バイクにまつわる恋愛話 36,8th

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1774RR
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前スレ
バイクにまつわる恋愛話 36,7th
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/bike/1277655501/
2774RR:2010/08/13(金) 06:06:20 ID:zhI0azAr
前スレのMとマリの話の彼は現在30歳前後と予想
3774RR:2010/08/13(金) 09:39:31 ID:eY3nT2qk
スレ立て乙

そして保守
4774RR:2010/08/13(金) 12:26:12 ID:Ea/iAkV7
1乙であります。
俺もバイクにまつわった恋愛してみたいのぉ。
5774RR:2010/08/13(金) 23:54:16 ID:DiiOjxwi
ま〜つ〜こ〜デラック〜〜〜!!
6♯48531:2010/08/14(土) 01:03:24 ID:yfh1lzpg
てす
7774RR:2010/08/14(土) 01:08:12 ID:yfh1lzpg
ヤバイ 超恥ずかしい

まぁ、いいや。
>>2
30前ですね。歳を取るって、あっという間ですね。

じゃあ、昨日の続きです。
不快度の高い話は遠慮します。 それでも、ちょっと・・・って所もあると思いますが宜しくお願いします。
では、もう少しの間、俺の糞のような自伝にお付き合い願います。
8774RR:2010/08/14(土) 01:40:29 ID:yfh1lzpg
SRXの女の話  車種とかはちょっと変えまする

横浜から帰ってきた俺は、仕事を探しつつも抜け殻のようで、
自分が不幸だと思い、その原因を人のせいにしないとやっていられなかった。

どうしても気が紛れず、GTOを買った。
加速が気持ち良かった。トルクがあるので、下手な俺でもソコソコ扱い易かった。
だが、重過ぎる車体は地元の峠では向いてないっつーか、道も狭く、全然ダメだった。

ある日、少し歳の離れた先輩に呼ばれた。
先輩に彼女が出来たため、移動の殆どが車になり、バイクを貸すから、乗ってみるか?
いや、整備とか面倒みてやるから、乗ってみろよ。といった内容だった。

俺は先輩の家へ向かった。 庭でバラして、キャブ等のOHをしてくれていた。
NSR250との出会いだった。 ゆっくり走ってると調子を崩す、オイルの残量に注意してくれ。
等の説明を受けて、俺はこのガラガラ音のするNSRに跨った。

車体は軽く、土下座ポジションも当時は気にならなかった。
むしろ、その気にさせてくれて俺は楽しかった。 近くのスタンドでハイオクを満タンに
帰り道のだだっ広い直線で、何も知らない俺はとうとうNSRを全開にした。

振り落とされるかと思った。 俺はただ夢中で掴まっていた。
2STの恐ろしさを知ったw パワーリフトしてた・・・と思う。異次元の感覚だった。

その頃の遊び仲間はみんな車で、NSRの性能のおかげで俺はみんなを驚かす走りをした。
ちょっと省略・・・
夏に再就職し、通勤ラッシュがキツイキツイ上り坂での渋滞が毎日・・・だった
GTOは渋滞を走るとみるみるガソリンが無くなり、時間と金の無駄と思った俺は
スクーターやNSRで通勤した。
9774RR:2010/08/14(土) 01:42:57 ID:cGirnQUS
つ C 紫煙
10774RR:2010/08/14(土) 01:46:56 ID:QqS2/dX1
sienn
11774RR:2010/08/14(土) 02:01:25 ID:yfh1lzpg
そこそこ仕事にも慣れた冬だったか・・
人の入れ替わりの激しい職場だった、ある日新入社員を一人預かった。

俺19、新人27か28だったと思う
SRXのSを取ってSさんとします。

当時、「良い女」の基準がよくわからない俺は、化粧の濃い女だな〜としか思わなかった。
周りは結構盛り上がっていた。 顔が!脚が!と
Sさんはスレンダーな美人といった感じだったが、俺には細すぎるようにしか思えず
おっぱい無いじゃん とか思ってた。

社員の駐車場と駐輪場は離れていた。 その頃の俺は半ヘルしか持ってなかったので
上着もヘルメットもロッカーに仕舞っていた。

Sさんにはまだ仕事を色々教えていた、たまに彼女は大きなため息をついた。
かまって欲しいのか、仕事が面倒なのか・・・位にしか思っていなかった。
それ以上の詮索や期待は無かった。

自分自身、ため息をつきたいくらいだった。
その頃の俺はというと、夜になると一人で眠れず、夜な夜な車やバイクで走り回った。
家に居るのが嫌だったのもある。親の居ない時間帯に家に帰り、自分で洗濯したりした。

とにかく一人で眠れず、友達の所を転々としたり、眠れるようになるまで、疲れ果てるまで遊んだ
あまり走り回りすぎてガソリン代すら無くなる時もあった。 何も出来ない夜は死にたい程苦しかった

年も明けて、忙しい正月も終わり、次の忙しくなる時期まで少しだけ時間があった。
Sさんは言った「今日仕事終わったらご飯食べにいこうよ」
とにかく何もない時間が怖かった俺はすこしホッとした気持ちでついていった。
12774RR:2010/08/14(土) 02:16:15 ID:yfh1lzpg
その日の俺はGTOで出勤していた。
2人きりだったので、俺の車で行く事になった。

S「●君って何歳?」
俺「20になります。」
S「この前19って言ってたよねぇ・・・ 誕生日いつ?」
俺「今月の○△×ですよ」
S「へー ●君の歳でこの車は生意気よ〜 もしかしてお坊ちゃん?」
俺「いやいや・・・ 無理して買った中古ですよ・・・ ガソリン入れてやれない時なんか
  寒かろうが何だろうがバイクで通勤してるし・・・」
あまり家の話はされたくなかった、親族は医者や弁護士等等、お堅い仕事ばかりで
俺は一族の落ちこぼれ、出来損ない・・・ そういう扱いだった。
思い通りにならなかったからか、世間体を気にする母親とはとにかくうまく行かなかった。

S「へー バイク乗るんだぁ! どんなの? ゼファーとか?XJとか?」
俺「いやいや・・・  スクーターと、借り物のNSRですよ・・・」
S「あー もしかしてアノ横浜ナンバーの奴?」
俺「・・・」

やがて俺達は店についた・・・ ここって飯屋? マジ?
どう見てもBARにしか・・・
13774RR:2010/08/14(土) 02:24:26 ID:O+VqKA8p
331111000
14774RR:2010/08/14(土) 02:35:19 ID:yfh1lzpg
Sさんは色々なカクテルを注文し、俺はパスタを頼んだ
パスタが好きだった事と、他に飯と呼べるような物がなかったからだったw

S「ほらぁ! さっきの続き! 答えなさいよ! お姉さんもバイク乗るのよ!」
酒が入ったからか、コレが素なのか、Sさんはいつもと違う感じになってきた。
ちょっと圧倒された俺は、なんで横浜ナンバーなのか軽く説明した。
S「ふーん・・・ 仕事でねぇ・・・ 都会は楽しかったでしょ?」
俺「とても楽しかったですよ。 又行きたいですし、納得のいかない終わり方だったんで・・・」
マリの事を言って、辛気臭くなってしまうのが嫌だったけど、言い方が悪かった
S「そっか・・・ 悲しい別れ方をしたのね・・・」
俺「えっ!?」
S「分かるわよ・・・ いつも●君と仕事してるもの・・・ スカした奴かと思ってたけど
  でも寂しそうな表情とか、いつも仕事終わると空を見上げたままトボトボ歩いて居なくなるし」
したのね?わかるわよ? なんつー話し方だ!と思ったけど、彼女はなんかそーゆーのが自然と似合ってた

S「ダメよぉ、ため息をついたら・・・ その数だけ、幸せが逃げていくのよ」
俺「Sさんこそついてるじゃんw」
S「私はね、私はもういいの・・・」

彼女の身の上話が始まった
15774RR:2010/08/14(土) 02:45:47 ID:IkXzpvWl
わくわく
16774RR:2010/08/14(土) 02:49:24 ID:yfh1lzpg
彼女は県外のとある会社で働き、そこの2代目社長と結婚したらしい
しかし何年経っても子供が出来なかった彼女は追い出されるように
離婚し、こっちへ帰ってきた・・・という事だった。

俺は掛けてあげる言葉が見つからなかった、どうにか話題を変えたかった
俺「Sさんの事、みんなキレイだって言ってるし、まだ大丈夫ですよ!
  また良い人現れますって! ところでバイクは何に乗ってるんですか?」
S「えー、みんなって誰よ? それより●君は?」
俺「えっ?」
S「●君は私の事どう思ってるの?」
俺「綺麗・・・なんじゃないっすかねw」
S「そうじゃないでしょ! 好きじゃないの?」
俺「えっ?」
S「あらぁ・・・ 私の勘違いだったのね・・・ 私に興味あるのかと思ってた。」
まったく無い訳ではなかったが、当時の俺はまだウジウジしていて
歳が離れた彼女には、あまりそういった対象として見る事もなかった。
俺「いや・・・ 無いって訳じゃないけど・・・ そんな気分にもなれないし・・・」
S「もぅ・・・ ホント暗いわね!」
俺「ごめんなさい・・・」

S「いいわ。 場所かえましょ。 行こ」

彼女についていき、似たような店に入った。
17774RR:2010/08/14(土) 03:05:26 ID:yfh1lzpg
少し省略・・・
酔いが回った彼女は、俺の隣に座った。

俺「Sさん? 単車、何に乗ってるんですか?」
S「う〜ん・・ まだヒミツよ」
俺「え〜 乗ってきて下さいよ〜」
S「車検切れてるの! 後で見せてあげるわ」
俺「は〜い」

S「●君? もっと元気出さなきゃダメよ。別れた彼女だって、そう思ってるハズよ。 
  もっといっぱい恋しなきゃ・・・ 若さはスグに無くなるわ・・・」
俺「いや・・・ もういいっす。 悲しい思いをしたくないし」
S「重症ね・・・ ほら!」
彼女は俺の髪を引っ張り、無理矢理自分の太腿へ・・・
膝枕って奴ですか? 仕事明けで、俺臭くないですか? つーかコレ、ドーユー事?
俺は何が起きたのか理解できなかった。

すると彼女は俺の頭を、髪を撫ではじめた。
S「ホラ、こうしてると落ち着くでしょ・・・」
俺「はい・・・」
嫌ではなかった。 でも興奮もしなかった。 ソノ気にはなれなかった。

S「一人じゃあ生きていけないのよ・・・」
俺「・・・」
S「みんな寂しいのは一緒よ」
俺「はい・・・」

ちょっと省略・・・
18774RR:2010/08/14(土) 03:15:33 ID:yfh1lzpg
俺は彼女の言う通りに車を走らせた。

S「一人じゃあ寝れないんでしょ?」
俺「はい」
S「お姉さんが添い寝してあげるから! ね」
俺「いいんですか?」
何について聞いたのか、自分でも分からなかった、ただ、聞いてしまった。

やがてホテルに着いた。 車で入るホテルは初めてだった。

俺はお願いし、先に一人で風呂に入った。
恥ずかしかったのもあるが、仕事明けだったので、一人で念入りに洗いたかったw

俺が上がり、彼女も風呂から上がった。
俺は先にベッドに入り、壁の方を向いて寝ようとしていた・・・

彼女は俺の目の前に来た。 入るわよ と言い、俺の目の前に俺に背中を向けて寝た。

S「好きに触っていいのよ」
俺「・・・」
彼女を抱きしめた。 凄くやせていて、おっぱいはとても小さかった。
S「ごめんなさいね。触らせるような所もなくて」
俺「・・・」
俺は上半身しか触らなかった。 なんか、まだその気じゃなかった。

S「Hしなくてもいいの?」
俺「・・・」
S「女に恥をかかせちゃダメよ・・・」
19774RR:2010/08/14(土) 03:27:58 ID:yfh1lzpg
彼女は俺の手を、そっと下へ下へと導いた。
俺はそこまで行ったが、毛を撫でて、そこで止まっていた。

S「もう・・・」

彼女の手が俺の体を触り、やがて俺のパンツの中に・・・

優しい手つきでゆっくり動かされた。 初めての経験だった。
やがて硬くなってきた。やっぱり若いっていいわね そう言われた。

俺はその時ようやく彼女の大事な部分を触った。
濡れていた。 もう触る前から濡れていた。これも初めての経験だった。

やがて彼女の手の動きが激しくなり、俺も彼女の中へと指をいれた
彼女の声が聞こえた。 あれ? 彼女は布団へ潜り初めていた。

初めて口でしてもらった。 発射はしなかったが・・・ 初めての経験は新鮮だった

そして、彼女に全部脱がされた俺は、彼女のバスローブを脱がせた・・・

楽になってていいわよ そういった彼女は優しく俺を押し倒し
やがて俺の上へ乗った。 
S「いただきますw」
そういって彼女はゆっくりと腰を沈めた。 深く息をしながら、全部入った所で彼女は少し姿勢を変えた。
彼女は動き始めた。 入っている、その部分を俺に見せながら、動いていた。
見せ付けられた俺は、その時になって興奮し始めた。
20774RR:2010/08/14(土) 03:39:02 ID:yfh1lzpg
このままじゃイッってしまう・・
俺は体を起こし、彼女の背中を支え、立ち上がった。

一瞬、駅弁のような感じになった。
彼女は俺の首につかまった。

俺はゆっくり彼女をベッドに下ろし、自分が攻める番になった。
激しく動かした。 次第に彼女も腰を振りはじめた。

いやらしい音を聞きつつ、そろそろヤバいな・・・と思った
そう思っていたら、彼女が、両腕、両足で俺に絡み付いた。

俺はもうダメだ、出そうだと彼女に告げた、それでも離れなかった
少し間を置いて彼女は言った。 そのまま来て! 来て頂戴!と

俺は言われるままに彼女の中に、大量に出した。
ずっとしていなかったので、大量だったと思う。

彼女は、まだ抜いちゃだめ、このまま離れないで と言った。
そのままでも間抜けなので、俺は彼女に腕をまわし、抱きしめた。

ほんの少しだけ休んだ、そのままの状態で。
年上の女性は初めてだった。 やがて、彼女はイタズラっぽく俺を見て、ふふふと笑った

彼女はあそこを締め付けてきた。 何度かの収縮を感じた時、俺も固くなってきた
若いっていいわね。 まだまだ出来るよね? そう言われた。
俺は動く彼女の中に驚きながら、又動き始めた。
21774RR:2010/08/14(土) 03:45:52 ID:yfh1lzpg
その日、何度彼女の中に出したか覚えていない

朝方までずっとし続けた。

愛のないSEXでも気持ちいいでしょ? そう言われた

確かに気持ち良かった。 女性がココまで積極的だったのは初めてだった。
なんか、何かに負けた気分だった俺はなんか悔しかった。

同時に彼女との関係はコレきりじゃないだろう。
なぜかそう直感した。

ただ、してもらった という感じが強く残った俺は、又こうなる機会があるなら
その時は彼女を満足させてみたい・・・ そんな事を考えていた。


ゴメンなさい。
仕事早いんでももう寝ます。
明日も、仕事終わるの深夜だと思うので、終わったらココに来ます。
22774RR:2010/08/14(土) 14:22:49 ID:+bT+0XYT
乙です!
エロシーンがいっぱいあってw

裏山Cーーー!!
23774RR:2010/08/14(土) 18:16:53 ID:0zyMZ9SY
乙です。
パンツ脱ぎながら仕事します。
24774RR:2010/08/15(日) 00:36:42 ID:T//RgYKt
>>23
それどんなアルバイト?
25昨日の続き:2010/08/15(日) 01:20:16 ID:5dRixFyF
>支援頂いた方々
仕事オワタので再開します。 
ではもう少しお付き合いを・・・

>>24
デリBOYかとw
26774RR:2010/08/15(日) 01:34:02 ID:5dRixFyF
>>21の続き

その後のSさんとは、仕事の終わる時間が合えば、いつも一緒に食事をし
一緒に寝た。 何ヶ月もそんな生活が続いた。
自分から誘った事は無かったと記憶している。
ただ、ほんの少しの時間だったらSさんが終わるのを待ったりした事もあった。
お互い疲れ果てるまで、会えば何度も体を重ねた。
彼女の求めるまま、全て彼女の中に出した。


そして2人の間に愛の結晶は・・・

出来なかった。 

彼女は、何年も前に検査を何度か受けていたらしいが、特に異常は無いという事だった。
だが、彼女は妊娠する事がなかった。

俺達の間に、愛情のようなものはできなかった。
友達よりも・・・といった部分はあったかもしれない。
お互いに傷を舐め合ってただけかもしれない。 そういった感覚はなかったが。

偶然休みが同じだった時には、前日の夜から、ちょっとした旅行みたいに遠出した事もあった。
それでも、恋人といった感じではなかった。 面倒見の良いお姉さんといった感じで
彼女も弟みたいだと言っていた。

27774RR:2010/08/15(日) 01:46:26 ID:5dRixFyF
少し脱線しますが・・・ 同じ職場にAと呼ぶか・・
一人の男がいた。

歳は俺とSさんの間くらい。

いつも無口で表情を変えず、仕事が終わると最速で帰宅
だが、危険な仕事等を難なくこなし、むしろ、危険な事にしか手を出さない・・・ そう見えた。

他人に干渉せず。他人を寄せ付けない。 そんな男だった。
当然、愛想など一つもある訳が無い。 変わり者だと避けられているような感じだった。

だが、俺はAが嫌いではなかった。
むしろ、仕事で組めば、お互い口を利かなくともどういった訳か意思は通じた
俺達のコンビネーションは不思議な程に成果を発揮したw

次第にAともつるむようになった。
少し省略

いつしか、俺、A、Sさん、三人一緒に行動する事が多くなった。
28774RR:2010/08/15(日) 02:11:46 ID:5dRixFyF
俺の提案で、みんなで飯行こーぜ!って言ってみた。

Aは他の連中とは勘弁だと言う。
A、Sさん、俺、といつもの面子になってしまったので、Sさんの提案で飲みに行く事になった。
Aは俺の運転じゃないと嫌だと言う。

狭いが俺の車で出かけた。

そこでAの過去を知った。

1.婚約者と事故で死別した事。
2.タクシーにぶつけられたが、なぜか向こうの弁護士が優秀で2000万巻き上げられた事
1のショックでまともに働く気も失せ、8の付く人の所へ身を寄せていた事
デリヘル等を任されて、荒稼ぎした彼は、虚しくなりこんな感じになっている。と・・・

