【統計】鉄鋼輸出額の4倍 − 米国の日本アニメ関連ビジネス【コンテンツ育成がカギ】

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1弦之丞φ ★
米国での日本製アニメーション関連ビジネスの市場規模は02年に43億5911万ドル(約5200億円)で、
日本から米国への鉄鋼輸出額の4倍――。日本貿易振興会(ジェトロ)が、そんな調査をまとめた。
「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を獲得するなど、今後も日本アニメの「市場拡大」が続きそうだ。
市場規模の内訳は、ぬいぐるみやゲームといったキャラクター商品のライセンス料収入(テレビの放映権料を含む)が
39億3700万ドル▽ビデオやDVDソフトの売り上げが4億1400万ドル
▽映画の興行収入が811万ドル。
関連市場も広がり、日本のアニメにちなんだファン主催のイベントが02年には18回開かれ、
参加者数は10万人を突破。参加料総額だけで354万9千ドルに達したという。
ジェトロ産業情報課は「米国での日本アニメの放送は90年代前半は13作品だったが、
00年代に入り新たに40作品以上が放送された。今後も市場が伸びるのは間違いない」とみる。
政府の知的財産戦略本部も今月、映画など「コンテンツ産業」の海外進出支援を盛り込んだ
知的財産推進計画を決定。特に国際競争力のあるアニメが注目されている。
http://www.asahi.com/business/update/0720/004.html