成田空港を運営する新東京国際空港公団は27日、イラク戦争に伴う海外旅行客の
減少で空港の月収が10億―13億円減るとの試算を発表した。現在の月収は140億円
程度で、1割近い減収となる。戦争で航空会社の経営は軒並み悪化しているが、
影響は空港にまで及んできた。公団は管理費などコスト削減で減収分を穴埋めする。
公団の主な収入源は旅行客から徴収する施設使用料と航空会社から徴収する着陸料。
開戦によって旅行客が減り、施設使用料が低迷。航空各社が相次いで減便を検討
しており、着陸料も減収が避けられないという。
公団は2004年4月に株式会社に転換する予定で、2003年度からは政府補助が
打ち切られる。黒野匡彦総裁は27日の記者会見で「厳しい状況だがコスト削減で
対応したい」と述べ、増収を目的とした施設使用料や着陸料の値上げについては
完全否定した。
以上引用。
引用元:
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030327AT1F2701127032003.html 料金値上げしないところは評価したいです。