□怪我した鳥を見つけたら(一時的な応急処置)
#その後に病院で見せることが大前提です。それまでの応急処置
・保温する。新聞紙などを細く切って揉んでその中に入れてやるなど。
ホカロンは酸欠になるので不可。とにかく体温が逃げないようにする。
濡れている場合には、とりあえず乾かす(ドライヤーは駄目。細切り
新聞紙に埋めてやれば、そのうち乾くので、しばらくして換えてやる等)。
・暗くする。野生の鳥は人間見るだけでストレスがかかる。暖めるために
明るい部屋にそのまま置いておくのは不可。大きな音も。真っ暗にして
やると、無駄に動かなくなり、落ち着きます(鳥かごは暴れた場合に怪我
しやすいので、布などで覆うか、段ボールに多少穴を開けて入れる)。
・水を与える(薄い砂糖水でも可)。水分補給は大事なので、嘴のスキマ
に垂らすようにして、少しずつ与える。自力で飲めそうなら、小さな器に
入れてとりあえず箱などと一緒に入れておく。
・餌を与える必要がある場合には、九官鳥の餌として売っているものを
水で充分ふやかした上で与える。そこそこ万能(ただ、これだけで飼うのは
栄養の偏りが大きいので、本当に一時的な措置として)。イモムシなどが
捕まえられるなら、それでも可(毛虫不可)。肉食性の鳥の場合には、
鳥のササミなどを与える。
・どちらにせよ、飼うこと前提でやらずに、とにかく市町村の保護センター
などに連絡して、そちらで指示もしくは処置をしてもらうようにすること。