【ワンピース】万有製薬【ネタバレスレッド】

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458名無しさん@お腹いっぱい。
ブログより

EBMという虚構
<不正疑惑>日本人医師が著者の論文 英医学誌に03年掲載
該当論文のサマリー The Lancet

ARB ロサルタン(商品名ニューロタン、萬有製薬)とACE阻害薬 トランドラプリル(商品名オドリック、日本新薬、
もしくはプレラン、サノフィ・アベンティス)の併用の有用性を非糖尿病性腎不全患者について確認したとする
RCTの結果です。

同意書なし、統計学者なし、という研究が、ランセットに掲載されるというのが何といっても驚きます。掲載が
2003年1月ということで、臨床研究の公的機関への登録が始まったばかりで、杜撰さが許された時代という背景
もあるのでしょうけど、それにしてもお粗末でした。毎日新聞報道によれば、医師は取材に対し「患者には治ってほしかったので、併用が有効だと推測される患者をあらかじめ調べて併用群に振り分けた」と話した、そうです。RCT(ランダム化試験)が聞いて呆れます。

医療の世界には、「患者が治って欲しかったので」というメンタリティーで、なんでも正当化しようとする悪しき風潮
があることを感じます。この論文を読んだ世界中の医師は、ニューロタンとオドリックもしくはプレランを併用したがる
ようになるでしょう。そして、これらの薬を売る製薬会社を利する事になるわけです。世界規模の市場を考えれば、
莫大な利益とも言えるでしょう。

この論文が、どのような資金援助を受けて企画されたのかをはっきりさせる必要があります。よもや、萬有製薬や
日本新薬、サノフィ・アベンティスが研究資金を提供していないでしょうね。

私は、臨床試験というのは、公共事業であるべきだと考えています。特定の製薬会社や医療機械メーカーが資金を
提供すれば、その業者への利益誘導がなされるようなデータ操作が介在する懸念があるからです。本当に国民の
健康を考えるのであれば、製薬会社に不利益なデータが出てもきちんと公開される必要があるからです。

昨今、怪しい資金流入が噂されるマスコミも「報道しない自由」を駆使していますが、こうした医学論文も同じで、結果
が製薬会社にとって不利なデータは報告しないという傾向があるのではないでしょうか。

「まず結論ありき」ではEBM(Evidence-based medicine)が泣きます。資金源がきれいであることが、こうした臨床
研究が正しく行われる絶対条件であると考えます。

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