株式会社ソフトウェア・サービスはブラック

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732名無しさん@お腹いっぱい。

【冒頭】
今回、残念ながら社員の告発という形で労働基準監督署に告発がありましたが、元より長時間労働の是正に向けて、取り組んで来ていましたので、今回のことを前向きにとらえ”事業改善のきっかけ”として、全社的に取り組んでいきかいと考えています。

【内容】
@働き方(労働制)について
・・・当社の労働制の紹介、職種・役職によって分かれます
・管理監督者
・事業場外みなし労働制(営業)
・裁量労働制z(チーム長以上、メイン)
・一般(年棒制。あらかじめ残業代を含む)

※資料ではここにグラフがはってある。

・簡単な計算式
年棒÷12=月給
月給=(8時間×20日)+45時間相当

○しるしが今回、指摘をうけている部分

※ここにグラフはっていて、残業代45時間をこえたところに○がついてある。

2.就業規則・・・タイムカードのつけ方変更点
・出勤時間は「10時まで」
・コアタイムは「10時〜14時」とする。
・21時までに全員退社
・Wボードの起動・終了で、労働時間を管理する (各自、Wボードに予定も必ず記載すること!)

・常駐する場合、重荷、導入職は、導入メインが「現認」する
・「出張」する場合、その全般を「みなし」とする
 (8時間労働 とみなす。詳細は、後記のQ&A参照)
・深夜食事手当ては廃止

より確実に実行するために
・21時一斉消灯、定刻にチャイムを鳴らし(帰宅の促し)
・21時以降の残業は、”事前申告”
 詳しくその必要性を記載することに
・21時退社が守られていないグループ・チームは、仕事内容を精査
 (評価・査定ではない)
・15日にWeb勤怠を一度締める→残業時間をチェック

その他、時間管理以外の取り組み・・・組織変更 等
・「月報」+タイムカードの「事前報告」 = 意見の吸い上げ
*「内部監査室」がサポートしてより実効性を高める

・「恭順か推進室」(7〜8月)
契約段階、要求仕様書段階での改善(川上段階での仕事のコントロール、標準化)
・年棒通知書・・・期初に、上司よりメンバーへ通知
733名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/04(日) 14:33:51
3.賃金支払い
・6/29より社長もしくは内部監査室面談
・2010.1〜2010.5まで、遡って計算(予定)
・以降は、総人件費を考慮しながら対応

4.会社全体の話
・41期の業績は過去最高であったが、今後は更なる激しい競争が予測される
・給与面もこのように会社の業績など、先を見越した判断が必要になってくる

毎月の売り上げと経費
・毎月の固定支出(月給、経費など):約4億円
・毎月の固定収入(保守量のみ):約1.5億
 ※決して余裕があるわけではない。

説明会の内容は以上です。


以下、重荷、質疑応答のあった部分

Q.主張「みなし」について
A.本来、「移動時間」は「労働」とみなしません。でも、「出張」の場合は、時によって非常に不利益になるので、「8時間労働したとみなす」制度
ただし、有利・不利になる場合があるので、出張時に配慮は必要。

パターン1:
10:00:出社 →12:00(移動) 14:00 現地 →16:00終了・直帰
実働 4時間 移動 2時間 →8時間労働したと「みなす」

パターン2:
10:00出社 →14:00(移動)17:00現地 →23:00終了直帰
実働 10時間 移動3時間 → 8時間労働したと「みなす」

パターン3:
10:00(移動) 17:00現地 →18:00終了
実働1時間 移動7時間 →8時間労働したと「みなす」

Q.タイムカードの「事前申告」制は、いつまでに提出すればいいですか?大至急の調査の場合等あるので
A.原則、当然「事前」ですが、21時直前の大至急の場合は「その日中」でお願いします。

Q>ホワイトボードの操作をリモートでできてします。忘れ防止は?
A.リモート、代理入力は原則禁止です。また、アプリケーションの立ち上げ・終了で時間を自動的にしていますので、適正な時間管理についてのご協力をお願いいたします。

Q.賃金支払いについて、2年分の訴求じゃないの?
A.単純計算数億円にもなるので、これは会社が傾くくらいのインパクトがある。雇用の維持、会社の存続を第一と考え、今後の資金需要等を総合的に勘案した結果、2010年1月〜5月分の訴求としている。

Q.「年棒通知書」とはどんなもの?
A.期初に、月給が振り込まれる前に、会社側で決定した年棒を書面にし、本人に事前に通知するための書面です。本人には、上司から年棒の内訳、その年棒に決定した理由を通知してもらいます。

以上