鳥関連ニュース@鳥板

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82名無しさん@お腹いっぱい。
ベニアジサシ、沖縄-オーストラリア間6000キロ往来/環境省が初確認

 環境省が準絶滅危ぐ種に指定しているベニアジサシが、越冬先のオーストラリアから
沖縄本島周辺に飛来していることがこのほど同省が実施した鳥類標識調査で分かった。
今年1月には沖縄のベニアジサシがオーストラリアに渡っていることが確認されており、
繁殖と越冬のため約6000キロ離れたオーストラリアと沖縄を行き来している実態が
初めて明らかになった。
 一方、3年前には約2000の巣が確認されていた渡嘉敷村の無人島チービシが、今回の
調査で巣が皆無になっていたことも判明した。昨年から業者による島内での観光レジャー
が盛んに行われるようになり、これが原因の1つとみられる。
 環境省と山階鳥類研究所が30日、県庁で記者会見して発表した。
 今月中旬から下旬にかけ、同省から委託を受けた山階鳥類研究所が、ベニアジサシの
繁殖地を調査。沖縄本島周辺で約2000個体、141の巣を確認した。
 この中で24日に名護市屋我地島で捕獲した1羽が、オーストラリア・グレートバリア
リーフで足環を装着したものであることを確認。さらに望遠鏡による観察で同様の足環
を着けた13羽が本島周辺で確認された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020731-00000013-ryu-oki