【企業/監査】社内不正の調査代行、監査法人が企業から請け負い

　企業からの依頼で社内の不正や違法行為を調査する
サービスを、大手監査法人のＫＰＭＧグループが今月
から始めた。雪印食品の牛肉偽装事件や三菱自動車の
リコール隠しなど不正発覚で企業の屋台骨が大きく
揺らぐ事例が増える中、企業側の需要は高いと判断。
元刑事２人を採用し、調査に加え、防止の体制づくり
や裁判の準備まで、一括して請け負う。
　不正調査の代行サービスは、企業が不祥事発覚で
受けるリスクを極力減らそうとする発想で生まれ、
米国では監査法人などが手がけているが、日本では
まだ珍しい。
　ＫＰＭＧグループでは、系列の「あずさ監査法人」の
全額出資子会社「ＫＰＭＧエフエーエス」に、不正調査
専門の部署を設置した。警察出身の元捜査官や公認会計
士が関係者からの聞き取り、社内調査、財務情報の分析
などにあたる。
　調査対象は横領や経理操作、社内の不正隠しのほか、
企業内ネットワークへの侵入などハイテクを使った不正
行為なども扱う。官公庁からも依頼があれば受ける。
　調査に当たる元刑事の高木宏壽さん（４２）は「不正
を見逃せば結局は企業の命取りになりかねない。不正を
暴くだけでなく、対策や防止策づくりも伝授したい」と
話している。
（朝日）
以下、参照。
http://www.asahi.com/business/update/0721/013.html

生脱ぎ　http://www.freepe.com/ii.cgi?furima0323

日経も朝日もやれ

監査する人を管理するのを監視するのは誰がするのさ。


　　　　　　　　　　　　と、映画のせりふをぱくってみる。

この記事は、内部監査のアウトソージングに関する記事です。
各企業が自前で内部監査部門を設けずに、監査法人等に代替機能を
委ねるもので、日本、米国の開示規制の強化に伴い内部統制の重視
が課題となる中、今後広がりを見せてくるものと思われます。
ただ、内部監査と公認会計士監査、そして監査役監査の三様監査が
連携するのは良いとしても、各々の有する機能の分化に努めなくては
ならないと言えましょう。

>>5
訂正。
アウトソーシング(outsourcing)

鳥取の県議会が聞くと「何をバカな」って感じですかね。

守秘義務の履行がｼｯｶﾘ出来るかどうかが問題。
上場企業なら株価への影響が出るからね。
企業統治の形すらも変えかねないので、ちょと興味深々。

ま、社会保険の算定で民間に情報が流れるぐらいだからいいかもしれませんね。

で、監査法人の不正は誰が監査？

これ自体が悪いことだとは思わんが、企業以前に議員の不正捜査をもっと
徹底的にやってくれんものか。