。会員募集中断。回収は絶望的)
栃木インターカントリー倶楽部(平成9年。55億円。他行凍結後も追加融資したが、オープンの目途も立たず)
飯能グリーンカントリー倶楽部(平成3年。36億円。転貸先破綻でほぼ全額焦げ付き)
------------------------------------------------------------
現経営者も、向江も、知事も「バブル時の不良債権処理はうまくいったが、
その後の不況で資金が尽きた」と言っている。しかし実態は
「バブル崩壊後も、バブルと同じ事をやって不良債権を増やしていた」んじゃん。
こんな放漫融資(ギャンブル融資?)では、破綻して退場するのは当然、
中身を見ないで支援した株主の責任も当然(県とかは知ってた筈)、
公的資金のお陰で影響がの少なく済んだ栃木県民は感謝すべきだね。
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 10:11 ID:XH1+jLrV
また勘違いしてるバカが出てきたな。
もう何度も繰り返されてるが、公的資金は受け皿に入れられるもので、足利銀行にはびた一文入りません。
しかも投入されるのは最低でも1年後なので「公的資金のおかげで影響が少ない」などとはよほどのバカでも言いません。
ちなみに、足銀破綻による連鎖倒産はもう起きています。
群馬の薬屋しかり、栃木の菓子卸しかり、これからが本格的に影響を受ける時期でしょう。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 11:34 ID:kaU7ADKE
>>582 勘違いしてるバカはどちら?
>>581 は、足銀に入るとか、すぐに入るとか、書いてないでそ。
公的資金が無ければ更に影響が大きいのは明白でそ。
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 13:14 ID:XH1+jLrV
>>583 それじゃあ、
>>581の文体がおかしいよね。
>公的資金のお陰で影響がの少なく済んだ栃木県民
過去形になってるんだから。
とりあえず文章をよく読もうぜ。
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 15:18 ID:kaU7ADKE
>>584 過去形が、どこにかかってるかの読み方次第では...
「公的資金の(投入の)お陰で影響が(既に)少なく済んだ栃木県民」ならば間違い(既に少なく済んだ)
「公的資金の(決定の)お陰で(長期的な)影響が少なく済んだ栃木県民」ならば正解(少なく済む事が既に決定した)
586 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/08 15:37 ID:kaU7ADKE
間接的には、公的資金投入の決定は、既に現在の地域経済に影響しているのでは。
受け皿が資本強化できるから、まともな受け皿が登場して、北拓と北洋の時のように、
法人は消えても、不良債権分離後の健全債務・店舗・行員・業務のうち、多くが継続される可能性は高まった。
仮に102条対象外とされていたら、取引先も行員も、マインド的に既にどん底で、
次の就職先を探したり、現在以上に業務に集中できない筈。
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/09 02:37 ID:1DlFxpAM
破綻処理に伴う公的資金が大量に入るってことは相当の貸し倒れが起きても企業に見切りをつけるってことだぞ。
>>585はそこを基礎から勘違いしてる。
企業淘汰が促進されることになるのに、地元経済に影響が小さいなどとは、無知にもほどがあるぞ。
こういう話が復活してくると金持ちは考えてしまう・・・
「ちょっと2〜3百万株ほど買っておくかな・・・」
やっぱ、余裕がある人ほど儲かるのが株かも・・・
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 00:59 ID:0mLHuHdU
>>585 なんかおかしなこといってるな。
破綻したんだから公的資金で処理されるのは決定も何も法律で決まってるわけだし、
公的資金が投入されるということは企業淘汰が進むということだから、「影響が少ない」ってのは完全な勘違いだろ。
むしろ逆で、「公的資金投入により栃木経済に多大な影響を及ぼす」だろう。
そもそも破綻処理だから公的資金が投入されない、なんてことはありえないんだから、決定も何もないでしょ。
銀行が破綻しても公金で処理しない、なんてことがあると思ってたのかい?
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 17:50 ID:oeOrphmJ
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 18:01 ID:oeOrphmJ
>>587 公的資金投入があれば企業淘汰が促進されるとは、一概に言えないでしょ。
投入先がどこに(一時国有化中の足利、不良債権分離後の機構、受け皿行)
投入されるにせよ、問題は使い方次第。
仮に公的資金投入が無く、自己資本率が低いままならば、それを高めるに
「貸し渋り・貸し剥がし」するしか無い。これが大半の銀行の現状。
公的資金投入で「健全行」になれば不良債権処理が大胆に進められるが、
単なる引き当て増加なら企業淘汰には直結しない。
最終処理(会社更生法や再生法)ならば、直結する。
また過去の公的資金投入(金融再生法など)では、公的資金は不良債権処理
には直接使うことは禁じられている。(りそなの例では怪しいが)
仮に公的資金投入(102条認定)が無く、第二地銀のように普通に破綻した方が、
地元経済への影響は甚大だから、「それよりはマシ」なのは間違いない。
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 18:04 ID:oeOrphmJ
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/10 20:00 ID:0mLHuHdU
なんかこのスレにはキモイ粘着がいるなあ。
書き込みのスタイルがいつも一緒だよ。
論点がどんどんずれていくね。
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/11 12:00 ID:w4IUPEuJ
書き込みは書き込む人の好き好きでそ
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
連続書き込みは止めて欲しいもんだな