インターネットの利用動向を専門に調査しているネットレイティングス
(本社:東京都港区)は2003年9月25日、8月の月間調査結果を発表した。
それによると、Windowsを攻撃対象にしたコンピュータ・ウイルス「Blaster」
「Sobig」などの被害の影響で、ウイルス対策ソフト企業のWebサイトへの
アクセスが急増したことが明らかになった。
同調査は、8月1日から31日までのWebサイトやバナー広告のユニークな
閲覧者数をカウントした。調査結果では、シマンテックの利用者が対前月
比151%、トレンドマイクロが225%、ネットワークアソシエイツが135%、
ソースネクストが171%と大幅な伸びを示した。
また、今回のウイルスは対策としてWindowsのアップデートが必要と
なったため、マイクロソフトのWindows Updateサイトの利用者も対前月
比155%と急増した。8月に上記5サイトのいずれか一つ以上を利用した人は
1000万人を突破し、利用率で35.4%に達するなど、今回のウイルスが多くの
Windowsユーザーに影響を与えていたことが浮き彫りとなった。
今回の調査結果についてネットレイティングスは、8月に出現した一連の
コンピュータウイルスが全世界で大きな被害をもたらしたことに加え、
マスメディアでも幅広く報道されたことなどの影響が大きかったと分析。
コンピュータ・ウイルス情報が今では「台風情報や冬季のインフルエンザ
情報のように生活に欠かせない警報の一つ」になりつつあるとコメントしている。
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/madat/268437 http://www.netratings.co.jp/ ◆スレッド作成依頼スレ★06◆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1064164308/231 より