危険が好きなように見えたのは、クソ度胸でもなんでもなかった。
死に場所を探してるような勢いだった。

で、彼は運転の下手なドライバーが嫌いというか憎いらしい。
特に散漫な運転をしたり、事故を起こしてもなんとも思わない奴が憎いらしい。

彼が言うには俺の運転が、ギリ安心して乗っていられるとw
俺も久しぶりにウマのあう男に会ったので、Aの行きたい所に連れて行ったりした。

Aは言った
お前はまだなんとかなるよ。 ほかの事を捨てれば、会いたい人に会いにいける
俺はもう会えない。 自分が死ぬしか会う方法がない と

俺は、自分で思うほど不幸では無かった・・・ 彼の前ではそう思う他無かった
29774RR:2010/08/15(日) 02:16:20 ID:I453FuIA
つCCCC
30774RR:2010/08/15(日) 02:20:24 ID:5dRixFyF
それからしばらくの間は根暗な3人組み、といった感じだった

Sさんとの二人の時間も次第に減った。

やがてSさんは俺にこう言った
「私ね、Aと付き合う事にしたわ」
AはSさんに惚れたらしく、少しではあるがAの口数も増えてきていた。
俺は不思議と嫌な感じはしなかった。 むしろ良かったと思えた。
俺よりも、好きになってくれた人と一緒なら、当然その方がいいだろう。と
「今度こそ、子供が出来たらいいな・・・」
彼女は静かにつぶやいた。

「出来るといいね!」 俺は言った

「彼のはね、●君のより短いけど、カリがすっごいのよw」
流石にそれは聞きたくなかったw

やがて、Aは彼女の運転で出かけるようになり、俺はバイクでの移動が多くなった。
ちょっと省略・・・

そして数ヶ月が経った頃だった
31774RR:2010/08/15(日) 02:25:47 ID:5dRixFyF
Sさんが俺と飲みに行きたいと言う。

その日俺はNSRだった。 多分知ってて言ってきたんだと思う。
Sさんの車で行く事にした。

その日の彼女は見た事がないペースで飲んだ。
当然、ベロベロに酔ってしまった。
俺はこの後、何があるか察していた・・・

だから、何も言えなかった。
確信ではなかったが、この状況になったら確信せざるを得ない。


Aは他の女と浮気していた。
32774RR:2010/08/15(日) 02:35:05 ID:5dRixFyF
S「なんであんな女に・・・」
俺「・・・」

S「体だけの浮気だったら許せるわよ! でもあの女とは違う・・・」
俺「・・・」
何も言えなかった。
気が付いていたけど、証拠は無い。
余計なお世話でAとSさんの関係を壊したくない。
自分だって人に口出ししたくないし、もし違ってたらただの害である。

でも俺は何も言わなかった事に罪悪感があった。

その日はその後あまり口を聞かなかった。
ただただ2人で飲んだ。 

何も言わず、酒を煽り、2人で肩を寄せた。
手を繋いだりとかそんなのは無かった。
ただ、店を出る時、体には触れないが、今まで無かった程寄り添って店を出た。

俺は飲みすぎていた。
彼女の車に乗り、代行が来た辺りで寝てしまった。

やがて、激しい頭痛で目を覚ました。
33774RR:2010/08/15(日) 02:44:38 ID:5dRixFyF
俺はとても目が悪い、コンタクトを入れたまま眠ってしまった俺は
目が覚めても、スグに目が開かず、視覚の無い状態だった。

だが、違和感があった。

女性の匂い。 良く知っている人の匂いだった。
そこは彼女の部屋だった。

「こんなの付けられちゃ困るのよね〜」
彼女の声が聞こえた。

まだ良く目が見えない俺は、立ち上がって近づこうとし、激しい頭痛に頭を抱えた

「ほら、昨日までこんなのなかったんだから」
彼女は首筋・・・いや上半身を俺に見せる
痣だらけ?
「キスマークなんかつけちゃってさぁ・・・」
俺か?俺だよな・・・


彼女は俺に背を向けた
「●君・・ 私、遠くへ行くわ。 もうこの辺には居れない」
34774RR:2010/08/15(日) 02:51:59 ID:I453FuIA
C
35774RR:2010/08/15(日) 02:52:36 ID:5dRixFyF
私に子供が出来ていたなら・・・
こうはならなかったのかな?

彼女はそう呟いた。

「家まで送るわ。 つれてきちゃったし」
「お持ち帰りされちゃったよw」

彼女はこの前の約束。と言い俺を庭に案内した・・
1台の単車があった。 SRXだった・・・
S「●君には・・・ あまり似合わないかな・・・」
俺「うん・・・ 俺のバイク! って感じじゃあないよね・・・」
S「やっぱりそうよね・・・ 動かすまでにお金も掛かるし・・・
  あまり似合わないわw」
俺「Sさんが乗りなよ・・・ いつか・・・」
S「そうね・・・ じゃあこのままとっておくわ・・」

S「おいで。」

そう言い、彼女は又、俺を部屋へ連れ戻した。
36774RR:2010/08/15(日) 03:04:06 ID:5dRixFyF
S「コレ・・・」

俺の目の前に差し出されたソレには
Araiと書かれていた。

S「あのね、あんなスピードが出るバイクに乗っててさぁ
  紫色の半キャップはナイと思うんだw
  あれじゃあ暴走族よw ライダーなら、こっちじゃないの?」

そう言って俺の手にAraiのメットを手渡した。

いつか一緒に走りたいね・・・ 俺はそう言った

会いたくなったら電話しなさい。 Hの為だけに電話しちゃだめよ。
彼女はそう言った。

彼女の家を出る時、俺はSRXを撫でた。
いつか再開する時があるならば、その時にお前に乗って来てくれればいいな・・・
そう心の中で言った。

やがて数日後に彼女は退職し、運悪く携帯を壊した俺は彼女と連絡が取れなくなった。
(無理すれば妹さんから連絡も出来たが・・・)
37774RR:2010/08/15(日) 03:13:48 ID:5dRixFyF
サイズの合わなくなった俺は、新たにメットを購入する際に
迷わずAraiを選んだ。

街でSRXを見かけると目が行ってしまった。
体つきで大体分かるので、明らかに別人ばっかりだったが・・・

彼女の事を忘れないよう・・・
あれは彼女だろうか?

この自分に残った感情は、恋だったのかな?なんて今でも思う。
体ではなく、優しさが恋しくなった時

俺は彼女に会いたい・・・そう心の中で言った

やっぱり愛情もあったけど、気が付かないフリをしてしまったんだと実感して。

いつか、再開できたら一緒に走る。
それだけは決めているんだ・・・


おわり
38774RR:2010/08/15(日) 03:37:42 ID:5dRixFyF
調子に乗って、次行きます。

Sさんに続き、Aも退職した。
俺も、その後何度も転勤し、冬の通勤が単車ではどうしようもなくなり
すると車はあっという間に過走行になり、何度か車を乗り換えた

相変わらず、四駆ターボ等を好んだ俺は、何年か前のガソリン高騰の時期に
我慢ならなくなり、おっきいスクーターを買った。

月のガソリン代は10万近い時があった。 アホくさwと思った俺はスクーターで通勤した。
運転は正直退屈だったが、ガソリン代を気にせず風を感じる感覚はとても良かった。

走りへの刺激は・・・ 刺激が欲しい時は車で走った。


クリスマス目前となった頃だった。
実家から電話があった。
爺さんが倒れた。と

前に書いた通り、両親と不仲だった俺を可愛がってくれたのは祖父母だった。
俺は爺さんが大好きだった。 質素な生活が好きだった爺さんは、贅沢をせず
畑を耕したり、家畜を育てたり・・・ そんな事が趣味で、俺もよく手伝っていた。

その時の職場からは70`程離れた病院に運ばれた。
ラッシュの時間帯だった。 その日はバイクだった事が好都合だった。

俺は急ぎ、ひたすら飛ばした。
病院に着いた時、親戚が集まっていた。
顔を合わせたくなかったが、爺さんに会いたいので飛び込んだ。
39774RR:2010/08/15(日) 03:51:55 ID:5dRixFyF
末期ガンと言われた。
当時、末期ではなく後期と言うようになっていたハズだが・・・田舎だからか?末期と言われた。

目の前が真っ暗になった。 疲れとショックで俺はその場に倒れた。
気が付くと、俺も病院のベッドにいた。 血圧を測られていた。

いつもの倍の血圧を見て、驚いた・・・が爺さんの病室に戻った。
しばらく、近況を話し帰る事にした。

エンジンを掛け、走り出す前に携帯を見た。 いつもの癖だった。

するとメールが何件か着ている・・・ 楽天のが殆どだがw
前の職場で一緒だった(Cと呼ぶ)女の子だった。
まぁ、俺より年上だが・・・ 童顔なのでどう見ても俺より若い子だった。

仕事の事で悩んでいる・・・な内容だった。
俺は今バイクで外出中、電話は無理なので、メールでなら返事が遅くなろうが
相談に乗るよと返事をした。 思い出した。彼女はこの辺に住んでいた。

ちょうどOO病院に居る。と返事をしたら家まで来て欲しいと言われた。
詳しい場所が分からなかったので、大分迷った。

夜遅かったので俺は凍えた。 玄関で彼女が待っていた。

彼女の近況を聞き、それに返事をしていた。
失礼だが、上の空だった。
40774RR:2010/08/15(日) 04:07:23 ID:5dRixFyF
思いついたように彼女が聞いてきた。
C「今、XXに通ってるはずだよね?なんでこんな寒い日にバイクでこっちに来たの?」
俺は今日ここに来た理由を説明しているうちに、爺さんの顔を思い出してきた

涙がボロボロとこぼれた。
まだまだ会いたいのに末期と告げられた事、悲しくなった。

Cは俺の目の前に座り、俺の頭を撫でた。
「大変な時にごめんね。 忙しいと思うし、私の事は後でいいよ」
俺は返事が出来なかった。 少し落ち着いたら帰ろう。そう思っていた。

ティッシュがドコにあるか分からなかった俺は涙を鼻水を垂れ流しだった
彼女が、見かねて拭いてくれた。
C「ちょっと! 顔も手も冷え切ってるよ! 寒くないの?」
寒かったが、その時は平気なつもりだった。
彼女は俺の両手を握る。
このままじゃダメだよ。お風呂入ってきなよ。もう沸いてるから。
そう言われた。

俺は風呂に入った後にバイク・・・ちょっと勘弁。そう思った
なのでお断りしようと思ったが、だったらもう少し休んで行けばいい。と
風呂にお邪魔する事になった。

風呂で落ち着いた俺は、毛布にくるまり考え事をした。
次爺さんに会う時は、何時にこようか?何か持ってきてもいいのか?
前日、ほぼ徹夜だった俺はいつの間にか寝てしまったらしく、図々しくも
彼女のベッドの中に居た。
41774RR:2010/08/15(日) 04:16:22 ID:5dRixFyF
一瞬だけ目が覚めた。
彼女がシャワーを浴びる音で。

ああ、悪い事をしたな・・・
早く帰らないと、彼女が寝る場所がナイ・・・

疲れに負けて、考えていたはずなのに、又寝ていた。

次に目を覚ましたのはどれ位時間が経ってからだろう?
目を開けたら、彼女が目の前に寝ていた。

あー、しまった、邪魔しちゃったよ・・・
そう思った。 彼女は堅く、大卒のインテリさんで、とにかく真面目な人
俺はそう思っていた。

ベッドの真ん中に寝てしまっていた為、俺が真ん中、彼女はハジっこ。となっていた。
コレじゃいかんだろ・・・ 俺はイモムシのように身をよじり少し後退し、彼女を真ん中へ引き寄せた

彼女は俺に背を向けてなかった。コッチを向いていた。 本当に恥ずかしかった。
ゴメン、起こしちゃったね。 そろそろ帰るよ。 そう言った。
彼女が俺を掴んだ。
「このまま一緒に寝る?」
42774RR:2010/08/15(日) 04:25:56 ID:5dRixFyF
彼女は一人暮らしだった。
だが、本当に真面目な人で、決して軽い女ではない。
一緒に働いていたので、大体は知っていた。

自分自身、頭は混乱し、疲れもたまっている。
やましい気持ちが起きるような余裕もない。

俺はうなずき、そのまま目を閉じた。

彼女は俺の腕の上に頭を乗せた。
まぁ良いか・・・ 長時間そのままでは痺れるだろう。
だが、こっちは人のベッドに寝ている身分、文句は言えない。

彼女は俺の空いている手をつかみ、自分の上に乗せた。
「このままギュッとしてちょうだい・・・」

俺は言われる通りにした。

しばらくそのままだったがCは言った
「●君優しい人だから、余計辛いよね?」
俺は答えれなかった。 優しいのか卑怯なのか・・・
ただ、辛いのは本当に辛かった、俺はそのままジッとしていた。

彼女は又、俺の頭を撫でた。
そして肩へわき腹へ・・ 体を触られ、暖かさを感じながら俺は眠りについた。
43774RR:2010/08/15(日) 04:26:24 ID:yjl63sJJ
新展開?
44774RR:2010/08/15(日) 04:28:28 ID:K0ki52j8
気になって寝れん
45774RR:2010/08/15(日) 04:31:57 ID:5dRixFyF
眠りで気持ち良くなったのか
体を触られてそうなったのか
それとも直接刺激されてたのか

理由は分からなかった、ただ、俺は寝ながら大きくしてしまったようだった。

彼女はそこを撫でていた・・・
俺が目を開けると、目が合った・・・

彼女は俺のパンツをツンツンと引っ張った。
脱げ。の合図?

俺は腰を浮かせた。

彼女はパンツを脱がせ、潜っていった。
ちょっとまって! 俺は声をかけた・・・

冬場で布団も厚いものだ、だから聞こえなかったのか、聞かなかったのか・・

冷たい感触が触れた。 唇だったんだろう。
やがてヌルヌルとした感触に包まれた・・・

46774RR:2010/08/15(日) 04:36:50 ID:5dRixFyF
すまん 墓掃除に行って来る
スグ帰ってくる予定です
47774RR:2010/08/15(日) 04:42:41 ID:yjl63sJJ
いってらー

つか、色々あんね
俺なんか、自分から頑張らないとチャンスは手に入らない…
一度位は女に迫られたい
48774RR:2010/08/15(日) 05:11:45 ID:UQaSrlhE
ほとんどの人がそうだと思うぞ
CCC
49774RR:2010/08/15(日) 05:36:12 ID:5dRixFyF
帰ってきますた
>>47
>一度位は女に迫られたい
状況によってはドン引きですよ・・・
ほんの短い間のモテ期が来て、たまたま良い人に巡り合えた
今はそう思ってます。
>>48
dクス、続き頑張るぞー
50774RR:2010/08/15(日) 05:41:57 ID:i0bN8keO
仕事で疲れてるだろうにこんな時間まで乙!

エロネタ最高です…
51774RR:2010/08/15(日) 05:48:18 ID:5dRixFyF
>>45 の続き

彼女の小さな口で俺は大きくなってしまった。
疲れてたから・・・ 多分

彼女は俺の上に寝そべり、そっと手を添えていた。
頂戴・・・ そう言われた
ゴムはありませんか? 俺はなんとも無粋な返事をした。

彼女は押入れをゴソゴソし、取り出したリラックマ?のゴムを付けてくれた・・・
そしてもう一度口に含んだ後、俺の上に乗った

彼女は自分で俺を誘導し、ゆっくりと中に入った
俺は彼女と両手を合わせ、自分の方へ引っ張った。
動かないまま、彼女と両手を合わせてしばらく抱き合った。

彼女は前後に動き始めた。 俺は彼女の体を少し押して、上体を起こさせた
彼女の胸にキスした、そして舌でいたずらをした。

いつの間にか俺が上になり、思いっきり攻め立てた
最後の反応が激しかった。 何度も痙攣し、彼女はグッタリとなった
俺はその様子をしばらく見ていた そして俺も安心し中で果てた
52774RR:2010/08/15(日) 05:50:49 ID:OzL365pq
支援C

こりゃあモテ男なんだろw
謙虚で淡白な表現なわりに女性の積極性がすごいし。

まぁアラフォーの俺も数少ない過去の恋愛を一気に書いたらモテ男に見えるのかもだけど。
53774RR:2010/08/15(日) 06:22:54 ID:5dRixFyF
彼女はそのまま寝ているように見えた
俺はそっと体を離し、メールででもお礼を述べてから帰るつもりでいた。

彼女から抜こうとした時、ビクン!と反応し、起きてしまった。
お願い、抱きしめて頂戴
そう言われた俺は、彼女を抱きしめた。

重くない? 俺は聞いた
大丈夫。 暖かくて気持ちいいよね? 彼女は言った

優しさとか、人肌が恋しかった俺には、とても心地良い時間だったが
爺さんの事が気がかりで、俺は自分が薄情で不義理な人間に思えてしょうがなかった。


疲れていた為、そのまま寝てしまった。
彼女の中から、押し出され、その感触で目を覚ました。

俺はいつまでも上になっててはダメだろうと、彼女の横に移動した
彼女を背中から抱きしめる格好になったが、抜けたからか、動き回ったせいか
彼女も目を覚ましてしまった。

まだ離れないでちょうだい・・・ そう言って片手で俺の手を握り、もう片方の手は
まだ付いたままのゴムを外しに来た。

出した後、どれ位経っていたのか分からないが、まだ敏感になっていた所を引っ張られ
俺は反射的に腰が引けた。
54774RR:2010/08/15(日) 06:34:49 ID:5dRixFyF
もう一回・・・ お願い  彼女は言った
俺は少し休ませて欲しいと言った。 情けない
俺はそのままの姿勢で、彼女の胸を撫でながらウトウトしていた

彼女は少し経つと、後ろ手で俺のを優しく掴んだ。
すぐに反応し、大きくなってしまった俺は、横に寝そべった体制のまま
後ろから彼女の中へ入った。

さっきよりも恐ろしく締め付けられた気がした。
情けない程あっさり出してしまった俺は彼女に謝っていた・・・


その日の帰り道、凍えながら、もう二度と彼女からの誘いはないだろうと思った。

多分1分も持たずに出たと思う。 もう情けないやら恥ずかしいやら・・・

クリスマスは何もなく一人で過ごした。
その後、年末に向けて忙しさが増す中、もう一度だけ彼女と寝た。

あんなになってしまったが、連絡があった時は嬉しかった。
又、病院の帰り道に寄って、2人は寂しさと寒さを紛らわせた。
55774RR:2010/08/15(日) 06:38:38 ID:5dRixFyF
>>52
いや、モテ男ではないっす・・・
巡り逢っても、追えば離れ、自分が求める時には誰も居ない
そんな感じですw
56774RR:2010/08/15(日) 06:49:26 ID:5dRixFyF
歳が明けて間も無く

俺の大好きだった爺さんは天国へ行った
旅立つ前、どうしても気持ちが重く笑えない俺を
親戚の人達と、親父が
「爺さんの前で笑ってやれ」と言った

ぎこちなかった、無理矢理だったのと
こんな事を頼まれるって事は、もう時間が無いんだと感じたから・・・
涙を溜めたまま笑ったんだと思う。
爺さんは焦点が定まらないまま
「●●・・ 最後まで笑ってくれなかったのはお前だ・・・
 やっと笑ってくれたな・・・」
そう言ってみんなを泣かせた・・・

葬儀も一悶着あったが無事終了
Cからメールが来ていた。 新聞ででも知ったのだろうか?

