ttp://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/09/d20070909000132.html 骨髄提供 いつでも辞退可能へ
骨髄移植推進財団によりますと、オランダに本部のある「世界骨髄バンク機構」から認定を受けるため
去年、資料を提出したところ、ことし1月に連絡がありました。
この中で、財団が最終面談をする際、提供者に対して
「同意書に署名捺印したあとは撤回できない」と説明していることについて、
「国際的な基準に反している」と指摘されたということです。
国際的な基準では「提供の辞退はいかなるときにも認められなければならない」としており、
欧米の骨髄バンクでは、同意はいつでも撤回できるということです。
財団は10年以上前から骨髄の提供者にこうした説明を行ってきましたが、見直しを検討することになりました。
骨髄移植推進財団の正岡徹理事長は「提供は自由意思に基づいて行われるもので、
『同意を撤回できない』ということばは適切ではなかった。
指摘をしんしに受け止め、適切な表現に変えたい」と話しています。
9月9日 20時45分