「銀行税訴訟」東京都が1審に続き「敗訴」-石原知事、上告を表明
東京 1月30日(ブルームバーグ):
東京都が導入した「外形標準課税」を違法として、都銀など17行が都や
石原慎太郎知事を相手取り、納税済みの法人事業税、約1629億円の
返還などを求めていた訴訟の控訴審判決が30日午後あり、東京高等
裁判所(森脇勝裁判長)は都に税金の払い戻しなどを命じる判決を言い
渡した。
都は1審に続き2審でも敗訴したことになる。
石原知事は同日夕、この判決を不服として、上告する方針を明らかにした。
判決では、この条例は「地方税法に違反している」などとして、銀行が
条例に基づいてすでに都に支払っている1629億円(2000年分が724億3800万円、
2001年度分は904億4000万円)を返還するよう命じた。
しかし、銀行側が1審から求めていた条例自体の無効確認と賠償請求は
認められなかった。
(以上記事引用)
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