お疲れ様でした。 お爺さんの為にも早く元気をだして下さい
と、もう少しあったな・・・ そんな内容のメールだった。有難かった。

大分Cに気持ちが傾いていた。
自分から連絡するようになり、自分から甘え、体を求めた

まだ雪が降る、春には遠い日だった
57774RR:2010/08/15(日) 07:02:17 ID:5dRixFyF
彼女は仕事でストレスがたまっていた様子だった
元々、彼女との接点はそれである。

少しずつ解決しても、悩みの種は尽きない
真面目過ぎる彼女だからこそ・・・ だと思っていた。

悩みは無くならず、一緒に居る間は良くても
離れている時には、返事に困るメールが来るようになった。

彼女を元気にしてあげたかった。
自分が落ち込んでいる時に世話になった、というのもある
彼女の力になりたかった。 好きになったんだな・・・ そう思った。

暖かくなったら、俺のバイクで少し遠出しよう
俺は提案した。 風を浴びて走れば、誰だって気も晴れる
風景等を思い出にする時も、車なんかより、バイクの時の方が鮮明に覚えるだろう。
俺はそう思っていた。

彼女は俺と一緒に外へ出て、俺のバイクをジロジロ見始めた。
大丈夫?怖くない? 女の子らしい不安だった。
一度乗ってみたらどうだ?と提案し、彼女をタンデムシートへ・・・

セキュが発報した。 俺もビックリしたが、2人で笑った。

俺は自分の気持ちを、言葉にして彼女に伝える事をしなかった。
ただ、春になったらバイクで出かけよう。そう約束し、時間があれば
彼女の部屋へ通った。
58774RR:2010/08/15(日) 07:11:29 ID:5dRixFyF
彼女は優しく、そして俺は馬鹿だった

甘えれば彼女は優しく俺の相手をしてくれた。
まるで大きい赤ちゃんだよ
彼女はよくそう言っていた。

いつも彼女に会いに行くときはバイクだった
冬は苦労した。 せめてグリップヒーターは欲しいと思った。

ある日、俺は大失敗した。
前にも同じ事を考えた。 やり直せるならやり直したい。
いや、正確には誤解を解きたい・・・

その日も俺は彼女に思う存分甘え、一緒に寝た
俺は丸くなって潜り、彼女の胸の辺りで甘えていた
何気ない会話だった。
たまたまその日まで聞かれていなかった事を聞かれた。
「どうして私なの?」
好きだから。を後にとっておきたかった俺は
「わからない」
と言ってしまった。

これが失敗だった
59774RR:2010/08/15(日) 07:20:45 ID:5dRixFyF
彼女からの連絡はその日から無くなった

こっちから連絡しても、返事は稀だった。

きっと真面目な彼女の事だ。
あの時正直に答えなかったから、恋人ではなく、タダの体だけの関係・・・
俺がそう考えていると感じたんだと思う・・・

連絡が取れなくなった異変を、理解するまで時間が掛かった事も
さらに傷口を広げた。 なんて事を言ってしまった・・・

電話には出てくれなかった。
メールで・・・ 出来ればメールは嫌だった・・・
いまさら感が増す気がしたからだ。

でも連絡が取れない事にはどうしようもない
俺はメールで気持ちを伝えた。

帰ってきた返事は
ゴメンナサイ 彼氏が出来ました。

俺は自分の浅はかさを呪い、一人寝れない夜を又迎えた・・・

後で来たメール
あの時一緒に寝たのは、お互い寂しかったからだよね

60774RR:2010/08/15(日) 07:22:54 ID:5dRixFyF
そして、その返信で
好きでした。 今でも好きです。

そう返した事で完全にトドメとなり、その後彼女とは何も無くなってしまった。


教訓
気持ちは素直に伝えましょう。

61774RR:2010/08/15(日) 07:39:50 ID:5dRixFyF
〜〜〜番外篇〜〜〜

Cと連絡が取れなくなり、数ヶ月
初夏を感じさせる暑さと・・・ そして毎年この地方には
この季節になると、旅人・・・ そう県外からのライダーが多数訪れる季節となる。

俺は雨の日以外は、一人寂しくバイク(大きいスクーター)でトコトコ走っていた
俺が馬鹿な事言わなければ、今頃後ろにCが居たかもしれない。いや、居ただろう。

相変わらずウジウジしていた。

ミラーに近づいてくるバイクが居た・・・ 速い!  俺は咄嗟に左へと車体をバンクさせた。
独特の排気音。赤いボディ。 間違いない! アコガレのドカティだ!
モンスター900と思われるバイクが俺を抜いていった・・・ いいなぁ・・・ ん???

メットから、メット二つ分ほどはみ出した髪を靡かせて走っている。
そしてあの華奢な後ろ姿! 女ライダーだ! 俺は興奮した。

自信がある。といっても限度があるが・・・
俺は速い単車をふつーにしか走らせることが出来なかったが、なぜかスクーターを他の人より
速く走らせる事が出来た。 あ、比較対象は仲間ウチだけでw

俺は本気でドカを追いかけた。 かなりキモかっただろう。
スクーターが必死でドカを追いかけるのである。 彼女はペースを上げた・・・
俺は必死に追いかけた。 後ろから、乗り方、排気音、お尻、観察させてもらった。
コッチは地元の毎日のように走る道だった。 どうにか余裕があった。

やがてペースを落とさなきゃない道へ差し掛かり、俺の必死の猛追で、ドカを射程圏内に・・・
62774RR:2010/08/15(日) 07:44:49 ID:5dRixFyF
ドゥカティM900と思われる真っ赤なバイクはスタンドへと曲がった

俺も一緒に給油して、機会があったら話しかけたいな〜なんてドキドキしてた。

ドカには昔から憧れていたのだ。 それに乗るおねーさんである。話を聞きたかった。
やがて給油の順番が回ってきた。 ドカが先だ。

俺はガン見した・・・ そしてメットを脱いだ時

中から男が出てきたw 細身のおにーさんだった。

世の中甘くはないよなw 俺は自嘲しつつ、来た道を引き返した。
63774RR:2010/08/15(日) 08:46:06 ID:hFvNGRIU
梅雨時期で2週間まともにバイクに乗ることができず、我慢しきれずに
夜中に高速に乗ったはいいけど10分もしないうちに雨が降ってきた。

やっぱやめておけばよかったかなぁと後悔しつつ、SAに避難し、
缶コーヒーを 飲みながら空を見上げる。
雨はSAに入って30分程度ですぐに止んだが、Fフェンダーが無いうえに
Rフェンダーも短い僕のSRではすぐに走りだせない。

仕方がないのでSRの横の車止め縁石に座り、ポケットティッシュで
スポークなんかを磨いてみる。

1時間くらいたってそろそろ路面が乾いてきたころかなと立ちあがった
瞬間に後ろから声をかけられた。

『それなんていうバイクですか??』

後ろから急に声をかけられてビクッとして振り返ると女の子が立っている。
最初は何が起きているかわからなかった。
女の子に声をかけられることなんて経験が無い僕はあたふたして答えた。

「あ、これ? SRっていうバイクですよ」
『そうなんですか?全然違うから。でもカッコいいですね』

そう言って彼女は笑った。
64774RR:2010/08/15(日) 09:08:35 ID:zPYvw0t+
ワッフルワッフル
65774RR:2010/08/15(日) 13:37:29 ID:oBYJrV+W
どうも友達の旦那がSR(ノーマル)に乗ってて、SRという存在は
知っているらしい。

確かに僕のSRはまるで原型が無いのでわからなくても仕方がないと思う。
しかしカッコいいバイクと言われて素直にうれしかった。

彼女はキャップをかぶり、赤いチェックの長袖にデニム、ショートブーツ。
パッと見でバイク乗りとわかった。
そういえばSAに入ってすぐの自販機前に空色のエストレヤが見えるが・・・

「あのエスト、あなたの?」
『いえ。バイク乗りたいですけど・・・免許無いので』

服装からして、てっきりバイク乗りかと思ったけど完全に外れた。
何かを期待していた自分がいて、とてつもなく恥ずかしくなった。

『今から旅行ですか?』
「いや、梅雨でずっと乗れなかったから・・・」
『まだこれからも降るみたいですね』
「そうですね。早く帰らないと」
そう言ってSRにまたがる僕。彼女が僕の左側に少し近づいてきた。

『いいなぁ。こんなバイク乗ってみたいなぁ』

そう言ってまた彼女は笑った。
笑顔がカワイイ素敵な女の子だった。

・・・それが僕と真紀との出会いだった。
66774RR:2010/08/15(日) 14:26:36 ID:7stTeLOL
>>65
SRのカスタムとか・・
モテ男臭いが一応CCC
67774RR:2010/08/15(日) 14:51:28 ID:5dRixFyF
つC
68774RR:2010/08/15(日) 15:12:10 ID:oBYJrV+W
僕はそのままエンジンをかけて走り出そうとした時、彼女が後ろから
『気をつけて』と少し手を振りながら声をかけてくれる。
普通に「はい」と返事をして僕はまだ薄く濡れているアスファルトを走り出した。

車がほとんどいない高速を走りながら「僕も手を振ればよかったな」と
よくわからないことを考えていた。


自宅に帰ると中学からの親友であり、バイクの師匠にあたる勝彦から
メールが入ってる。
明日夜飯に行こうとのこと。夜飯といってもいつものガストかサイゼリアだろう。
「了解」とだけ返信してその夜はそのまま寝た。

翌日夜。勝彦は足代わりにしているフュージョンであらわれて、いつもの
ようにタンデムしてガストへ。
昨日の夜、SAで女の子に声をかけられたと話をしたら、「つまらんネタだな」と
一蹴された。本当だと話すとアドレスを教えろと言われる。
聞いてないと答えると、
「オマエは本当にアホだな。そういう時はアドは無理でも番号だけでも聞いとけよ!
こんなチャンスもうオマエの人生に絶対に無いぞ。もったいない・・・」と説教された。

勝彦と別れて家に帰り、ネットを見ていたらまたしても勝彦からメールが。

「来週土曜夜、そのSA行くぞ。奇跡で会えるかもしれない」
僕もできたらもう一度会いたい、話がしたいと思い始めていたので、勝彦のバカな
アイデアに乗ることにした。
69774RR:2010/08/15(日) 15:29:50 ID:zd/cqXvs
うひょ リアル支援
70774RR:2010/08/15(日) 21:36:47 ID:In5S++XQ
支援
71774RR:2010/08/15(日) 21:40:00 ID:KycNB0KD
次まだか紫煙
72774RR:2010/08/15(日) 22:01:00 ID:GjO2lffC
ちょっと停滞してるようなので、流れぶった切ってスマン
コレ終わったら又ROMに戻るよ。

暑さで昼頃に目を覚ました俺は、ふとここ数日の連投で色々と思い出す事があった
セミの鳴き声が悲しい思い出を呼び出す。
こんな日は走るしかない・・・ そう思った俺はガレージへと歩き出した。
今日はハイペースで走るかも・・・ そう思った俺は、チェーンの清掃をした。
スタンドに掛けた愛車のチェーンをクリーナーとウエスで磨く。 仕上げにWAKO'Sのルブを吹いた。
ひと段落した頃には汗ダクだった。
ふと部屋に戻りF5を押した俺は>>67のレスの後、シャワーを浴び出発した。

行き先は決まってなかった。 やけに交通量が多く、今日が盆だという事を思い出した。
もしかして、Sさんは実家に帰ってきてるだろうか?
行ってみよう。 逢えたら運命、居なければそのまま南下しよう。
俺はZX-6Rのギアを蹴り、いつの通りのガコンという音を鳴らしながら出発した。
ドキドキした。何を話そう、どっかに出かけるかな? 潮風が気持ち良かった。

渋滞する国道を抜け、海沿いの道を走った。 この辺だ・・・
帰省であれば車なり、何かあっただろう。特に何も見つけれなかった俺は
早々に諦め、国道へと戻る事にした。

思い出の清算をしたいのか、夢の続きをみたい感覚なのか

どっちか分からなかった、人が嫌いな俺が、今日は妙に人恋しい気持ちだった。
渋滞で、ファンが回りっぱなしの不快な熱気と、オーバーヒートの前兆・・・ 低速での激しいドン突きを味わい
俺は、新しく出来た自動車道へと向かった。
途中でCB1300に追いついた。ヨシムラか、モリワキか・・・ 快音を発して走った。
後ろで聞き惚れていたら、入り口が見えた。 CBの方は旧道へ、俺は上へと進んだ。
俺は邪魔なパイロン達とお別れしたかった。 彼の方がバイク乗りの鏡だな、そんな事を考えた。
73774RR:2010/08/15(日) 22:18:46 ID:GjO2lffC
自動車道を時折全開で走り、水温も落ち着いた事で俺は気分が良かった。
空は怪しい雲行きだったが、雨雲は俺とは別な方向へと流れていた。

やがて、今日の走行距離が100`近くなっていた。
少し休憩するか・・・ どこで休憩するか悩んだ
ライダーの居る所へ・・・ 男でも、女でも・・ 出来れば女性で・・・
一人で走っている人を見つけたかった。 同じ方向へ向かうならご一緒出来るか聞いてみよう。
反対方向なら、その人の旅の無事を祈ろう。 

下品というか、変な話だが、俺はハイペースで走る時、同じペース、同じリズムで
走れる人が居るととても嬉しくなる。
言葉が無くても、会話が成立している気になり、女の人と寝ている時と同じ感覚だと思っていた。

誰でも良かった。 誰か〜 誰か〜・・・ いねぇ・・・

休憩所にはジェットスキーを牽引するクロカンが数台・・・・ バイクは一つも見当たらない・・・

一人寂しく休憩した。 今思えば、タンデムでツーリングなんか、した事が無い。
大体、一人か二人で走った。 後ろに誰か居てくれたらなぁ・・・

ふと愛車へ目をやり、コレじゃ無理だわw と思った。
もう少し遠くへ走る事にした。

車が多くイライラした。
同時に寂しくなった。 誰か気の合う人は・・・ 
出来れば女性で、出来れば行き先が同じ。 違えば後で連絡を・・・とか地元でばったり再開・・・とか
そんな事を妄想しながら走った。

妄想しながら、その人はどんな人だろう? そう考え始めたら
やっぱり知ってる人が良いや。そう思った。 気心の知れた人の方がお互い楽だろうし
74774RR:2010/08/15(日) 22:27:23 ID:RdUIJ3nK
C円
75774RR:2010/08/15(日) 22:38:45 ID:GjO2lffC
色々考えて走ったら、雨が降ってきた。
俺は近くの道の駅まで急ぎ、駆け込んだ・・・

そこでも、期待しながら回りを見たが・・・ 車しか居なかった。
バイクが集まる時間じゃないなw 俺は気が付いた。

少し休んでる間に雨がやんだ。
俺は引き返す事にした。 車に引っ掛かってオーバーヒート、同じ事を繰り返した俺は
せめて帰りは違う道で、と 別な道から地元を目指した。

帰りに前の車からタバコを投げられた俺は、路肩からその車を抜き
ペースを上げた。 車では何度も通った道だったが、バイクでは初めてだったので緊張した。

地元が近づき、海沿いの道路へと・・ Sさんの実家の近くへ差し掛かった時
また胸の辺りがモヤモヤした。ちょっと苦しかった。
100`以上走りっぱだったので、近くの海へ止まった。

俺はその辺を歩いた。 メットも脱いで歩いていれば、偶然が起きる可能性も・・・

30分程近くを散歩して、2本目のタバコを消す時、今日は縁が無かったんだと
帰る事にした。

一度、誰かから電話でもしてもらおうか、正月辺りにでも帰ってくるだろうか・・・
逢えるかな?逢いたいな・・・

余計寂しい思いをした俺は部屋へと戻った。

76774RR:2010/08/15(日) 22:42:46 ID:GjO2lffC
オチも何もなくてゴメンなさい!

