コンビニエンスストア大手のシーアンドエスは12日、2004年2月期に450店を
閉店すると発表した。新規出店数は400にとどまり、期末店舗数が初の純減に転ずる。
同社はまた、2003年2月期の業績予想を下方修正した。
来期も一段の競争激化が見込まれるため、不採算店の閉鎖を急ぐ。
チェーン別の内訳はサークルケイ・ジャパンが手掛ける「サークルケイ」が
出店200に対し閉店250、サンクスアンドアソシエイツの「サンクス」が
出店200、閉店200。来期末の総店舗数は約4900の見込みだ。
下方修正した今期の業績見通しは、売上高が当初予想比0.2%減の1572億円、
最終利益が同6.5%減の115億円。来期については売上高が1535億円、
経常利益が188億円、最終利益が78億円と、減収減益の見通しを示した。
サークルケイは地盤とする愛知県に最大手セブン―イレブン・ジャパンが
出店攻勢をかけることなどから収益を圧迫される公算が大きい。
サンクスは酒類を扱う店が多いため、酒販免許の規制緩和から競争が厳しくなりそう。
引用元
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030212AT1D1206H12022003.html