携帯電話でメールやインターネットを利用する際の「パケット通信」の高額な料金
を、使った覚えがないのに請求されるケースが増えている。ネットトラブル問題の
専門家の間では「システムの死角を突いて不正に作られた『クローン携帯』が原因
ではないか」との見方が強まっている。
(中略)
しかし、インターネット通信のトラブル相談をしているNPO(特定非営利活動)
法人「日本情報保全協会」(大阪市)の木村耕一郎理事は、こうした身に覚えの
ないパケット通信は「クローン携帯の仕業である可能性が高い」と指摘する。
(中略)
こうした指摘に対し、J−フォンの技術担当者は「一般の人がクローン携帯を作る
のは不可能」と断言する。情報を空の携帯にコピーするには、専用の機械から
社内のシステムに接続する必要があり、仮に社内の人間が作ろうとしても、
同じ番号を二台に与える「二重登録」はできないシステムになっているという。
無線専門誌が「NTTドコモの特定の機種でクローン携帯を作った」との体験談を
紹介したこともあるが、NTTドコモも「絶対にあり得ない」と完全否定している。
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※引用元配信記事:
ttp://www.chunichi.co.jp/00/sya/20030810/mng_____sya_____002.shtml