双眼鏡マニアにも、いわゆる万年ビギナーが多数存在しますが
そのビギナーが抱えやすい慢性疾患に「広角病」があります。
万年ビギナーの圧倒的支持を受けるアルティマ8x32
上級者のサブ機種として名高い、ニコン10x25HG
を比較すれば、一目瞭然。
HGの広い良像範囲と比べると、EUは狭く
視野周辺部は気分が悪くなるほどの酷い収差が残り、コントラストも低下
上級者にとっては、耐え難い苦痛となります。
上級者が重視するのは、いわゆる「ヌケ」・・・コントラスト・SN比
シャープネス、そして良像範囲と周辺収差。見掛視野は50度で充分。
自称「双眼狂」の、万年初心者にだけはならないようにするべきですね・