【先端計測分析技術】文科省 早急に着手すべき機器開発領域を設定【概算要求】
文部科学省は,平成16年度のナノテクノロジー関連概算要求の重点事項として
新たに「ナノ計測・ナノ分析・ナノ加工技術と機器の開発普及」に関する
プロジェクトを盛り込む計画であり,ユーザー側研究者のニーズを把握するために
「先端計測分析技術・機器開発に関する検討会」を設置していたが,このほど
検討会の“早急に着手すべき開発領域とその開発戦略”と題する報告書がまとまった。
2003年8月28日に同省研究振興局 研究環境・産業連携課が公開した。
それによると,ナノレベルの研究分野において今後期待する計測分析技術・
機器として3領域を設定した。
(1)ナノレベルの物質構造3次元可視化
(2)ナノレベルの物性・機能の複合計測(マルチプローブ等)
(3)ナノレベルの領域における微量元素の化学結合・分布状態・定量分析(ナノキャラクタリゼーション)
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名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/29 19:33 ID:L0cNfWYs
ナノナノー
(続き)
ナノレベルの物質構造3次元可視化領域は,ナノスケール(nm)における物質の
3次元構造を計測・解析し,イメージング技術などによって可視化すること。
想定する機器の例として三つ挙げている。
・3次元計測(新規X線CT,光電子ホログラフィー,磁気共鳴原子間力顕微鏡,静電気力顕微鏡,超音波原子間力顕微鏡)
・3次元アトムプローブ
・ダメージレス高分解能電子顕微鏡
ナノレベルの物性・機能の複合計測(マルチプローブ等)領域は,ナノスケール(nm)に
おける複数の物性(電気的特性,磁気的特性,熱特性,力学特性など)や機能
(トランジスタ機能,スイッチング機能,メモリ機能など)を一度に多元的に計測すること。
想定する機器の例として,マルチプローブ顕微鏡を挙げている。
ナノレベルの領域における微量元素の化学結合・分布状態・定量分析(ナノ
キャラクタリゼーション)領域は,ナノレベル(nm)の領域に存在する微量元素を
定量分析するとともに,ナノレベルの領域の元素の結合状態および分布状態を解析
すること。想定する機器の例として三つ挙げている。
・ナノSIMS(二次イオン質量分析装置),ナノESCA(X線光電子分光分析装置)
・近接場顕微ラマン分光,IR(赤外)分光
・多光子共鳴イオン化質量分析計
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名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/29 19:33 ID:L0cNfWYs
ナノナノナノー
報告書に記載している領域はすでに設定済みであるが,想定する機器に関しては
あくまで例であり報告書に記載している機器や要素技術以外の提案も受け付ける。
今後文部科学省では具体的なプロジェクト実現に当たり,(1)機器開発に当たっての
産官学連携のあり方,(2)中小企業,研究開発型ベンチャーの活用方策---について引き続き検討していく。
なお,今回の報告書では,(1)ナノテクノロジー・材料のほかに,(2)ライフサイエンス,
(3)情報通信,(4)環境---の4分野全体についての計測分析技術・機器領域を設定
している,ナノレベル領域以外では以下の6領域を設定した。
(1)生体内・細胞内の生体高分子の高分解能動態解析(原子・分子レベル,局所,3次元解析)
(2)単一細胞内の生体高分子,遺伝子,金属元素等全物質の定量的,網羅的分析
(3)実験小動物の生体内の代謝の個体レベルでの無・低侵襲的解析,可視化
(4)人体内の臓器,病態などの無・低侵襲,リアルタイム3次元観察,及び人対中の物質の無・低侵襲定量分析
(5)極微少量環境物質(大気浮遊粒子1粒子等)の直接・多元素・多成分同時計測
(6)生体及び環境試料の超微量物質(ppbレベル)の化学形態別分析(神保 進一)
http://nano.nikkeibp.co.jp/members/NEWS/20030829/10585/index.shtmlタソ
# ノオベル賞効果である。
# この件のプレ発表がこの板かN速+にスレ立つてをつた気がしるが見つからず。
# 挙げられた各機器は原理的には既にあるものばかりで新奇性はないものの、
ナノテクは世界的にブウムなのでここへの投資は商売として悪くないとオモータがや。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
バカ野郎!!!!!
もっとも早急に着手して予算ガンガン使うべきものは!!!
ロボット工学と人工頭脳研究だろがおらーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
ふざけんなおらーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!