ただ、彼女に、俺はまだバイクで走り続けているという事
もし良かったら、彼女と一緒に走りたいという事
それを伝えたかった・・・


それではROMに戻ります。
さっきの方の続きと、その後の方のイイ話、期待しています。
77774RR:2010/08/16(月) 07:28:03 ID:JyyGtzjF
土曜日は翌週のコンペ資料が出来上がらすに休日出勤となったが
何とか夜には帰宅。
降るなよと祈っていたがやっぱり小雨が降っている。

23時30分ごろ、勝彦が恋人である久美子といっしょに軽自動車で来た。
「もう一度SAに行く」案を出したのは実は久美子だった。
勝彦とは高校2年?くらいから付き合っており、僕とも友達であり3人でもよく
遊んだりもしていた。

久美子は「もしSAで会えたとしても男2人じゃ警戒するよ。女の子が
1人いるだけで安心するし。私が声掛けてあげるから」と言われると
何だかそんな気もする。ここはお言葉に甘えることにした。

結局かなりの雨だったので、久美子の軽で25時30分ごろSAへ到着。
そこそこ大きいSAだが止まっているのは暁のトラック野郎と営業車くらいなもの。
乗用車も何台かあったので、とりあえずSA内を巡回したがそれらしき人はいない。
当然外も見たが、この雨の中で外にいるのは喫煙する人だけだ。
止まない雨のせいなのか、なんだか3人とも諦めムードが漂っている。
78774RR:2010/08/16(月) 07:31:04 ID:JyyGtzjF
待つしかないということでSAに併設されたドトールで暇をつぶす。
ここはもちろん僕のおごりだ。

深夜3時まで待ったが結局彼女は現れなかった。
「その子が旅行中とかでたまたま立ち寄っただけだったらもうアウトじゃないか?」と
勝彦に言われたが、どうも旅行中の服装(雰囲気)ではなかったと思う。
「本当に『運命の人』ならまた会えるよ。その時は絶対に電話番号聞いてよ」
久美子にも慰められながら家路に着く。

その日以降、意味もなく高速に乗りSAで彼女を探す日が続いた。
深夜だけではなく、土日は朝に行ったり昼に行ったりして時間帯も変えてみた。
もうそろそろ車載器購入とETCカードの申請しようと真剣に考えていた。
何か自分のなかで諦めがつかなかったからだ。


しかし、ETCカードを申請する前にその時はやってきた。

勝彦が「オマエの人生にはもう来ない」と言われたチャンス。
それが思いもよらない形で僕の前に現れた。
79774RR:2010/08/16(月) 10:18:26 ID:AYCTGemM
CCCC
80774RR:2010/08/16(月) 10:36:30 ID:guftSAmB
C
81774RR:2010/08/16(月) 14:17:06 ID:zd5aCdjd
おおっ
82774RR:2010/08/16(月) 14:43:26 ID:f6H4uu6t
その日。勝彦からの「ツーリング行こうぜ」という誘いを断り、朝からSAに行っていた。
梅雨が明けたこともあり、SAは家族連れも多く混雑していた。
深夜でキャップをかぶっており、しかも5分と話していない彼女の顔も少し薄れてきて
しまったが、それでも記憶を頼りに彼女を探す。

お昼近くになり、今日もダメかと諦めて家路へ向かう。
いつものインターではなく、2つ先のインターで降りて適当に街中を流していた。

よく知らない大きな交差点に差し掛かると手前にスタバがある。
喉も渇いたし、ちょっと休憩しようとオープンカフェテラス前に駐車。
昼食時なのかあまり客はいないみたいだ。

一番好きなモカフラペチーノを注文すべくカウンターに。
男性店員が「いらっしゃいませ」と声をかけてくる。やっぱりアイスカフェモカにしようかと
思案していたその時、カウンター右奥から女性店員が出てくるのが見えた。

・・・・・・。
言葉を失ってしまった。
彼女だ。
間違いない。同僚の女性と笑いながら喋っている。あの笑顔だ。
頭の中が真っ白になっていた。何がどうなっているのかさっぱりわからない。
自分が何をしているのかもわからなくなっている。
83774RR:2010/08/16(月) 15:31:47 ID:zX7U0nXD
((o(^-^)o))
84774RR:2010/08/16(月) 15:54:25 ID:jIXmAW7a
ストーカーみたい・・・
85774RR:2010/08/16(月) 16:35:12 ID:f6H4uu6t
僕は適当にカフェラテか何か(記憶が曖昧)を注文して受取場所に立つ。
『御待たせしました』と満面の笑顔で彼女が僕に商品を差し出す。

恥ずかしい話だが、僕は手と足が震えていたと思う。意識も朦朧としていた。
しかしもうこんなチャンスは無い。意を決して話しかける。

「あの、、、前に、、、夜に、あ、、えっと、、、○○SAで・・・・」  
うまく言葉が続かない。

彼女は少し考えた表情だったがすぐに笑顔になった。
『あ、SRの!わぁ、、、偶然ですね。このあたりに住んでるんですか?』
「いえ、ちょっと、、、その、たまたま通りかかって」
『ほんとすごい偶然ですね』

僕の後ろにカップルが並んでいたのを見て彼女は僕に会釈をして
仕事に戻っていった。

まだ話せるチャンスがあるかもしれない。せめて連絡先だけでも聞いておきたい。
僕は冷房が効いている店内で一人汗だくになって空いてる席に座る。
その様子を勝彦が見てたら「まるで変質者だな」と大笑いするだろう。
86774RR:2010/08/16(月) 21:07:57 ID:jyoZKyTx
まるで変質者だな
87774RR:2010/08/16(月) 21:16:33 ID:Yb4ESKwF
先が気になるw
88774RR:2010/08/16(月) 22:01:01 ID:D1sIFyD0
その後、お客はあまり途切れず彼女もずっとカウンター内で仕事していた。
このままではどうしようもないと思い、客が途切れた隙に受取場所に。

「あの、、、あ、よかったら少し話せませんか?」   何を言ってるんだ僕は。
彼女は仕事中で、客とはいえ僕とムダ話ができるはずが無い。

『あ、ここ19時に終わるんで、そのあとで良かったら』  彼女は少し照れているようだ。
「え、全然。じゃ19時くらいにまた来ます」

僕はなぜか足早に立ち去った。
初めてSRに乗ったあの日と同じくらい高揚していた。
帰り道はよく覚えていないが、到着したのはなぜか勝彦が住むコーポの前だった。
89774RR:2010/08/16(月) 22:02:54 ID:D1sIFyD0
チャイムを鳴らすと久美子が出てきた。

「またSAに行ったの?完全にストーカーだね。そのうち捕まるよ」とあきれ顔で言われる。
奥から勝彦が何か言ったが聞こえなかった。
僕はすぐに奥まであがりこんでソファで横になっている勝彦に言った。
「いた。彼女がいた」
「きゃーーーー!マジで、どんな子?カワイイ?何歳?」と勝彦より先に久美子が
大騒ぎしている。その後も「えーーースゴイ、スゴイ」を連発。
「オマエ、マジかよ。すげーな。SAで会ったのか?」 勝彦も驚いているようだ。
僕はスタバで会ったこと、19時に約束したことを話した。

勝彦は「オレも行く」と言い、久美子も例の「女性が居たほうが相手も安心」作戦を
再提案してきた。僕も一人では何を話したらよいかわからない不安もあったので
2人に頭を下げてお願いした。
90774RR:2010/08/16(月) 22:07:13 ID:D1sIFyD0
19時。(僕はいったん着替えてから合流して)久美子の軽でスタバ到着。
仕事が終わるのが19時。多分片付けとか何かして遅くても19時30分と予測。

予測どおり19時30分少し前に彼女が出てきた。
車内で久美子が「メッチャかわいい!」とすでにハシャイでいる。

車から降りて「どうも」と頭を下げる。彼女も軽く会釈して近づいてきた。
久美子と勝彦が「こんばんは」とあいさつをした。
「ごめんなさい。急になんか」と僕が言いかけた時、すかさず久美子が「ほんとごめんね。
でもこの人、ホントいい人だから心配しないで」とフォローなのかなんなのかよく
わからないことを言った。彼女は久美子の人当たりがいい雰囲気に安心したのか笑っていた。
『いえ、別に大丈夫ですよ。なんか悪い人には見えないし』
「とりあえず夜飯に行こうよ」と勝彦が言って、いつものガストへ向かう。

彼女は22歳。大学生だった。希望の就職先が決まらずスタバでバイトをしている。
住んでいるところは隣の市と、そのまた隣の市の境目くらいだった。
僕とSAで会った日は大学の友人と遠方のアウトレットに行った帰りだったらしい。
友人がトイレに行ってる時に、僕のSRのタンクの色がキレイだったので話しかけたとのこと。
91774RR:2010/08/16(月) 22:11:45 ID:D1sIFyD0
僕はSAでの出会い以来ストーカーのごとく探していたことは伏せて、
バイクの話や勝彦との高校時代のバカ話などをしていた。
彼女は終始笑顔で、時には話しに入ってきて、楽しんでくれているようだった。
21時を過ぎたころ、そろそろという時に彼女と久美子が携帯アドレスを交換したのを
きっかけに僕もアドレス交換した。
彼女は自転車でバイトに来ているとのことで、スタバまで送っていき、解散になった。

その日以降、僕たちは4人で遊ぶようになった。
ボウリングをしたり、夜の海で花火をしたり、盆踊りにも行った。
プールでは彼女のビキニ姿にやられてしまい、その日は顔がまともに見れなかった。

夏から秋に変わったころ、勝彦に「オマエ、真紀ちゃんのことどうするんだ」と
何度も聞かれていた。
僕もそろそろ告白してちゃんと付き合いたいと思っている。
しかし僕には確認していないことがあった。彼氏の存在だ。

そのころには年齢差(といっても3才)があるが久美子と彼女はかなり親しく
なっており、時々2人で買い物に行ったり食事に行ったりしていた。
92774RR:2010/08/16(月) 22:16:54 ID:D1sIFyD0
そのことを話すと久美子も気にしていたらしく、翌週買い物に行った時に聞いてくれた。
結果は「彼氏がいる」ということだった。

彼氏は同じ大学だったが大手商社に就職した。出世?をすごく気にしていて、
新人なのにすごく残業している。そのため最近はほとんど会っていない。
メールもあまりなく、たまに会おうと言っても「疲れてるから」という理由で会えないらしい。

ある意味チャンスともいえる。ちょっと卑怯かもしれないが、僕だって引き下がれない。

実はまだこの時まで彼女と2人だけで会ったことはなかった。
しかし僕は思いきって彼女を紅葉に誘おうと思っていた。
バイクでと考えていたがSRはソロシートだから物理的に無理。
フェンダーを切るんじゃなかったと本気で後悔した。
しかたないので勝彦のフュージョンを借りることにした。

「真紀ちゃんだって予定あるんだから早く誘え」と勝彦にせかされていたので、
会社帰りの電車の中でメールをした。
「再来週、良かったら2人で紅葉見に行きませんか?ライトアップも最終日らしいから」
送信してからやっぱり<2人で>はまずかったかと不安になる。
93774RR:2010/08/16(月) 22:21:00 ID:D1sIFyD0
家につき、食事をして風呂に入ったがまだ返信がない。
もう22時だ。送信してから2時間。
おかしい、いつもなら15分以内くらいに返信があるはずだ。
やっぱり「2人で」がまずかったのか。
ひととおりネットを見て、明日も早いから寝ようかと思った23時45分、
彼女からメールが入る。


『今から電話してもいいですか?』


強烈に嫌な予感がする。
紅葉を断られるよりももっと嫌なことが起きる気がする。

僕は返信せずにすぐに電話をかけた。
「もしもし」
『ごめんなさい。夜遅くに。私から電話しようと思ってたんだけど』
「いや、それは別にいいんだけど。紅葉、無理だったかな?
電話じゃなくてもメールで良かったのに」
『・・・・・・』

彼女は何も言わない。
嫌な空気が僕の部屋を覆って窒息しそうだ。やけに喉が渇く。
94774RR:2010/08/16(月) 22:24:17 ID:LWXusasC
C
95774RR:2010/08/16(月) 22:37:44 ID:D1sIFyD0
「えっと、、、ホント気にしなくていいよ。別に紅葉じゃなくても食事とかさ・・・」


『・・・ごめんなさい』


「いやホントに。そんな気を使わなくても」


『・・・ごめんなさい』


鈍感にもほどがある。
僕はこの時やっと気がついた。

彼女は泣いていた。


それから少しして、ゆっくりと彼女は話始めた。
96774RR:2010/08/16(月) 22:44:29 ID:D1sIFyD0
彼女は英語を使う仕事がしたかったが、そういう仕事は少なくて
結局内定が取れなかった。
彼は1歳年上で、昨年大手商社に入社し、少しずつだが英語も使って
仕事をしているらしい。

最初はそれを聞いて「私も頑張らないと」と思っていたが、いくら探しても
希望する仕事(通訳等)は見つからない。そのうち焦りが出てきて、
彼氏に嫉妬するようになってしまい、自分からも距離を置いていた。
その頃に僕らと出会い、遊んでいる間はそういう嫌な自分を忘れることができて楽しかった。

先週彼から電話があり「別れたい」と言われた。彼の事は嫌いではなかったが、
彼の仕事に嫉妬していたのですぐに「わかった」と返事をした。

彼氏との別れ話があった直後に小さな英会話学校で臨時職員の仕事が見つかった。
契約社員で、本当は通訳とかの仕事がしたかったけど、少しでも英語にかかわれると思って
試験を受けて合格した。

僕が好意をもってくれていることは薄々わかっていた。
彼氏の仕事に嫉妬している「嫌な自分」に好意を持ってくれている人がいることが
すごくうれしかった。
紅葉に誘ってくれたのも本当にうれしかった。

でも、このまま僕と付き合っても結局同じことになるような不安があった。
自分に自信がない。
早く希望の仕事に就いて自信を持ちたいということだった。
97774RR:2010/08/16(月) 22:47:27 ID:D1sIFyD0
『・・・ごめんなさい』  

もう何度目だろうか。

彼女の気持ちもわからなくはない。
彼女もつらかったのは話を聞いていたら十分にわかる。
ここで僕の気持ちを押し付けても彼女に負担になるだけだ。
だから彼女のしたいようにさせてあげたいと思った。

でも僕にはまだやり残したことが一つだけあった。

「真紀ちゃん。君のことが好きだ。これからも、ずっと好きだよ」

『ありがとう』

「仕事がんばって。まだこれからだよ。絶対になれるよ通訳」

『うん。ありがとう』

あえて彼女の気持ちは聞かなかった。
もし少しでも僕のことを思っていると知ってしまったら、
彼女を手放すことはできないと思う。


こうして僕の恋は終わった。
98774RR:2010/08/16(月) 22:58:49 ID:M3g9eouc
せつねぇ
99774RR:2010/08/16(月) 23:00:27 ID:D1sIFyD0
彼女はそれから少ししてスタバを辞めた。
久美子には連絡をしていたらしい。
英会話学校は隣の県で、毎朝早起きして電車で通っているとのことだ。

僕はあの日以降仕事以外はあまり外出もせず、勝彦からの誘いも断っていた。


1ヵ月が過ぎた頃、冬の風に変わった土曜日の夜、SRで出かけた。
行先は彼女と出会ったあのSA。

彼女と会いたいと思っていたわけではないが、
『彼女と初めて会ったあの場所』に行ってみたくなった。

秋も終りに近づき、夜中はダウンジャケットを着ないと寒くて走れないくらいだ。

あの日と同じように誰もいない駐輪場にバイクを止める。

缶コーヒーを飲みながら、車止めに座って、星がたくさん輝いている空を見上げた。


『それなんていうバイクですか??』


真夜中の風に乗って彼女の声が聞こえた気がした。

僕はSRに跨り走り出した。
単気筒の振動がとても優しく感じる。

今日は行けるとこまで、どこまでも走っていこうと心に決めていた。

(終)
100774RR:2010/08/16(月) 23:14:45 ID:lvnQllaG
せつねぇ。
101774RR:2010/08/16(月) 23:51:53 ID:W9hCSTV5
タイミングだなあ。
巡り会えたのも含めて。
102774RR:2010/08/17(火) 17:13:56 ID:iI9ATUoz
てす
103774RR:2010/08/17(火) 20:43:05 ID:AibFk+2E
●君を小栗旬で脳内再生したw
Sさんは優木まおみ
マリちゃんは巨乳という事で…?

GTOは白 AT NA?
アクセスしたら走り出すマジでちょっと感動な物語だった

30前なら俺とタメかな?頑張れよ〜
104774RR:2010/08/18(水) 14:50:33 ID:sV5Fgh7y
高校生の時隣に住むお姉さんがバイク乗りだった
ある日寝坊して起きたら11時過ぎ(゜▽゜)こんな顔になりつつ家を出ると、お姉さんが「よう少年そんなに慌てどこに行く?」と能天気に声をかけられた
寝坊したと言うと、乗っていく?と聞かれ後ろに乗って学校にいった
105774RR:2010/08/18(水) 16:16:29 ID:mCIwzNae
>>104
エロい展開はなかったのか!!w
106774RR:2010/08/18(水) 16:51:45 ID:sV5Fgh7y
今行ってもどうせ休み時間だったので、ファミレスに行き朝昼ご飯を食べてから社長登校した
初めて乗るバイクの後ろは恐かったが風が気持ちよかった
107774RR:2010/08/18(水) 16:54:43 ID:/Jrh7ijn
お姉さんの腰はどうだった?←重要
風とかどうでもいいから
108774RR:2010/08/18(水) 17:04:49 ID:R1lN7H6z
好きに書かせなよ
109774RR:2010/08/19(木) 00:29:24 ID:RCUWkL9J
それから暫くたったある休みの日コンビニに行くとお姉さんが雑誌を立ち読みしていた。
声をかけるとなに?エロ本?と言われここで引いたら男がすたると思いエロ本片手にレジに向かった。
110774RR:2010/08/19(木) 00:49:52 ID:ofejEa6r
なんだそりゃw
111774RR:2010/08/20(金) 00:50:59 ID:u4JOLVrl
>>103
俺がイケメンにww
今じゃあ、天山とか安岡力也とか言いたい放題言われてますw
しょうもない事に苦労して老け込んでしまいました。

>GTOは白 AT NA?
黒 MT TB のフルエアロでw アクセルを踏むと飛び出す。マジでちょっと危ない。

>30前なら俺とタメかな?頑張れよ〜
かもw 俺にもみんなにも良き出会いがあらんことを!
112774RR:2010/08/22(日) 13:46:26 ID:uY9B7hML
あげ
113774RR:2010/08/22(日) 16:08:03 ID:kv8RmMMS
さげ
114774RR:2010/08/22(日) 22:20:20 ID:9gtBO4Gn
過疎sage
115774RR:2010/08/25(水) 01:09:38 ID:EFz7gnd3
保守
116774RR:2010/08/26(木) 23:33:17 ID:fnpO/tBu
バイクを止めて30分。「バイバイ」というまでにもう30分。

「一日が25時間だったら、もう1時間いっしょにいられるのにな」。
わざと気取った口調で、マフラーの残熱で手を温める彼女が言った。
キャラクターとはほど遠いクサい台詞に、二人顔を見合わせてケラケラと笑った。

「なにカワイこぶっちゃってるんだよ」
その日は、朝からずっと一緒だった。
買ったばかりの俺のバイクで、ちょっと遠出をする約束だった。
朝が苦手で不機嫌な彼女を後ろに乗せて、まだ人の少ない春の海まで走った。


                  このバイクだから誘えた  〜GSX-R750〜
117774RR:2010/08/27(金) 00:11:19 ID:NnVhdUYm
えっ
118774RR:2010/08/27(金) 18:31:19 ID:SGnQ8Uv1
彼女とは別れたけどR750はまだ元気です
119774RR:2010/08/28(土) 13:21:30 ID:nXLahYiq
ZZR250じゃないのか・・・?
120774RR:2010/08/28(土) 17:42:14 ID:ZPCI3grR
いつものツーリングコースじゃなくて、たまにはと思って逆方面に向っていると
後ろから五月蝿い原付の音が聞こえてきた。
ミラーで確認するとガキ共が4台の原付で蛇行して近づいてきた。
面倒だから左に寄って道を譲ったら、今度は目の前で下手な吹かし方で
蛇行を繰り返す。
(全員半ヘルにスウェット)
面倒くせえなぁと思って見ていたらあることに気がついた。

一番後ろの原付はオンナだったがズボンが下がっていてケツの
割れ目が見えている。


どこまでも食らいつく。
オレはそう決めて追尾を始めた。


               このバイクだから尾行できた 〜CD125T〜
121774RR:2010/08/28(土) 23:07:08 ID:2qEAc3Rr
>>116
イイネ

>>120
二番煎じツマンネ^^;
122774RR:2010/08/31(火) 02:10:24 ID:r5cqmlZL
テス
123774RR:2010/09/02(木) 20:40:34 ID:DbSXOIRA
ttp://3.tv2ch.net/jlab-tv/s/tv1283353279829.jpg

