東京電力は21日、福島県の福島第一原子力発電所などで「水素爆発事故があった」
とする内部告発を受けて行った社内調査の結果を公表した。
同社の「企業倫理相談窓口」に「東電は2001年11月に中部電力の浜岡原子力発電所
で発生した水素爆発による配管破断事故と同種の現象を隠している」との匿名の告発
文が届いたのは今年6月。
東電は社内調査によって、1993年から97年までの間、配管内に溜まった水素と酸素
が急速な燃焼反応を起こすことによるトラブルが福島第一、福島第二、新潟県の柏崎
刈羽原発で合計8件起きていたことを確認した。トラブルはいずれも、蒸気圧力等を計
測するために大口径配管から分岐している小口径配管につながる計測装置等が損傷し、
修理・取り替えを行ったというもの。
これらの作業は通常の保守範囲内で対応できるものであり、当時、法令・通達に基
づく報告・通報義務の対象外であったことから、1件を除き対外的な報告・通報はして
いないという。以上のことから、東電は「事故隠し」との指摘は当たらず、「法令遵守
や企業倫理の観点から不適切な点はなかった」と結論付けている。
東電はこうした内部告発に関して、今後も事実関係を慎重に調査し、公表していく考
えという。
Biz Tech
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/eco/263014 関連スレ
【電力】東電、長期間休止火力発電所すべての運転再開【ケツに火】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1056896981/l10 依頼スレ370さんくす