厚労省の介護給付費分科会、介護報酬は全体として引き下げる

厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会は12月９日、2003年４月に予定して
いる介護報酬改定の基本的な方針である「介護報酬見直しの考え方」をまとめた。全
体としては、「近年の賃金・物価の下落傾向、介護保険施行後の介護事業者の経営実
態を踏まえ、保険料の上昇幅をできる限り抑制する方向で、適正なものとする」と、
基本的には介護報酬を下げる方針が決まった。ただし、居宅介護支援（ケアマネジメ
ント）、訪問介護や通所サービス、痴呆対応型共同生活介護（グループホーム）など
の一部については引き上げ、サービスの質の向上につなげたい考えだ。

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/a005/221374

☆大量の新規雇用を期待された介護保険も行政の行き当たりばったり改定で
　未来にない既存保険制度に成り下がってしまいますた。省庁利益はちゃんと
　守られているようですが介護保険施行から皆さんの周りではビジネスとして
　波及効果はありましたか？

ヽ（･∀･）ノ ｳﾝｺｰ

導入時点で引き下げる形式だったとしか思えないな。
（というか、支出抑える決定出して
　なんで収入元の保険料率を引き下げるのだろうか？
　10.9→10.6だっけ？）

ああ、10.9→10.7だけど
ボーナスからもとっていくんだね。

その地域にお客が10人（1週間に2回出向く程度）ぐらいしかいなくても
ヘルパー派遣事務所には責任者を常駐させなくちゃいけないとかいう
田舎を無視した規制はなくしてもらいたいと、

　　　　　　　　ＮＰＯや業者、ボランティアの悲鳴を聞きますな。

オレ以外カキコなしか…　まあいいや。馬鹿に食い物にされる補助金の例
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030120-00000115-mai-soci

＜補助金打ち切り＞天下り先施設には２９億円継続　厚労省
　地域で生活する障害者を支援する事業の補助金を打ち切ることを決めた厚生労働省が、役員に同省ＯＢが
天下っている知的障害者入所施設「国立コロニーのぞみの園」（群馬県高崎市）には、０３年度予算案で
ほぼ例年並みの約２９億円の補助金を計上していたことが分かった。国立コロニーは役職員の高給などが
問題視されており、障害者団体は「障害者支援費制度ではホームヘルプサービスの利用時間に『上限』を
設けようとしているのに、天下り先への補助金に手をつけないのは納得できない」と批判している。

　特殊法人の国立コロニーは国の整理合理化計画に基づき、今年１０月に独立行政法人化される。同省は
これまで、各入所施設と同様に支給していた措置費（約１６億円）に上乗せして、年約３０億円の補助金を
国立コロニーに出してきた。措置費が支援費に変わる０３年度予算案にも、支援費に上乗せして補助金と
独法化後の運営交付金分計２８億５０００万円を計上した。

　続き

　国立コロニーの理事長は歴代、旧厚生省ＯＢが天下っており、現在の年収は１５７０万円、２人いる理事
（現在は１人が同省ＯＢ）は１３８０万円。同省からの出向者もいる職員の給与も高く、同省が一般の
社会福祉法人施設の財務状況（９９年度）を比較した資料によると、１人当たりの人件費は１１７０万円で、
社会福祉法人施設の５２３万円の約２倍。
　運営面も（１）全国の施設で入所者に地域で暮らしてもらう取り組みが行われている中で、国立コロニー
入所者の地域移行率は低い（２）入所者の入浴は原則週３回の日中に限るなど、サービスが画一化している
――などが指摘されている。
　独法化に向けた検討委員会の中で、複数の委員が「民間の取り組みの方が進んでおり、国立コロニーに
期待するところはない」との意見を出し、コロニー側も「取り組みが遅れているのは事実」と認めている。
　厚労省障害保健福祉部は「（予算計上は）施設運営に必要と判断した。コロニーの今後のあり方については、
検討委員会の意見を聞いていきたい」と話している。

やっぱ、カキコないな。個人的に整理スレにしとこう。
ttp://www.asahi.com/national/update/0120/031.html
訪問介護の報酬２．３％引き上げ　事業者への新単価諮問
　坂口厚生労働相は２０日、介護保険からサービス事業者に支払われる介護報酬の新単価をまとめ、社会保障審議会に
諮問した。特別養護老人ホームと老人保健施設はともに報酬を平均４．２％引き下げる一方で、在宅生活支援の柱と
なる訪問介護は平均２．３％引き上げて手厚くする。介護報酬全体で２．３％のマイナス改定。近く答申を受け今年
４月から改定される。
　介護報酬の改定は００年４月の制度創設以来、初めて。改定は、賃金・物価の下落や各サービス別の事業者の経営実態
などのデータをふまえ、「在宅重視」「自立支援」という流れを後押しする狙いがある。