4つも当てはまってたお('A`)
124774RR:2010/09/02(木) 23:15:14 ID:iUE6+O0u
・Torrentで落としたファイルが100T以上の男
・調子にのってバイクを買ったが全く乗れてない男
・男前ではなくかつ下ネタしか言わない男
・顔の造形が想像不可能な男
・どうみても肉食系でポケットに突っ込んだ手が裏で何を握っているのかわからない男
・女の尻ばかり伺う肉欲持ち男
・「あ、うん」しか言わない男

自己紹介でした。
125774RR:2010/09/06(月) 02:00:25 ID:a+0BMx/D
保守なんだぜ
126774RR:2010/09/06(月) 20:26:58 ID:AmQmm7RY
さぁ、盛下がってまいりました。
127774RR:2010/09/06(月) 22:19:40 ID:h3D3307l
(-.-)zzZ
128774RR:2010/09/07(火) 10:03:11 ID:uwXipXov
保守
129774RR:2010/09/08(水) 02:03:47 ID:vqLcNMhL
>>109の続き
エロ本買ってからは爆笑され二人で歩きながら近くの公園で一休みをした。
たわいもない話をしながら結構盛り上げっていたら、お姉さん視線の先がエロ本をガン見していた。
130774RR:2010/09/08(水) 02:05:29 ID:I5Wrvol4
わくわく
131774RR:2010/09/08(水) 13:15:36 ID:5GH2hpA4
>>129の続き
俺は話をしながらさりげなくエロ本の内容が少しだけお姉さんに見えるように開いた。
じらしが効いたのか、お姉さんは広げていた指を軽く握り拳にした。
132774RR:2010/09/08(水) 22:51:04 ID:vqLcNMhL
「見たいの」と聞くと
「見た事無いから興味ある」
と言われ見せると
「こんなん、なってんだ〜」
まんざらでも無い様子で顔を真っ赤にしなが読み続けていた。
133774RR:2010/09/08(水) 22:58:49 ID:vqLcNMhL
エロ本をお姉さん(以下恵)にやり、その日は歩いて家に送って帰った。
次の日学校から帰るとバイクに跨がった恵が家の前で待っていて、メットを渡され
「ちょっと走ろ〜」
と言われ急いで着替えて後ろに跨がった。
134774RR:2010/09/08(水) 23:20:01 ID:efSbh6Dp
CC
135774RR:2010/09/08(水) 23:31:15 ID:vqLcNMhL
街をブラブラ流して夜景の綺麗な場所に移動してバイクを降りると頭の中はフラグキタ〜状態だったが現実は全然違った。
「フラれた…」
なにを思ったのか突然の告白それまでのフラグキタ〜からのテンションががた落ちした。
136774RR:2010/09/09(木) 17:44:34 ID:nzmvgUyk
わけわからん
137774RR:2010/09/10(金) 03:27:45 ID:SUhGe+Uf
駄作過ぎわろた
138774RR:2010/09/12(日) 18:49:50 ID:xC8GRCxQ
バイクが出てる映画で、お勧めは?
139774RR:2010/09/12(日) 19:57:24 ID:H6ejQSUm
イージー・ライダー
140774RR:2010/09/12(日) 21:05:41 ID:HaWfmn34
>>138マトリックス
モーターサイクルダイアリー図
141774RR:2010/09/12(日) 23:39:05 ID:d4XXGaeV
モトクロスド
142774RR:2010/09/13(月) 00:47:00 ID:3cUURTIX
竹内力が出てたやつ
143774RR:2010/09/13(月) 02:10:21 ID:DfA42PVs
↑ハカイダーか?w
あれはV-MAXがやたらカッコ良く見える。
144774RR:2010/09/13(月) 07:52:46 ID:W0DZDHHy
仮面ライダー
145774RR:2010/09/13(月) 08:30:55 ID:bngGjaRN
ハカイダーがV-MAX?
お、おじさん知らないわ…
146774RR:2010/09/13(月) 10:04:36 ID:DfA42PVs
キカイダーの出てこないハカイダー単体モノで、DVD化されてるかは知らん。

10年ぐらい前にレンタルVHSで観た。

まだ竹内力が二枚目路線と萬田の境目に居た時期かと思う。
続編は…無かったw
147774RR:2010/09/13(月) 22:07:12 ID:ozBw0P2h
ダスト フォー グローリーだっけ?
バハ1000のドキュメンタリー
148774RR:2010/09/14(火) 11:47:44 ID:opkTZUhp
フラグとか出会いとない俺にはこのスレが唯一の癒しの場
149774RR:2010/09/14(火) 12:43:55 ID:4kr4v6h8
つか、棚ぼた狙いしてないか?
自分から積極的に動いてる?
周りの女友達はほとんど自分から動かないぞ。
中には積極的な女もいるけど、待っている方が多いな。
150774RR:2010/09/14(火) 20:23:48 ID:ebemCsQj
会社の上司と…
151774RR:2010/09/14(火) 22:57:16 ID:KGVGgC/Z
>>148
SNSとか見てみろ

かわいいねぇ〜絡もうよ(心も体も
こんな工作活動しておまんちんできるようになるんだよ

俺には出来ないが
152774RR:2010/09/15(水) 09:08:46 ID:F8x54lFh
>151
いい加減な事教えるな
こう言う事書くからSNS初心者が
いきなり出会い求めるカキコミとかメッセ送って
大顰蹙かって総叩き→晒し→垢削除
のパターンに陥るんだよ
153774RR:2010/09/15(水) 15:03:28 ID:zSpOS6qu
そんなヤツは削除喰らって丁度いいじゃないかww
154774RR:2010/09/15(水) 21:35:58 ID:zfIwCtCX
導入部ははバイク出てこないけどご容赦のほどを…


同じ職場の別部署に、別段美人ともブサイクとも言えないが、どちらかと言うと…
ここはまぁご想像にお任せする。
とにかく、Sさんという女子社員がいる。

容姿はさておき(彼女の名誉の為に言っておくが決して不美人ではない)
性格は「きっと幸せな家庭で育ったんだろうな」と思わせるような、明るく素直で誰からも好かれる、そんな「いい子」だ。
ただ、三十路に突入しているので「子」というには語弊が無くは無いが。
155774RR:2010/09/15(水) 21:36:51 ID:zfIwCtCX
仕事振りは真面目ですでに女子社員の中ではベテランの域なのだが、
ドジッ子体質なのか、ちょっとしたミスを一日に何度もやってしまい、
彼女の部署と密接に関わりのある仕事をしている俺は度々迷惑を蒙っているのだ。
ただ運が良いのか何なのか、俺が知る限り大ポカは一度もやらかしておらず、
内容的には伝票の打ち間違いなど、まぁ本当にちょっとしたことだ。
それも彼女のキャラクターで「まぁたSはしょうがねぇなぁ」と笑いのネタになるくらい。

ちなみに彼女は短大卒の新卒入社組なので、中途で6年前に入社した俺(33)にとっては年下の先輩になるのだが、
気を遣われるのもイヤなので構わずタメ口で話すことにしている。相手は敬語なのだが。
156774RR:2010/09/15(水) 21:38:19 ID:zfIwCtCX
ある日、Sが帰り際に「あっ・・・」と口に手を当てて(この辺すでにオバサン入ってる)俺のほうをチラと見るので、
「何?」と聞くと、
「すいません・・・やってしまいました…」

詳しく書いても面白くも何ともないので割愛するが、俺が関わる仕事で彼女がミスを犯してしまい、
俺が今からそれを片付けなければならなくなったということだ。やっと帰れると思ったのに。

「すいません…あの、手伝います」
「気にしなくていいよ。もういい時間だから早く帰ったら?」
「え…でもこれ…」
「いいから。一人でやったほうが早いし」
内心ちょっとムカっときていたのでぶっきらぼうに返事すると、
その気配を察知したのか「じゃあ…本当にすみません。お先に失礼します」と、トボトボと退室していった。
同僚のAがその後姿を見て「サワちゃん(Sのあだ名)かわいそ〜」「もうちょっと言い方あると思うけど〜」と俺を非難するが、
い〜や俺は悪くないね。
157774RR:2010/09/15(水) 22:28:13 ID:BKzxsVHl
支援
158774RR:2010/09/15(水) 23:43:57 ID:Gvz+1/OE
支援
159774RR:2010/09/15(水) 23:51:47 ID:zfIwCtCX
実話なので激的な展開も無いしあんま面白くないけど…


翌朝、始業前に自分のデスクでボケーとしているとSがやってきた。何かオドオドした様子。
「あの…昨日はすみませんでした」「よかったらこれ・・・」と手渡されたのがフリスク。"sharpens you up"なアレ。
…昨日の俺は貢ぎ物を携えて詫びを入れたくなるほど気分を害した雰囲気を漂わせていたのだろうか?
しかし何故フリスク。いっつも眠そうだからシャンとしろというイヤミか。
「うわ〜サワちゃん怯えてるし〜」「あんないい子イジメるってサイテ〜」言いたい放題のA。うるせーよ。

いつも明るく元気なSのしょげた様子に、さすがの俺も何かちょっと悪いことしたなと思い、
給湯室でお茶を淹れていると思われる彼女のところへ向かう。しかし何て言えばいいのか。謝るのも変だ。
160774RR:2010/09/15(水) 23:52:52 ID:zfIwCtCX
「あのさ、昨日はごめんね」謝ってしまった。
「俺て気分屋だからちょっとしたことですぐ機嫌悪くなるけど、別に根に持つわけじゃないし」
「サワちゃんテンション低いと調子狂うからその〜、まあ昨日のことは気にしないで」

そう切り出すと彼女は胸の前で両手を振りながら(これまたオバサンぽい)
「そんな…あれは私が悪かったんですから」「ホンとすみませんでした」
「いやホンと大したこと無かったから」「こっちこそごめんね」
「ありがとうございます!」「は〜、、よかった〜」
「やっぱりTさん(俺)て実はやさしいですよね」「でも気分屋と。以後気をつけますね」
そう言って彼女はフフッと笑い、そしてパッと笑顔になった。あれ?なかなかカワイイ…。
161774RR:2010/09/15(水) 23:53:45 ID:zfIwCtCX
「でも何でフリスク」
「え?Tさんよく食べてるじゃないですか」
「よく見てるな〜。もしかして隠れファン?」
「実はそうなんですよぉ〜。しかもストーカー体質なんです〜」
「怖いって」

その出来事以降、彼女の人懐っこく気さくな性格もあって、
それまであまり親しいとは言えなかった彼女とはちょいちょい雑談などで絡むようになる。
まぁ職場の人間と仲良くなるのは悪いこっちゃない。
162774RR:2010/09/15(水) 23:54:55 ID:zfIwCtCX
それからしばらくしたある日、昼休みに自分のデスクのPCでぼんやりとバイク関係のサイトを眺めていると、
「へ〜、、、カッコいいですねぇ」とSが横から顔をのぞかせてきた。
「Tさん確か大きいバイク乗ってるんですよね?」「どんな感じのですか?」
感じと言われても説明しづらいので携帯のカメラ画像を見せる。
「え?2台も持ってるんですか?」
「これって何かバッタみたいですね…変わってる」(WR450Fモタードを見て)
「あ、白いバイクって綺麗ですね〜」(タイガー(トライアンフ)を見て)

「ハーレーみたいなのは乗らないんですか?」
「う〜ん、、あんま興味ないな〜。何で?」
「いえ、ちょっと…」
「ふ〜ん?」
163774RR:2010/09/16(木) 00:46:23 ID:gM2548Kn
支援
164774RR:2010/09/16(木) 00:48:53 ID:UsTCflY5
she\
165774RR:2010/09/16(木) 01:22:42 ID:irNb3FzT
翌日から会社が夏期休暇に入り、俺は実家に帰省していた。
帰省と言っても30kmほどしか離れていないのだが。
あまりの暑さにツーリング意欲も全く湧かずヒマを持て余していたので、
久々に実家近くにあるタイガーを買ったトライアンフのディーラーに顔を出す。ちなみに用事は全くない。
店内を眺めると目を惹く一台が。スピードマスター。
「乗るといいバイク(らしい)」にも関わらず「Vツインにあらずばアメリカンにあらず」という悪しき因習に負けて、
あえなくラインナップから消えたというクルーザータイプだ。
166774RR:2010/09/16(木) 01:24:26 ID:irNb3FzT
しげしげと眺めていると、営業氏が話しかけてくる。
「Tさん確か最初これ買うハズだったんですよね」
「そうそう。グッツィのカリフォルニアと悩んでましたね」
「ひねくれてますよね〜。素直にハーレーいかないところが」
「ハーレーは宗教じみてて何か…」
「うはは、、それ分かります。」「ときにどうですかこれ。中古ですけど状態いいですよ〜」
「ん〜、、前も言いましたけどクルーザーはもうちょっとジジイになってからにします」
「あら残念」「そういや昨日女性の方が来られて、熱心にコレの質問してましたよ」
「へ〜変わり者もいますね〜」
「まだ免許持ってないらしくて、初心者の女性でも無理なく乗れるか?とか、そんな感じでしたね」
奇特な女子だ。素直にスポーツスターにでもすりゃいいのに。883なら新車買える値段じゃないか。
167774RR:2010/09/16(木) 01:25:46 ID:irNb3FzT
翌日、クルマで買い物に出かけた帰りにディーラーの前の交差点で信号待ちしていると、
見覚えのある女子が日傘を差して歩道を歩いている。Sだ。そういや俺とは実家同士が近所だったな。
それにしてもいつ見てもあか抜けない服装ではある。センスは悪くないが野暮ったい。田舎のお嬢様風味だ。
彼女のキャラにハマっていると言えばまぁそうなのだが。

徒歩ってことは実家はすぐ近くなのかな?とか考えながら眺めていると、
Sはスタスタとトラのディーラーに入っていくではないか。え?
信号が青になったのでひとまず発進し、少し先でUターンしてディーラーの駐車場へ向かう。
てか何で俺こんなことしてるんだ?
168774RR:2010/09/16(木) 02:40:28 ID:U9EaGUfM
しえん。
169774RR:2010/09/16(木) 09:31:19 ID:lr+uWDSx
もう書いちゃってんだからSじゃなくてサワちゃんでいいんでない?

しかし、ここに書いてる人の文章読んでていつも思うけど、ちゃんと読ませる
文章にするってスゲーな。
オレが書いたら小学生の夏休み日記みたいになっちまうわ
170774RR:2010/09/16(木) 11:10:44 ID:T4rDHG5S
wktk
171774RR:2010/09/16(木) 14:40:55 ID:EvYCLRk2
支援
172774RR:2010/09/16(木) 18:47:07 ID:Ip0vTmuN
バイクがよく出てくるし
エロ要素を期待させない展開がいい。
しかも読み易い。支援
173774RR:2010/09/16(木) 20:54:01 ID:+j6AJV8X
支援wktk
174774RR:2010/09/16(木) 21:17:12 ID:/HLiL29/
続き  チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
175774RR:2010/09/16(木) 21:35:56 ID:irNb3FzT
期待してる人には申し訳ないが、エロ要素皆無なんですよコレが
でも書き始めた手前最後まで書く


店内に入るとやはりSが。件のスピードマスターの前で昨日の営業氏と話をしている。
営業氏がこちらに気付いて軽く会釈をすると、彼女もこちらに気付いたようだ。
「あれ!Tさん、、こんにちは!」「もしかしてTさんのバイクって」
「あ〜、ここで買ったからね」
「そうですか〜、、でも偶然ですね〜。今日は修理とか?」
「いや用は無いんだけど、たまたま通りかかったからちょっと…」
ウソではない。ほんとたまたま通りかかったらSを見かけただけなのだから。

その後営業氏を交えて話を聞くと、昨日彼が言っていた奇特な女子はSであるとのこと。
Sは以前たまたま通りがかったこの店に置いてあったスピードマスターを見て一目惚れしてしまったこと。
問題は免許がない(4輪しか持ってない)のと、値段(約100万円)だということらしい。
あと親も反対するだろうと。まぁこれは女の子の親なら当然と言えば当然か。
176774RR:2010/09/16(木) 21:37:52 ID:irNb3FzT
「ま〜一目惚れで買うのもいいと思うけど」「試乗しようにも免許無いんじゃね〜」
「そうですねぇ」「でもほんとカッコいいし」「はぁ〜どうしよう…」
「そういやコレって結構ステップもハンドルも遠いハズだけど、跨ってみた?」
「いえ?」「遠いって?」

おい
営業

「すいません。一昨日は色々バタバタしてたもんですから…」「どうぞ思う存分」
「いいんですか?無免許なのに(?)すみません」
跨るのに免許はいらんぞ…

おっかなびっくりで跨る彼女。

予想通り…
辛うじて届いてはいるものの腕も足もほぼ伸びきっている…
女の子にしては背は高いほう(165cmはありそう)で、手足も長いと思われるが、
170cmの俺でもちょっとコレは・・・と思ったくらいなので、やはり相当無理がある。
177774RR:2010/09/16(木) 21:39:29 ID:irNb3FzT
「遠いってこういうことなんですね…ショック…」
「早まって買わなくてよかったね」「まぁハンドルは近くに寄せることできるし、ステップもどうにでもなるハズだけど」
「そうなんですか!」
「でもお金けっこう掛かると思うよ。特にステップは」
「え〜」

さらに言うと試乗もできない状態で100万オーバーの買い物するのはどうか。
しかも免許も無いてことは、そもそもバイクってどんな感じのものなのかも分かってないだろう。

「やっぱり免許取ってから考えたら?」
「う〜んでも、、早くても1ヶ月くらいかかるみたいだし。」「それまでに売れちゃったら…」
こんな不人気車がひと月やそこらで売れるとも思えないが、その心配も分からなくはない。
178774RR:2010/09/16(木) 21:44:20 ID:irNb3FzT
「試乗ですか…」
ここで営業氏が口を挟む
「Tさんの後ろに乗ってみるというのは…」

あんたサラッと何言いだすんだ。
そんなに早く売りたいのか。

「いやバイクに乗った雰囲気くらいは分かるんじゃないかなと」
「タンデムシートでもエンジンの鼓動感とか結構伝わりますよ」
「買ったはいいけどガッカリというのも心外ですから」

