米Microsoftは10月9日、Windows Mediaソフトでオンデマンド映画など高度な映像
サービスを提供できるインターネットベースのTV技術を、CATV会社と通信事業者
向けに開発していることを明らかにした。
既報の通り、Microsoft TV部門が提供するこの新しいインターネットプロトコル(IP)
TV技術を、Bell Canadaが北米の通信会社としては初めてテスト導入する。インドの
デリーを本拠とするReliance Infocommも同部門と共同で、同国の高速ネットワークを
利用してIPTVサービスの構築とテストに当たる。
この技術によって通信会社やCATV会社は、双方向ブロードバンドネットワークを
使って新しい加入者向けサービスを提供できる。MicrosoftのIPTVで計画されている
機能には、チャンネルの瞬時切り替え、映像を統合した双方向番組ガイド、標準的
なTVで複数の画面を表示するピクチャー・イン・ピクチャー機能などがある。この
技術は高品位TV、次世代のデジタルビデオ録画、ビデオオンデマンド(VOD)機能をサポートする。
この取り組みはMicrosoft TVの新製品ラインとなるもので、電話回線あるいは
ケーブル回線を介してより効率的にビデオや高度なサービスを送信するために、
ビデオ圧縮技術「Windows Media Series 9」を採用する。この製品は6月に発表された
CATVソフト「Microsoft TV Foundation」とは異なる。TV Foundationは、CATV会社に
IPTVと似た双方向サービス用インフラを提供するが、既存のCATV用ビデオ圧縮規格
「MPEG-2」を使っている。
Microsoftにとって今回のテスト導入は、通信会社へのソフト供給という新しい方向
性を示すものであり、近いうちにさらに多くの契約が結ばれることを示しているのかも
しれない。同社は以前から、双方向TVソフトの開発と販売に取り組んでいたが、
ほとんどうまくいっていなかった。
(以下略。全文はリンク先を)
http://www.zdnet.co.jp/news/0310/10/ne00_iptv.html ◆スレッド作成依頼スレ★06◆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1064164308/428 より