ダイレクトメールの業界団体Direct Marketing Association(DMA)は8月22日、
米連邦捜査局(FBI)と協力してスパム業者の摘発に当たるプロジェクト
「Operation Slam Spam」を立ち上げる計画を明らかにした。これには加盟各社が
今後も正規の広告メールの送信を続けられるようにする一助とする狙いもある。
DMAはここ数週間で、インターネットサービスプロバイダー(ISP)やソフト
メーカー、マーケティング業者向けに、このプロジェクトに参加して加入金6万
5000ドルを寄付するよう呼び掛ける書簡を送っている。
DMAの広報・国際担当ディレクター、ルイス・マストリア氏によれば、この
取り組みと参加企業については9月か10月に正式発表を予定している。「スパム
業者は消費者の電子メールに損害を与えているだけでなく、マーケティング業界
にも損害を与えている。両者とも失うものは甚大だ。われわれはスパム業者摘発
に向け、高度なレベルでFBIと協力する」と同氏。
具体的にどのような形でDMAがFBIのNational White Collar Crime Centerに
協力するのかについては、同氏は明らかにしていない。しかしおおまかにいうと、
DMAはハイテクを用いて悪徳電子メール業者特定のための基本的な作業を行い、
その情報をFBIに引き渡す。
http://www.zdnet.co.jp/news/0308/23/nebt_07.html http://zdnet.com.com/2100-1105_2-5067369.html(原文)
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