「だってさ。どうする?俺は別にいいけど…」
まぁ答えは分かってるんだけど。
「あ、Tさんさえよければ是非!」

マジか
179774RR:2010/09/16(木) 21:45:17 ID:irNb3FzT
余談だが彼女、「是非!」のところで少し体をクネッとさせて胸の前で両手を握る仕草(揉み手みたいなアレ)も忘れない。
こういう芝居がかった所作が嫌味にならないところがすごいというか、かなり特異なキャラではある。
他の女がやってるの見たらブン殴りたくなると思うのだが。例えばAとか。
180774RR:2010/09/16(木) 22:17:18 ID:MFk4tQ0e
なんかええなw
181774RR:2010/09/16(木) 22:21:04 ID:q4zPrw7v
>>179
>ブン殴りたくなると思うのだが。例えばAとか
はるな愛ですねわかります

つ C
182774RR:2010/09/16(木) 22:43:05 ID:gM2548Kn
おもろいw
支援
183774RR:2010/09/16(木) 22:57:02 ID:+j6AJV8X
Aって女だったのか
支援
184774RR:2010/09/16(木) 22:58:15 ID:gOT/m+p0
同僚Aが気になるぞ
185774RR:2010/09/16(木) 23:11:34 ID:irNb3FzT
しかしこれはアレか。デカい買い物するときにテンション上がって浮かれちゃってるアレか。
予想外の展開にうろたえる俺。
「っと、そもそもこれ車検残ってるんですか?」
「そりゃもちろん」
「任意保険とかは…」
「Tさんの保険確か他車運転特約つけてましたよね。僕が説明したから覚えてますよ」
「…今日クルマだからメット無いな〜」
「もちろんお貸ししますよ!」
「真夏の幹線道路で試乗てのもなぁ…」
「時間気にしないでいいですから○○(近場のちょっとした峠)まで走ってきて下さいよ。あそこ涼しいですよ」

くっ…コイツ…。
186774RR:2010/09/16(木) 23:12:40 ID:irNb3FzT
「えっと、、大丈夫なんですか?」
「あ〜、、そうね。でもほんとにいいの?」
「え?いいって…?もちろん」
「んじゃまぁ…」

店にメットとジャケットとご丁寧にグローブまで借りてさぁ出発。
改めて外で車体を眺めてみるとシートがちょっと純正と違うような?
「前のオーナーさんがタンデム用にカスタムしたんですよ」「純正だと(タンデムは)かなり無理がありますからね」
う〜ん、、何か俺の知らないところで色々仕組まれている気さえする。
18734歳:2010/09/16(木) 23:13:04 ID:bKnT4N13
八月のある日、俺のバイクカコイイ!(・∀・)て話になって、タンデムで海を観に行く約束をしたんだ。
そしたら約束の日に限って朝から大雨。
俺なんか悪いことしましたか? |||orz

雨のせいで映画と食事のデートに換わったよ。
でもそのおかげで、たびたび会う機会が出来ました。
相手は13歳下の佐々木希似なおにゃのこです。
ヒャッハー!
188774RR:2010/09/16(木) 23:13:52 ID:irNb3FzT
気を取り直して跨ってみるとやっぱり俺でもポジションが…。どんだけ手足長いんだアングロサクソン。
まぁ操作に支障がでるほどではないので問題は無いだろう。
んで肝心のS。実は彼女、けっこうスタイルがいい。
「むかし水泳やってました」的なふわっとした体型で、大柄だけどとっても柔らかそう。
男だったら当然色々期待しようというもの。

しかし彼女の手は俺の腰にではなく、さも当然のようにグラブレールへ。
「持つトコってここでいいんですか?」
「あ、うん、いいんじゃないかな…」
背中に胸の感触は無し。
189774RR:2010/09/16(木) 23:21:36 ID:irNb3FzT
8月の陽射しは厳しい。オマケに大排気量の空冷エンジンで股火鉢状態。
信号待ちで「暑いけど大丈夫?」と声を掛ける。
「大丈夫です。走り出したら気持ちいいですね!」
確かに。これだからバイクはやめられないんだよな。

しばらく走って、高台にあるちょっとした休憩スポットへ。
2人ともバイクを降りてメットとジャケットを脱ぐ。
「ふわ〜。すっごいですねぇ…」
何やら上気してウットリとした表情だ。妙に色っぽいぞ。
「何が?」
「いえ全部。スピードとか風を切る感覚とか」
「こう、バイクってカーブ曲がるときクルマと違って頭が横に持ってかれないですよね。不思議〜」
俺も15年前はこんな感じだったんだろうか。初々しい。

「これは是非免許をとらねば!」「それと、、絶対このバイクにします!」
スピードマスターをビシッと指差してそう宣言した彼女を見て、一瞬何とも言えない感情が湧いてきた。何だろコレ。
しかしその大仰な仕草はやはりオバサンぽい…。
190774RR:2010/09/16(木) 23:22:56 ID:irNb3FzT
その後、木陰で缶コーヒーを飲みながらしばし雑談。
とは言え内容はバイクか社内のことばかり。
その中で驚いたのが、俺とA(同僚)が付き合ってるという噂が一部女子社員の間で流れてるという話。何ですかそれ。
「だって、、えりんこ(=A)とTさんてすっごい仲よさそうじゃないですか」「デート現場の目撃証言もありますよ?」
…デートで思い当たるのは休日に一緒にメシ食べに行ってることくらいか。
ヤツは食べ歩きが趣味だからそれに付き合わされるんだよな。まぁ店のレパートリーは増えるので悪くないのだが。

「そんな感じで、まぁあくまで友達だから付き合ってるてのはガセだね。」
「そうなんですか?」「でもあの子はどう思ってるかな〜」「罪作りなことになってなかったらいいですけどね」
俺の些細なボケに対して容赦なく頭ハタくようなツッコミ入れてくるヤツに、そんな殊勝な感情があるとは思えないのだが。
191774RR:2010/09/16(木) 23:24:46 ID:irNb3FzT
売り物のバイクをあまり長時間留守にさせるのも如何なモノかということで、3時間弱の試乗は終わった。
店に戻るやSは、明日ハンコ持ってくるだの、
ハンドルとステップの交換はいくらぐらいするのかだのと興奮気味に話していた。大丈夫か。

ではボチボチ帰ろうかということになったのだが、Sが徒歩だったのを思い出した。
家は近いのかと聞くと、歩いて15分だそうだ。
微妙な距離だが、まだ日が落ちていない真夏に女の子をそれだけの距離歩かせるのもどうかと思い、謹んでお送りすることに。
192774RR:2010/09/16(木) 23:25:46 ID:irNb3FzT
彼女のナビでクルマを走らせていると、何やら立派な旧家が立ち並ぶ地域へ。
「あ、ここです」
でかっ…!
立派な門にこれまた立派な土塀がずーっと向こうまで続くお屋敷の前でクルマを停める。
彼女の私服を「田舎のお嬢様風味」と評したのだが、風味ではなく本当にお嬢様だったとは。
実はアンタ働く必要ないだろ。
「ありがとうございました」「よかったらお茶でもどうですか?」
…丁重にお断りして家路につく。
193774RR:2010/09/16(木) 23:26:51 ID:irNb3FzT
実家に戻りゴロゴロしていると、さっき交換したばかりのアドレスからのメールが入った。
「お疲れさまです!今日はほんとうにありがとうございました!」
「早速ですが明日教習所に申し込みに行って、バイクも契約してきます。今から楽しみだな〜。」
「暑い中運転していただいてお疲れですよね。お盆休みゆっくりしてくださいね。ではおやすみなさい!」
ふんだんに絵文字がちりばめられていてかわいらしいが、なんかこそばゆい。
「お疲れさま。楽しいのは分かるけど、ゆっくり寝て頭冷やして明日もう一度冷静に考えるように」
「今日は箱入りのお嬢様を後ろに乗せたのでたいそう緊張しました。疲れたので俺も寝ます。おやすみなさい」
ちょっと水を注すようだけど、まぁこのくらいでいいか。

ちなみに俺のメールは手紙のような文体だと言われるのだが、どうやら彼女もそういう傾向があるようだ。
全くどうでもいいのだが。

しばらくするとまたメールの着信
「あいにく箱からはかなりハミ出してます!」

・・・
194774RR:2010/09/16(木) 23:27:14 ID:gOT/m+p0
こりゃ書いてる人は被モゲロ組だな
サワとエリンコなんて・・・羨ましすぎますお願いします
195774RR:2010/09/17(金) 00:06:02 ID:aRKJdgXs
続き気になるんですけど…⊃C
196774RR:2010/09/17(金) 00:49:58 ID:vUgcLSEO
盆休み明けにSと話すと、どうやら親はすんなりOKしてくれたそうで、
教習所にも入所して、スピードマスターも貯金をはたいてアッサリと買ってしまったそうだ。
次の週末からの教習をえらく楽しみにしているようで、その日の昼休みはその話ばかりだった。


この手の話になると

教習が上手くいかない

アドバイスを求められる

颯爽と指導

「やだ…カッコイイ…」

という妄想を喚起してしまうのだが、スジがいいのか何なのか、
彼女はすんなりストレートで免許を取得してしまった。
いや別に期待してたわけではないのだが。そもそも人にモノを教えるの大嫌いだし。
197774RR:2010/09/17(金) 00:51:36 ID:vUgcLSEO
晴れて大した苦労もせずに名実ともにスピードマスターのオーナーとなったSとは、
休日に時間が合うと2人でツーリングに行くような間柄になった。
バイクに乗るのが楽しくてしょうがない彼女と一緒に走ると、こちらまで楽しくなってしまう。
それに彼女はやはりスジがいいのか、初心者のわりに危なげなく結構なペースで走る。
俺はマイペース人間なのでソロが大好きなのだが、ツレがいるのもいいもんだと思うようになった。

「へぇ〜私は誘ってくれへんのにねぇ」
「いくらなんでもアンタのは排気量違いすぎるでしょ」「俺チンタラ走るの嫌いだし、アンタが慌てても危ない」
「んじゃ大きいのやったらいいの?」
「まぁそうなるかなぁ?」

この会話の相手である同僚のAも一応バイク乗りで、小型限定で今はジレラのランナー125に乗っている。猫目なところが気に入ったらしい。
しかしいかにクラス1の俊足スクーターとは言え、大型と長距離ツーリングするのはなかなか骨が折れるのではということと、
Aがかなりドン臭く(会社の駐輪場近くで立ちゴケしてるのを何度も目撃している)何かあったらたまらんという理由で、
今まではツーリングには誘っていなかったのだ。てか行きたいんなら自分から言え。
198774RR:2010/09/17(金) 00:53:46 ID:vUgcLSEO
とある休日。午前0時にメールの着信が。
開けてみると「本文なし」
空メールかい!
どうやら送信元はAらしく、一応確認をしてみることに。
「何か空メール来たけど用事?」
「別に〜」
何じゃそら。

その日の昼前、またもAからメールが。今度は本文アリだ。
「時間あったらちょっとお茶付き合ってよ」
彼女ご指定のこじゃれたカフェに出向くと、小柄なAがちょこんと座ってぼんやりしているのが見えた。
普段の彼女はいわゆる「森ガール」ぽい出で立ちである。ガールって歳ではないのだが。
「お待たせ」「何か話でもあるの?」
「話というか」「Tって今日確か誕生日でしょ」
「…忘れてた」
「そうなんや〜」「まぁよかったらコレ」
テーブルの上にかわいらしいリボンが掛かった紙袋が置かれる。
中身を取り出してみると様々な猫グッズが。
「猫グッズ集めてなかった?」「どうかな?」
「あ〜こりゃどうも」「ちょっとかわいらし過ぎるのもあるけど」「ありがと」
「どういたしまして〜」
それから他愛の無い世間話をしながら小一時間ほど過ごした後、部屋に帰る。
改めてプレゼントを見てみると、やはり三十路男にはかわいらし過ぎる…。
199774RR:2010/09/17(金) 01:27:19 ID:V2JebtcY
まだ続くよね? つC
200774RR:2010/09/17(金) 04:19:58 ID:R1sBPuG8
C
201774RR:2010/09/17(金) 05:29:21 ID:61zCeusf
朝からジックリ読んじまった・・
遅刻するじゃねーかこのやらう!w
支援C
202774RR:2010/09/17(金) 06:33:42 ID:6XNMTva8
はやくはやく
203774RR:2010/09/17(金) 11:09:58 ID:vX9JCxVe
うむ…今日も支援。
204774RR:2010/09/17(金) 13:03:24 ID:7IHEDwEw
禿げしく支援。
205774RR:2010/09/17(金) 16:00:17 ID:KBzyYkDm
連日で負担になったらスマンが、結構読ませてくれるし楽しみにしてるから。
いらないと言われても置いてくよ


つ C
206774RR:2010/09/17(金) 16:44:39 ID:rh8YdLOJ
懐かしいアレを置いていく。

つ(水)
207774RR:2010/09/17(金) 18:08:37 ID:7IHEDwEw
>>206
(*/∀\*)イヤン
208774RR:2010/09/17(金) 18:10:16 ID:7IHEDwEw
おっと。みず
209774RR:2010/09/17(金) 19:40:30 ID:XY6+Lqnd
まつわる恋愛話文芸グランプリ今年度ナンバーワンの予感
210774RR:2010/09/17(金) 20:04:11 ID:KTrSygH2
三角関係のヨカン!!!
211774RR:2010/09/17(金) 20:06:30 ID:w6JXVuG4
すでにズボンは脱いでおりまする

つC
212774RR:2010/09/17(金) 20:30:12 ID:8II0Yw1q
はやく・・・風邪引くがな
213774RR:2010/09/17(金) 20:39:26 ID:vX9JCxVe
だからエロは無いとあれほど…
214774RR:2010/09/17(金) 20:41:27 ID:61zCeusf
そんな彼女も今は私の妻です、に1000ペリカw
215774RR:2010/09/17(金) 21:31:57 ID:VKRhOUVz
>>214
お前のすった1000ペリカは俺が貰うわ
216774RR:2010/09/17(金) 21:59:46 ID:Tc2FXAaw
規制解除きたので支援
217774RR:2010/09/17(金) 22:23:57 ID:GvEIdsVD
以前「ペースなら合わせるから、一緒に行きたいんなら連れてくよ」と言ったものの、
それからもAがツーリングに参加する気配は無く、週末は主にSと走りに行く日が続いた。
そうして一緒に走るうちに、彼女の天真爛漫な性格や、いかにも女性らしい柔らかい物腰に次第に魅かれていったのだが、いかんせん同じ職場の人間。
後に禍根を残さぬ為にも慎重にならざるを得ず、彼女と仲のいいAに事前リサーチを敢行したところ…
・彼氏はいないっぽい
・俺に対する好感度はかなり高いのでは?
・そもそも一緒にツーリング行くくらいだから、控えめに見てもまんざらでもないハズ
・結論としては告ってしまえ!
とのことなので、これはチャンスがあれば是非、との思いを強くする。
218774RR:2010/09/17(金) 22:25:02 ID:GvEIdsVD
秋もいよいよ深まり、紅葉も見ごろを過ぎようとしていた11月某日。
俺は有名紅葉スポットにツーリングに来ていた。
同行者はS。



何故か今日に限って自分からついて来たAも。
途中、1000ccの馬力に任せてブッちぎってやろうかと何度も思ったが、
Sもいるのでそんな無体なことはできなかった。

実は今日はSに思いを告げようと思っていたのだが、
思わぬAの乱入っぷりにどうしたものかと考えていると、
「さっきから話してるのとか見てたけど、イイ感じやん」
「さっさと告ってまえ〜」
てかアンタ邪魔なんですけど。女の出歯亀はどうかと思うぞ。
「大丈夫。邪魔者はドロンしておきますんで」
219774RR:2010/09/17(金) 22:25:42 ID:3Yf2i7v5
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 .人   人   人   .人   人   人   .人   人   人    ノ    ☆
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220774RR:2010/09/17(金) 22:26:55 ID:GvEIdsVD
展望スペースで1人紅葉を眺めているSに近づく。
「ちょっと向こうまで歩かない?」
「はい」「あれ?えりんこは?」
「お手洗いじゃないかな?」「先に行っててって」
「そうですか」「じゃあ」

並んで歩きながら雑談を交えつつタイミングを窺う。
「さわちゃんて運動神経良さそうだし体力もあるよね」
「そうですか?」
「何かスポーツやってたの?」
「中高とバレーボールやってましたよ」
「そうなんだ」「俺は何となく水泳かと思ってた」
「それはまた」「何でですか?」
「何かふわっとしてて柔らかそうっていうか」
「え〜何ですかそれ?」
「いや俺の勝手なイメージ」
「へぇ〜」「ひょっとしてそういう女の子が好みとか?」
221774RR:2010/09/17(金) 22:29:26 ID:GvEIdsVD
「・・・」
こりゃもうタイミングもへったくれもあったもんじゃない。
「うん、好き」「さわちゃんみたいな子が」「みたいなってよりさわちゃんが」
「わ〜ありがとうございます〜」「いや照れますな〜」
「いや」「真面目な話」「俺と付き合ってよ」
「え…」

足を止め、きょとんとした後、みるみる困った表情になるS。

「え〜っと…」

断られるのももちろんある程度想定内ではあったのだが、予想外の断られ方だった。
何と彼女はもうじき結婚するとのこと。しかも相手は従弟って。マジかオイ。
222774RR:2010/09/17(金) 22:32:42 ID:3Yf2i7v5
つC

って、従弟ですか・・・
223774RR:2010/09/17(金) 22:34:19 ID:GvEIdsVD
「ごめんなさい」「まさかTさんが私のことそんな風に思ってくれてるなんて」
「私Tさんのこと大好きなんですよ」「ちょっとぶっきらぼうだけどすっごい優しいし」
「ツーリング中もペースのことや休憩のことずっと気にしてくれたり」
「だからとっても嬉しいのは嬉しいんです」
うわ聞きたくねー。無理から取り繕わなくていいよも〜。
「でも優しいお兄ちゃんていうのかな」「私長女だからそういう経験ないし」

絵に描いたような、相手を傷つけまいとする模範解答だが、彼女が言うと白々しさは感じられない。
それが恋愛プラシーボ効果なのか何なのかは定かではないが。
224774RR:2010/09/17(金) 22:36:36 ID:GvEIdsVD
しかし「彼氏がいる」程度だったら
→ころしてでもうばいとる
くらいやってもいいのだが、婚約者となると話は別だ。いや実際殺しもしないが。
しかも従弟て。お互い20年以上の付き合いじゃないか。こりゃもう勝ち目なし。
ここで敢えて負け戦を仕掛けるほど俺は若くもないし一途でもない。

「変なこと言っちゃってゴメン」「さっきのはナシにしといて」
「ナシにはしません。さっきも言いましたけど嬉しいんですよ」「ステキな男性から告白されるなんて女性冥利に尽きます」
「んな大層な…」「でもフォローありがと」
「そんなこと…」「Tさんこそ、えりんこをしっかりフォローしてあげて下さい」

は?
225774RR:2010/09/17(金) 22:42:17 ID:GvEIdsVD
「あの子、Tさんのことが好きで好きでしょうがないんですよ」「目見てたら分かりますもん」
「てゆうか、Tさんも薄々分かってたんでしょ?」
「それじゃ」
そこまで言うと彼女はグローブをはめ、ヘルメットを被り、スピードマスターに跨る。
「フッた男性とそのまま一緒にツーリングできるほど私も図太くはないんで」
フフッ少し悲しそうに笑い、彼女は走り去っていった。
バーチカルツインの音色の余韻と、心に刺さる妙な言葉の置き土産を残して。
226774RR:2010/09/17(金) 23:19:34 ID:qrzbH9OM
あれ?目から汗が・・・つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
227774RR:2010/09/17(金) 23:21:28 ID:8II0Yw1q
それからどうした?!
228774RR:2010/09/17(金) 23:32:43 ID:61zCeusf
>>215
どうやら俺の負けのようだな・・
支援Cw
229774RR:2010/09/17(金) 23:45:53 ID:aRKJdgXs
せつないでござる…
⊃C
230774RR:2010/09/18(土) 00:06:46 ID:oP4H88LS
そこへチョコチョコとした独特の細かい足取りでAが呑気にやってきた。
コイツが?俺のことを?
「どうやった〜?」「上手くいきましたかな?」
「ああもう玉砕ですよ」「完膚なきまでに叩きのめされた」
「やっぱそうなんや〜」「ご愁傷様〜」

ん?

