米FTC、悪質なポップアップ広告を「スパム」として禁止
米連邦通商委員会(FTC)は、ポップアップ広告を迷惑メールと同様の
「スパム」として制限するよう、米メリーランド州連邦地裁に対して
申し立てを行なっていたことが明らかになった。
今回の措置は、カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く
D Squared Solutions LLC社に対して、FTCが提訴していたことを受けた
結果の措置だ。同社は、ポップアップ広告を防止するソフトウェア販売の
ために、ポップアップ広告を行ない、同社ソフトウェアを購入すれば
「これ以上ポップアップ広告が出るのを防ぐことができる」と宣伝した。
このポップアップ広告は、MicrosoftのWindows Messenger Serviceを
用いたもので、被害が広がっていると指摘されている。設定によっては、
10分に1回程度ポップアップ広告が表示され、また、ポップアップ広告は
画面中央に表示するよう設定されているため、広告ウィンドウを閉じ
なくては作業に支障が出るほどだという。ただし、FTCによれば、ポップ
アップ自体はWindows OSの設定を変えることで防止できるという。
(以下略)
引用先
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/11/11/1081.html FTCリリース
http://www.ftc.gov/opa/2003/11/dsquared.htm 依頼158