【北京=藤賀三雄】中国政府は中国人民銀行(中央銀行)から、銀行の監督
管理部門を分離する方針を固めた。金融システムの安定化に向け中央銀行の
機能を再編し、商業銀行の不良債権処理の加速や自己資本比率の改善などを
促す。世界貿易機関(WTO)加盟で金融分野の市場開放が進むのに対応し、
金融政策の透明性を高める狙いもある。
中国共産党と国務院(政府)は、20日から3日間にわたって全国金融工作
会議を開き、胡錦濤体制での金融政策を決定する方針だ。銀行の監督強化は
その柱となる。
(日経、藤賀三雄氏署名記事)
以下、参照。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20030116d2m1601p16.html