軽自動車メーカー2社が相次いで低公害の軽自動車を実用化する。
スズキは軽自動車では初めてとなるハイブリッド車を22日発売する
ほか、ダイハツ工業は開発中の燃料電池車について、軽自動車初の
公道走行実験の国土交通省の大臣認定を取得した。低燃費が売り物
の軽自動車でも、今後は低公害車の開発競争が進みそうだ。
スズキは、電気モーターとガソリンエンジンを組み合わせたハイブリッド
システムを独自に開発し、軽自動車にも搭載できるよう小型化した。
昨年の東京モーターショーに出品したコンセプトカーをもとにした2人乗り
で、機動性が特徴だ。同タイプのガソリンエンジン車も合わせて発売する。
ダイハツの燃料電池車は、「ムーヴ」をベースに、CVT(無段変速機)を
採用し、モーターを小型化した。心臓部の燃料電池は親会社のトヨタ自動車
製を使い、4人乗りで、最高速度は時速105キロで、1回の水素充てんで
120キロ走れる。
引用元
http://www.yomiuri.co.jp/02/20030116ib04.htm