知らない板へ一人旅ｽﾚ

ﾎﾞｸを野鳥大好き人間にしてみませんか？

野鳥の思い出と言えば、まだｵﾚが小学生の夏休みの事でした。
子供心に「朝は小鳥の囀りで目覚めたい」とか思いまして
米粒を入れた小鉢をベランダに置いて野鳥を呼ぼうと企んだのです。
すると、次の日には雀が夜明けと同時にベランダに来てるではありませんか。
ｵﾚは正直、嬉しい思いをした事を覚えています。

しかし次の日には、この企みが失敗であった事を思い知らされました。
なぜならﾍﾞﾗﾝﾀﾞには30匹以上の雀が終結していたからです。
ﾏｼﾞうるさすぎです。
その日以降、ｴｻは片付けましたが、雀の数は一向に減りません。
奴等は毎朝毎朝ｴｻをくれとばかりに鳴き続けました。

負けを悟ったｵﾚは、2階のﾍﾞﾗﾝﾀﾞにｴｻを置くのではなく
庭に奴等をおびき寄せる戦法を取りました。
これは効果覿面でした。
ごく一部の雀を除いて、ほとんどの雀がｵﾚの罠にはまり
庭でｴｻを貪るようになりました。

ｵﾚが小鳥の囀りで目覚めたいと思った理由はただ一つでした。
朝のラジオ体操に間に合うように、鳥の囀りで起こして欲しかっただけです。
でも奴等は朝の5時前からﾍﾞﾗﾝﾀﾞに終結するんです。
壊れた目覚まし時計に用はありません。
だからｵﾚは必死に庭へ米粒を撒きました。
もうﾍﾞﾗﾝﾀﾞには来ないで下さいとばかりに、毎日撒きました。

それが功を奏して、いつしかﾍﾞﾗﾝﾀﾞには一羽の雀も居なくなりました。
2週間も過ぎた頃には、階下で鳴く雀の囀りも
さほど気にはならなくなりました。
こうしてｵﾚの朝の安眠は確保されたかのように思え始めたのです。
確かにその時は、そう思えたのです･･･

今でもﾊｯｷﾘ覚えています。
8月15日のお盆の絵日記にしっかりと書きました。
『ｵﾚの家の前の電線に、100匹近い雀が止まっている絵を』書きました。
里帰りしてきた叔母さんは『ｺﾚは何かの祟りだ』と騒ぎました。
ｵﾚの親も『やはりそうかな？』と神妙な顔つきで返事をしていました。

今だから笑いながら懐かしんで書いてますが
その当時はｸｽﾘとも笑えませんでしたよ。
朝から晩まで奴等は鳴くんです。
ラジオ体操を終えて帰ってきても、ろくに寝てられません。
うるさいから。
早起きして眠いからと言って、おちおち昼寝も出来ません。
うるさいから。

ｵﾚの野鳥との触れ合いはｺﾚっきりです。
一家を巻き込んだ鳥騒動は、秋を迎える頃には終わりました。
あれほど居た鳥達が、嘘のようにどっかに行っちゃいました。
こうしてｵﾚの平和な日常が戻ったのです。

一言で言えば『鳥ｺｴｰ』ってのがｵﾚの鳥に対する印象です

そんなｵﾚが鳥を大好きになる為のｽﾚ

(φ ?B)
Ш
(φ ?B)
∪
（φ　?B）
Ш
（φ　▽）
Ш

へー