名古屋鉄道は全国に230社ある子会社を整理、再編し、
3年間で40社程度減らす方向で最終調整していることが22日、明らかになった。
本業の鉄道以外の不動産やレジャー事業の不振で落ち込むグループ企業を再建するためで、
4月から実施する3カ年の中期経営計画の柱にする。
まず観光バスやトラックの運輸部門、ホテルなどのレジャー・サービス部門を中心に不採算会社を合理化する。
さらに営業地盤である東海地方を固めるため、東北や北陸地方の観光バスやトラックなどの会社を見直す。
このほか経営計画には「日本ライン観光」(岐阜県美濃加茂市)の解散や
「岐阜ルネッサンスホテル」を経営する「長良川メッセホテル開発」からの撤退も盛り込む。
名鉄は「1年間配当を見送っても、グループ企業を見直す」(役員)との考えで経営計画を進める。
名鉄は2000年4月からの3カ年計画で今年3月期決算(連結)では純利益100億円を目指したが、
10億円しか見込めない事態になっている。
昨年9月の中間決算では、55億円の純損失を出し上場以来初めて中間配当を見送った。
http://www.sankei.co.jp/news/030122/0122kei127.htm (。・_・。)ノ<名鉄さん、大事なものを見失わぬよう気を付けてください。