携帯ゲーム機市場に続々参入・・・「Zodiac」10月にも登場
ゲーム機の新興企業米Tapwaveは7月29日、従来「Helix」のコードネームで呼ばれていた同社初のPDAの正式名称が「Zodiac」となり、
メモリ32Mバイトのモデルは299ドル、128Mバイトのモデルは399ドルで発売すると明らかにした。
同社マーケティング担当上級副社長バイロン・コネル氏によると、Zodiacは9月中旬から同社のWebサイトで注文の受付を開始し、
10月までに提供開始できる見通し。来年には小売店でも発売するという。
同社によれば、Zodiacは10代後半から30代前半の年齢層がターゲットとなるが、中心的なユーザーは20代になると見ている。
このデバイスはPalm OSのバージョン5.2を搭載し、電子手帳機能、PCと同期化できる機能を備える。
しかし基本的には携帯ゲーム機としての利用を想定しており、ジョイスティックと解像度320×480ピクセルのカラー液晶を搭載。
Bluetoothを利用してマルチプレイヤーゲームに参加することもできる。プ
レイできるゲームは、PDA版の「Neverwinter Nights」「Doom II」など。
Tapwaveは任天堂のゲームボーイが長年独占してきた携帯ゲーム機の市場で競合することになる。
この市場には、ソニーが「PlayStation Portable」(PSP)で参入する計画を発表している(5月14日の記事参照)ほか、
帯電話大手のNokiaも数カ月以内に「N-Gage」を投入する構えだ。
http://www.zdnet.co.jp/news/0307/31/nebt_07.html