「いろいろなレベルのだめな要素が詰まっている」・・・ノキアの携帯ゲーム機に酷評
世界最大の携帯電話機メーカーであるフィンランドのNokiaは10月7日、
大々的な前宣伝を展開してきた携帯電話機能付きモバイルゲーム機「N-Gage」を発売した。
同社はこの製品により、活況を呈する携帯ゲーム機市場に参入して任天堂を追い上げ、
携帯電話販売の世界的な成長鈍化を埋め合わせたい考えだ。
N-Gageに対するコンシューマーやゲームファンの最初の反応はまちまちだ。
「香港市場にとっては対応ゲームがあまりに洋物っぽい」と香港のゲーム雑誌
『GameWatch』の編集長トビ・クウォン氏は語る。同氏はN-Gageに10点満点で6点の評価をつけている。
米国のゲーム関連メディアはもっと辛らつだ。
「ゲームのヘビーユーザーにはあまり受けないだろうし、
N-Gageに注目しているヘビーユーザー向けメディアは見たことがない」と
、『Electronic Gaming Monthly』誌の編集者ダン・“シュー”・スー氏は語る。
同氏は特にゲームのコントロール機能と、ゲームの切り替えが面倒な点をやり玉に挙げている。
「ひどい代物で、いろいろなレベルのだめな要素が詰まっている」(同氏)
http://www.zdnet.co.jp/news/0310/08/xert_nokia.html