「やっぱ」?
フられるの分かってたのか?
アンタが太鼓判押すから思い切った攻勢に出たんだが。

…そういやコイツなんだか今日は挙動不審だったような。
妙にテンション高いというか。
231774RR:2010/09/18(土) 00:07:58 ID:oP4H88LS
「やっぱて何だ」
「…」
「…えりんこさんは何か俺に話すことあるんじゃないの」
「…」
少し唇を噛んで目を逸らすA。
サラサラのショートヘアが11月の風に揺れる。

「俺のこと好きなの?」
「…」
俯いてますます唇を噛む。
ボリュームたっぷりの睫毛が妙に色っぽいが、ちょっとマスカラ盛りすぎだと思われる。
こんなときに何考えてんだ俺。
232774RR:2010/09/18(土) 00:09:40 ID:oP4H88LS
「…好き」「悪い?」
真正面を見据えてついに白状しやがった。いや別に悪かないんですけど。

「私Tと一緒に走りたくて免許とったんよ?」
「食べ歩きが趣味てのも概ねウソ」「ゴハンくらいやったら誘いやすいし、ついでにデートっぽいこともできるし」
「それに外堀埋めようと思ってお店も会社の子に聞いたトコばっかり行ってたし」
「おかげで社内で上手いこと噂が立ったけど、アンタ全然気ぃつかへんかったからムダやったけどね」

女てすごい…。こんな涙ぐましい努力をするのか。
何か聞いててこっちがドキドキしてきた。
対照的にえりんこさんは饒舌ながら妙に冷静に見えるのだが。
233774RR:2010/09/18(土) 00:12:27 ID:oP4H88LS
「さわちゃんとアンタがちょっと仲良くなりかけたとき、ホンマどうしようかと思った」
「あの子はメッチャええ子やし、私も好きやし」
「そやからあの子に対する嫉妬が湧いてきたときは、もう会社辞めようかとも考えてけど」
「でもこないだあの子が結婚するて聞いてホッとした」
「そんで、ちょっと使わせてもらおっかなって」
「んでアンタをうまいことそそのかしたらたら案の定玉砕」
「や〜上手いこといったわ〜」

喉がカラカラになってきた。
「…そこまでするか」
「俺にそんな価値ないでしょ」
234774RR:2010/09/18(土) 00:13:26 ID:c+O1buxK
つ@@@@
235774RR:2010/09/18(土) 00:13:55 ID:oP4H88LS
「価値…?」
少し声がうわずっている。嫌な予感が。
「好きやったらそんなん関係ないよ」
「てか」「こんなことさせる前にはよ気付けこのアホッ!」
そういうと今まで冷静と思われたえりんこさんは急に涙をポロポロと流し始めたではないか。
うわちょっと待つんだ。
236774RR:2010/09/18(土) 00:15:01 ID:oP4H88LS
「誰が好きでもない男に誕生日プレゼント贈ると思うねん!」
「あとデコメくらいちゃんと受信できる携帯持っとけ!」

「あ!あの空メールってもしかして…」
「…そう。すっごいドキドキしながら送ったのに、「え?何?」って」
「めっちゃ情けなかった…」

そこまで言うとえぐえぐとしゃくりあげながら本格的に泣き始めてしまい、
何か言ってるんだけど何言ってるかサッパリ分からなくなってしまった。
周囲の視線が痛い。諸君待ちたまえ、決して俺が悪いんじゃない。
237774RR:2010/09/18(土) 00:16:32 ID:gXcfLZlb
やーい、泣かしたw
238774RR:2010/09/18(土) 00:18:41 ID:n8aFJ8Vv
おもしろいやんけw
239774RR:2010/09/18(土) 00:19:42 ID:oP4H88LS
しばらく宥めすかしてようやくひと段落したところでふと目を上げると、
3〜4歳くらいと思われるかわいらしい女の子が2人の前に立っていた。
「おねえさんだいじょうぶ?」「ケンカしたらダメだよ?」
「おにいさんは、はんせいしてください」
まさか幼女に説教食らうとは。俺アンタの親くらいの歳なんですけど。

女の子の愛らしい言動に笑顔を取り戻したAは
「ありがとう」「でもケンカじゃないよ」と、女の子をナデナデする。
「ちょっとこのお兄さんが鈍感なだけ」
女の子は首をかしげる。
240774RR:2010/09/18(土) 00:20:32 ID:e8YmDFEn
っC
「つか」えりんこさんは何歳?

うわなにを
241774RR:2010/09/18(土) 00:20:41 ID:WBNAlS58
Aの行動はやだな…
⊃C
242774RR:2010/09/18(土) 00:21:33 ID:oP4H88LS
そして2人のバイク、ランナーとタイガーを交互に見やる。
「これはおにいさんとおねえさんのオートバイ?」
「そうよ」
「2つともねこみたいなかおですね」
「おおきいしろねことちいさなくろねこ」
2台に交互に指をさす。
「ぴったりくっついててなかよさそう」
「おにいさんとおねえさんもなかよくしてください」
243774RR:2010/09/18(土) 00:23:22 ID:oP4H88LS
そこまで言うと、女の子の母親と思われる女性が駆け寄ってきた。
「すみません」
「あ、いえ」

母親に手を引かれながらこちらを振り返り、手を振る女の子。
それに応えて小さく手を振り返すA。

「はんせいしてください」
「…はい」
244774RR:2010/09/18(土) 00:24:31 ID:e8YmDFEn
ここで冗長、足してきたか
245774RR:2010/09/18(土) 00:28:35 ID:oP4H88LS
傾きかけの夏の日差しがまだ眩しい8月。
郊外にある、マッチ箱のようにささやかな戸建ての、これまたささやかなガレージ。
そこへ朝勢いよく飛び出していったものの、暑さにやられたのかヘトヘトになった白猫が帰ってくる。

「おかえり」
ガレージで涼しい顔をしている黒猫は、あくびをしながらそう言った。
「ただいま」「やっぱやめときゃよかった」
ブツクサ言いながら白猫は彼女のそばにピッタリと身をよせる。


あのときけんかしてた2ひきのねこ
はんせいしたおおきいしろねこは、なんと、ちいさいくろねこをおよめさんにもらったんだって。

おわり
246774RR:2010/09/18(土) 00:30:03 ID:uAYCxUuv
あした現場で早く寝なきゃなのに、寝れません!
私怨(・∀・)
247774RR:2010/09/18(土) 00:32:15 ID:uAYCxUuv
と思ったらThe endですか。
いい話だった。ありがとな。MO☆GE☆RO
248774RR:2010/09/18(土) 00:32:53 ID:e8YmDFEn
あ…あ、乙
っC
249774RR:2010/09/18(土) 01:09:27 ID:Q9q1dbZV
Sに黙って告白させるAも凄いな。
フラれんの分かってても、どっかで告白して欲しくなかった筈やし。
そのショックを足かせに・・・って計算があったとしたら・・。
女って怖いな!!ww

嫁さんに言っとけ!おまい凄いってw
250774RR:2010/09/18(土) 01:24:49 ID:oP4H88LS
エロ皆無のつまんない話に付き合ってくれた人ありがとう

えりんこさんは当時28歳でした>>240
歳のわりに言動がちょっと幼いけど、言われてみれば意外と腹は黒いのかもしれません>>249

さわちゃんはほどなく従弟と結婚して退職しました
フられた後も以前と変わら無い態度で接してくれたのでとても助かりましたね
今でも夫婦同士で遊びに行ったりと、仲良くさせてもらってます
あちらのあまりのブルジョアジーぶりに呆れてしまうこともしばしばですが

あと
デコメが受信できるよう、あの後すぐ携帯は買い替えました
251774RR:2010/09/18(土) 01:53:55 ID:mes7i7Io

なんかAに感情が移行できないままキレイすぎに終わった感もあるけど、楽しめた。
お幸せに〜
252774RR:2010/09/18(土) 08:55:52 ID:ZM2IHQcU
( ;∀;)イイハナシダナー
253774RR:2010/09/18(土) 10:58:41 ID:F0jB+hrH
読みやすかったよ
鈍感君
254774RR:2010/09/18(土) 12:18:27 ID:MvVI5dsi
面白かった。ありがとう!
255774RR:2010/09/18(土) 22:50:16 ID:GjcASJQn
ふわっ とする様な…
面白かったですよ♪
256774RR:2010/09/20(月) 08:14:36 ID:u1w+clAt
かなりDQNな内容も含まれるけど書いても良いかな?
257774RR:2010/09/20(月) 09:01:05 ID:oL3Tzhr1
>256
紫煙する
258774RR:2010/09/20(月) 10:24:43 ID:xRScLbL1
>>256
まとめちゅうか?いっとけいっとけ。
259774RR:2010/09/20(月) 10:46:33 ID:MTFGYp3U
>>256
 ∧_∧      ぼこぼこにしてやんよ
 ( ・ω・)=つ≡つ
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
260256:2010/09/20(月) 13:52:41 ID:u1w+clAt
じゃ書きますね。皆様が期待する程の話じゃないけどさ。


俺は20代半ば。名前をOにでもしとく。

俺が中学生だったとき。

当時入学してから学校に行っても授業も出ないで、いわゆるヤンキー(死語?)やってた。警察沙汰だ喧嘩だ他校に殴り込みだ、ヤリタイ放題してた。

女性関係においても中1で先輩の女ヤンキーに女性の体を教えてもらい彼女もほどなく(もちろんヤンキーな女の子です)出来てただ楽しい日々だった。

そんなかんなで中3になり周りのみんなは進学先に悩み勉強に励んでるカンジであった。

え?
俺は相変わらずヤリタイ放題。高校?受験?何それ?ってなカンジ。

そんな時に彼女(S)と出会った。
261256:2010/09/20(月) 14:08:29 ID:u1w+clAt
Sはいわゆる優等生で可愛く皆に好かれる子だった。

実は彼女は俺にとって唯一の幼なじみでもあった。
彼女とは3年生で初めて同じクラスになり…っても授業にも出ずヤリタイ放題の俺にはろくに接点もなかった。

そんなある日。

たまには授業でも聞くかーってそんな軽いノリで教室に入り…でもあまりに授業に出てなかったため俺の席どこ?そんなカンジ。

そんな時、Sが近寄ってきた。

S「3年になってから初めて教室来たね。Oの席あれだよ」

俺「あーそうだっけ?サンキュー」

ん?
窓側の1番後ろ。特別席の様なカンジで用意されてた。

んだよー邪魔者かよーと思いながらも席に着き授業が始まるのを待った。

つーか俺の席の隣は誰だ?

まさか…
そうSだった。

262256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/20(月) 14:56:29 ID:u1w+clAt
トリップ付けますね。あと文才ではないので乱文は許してください。


周り「Sちゃんかわいそー。よりによってOくんの隣じゃん。」

周りの奴らはそんな目で俺達2人を見てた。彼女は気が付いていると思うけど、気にせず俺に喋りかけてきた。

S「久しぶり。ヤリタイ放題だけど、これから高校どうするの?」

俺「高校なんか行くわけねーじゃん。行きたくても3年間ろくに勉強してねーから勤まんねーよ」

S「そんなことないよ。まだ時間はあるし頑張ろうよ。」

俺「じゃー誰が3年間分の勉強教えてくれんだ?先公なんて見放してんぜ」

S「私が教えるよ。だから高校行く気があるなら一緒に頑張ろうよ。なんかOくん見てると心配だよ。」

俺「余計なお世話だ。人の心配より自分の心配しろよ。周りの目だってあんだろうよ」

正直彼女の一言は嬉しかった。でもどこか素直になれない自分がいた。
263256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/20(月) 15:23:29 ID:u1w+clAt
そんなカンジで素直になれないまま、ひどいことを彼女に言いまくってた。

でも彼女は

S「周りの目なんて関係ないよ。だから頑張ろうよ」

俺「わかったよ。俺もひどい事ばっか言ってゴメン」
俺は素直に彼女の言葉を信じた。こんな俺でも心配してくれてる人が居る。
ただそれが嬉しかった。

それから授業にも出るようになった。でもブランクあり過ぎて付いて行けるワケなく…

俺「ワケわかんねーよ。やってらんねー」

S「そんな事言わないで…ね?」

彼女が俺にノートを渡してきた。見てみると授業の内容だけではなく頭の悪い俺でも解るように解説まで付いていた。

そう彼女は授業中自分のノートを書く傍ら俺の為に別のノートに解説を付けてノートを書いていたのである。
しかし素直に喜べない俺は
俺「お前さぁ…なんでこんなにしてくれるの?良い人を演じたいの?もう気にすんなよ。放っとけよ。」

S「一緒に頑張ろうって言ったでしょ。それ見ても解らないなら解るまで教えてあげる。だから…Oくん頑張ろうよ」


彼女は目を潤ませながら俺にそう言った。
264774RR:2010/09/20(月) 15:25:43 ID:GN4GnyM3
おー今後バイクが絡んでくるのかな?
楽しみ楽しみ。
私怨
265774RR:2010/09/20(月) 17:33:29 ID:N/aGSTqL
読みやすくて良いですね。

つC
266256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/20(月) 21:22:46 ID:u1w+clAt
そう。俺は彼女を泣かせてしまった。

俺はあたふたしてたが冷静になって俺は正直に言った。
俺「ごめん。俺素直にも正直にもなれなくて。嬉しかった。Sだけ俺の事見放さないでくれた。でもSに対して周りの目もあるし素直に喜べなかった。ありがとう。もうこんな事言わないから勉強教えてくれ。一緒に頑張ろうよ。」

S「わかった。私の事は気にしないで。Oくんこれからもよろしくね。」


それからは猛勉強した。悪友との付き合いも切りただただ勉強した。解らない事はSの事を考えて放課後に近所の図書館で教えてもらった。
よく考えたら俺はSの為に勉強していた。彼女の喜ぶ顔が見たかった。彼女の期待に応えたかった。気が付いたら彼女の事を好きになっていた。

そして内申書・内申点はボロボロだったけど、Sのお陰で底辺よりはマシな普通高校に入る事が出来た。

彼女も有名な進学校に入る事が決まった。

俺「ありがとうな。ろくでもねー俺でもSのお陰で高校に入れたわ。なんかお礼しなきゃな。」

S「気にしないで。Oくんが頑張ったから入れたんだよ。おめでとう」
S「でも…それじゃーお礼してもらおっかな」

彼女はとんでもない事を言い出した。
267256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/20(月) 21:50:53 ID:u1w+clAt
S「Oくんバイクに乗ってたでしょ。よく学校の周り走ってたもんね。あれの後ろに乗らせて…お願い」

ん?
確かに勉強しだしてからはまったく乗ってなかったけどRZ250の族車(デュアルカウルや三段シートや鬼ケツ上げに直管)を先輩に借りては走り回ってた。でもあの優等生の彼女があんなバイクのケツに乗るのか?そんな事は俺が許せない。第一俺は無免許だ。

俺「ダメだよ。俺免許ないし、あんなバイクにSを乗せられない。お前だからこそ…」

S「じゃバイクの免許取ったら絶対乗せてね。約束だよ?ちゃんとした普通のバイクにね(笑)」

俺「お前との約束は絶対守よ。今の俺があるのはSのお陰。俺が免許取ってまともな(笑)バイク買って1年たったら乗せる。それまでちゃんと待っててな」

S「わかった。それまで待ってる。絶対だよ?」

彼女は残念で今にも泣きそうな顔をしていた。今考えてみたら他にも俺に言ってほしい事があったみたいだった。


程なくして俺達は中学を卒業しお互いの高校生活がスタートした。

268774RR:2010/09/20(月) 22:15:42 ID:cFzDRC8H
一旦CM入りマース
269774RR:2010/09/20(月) 22:54:05 ID:b5yZg8th
CMあけ10分前
続きのネタ帳まとめてまーす

もうすこしで0さんスタンバイでーす
270774RR:2010/09/20(月) 23:02:23 ID:TZPEGPDN
>>268-269
つまんね
271774RR:2010/09/21(火) 00:50:40 ID:r92sRMSs
>>267
つまんね
272774RR:2010/09/21(火) 02:00:58 ID:mm0vdBAN
◆4DPBaarYGgさん、私怨(^^)
273774RR:2010/09/21(火) 02:26:36 ID:4IEFUPjP
>>267
俺は1年待つほどお人好しじゃないぞ

早くしろ つC
274256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/21(火) 03:11:52 ID:nef0p41X
2人とも高校生活をスタートさせた。

彼女は進学校&部活熱心な高校に入ったので勉強に部活にと忙しい日々を送っていた。

俺は学校終わればバイトに追われる日々。彼女との約束を果たす為にバイトを掛け持ちして遊びにも目をくれずがむしゃらに働いていた。
程なく俺は16歳になり中免を取得した。

S「免許は独りで取れたんだー(笑)頑張ったね。おめでとう。あれバイクは?」

俺「約束だからな。独りでも頑張ったよ。免許取ってもバイクはまだ買ってない。大体1年たたないと2ケツは出来ませんよ。」

その時は最後は残念そうだったが免許取ったと報告した時の彼女の顔が今でも忘れられない。

また変わらぬ日々が過ぎて言った。彼女とは電話やメールや逢ったりとかしてたが早く2ケツしてツーリングにでも行きたい。そんな気持ちが強くなっていた。

そんな時。かつての悪友からゼファーの書付き5万で買わねー?車検も残ってるよー。

すぐ買った。

まーた珍な仕様だったら困るなと思い不安だったが、意外にもショート管しか付いてないドノーマルのゼファーが手に入った。


ちょうど免許取得から1年たった時だった。
275256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/21(火) 03:29:23 ID:nef0p41X
Sに連絡した。

