あえて4つ球を熱く語るスレ

231名無しさん@お腹いっぱい。
4つ玉台が撤去されポケ台に置き換わった我がホーム。
先日、ロマンスグレーのスリムな紳士と、ハゲながらも貫禄のある体躯の紳士が来た。
「こんにちは、お久しぶり、冥土のみやげに玉を頃がしにね」
マスターに声をかけながら店を見渡す二人。
「ありゃぁ、やっぱりなくなっちゃったんだねぇ」
「すみませんねぇ、去年換えちゃったんですよ」
「いえいえいえ、キューを振れればそれで十分ですよ」

二人はポケ台へ。マスター、今まで常連にもほとんどさわらせなかった
自慢のジョスウェストとザンボをロッカーから出すと二人に渡す。
「珍しいね、あれを貸すなんて」と声をかける俺。
「僕はあの人たちにオシメ換えてもらったんだよ(笑 玉も教わった」

厚みよりも距離感重視の重心の高い、クセのあるフォーム。
そういえばどことなくマスターのフォームと同じニオイがする。

二人は1・3・7・手玉の4つをテーブルに出すと4つ玉を始めた。
「ポケットに玉入れちゃったらファール、玉は真ん中に戻すことでどう?」
「いいね、やろうか」
マスターが「点取りしますよ」と声をかける。
「1点取りはヤメてね、昔の2点3点5点でたのむよ」
「女の子じゃないと気分でないよねぇ~~~~~~はっはっは」
俺は彼らの玉を撞く、いや、玉を転がす姿をしばらく見ていた。

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その後少しだけ交ぜてもらった。9ボールもやった。
イレの精度はともかく、持っている引き出しはケタ違いだと痛感。
俺は4つ玉を消滅させてはいけないと思う。。。。