松下電器産業(松下)とトレンドマイクロは9月5日、松下のISPサービス
「Panasonic hi−ho(hi−ho)」向けのURLフィルタリング・サービス
「hi−ho有害サイトブロックサービス」を発表した。
9月16日より、hi−hoの会員からで試験モニターを募り、無料でサービス
を提供する。10月16日から月額利用料金200円の正式サービスを始める予定。
「子供に見せたくない有害な情報に触れる機会を減らし、家庭で安心してイ
ンターネットを利用できる環境を提供する」(両社)
トレンドマイクロのISPサービス用URLフィルタリング・ソフト「InterScan
WebManager ホームエディション」をhi−hoが採用し、hi−hoの個人向け
インターネット接続サービス会員に、Webサイトのアクセス制限機能を提供
するもの。
InterScan WebManager ホームエディションはトレンドマイクロが8月25日
に販売開始した製品。「大企業・官公庁向けゲートウェイ型フィルタリング・
ソフト『InterScan WebManager』の技術を継承した」(トレンドマイクロ)。
従来製品と異なり、ISP側のサーバーだけでなく、会員側のパソコンにもソフト
の一部をインストールする。これにより、ユーザー側でのブラウザのプロキシ
設定や、ISP側でのネットワーク構成の変更などが簡素化できるという。
具体的には、会員のパソコン側でフィルタリングをコントロールする「クラ
イアントモジュール」、ISPのサーバー側でURLデータ・ベースを管理する「Lookup
サーバモジュール」、同じくサーバー側でライセンス発行とプログラムのアップ
デートを管理する「Updateサーバモジュール」の3つで構成する。
ユーザー側の対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP。同サービス
ではモジュールのインストール後、hi−hoがサーバー側で規制対象URLのリスト
をアップデートする。このため、利用者がソフトの更新作業に煩わされることは
ないという。
松下電器産業
http://matsushita.co.jp/ Biz Tech
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/inet/265701 依頼スレ671さんくっす