　家事援助（新単価では生活援助）は全体で２６％引き上げる。１時間未満で比べると、現行１５３０円が２０８０円となる。
身体介護は横ばいだ。

　居宅サービス計画（ケアプラン）を作るケアマネジャーは、要介護度別の報酬を一本化。赤字事業者が多いことをふまえ、
全体で１７％報酬を引き上げて月８５００円とした。痴呆（ちほう）介護の切り札とされるグループホームは、１日７１０円の
夜間ケア加算を新設する。ただし、サービスの質の評価結果を公開することが加算の要件。これを含めて報酬を２．７％上積みする。
　いわゆる「介護タクシー」は乗降車時の介助１回につき１千円の報酬を新設した。介護認定で「要支援」とされた人は対象外と
する。ほかに通所介護は３％、通所リハビリは３．８％、短期入所生活介護（ショートステイ）は３．３％それぞれ引き下げる。
　特別養護老人ホームなど施設の介護報酬は全体で４％引き下げる。介護療養型医療施設は全体で３．２％の引き下げとなる。


　そういや、病院へ行くタクシーは保険対象になるけど、病院から帰るタクシーは保険対象じゃないとかばかばかしい理論で
争ってた裁判があったな。

医療報酬は下げないくせに、こういうところは下げるのね。。。

洩れは施設方面じゃないと、よくわからんのだなｗ。
でも、こういう資料があるのは知っている。

ここの24ページ目。go.jpの資料だよ〜
ちょっと怖いぞ、今後20年間。
洩れたちなんか、ずっと辛抱して生きるしかないんかな。。。。
http://www.mlit.go.jp/pri/seika/PDF/kkk3.pdf

同じく28ページ目。
思わず声をあげてしまう所ですた。。。。


一体誰がこんなに貯め込んでいるというのだ？？？

▼厚生省関係審議会議事録等

社会保障審議会　介護給付費分科会
http://www.mhlw.go.jp/shingi/hosho.html#kaigo

●第１７回資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1209-4.html
１． 議事次第
　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1209-4a.html
２． 介護報酬見直しの考え方
　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1209-4b.html
３． 資料１（第１５回資料２・第１６回資料１をもとに作成）
・ 制度等に関して介護給付費分科会で指摘のあった事項
　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1209-4c.html

第１７回の議事録は、まだ公開されていません。

・第１６回議事録　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/txt/s1118-1.txt
・第１８回開催について　http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/01/s0120-1.html

図書館行くと、年金について語ったおなじ本でも、重版があったりするものだが、
平成10年と平成12年で、将来の保険料負担と、必要額が2倍以上数字が違っているのに
大変戸惑った思いがある。

　　　　社会保険と商法は、1年前の本でも参考にならんとこがきつい。

関連スレ

【高齢者】とうとう老人輸出？フィリピン大統領、受け入れ表明
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1042826371/

ttp://www.asahi.com/politics/update/0121/006.html
改定介護保険料、４０〜６４歳は月額平均３０４３円に

　４０歳から６４歳までが払う介護保険料（２号保険料、労使折半）は、０３年度に１人月額平均３０４３円に
上がる見込みとなり、厚生労働省は２０日、社会保障審議会に報告した。２号保険料は介護費用の伸びを見込んで
毎年改定され、加入する医療保険の保険料に上乗せ徴収される。００年度の平均は２６２９円、０１年度は
２７０２円、０２年度は２９１８円だった。
　サラリーマンなど給与所得者は事業主が原則２分の１を負担し、自営業者など国民健康保険の加入者も国費で
２分の１がまかなわれるので、個人が払う額は平均でこの半額程度。収入や加入する医療保険によって、
保険料に差がつく。

(06:48)
　　ちなみに政管健保のばあい、基本給×10.7％×1/2です。

村上被告の公判が結審　ＫＳＤ汚職事件
ttp://www.asahi.com/national/update/0121/039.html
　ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団（ＫＳＤ）側から７２８８万円のわいろを
受け取ったとして、受託収賄罪に問われた元労相で元参院議員の村上正邦被告（７０）
の公判が２１日、東京地裁で結審した。元労相は最終意見陳述で「無罪判決により、
いわれなきそしりを払拭（ふっしょく）しない限り、私は死んでも死にきれない」と
述べ、改めて無罪を主張した。検察側は懲役３年６カ月、追徴金７２８８万円を求刑
しており、判決は５月２０日午前１０時に言い渡される。
　受託収賄罪が成立するのに必要な請託について検察側は、ＫＳＤが元労相に「もの
つくり大学」の設置に有利な国会質問をしてもらおうと頼んだと主張しているが、
元労相側は、ＫＳＤ側からそのような依頼はなかったとし、「当時陳情を受けたのは
外国人研修生の滞在期間延長問題だ」と述べた。(19:18)