【医療】米国厚生省がネット上で医療ミスに関する事例報告会

　米国厚生省（HHS）の下部組織であるAgency for Healthcare Research and Quality(AHRQ;医療分野の
研究と質向上を支援する部門)は２月12日、医療ミスに関するネット上事例報告会「AHRQ WebM&M」を
開始したことを公表した。医療ミスに関する経験を、特定の医師やスタッフの間違いを責めることなく
報告しあう場を広く提供することで、同様なミスの予防につなげ、医療の安全性を高めるのが狙い。
こうした報告会を個々の病院ごとに実施する例は既にあるが、ネット上で行うことで、全米のみならず、
国際的に経験とそれに対する意見などを交換できる点が特徴。

　WebM&Mでは毎月、内科、外科・麻酔科、産婦人科、小児科とその他の分野からそれぞれ一つずつ、
医療ミスに関する事例を合わせて５例紹介する。個々の事例について、専門家がその背景となった
システム上の問題などについてコメントをする。また、そのうち一つの事例を「スポットライト・ケース」
として取り上げ、それに関する読者調査やクイズなどを行う。

　医療の安全性に関する分野に詳しく、WebM&Mの顧問である医師のLucian Leape氏は、同ウェブサイトは、
医師が患者の安全性について学び、改善につなげることができる理想的なツールだとしている。

　なおここで紹介する事例は、医療ミスになる直前で未然に防ぐことができた“ニアミス”例と、患者に
永久的な危害を加えたミスではないものに限っている。

　同ウェブサイトの編集は、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の編集グループが担当している。
詳しくは、AHRQによるニュース・リリース、または、AHRQ WebM&Mhttp://webmm.ahrq.gov/まで。

MedWave http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/231217ia 要登録（無料）

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人少ないな･･･

血液型を間違えて輸血しちゃった、とか
間違えて消毒薬を点滴しちゃった、とか言うのもありか？

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>なおここで紹介する事例は、医療ミスになる直前で未然に防ぐことができた“ニアミス”例と、患者に
>永久的な危害を加えたミスではないものに限っている。