【経済】＜ファンケル＞次期社長にローソン・藤原会長が内定

　無添加化粧品大手のファンケルは１９日、藤原謙次・ローソン
会長（５６）を次期社長に内定したと発表した。３月１日に顧問
となり、社長就任は６月１５日。藤原氏はローソン会長を今月２８
日に退任、ローソンの会長職は当面空席となる。

　藤原氏はダイエー出身。食品部門など主に営業畑を歩み、９４年
から０２年まで、ダイエー系列だったローソンの社長として、
株式上場や不採算店舗の大量閉鎖などに取り組んだ。ローソンの
三菱商事傘下入り後に社長を退き会長に就いていた。

　一方、本業強化を急ぐ古巣のダイエーは、営業統括だった専務
が今月末に退任する方向で、現在、高木邦夫社長が営業の責任者
を兼務している。関係者によると、営業に精通した藤原氏の復帰
も一時検討されたが、藤原氏が固辞したという。【増田博樹】

◆藤原謙次氏（ふじわら・けんじ）

　６９年長崎大経卒、主婦の店ダイエー（現ダイエー）入社。
９３年取締役。９４年ダイエーコンビニエンスシステムズ（現
ローソン）社長、０２年５月から会長。長崎県出身、５６歳。
（池森賢二社長は代表権のある会長に）（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030220-00000029-mai-bus_all

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