受験シーズンを控え、県の郷土指定工芸品の漆だるまをつくる小浜市福谷の「ツカモト民芸センター」は人気の「合格だるま」づくりに追われている。
漆を特殊な樹脂で固め、それをこぶし大ぐらいの大きさに砕いたものを台形に削り、赤や緑、黄などの色でだるまの顔を描き、下に合格と書いている。
民芸センターの柄本忠彦さん(55)さん、直江さん(44)さん夫妻が一つ一つ丁寧に作り上げている。
漆を樹脂で固めるのに、1、2カ月かかる。顔は日本画家でもある忠彦さんが描くため、大量生産はできない。
合格だるまはその形から「転ばない」のが特長だ。毎年9月ごろから問い合わせが増え始め、1、2月に注文が集中するという。
もともとなじみの客から「受験がある子どものために作って」と頼まれて作り始めた。
口コミで広まり、雑誌やテレビで取り上げられるようになってから全国から注文が来るようになり、1シーズンで300個以上作っている。
合格だるまのうち一つの「代表だるま」を近くの神宮寺に預け、毎日祈祷(きとう)してもらっているという。
価格は置物が1,000円から6,000円。キーホルダーは850円。
問い合わせは同センター(連絡先はソース参照)へ。
−ソース−
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=2411 (*ノ゚ー゚)ノ 日本の文化を担う伝統工芸のお話、結構好きだったりします。転職用にひとつ買おうかな?