俺「今度の土曜日ひま?空けといてよ。」

S「うん。学校あるけど、部活は休みー。どうしたの?」

俺「まだ内緒。楽しみが減っちゃうでしょ?」

そんな雑談をしてた。
すぐに彼女の為にヘルメットも買いに行った。
確かアライの3〜4万くらいのやつ。俺も半帽しかなかったんで2つ買った。

そして土曜日。

S「学校終わったよー。Oくんどうするー?」

俺「今からSんちに行くから待ってて。それから出掛けよ」

初めてSの家に行くわけではないけど、何だかかなり緊張してたな。

俺「お前んち着いたよ。出てきてよ」

S「もしかして今のバイクの音って…。わかった。すぐ行くね」

ただ彼女が家から出てくるのを待った。


276774RR:2010/09/21(火) 03:36:37 ID:zjaG28yW
支援
277774RR:2010/09/21(火) 04:04:03 ID:rls5LFjO
C
278774RR:2010/09/21(火) 10:59:57 ID:Jrd2Xlw4
いいねいいね
支援
279774RR:2010/09/21(火) 12:45:32 ID:4corjcop
支援
280774RR:2010/09/21(火) 13:28:21 ID:WBaSte9E
C
281256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/21(火) 18:21:58 ID:nef0p41X
ほんの10〜15分してSが家から出てきた。

S「やっぱそうだー。バイク乗せてくれるの?」

彼女は予想してたのか、女の子って格好よりはボーイッシュみたいな格好だった。それもまたカワイイ。

俺「約束しただろ?忘れてたとか?はい、これ。お前の為に買ったんだからな」
ヘルメットを渡した。
S「憶えてたよ。これまで楽しみに待ってたんだ」

Sはスポッとヘルメットを被ったが、どうも顎のベルトが締められないようだ。

俺「まったく、しょうがねーなー。こうやってやるんだよ」
口で説明しても解らず…

S「Oくん、やって。わからないよ。」

そこでさりげなくSの後ろにまわり抱き付くようなカンジで教えてあげた。今にも首筋にキスしたい気分で。

S「よーし!完了。どこ行くの?」

俺「海でも見に行こうか。夜景が綺麗な場所があるんだよ。」

そしてバイクを走らせた。

282256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/21(火) 18:41:15 ID:nef0p41X
S「どこに掴まったら良いの?」

俺「そこにベルトあるでしょ?そこに両手で掴まるか片手はベルトもう片手で後ろのタンデムバーに掴まるんだよ」

S「やだ怖ーい。ねーOくん!恋人みたいに抱き付いても良い?」

俺「良いよ。Sが良ければ」
すでに心臓バクバク。運転どころではない。胸が…

S「ねぇ、もうちょとスピード出してみて。」

俺「ダメだよ。俺独りじゃないんだから。危ないし」

S「良いから、ね?」

しょうがなくスピードを上げた。怖いのか楽しいのかSが俺を抱き締めてる力も強くなっていった。

俺「ちょっと胸当たり過ぎじゃない?(笑)」

S「だって怖いけど楽しいし、わざと当ててるんだから…嫌だった?」

俺固まる。


程なく海の見える公園に着いた。


283774RR:2010/09/21(火) 18:48:47 ID:QBeTjE4g
わざとだと?w
284256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/21(火) 19:14:33 ID:nef0p41X
そこの公園は市街地から1時間ちょっとの場所。
デートスポットだったが土曜の夜にしてはカップルはまったく居なかった。


S「わー!綺麗!ありがとう。嬉しい」

俺「喜んでもらえて良かった。ただバイクに乗せるだけじゃ申し訳ないもん」

それから雑談をした。とりとめもない話をした。でも俺にとって楽しく嬉しい時間だった。
Sの楽しそうな顔、はしゃぐ顔。すべてが好きだった。

S「Oくんって何で私にそこまでしてくれるの?」

俺「お前のお陰で立ち直れた。恩返ししたかった。こんなちっぽけな事しか出来ないけど、必死に免許取ってバイトしたんだからな」

しばし沈黙。今思えば彼女は照れ臭そうな顔してた。

S「Oくん…私Oくんの事が…す」

俺「俺に言わせろよ。なぁ俺さSの事好きなんだよ。こんな俺でもSのお陰で立ち直れた。お前の為なら何でも出来た。だからこれからも一緒に居てくれ。付き合おう」

Sは顔を真っ赤にしながら

S「私もOくんの事が好き。最初は幼なじみがこれ以上悪くなるのが嫌で接してた。でもOくんの頑張る姿、私との約束の為にそこまで頑張ってくれるOくん見てて気が付いたら好きになってた。昔の優しくて頼もしいOくんに戻ってた。これからもよろしくね」

俺「照れるじゃんよ。愛してるよ。こちらもよろしくね」

お互いに照れながら少しの沈黙…

しかし気が付いたら2人で唇を交わしていた。

285774RR:2010/09/21(火) 19:18:33 ID:/QbSCbih
わざと当てるとか
これは異世界バトル物に突入する流れ
286774RR:2010/09/21(火) 19:52:23 ID:rn0wtgoc
ちんこをわざと女の子に当てても逃げられるだけな不思議
287256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/21(火) 20:31:47 ID:nef0p41X
丁度よくわざとの理由を聞いてたので書きますね。期待してるようなエロい展開はありませんので。


その後も何度となくキスした。

俺「何で胸をわざと強く当ててきたの?ビックリしたじゃん」

S「私なりに頑張ってOくんにアピールしたんだよ?わからなかった?」

俺「いや、Sがそんな事するように見えないし」

彼女は真面目な優等生だ。こんな事よく出来たなと感心しつつ、もしかして男慣れしてんじゃ…なんて思ったりもした。でもすぐに不安は解消された。

S「大体さファーストキスだったんだから!大切にしてね。Oくんだけだよ、こんなに人を好きになれたのは。ホントに嘘じゃないよ。信じて」

確かにぎこちないキスだった。嘘ではないようだ。

S「私ね、Oくんの事だけ考えてたの。この人にすべてあげるって決めてたの」

嬉しかった。
まぁ真面目な彼女らしいっちゃ彼女らしい。ホントに一途な子だ。


また雑談をしてその日は彼女を家まで送って別れ際にキスをして終わった。


288774RR:2010/09/21(火) 21:45:10 ID:N+fA/Iqr
うぅークソ!チクショー!
っC
289774RR:2010/09/21(火) 21:55:12 ID:1h4GiZTx
>この人にすべてあげる だとぉ〜

いただいた感想の隅っこの屑でも開帳なさらずば許しませんよ
290774RR:2010/09/21(火) 22:07:01 ID:N+fA/Iqr
彼女の台詞がラノベチックだね。
もし娘の幼なじみの男の子がDQNになった場合、フラグ立つんだね…これはなんとしても阻止せんと…
道場行かせて矯正…それも別のフラグw
291256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 07:23:16 ID:Hi7372fW
家に帰ってから考えた。
彼女はこんな大胆な子だったか?あの優等生で皆に好かれるSが。
なんとも言えない胸騒ぎがしていた。

しばし時間がたった。Sからのメールが着ていた。

S「Oくん、今日はありがとう。なんか照れちゃったじゃん…Oくんにまたすぐ会いたい」

俺「バイトが終わったあとならいつでも良いよ。夜遅くても良いなら…俺もSと一緒に居たいよ」

S「じゃー月曜の夜に会おうよ。部活終わってからになるけどOくんのバイト終わるの待ってる…」

俺「ありがとう。バイト終わったらSんち行くね。でも夜遅いし次の日学校だけど、どっか行くの?」

S「私の部屋でお喋りしようよ。Oくんに勉強教えてあげる!って親に言っとくから。それなら平気でしょ。Oくんの事を知ってるんだし」

まさかの展開…
付きあってまだ2日だよ。それなのに彼女の部屋に招かれてしまった。正直、男である以上理性を保つ自信はなかった。
またなんとも言えない胸騒ぎがした。


そして月曜になった。
292774RR:2010/09/22(水) 09:27:45 ID:yTYJZ6b9
そして2時間経った。
293256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 10:03:48 ID:Hi7372fW
そして月曜日。

俺は普段と変わらず学校、バイトをこなしていた。
そろそろ9時。バイトをあがる時間だ。店長「Oくーん、バイトあがって良いよー」
すぐさま携帯を確認する。

S「バイト終わったら連絡して。それから来てね。鍵開けておくから私の部屋に来て。私の部屋わかるでしょ」

俺「バイト終わったよー。じゃ今から行きますわ」

時期は12月。凍える様に外は寒い。俺はバイクを飛ばし彼女の家に急いだ。

俺「着いたよ。勝手にあがって良いの?」

S「わかった。良いよー。あがってきて」

俺は彼女の家の中に入った。真っ暗だったが小声で「お邪魔しまーす」と言った。不思議と人の居る気配はなし。彼女の部屋へ向かった。
彼女の部屋の前で深呼吸。これから起こるであろう事に期待と不安しながら。コンコンとノック。

S「入ってー」

そして彼女の部屋に入った。

S「遅ーい。ずっと待ってたんだから…会いたかった…」

彼女が歩み寄ってきた。何故か身構える俺。彼女は俺に抱き付いてきた。そしてキスをした。

俺「俺だって会いたかったよ」

2人で彼女のベットに腰を掛けた。
294774RR:2010/09/22(水) 12:25:21 ID:7tTwvowO
支援
295774RR:2010/09/22(水) 15:13:56 ID:yTYJZ6b9
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
296774RR:2010/09/22(水) 16:30:33 ID:gasnT1/c
まさか本当に勉強するわけじゃないですよね?w
297774RR:2010/09/22(水) 16:35:50 ID:h5bNNq0W
科目は保健体育です。
298256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 18:19:41 ID:Hi7372fW
期待させるような事もありましたが文章では表現出来ません。失礼。

俺「親は寝ちゃったの?」

S「今日ね、居ないの。この家には2人きり。だから月曜日って言ったんだよ」

俺固まる。まぁ雑談した。どーでも良いような事を。
でも胸騒ぎがする。聞いてみた。

俺「Sってすごい積極的だよね。ビックリした」

S「んーとね、本とか雑誌で勉強してたの(笑)事の進め方を。でも勇気なかったけどOくんだから出来たのかな…Oくんみたいに慣れてないし(笑)」

カワイイ。ってか優等生な彼女らしい。勉強したってさ(笑)

S「ホントに何でも初めてなんだからね!」

俺「俺だっていつまでたっても慣れないよ。でもSと居ると自然に接してられる。ホントだよ?」

Sが急にもたれ掛かってきた。

S「この流れで行くと…エッチな事する?」

299774RR:2010/09/22(水) 18:34:10 ID:9PqarDoq
C
300256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 18:57:41 ID:Hi7372fW
ここまで言われて手を出さない訳にはいかない。
俺も漢だ。

ゆっくり彼女を愛撫した。

中坊の時とは違う。やんちゃして格好付けて寄ってくる女で彼女作ってヤリまくってた時とは違うカンジ。本気で好きで愛した女とするのは。

俺「そんな事を言ってると襲っちゃうぞー。俺だって男の子だもん」

うっとりとした瞳で彼女は言った。

S「良いよ…Oくんなら。初めてをあげるって言ったでしょ?だから今日を選んだんだよ…」

その夜、初めて彼女と結ばれた。

301774RR:2010/09/22(水) 19:07:14 ID:sJjoF0qd


302774RR:2010/09/22(水) 19:49:57 ID:OIgf4Kva
っC
DQNにも色々あると思うが、君は同類とのみ喧嘩するタイプか?
それとも気に入らない奴はどんな相手でも殴ったか?

そして乳首は舐めたか?クンニもしたか?
303256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 19:50:49 ID:Hi7372fW
彼女は震えていた。今まで勇気出して強がっていたのがわかった。
彼女も女の子だ。こんな事を言うのは恥ずかしいし初めてのエッチは緊張しただろう。俺だって違う意味で緊張していた。

俺は初めての彼女を気遣いながら愛した。

一戦交えたあと腕枕をしながら

S「噂に聞いてたけど初めてって痛いんだね。血も出てるし…。男の人に裸を見られるのだって初めてなんだからね!でも初めてがOくんで良かった…嬉しい」

俺「俺だって嬉しいさ。Sの初めての人になれたんだもん。Sとこんな事が出来て。Sと一緒になれて…」

S「照れるじゃん…ありがとう」

そんな話をしながら気が付いたら2人とも寝てしまっていた。

そして朝を迎えた。
304774RR:2010/09/22(水) 20:01:16 ID:QPqtcziZ
てーれーてーれーてってってー

昨夜は(ry
305256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 20:33:04 ID:Hi7372fW
支離滅裂な文章を書いてるかもしれませんね。過去の事&長文なので、自分でも書いた内容を忘れてしまう事もあるんです。
失礼。

>>302
今は普通の大人。彼女に出会ってからすべてが変わりました。

当時は同類のヤツとしか喧嘩はしてない。気に食わないからって弱いヤツまで殴ってたら基地だと思うよ。

エッチな事はノーコメントで。想像してみて下さい。
306256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/22(水) 21:03:27 ID:Hi7372fW
目覚ましで2人とも目が覚めた。彼女が気を利かせて目覚ましを掛けていた様だ。

俺「おはよ。気が付いたら2人とも寝ちゃってたね」

S「おはよー。寝ちゃったね。あっ!学校…」

彼女は学校に行く準備を始めた。俺は1回家に帰らなければならない。
しかし…

S「Oくん、バイクで学校まで送ってよ」

俺「良いけどSの学校ってそーゆうのマズいんじゃない?」

S「近くで降ろしてくれれば良いから…送って」

仕方なく彼女を送る事になった。

俺「このジャンパー着なよ。パッと見てその制服はマズいでしょ。これなら見られても私じゃありません!ってゴネればどーにかなると思う」

S「ありがとう…さすがOくん!慣れてますねー(笑)」

そして出発した。
307256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/23(木) 05:50:16 ID:f1j50yXC
相変わらず彼女とのタンデムの時は胸が…強く当たる。

俺「だからー胸当たり過ぎ。運転に集中出来ません」

S「だって寒いし…でも昨日あんなに触ってたじゃん(笑)朝のバイクも気持ち良いなー」

余計に当ててくる。こいつはドSか?と思いながらも…まぁ彼女なりの行動なんだろと自分と息子を納得させ学校付近に到着した。

俺「あー…S送ったせいで俺は遅刻確定だわ…。まぁ行ってらっしゃい」

S「ワガママ聞いてくれてありがとね…また連絡するね。行ってきまーす」

彼女は別れ際に俺にキスをして行ってしまった。
さて…俺も家帰って学校行きますか。確か2限目の終わりに学校に行った。
学校に着くとSからメールが着ていた。

S「Oくん今週は部活で忙しいから会えないけど、来週の木曜日会える?」

俺「バイト休みだから平気だよ。今週会えなくても俺から電話するよ」

S「やっぱり!毎週木曜は休みだね。わかったー。ちゃんと電話してね?待ってるからさ」

シフトまで握られていた。
彼女とは俺がバイト終わった後に毎夜電話した。彼女と付き合い始めてから携帯料金がはね上がったのは言うまでもない…。

そんな日々が過ぎていった。
308256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/23(木) 07:10:53 ID:f1j50yXC
彼女は綺麗?カワイイ?くより魅力的な女性になっていった。恋をすると女性は変わるって言うけどまさにそんなカンジ。
元々スタイルも良い。スポーツをやっていてもマッチョでもガリでもなく出るとこ出て凹む場所は凹んでいた。

彼女は俺に無いものも持っている。2人で会えば体を重ね、どちらかが落ち込んでいる時は励ましあい、片方無いものは埋めてあげ、お互い無いものは2人で埋めていった。支えあっていた。
2人で休日にバイク乗って色んなとこにも出掛けた。暇を見つけては夜遅くても彼女と会っていた。会えない日は電話をしていた。

お互いホントに幸せだった。

俺はこのまま時間が止まってしまえばいい…そんな事も思っていた。
でも時間は過ぎていった。

気が付いたら高校も卒業間近になっていた。
彼女は大学に進学、俺は就職先も決まり、2人のこれからの進路も決まっていた。

しかし、ある日突然やってきた。

そう…彼女が妊娠したのである。

309774RR:2010/09/23(木) 08:05:32 ID:NLVnYoch
    _, ,_パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)>>256
310774RR:2010/09/23(木) 09:06:57 ID:SvagU58b
  ∧_∧
 (*´ω`)∧∧l|l
  /⌒,つ⌒ヽ )>>256
 (  (  _)
'`'`""'`'`""'`'`""
311256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/23(木) 10:23:35 ID:f1j50yXC
すぐ彼女のもとへ急いだ。

彼女は泣いていた。

S「Oくん…生理がこないの…検査薬で検査してみたら陽性だった」

俺「病院行って確かめよう。話はそれからにしよう」

やはり妊娠していた。

S「Oくん…どうしよう。親に何て言おう…」

俺「2人で説明しよう。それより…Sの気持ちが聞きたい」

S「私は生みたい。この先どうなっても良い。Oくんと私の子供で私は今すごい幸せだよ?Oくんは幸せじゃないの?嬉しくないの?」

俺「わかった。俺も幸せだし嬉しいよ。でも生んでくれとは言いたいけど言えなかった。Sのこれからを考えちゃってさ。だからSが何て言うのか不安だった。だけどSの言葉聞いて安心した」

俺「なぁ…Sの幸せって俺にとっても幸せなんだよ。だからこれからも一生俺と居てくれよ。Sとお腹の子を幸せにする為だけに俺は生きる。結婚しよう。3人で幸せになろう」

S「うん…」

2人でSの両親に説明しに行った。
312774RR:2010/09/23(木) 10:58:11 ID:avIreciV
C
313256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/23(木) 12:17:46 ID:f1j50yXC
彼女の両親に説明した。
2人の気持ちと覚悟を。もう2人の気持ちは変わらない。結婚したいと。

両親、特に父親は猛烈に反対した。彼女は一人っ子だ。俺たちはまだ18歳、反対されて当然っちゃ当然だ。

俺は土下座した。数えられないくらい土下座した。

覚悟を決めてたけど案の定彼女の父親に殴られた。
それでも食い下がった。土下座しまくった。ホントにボコボコにされた。

S父「おまえらまだ18だぞ?おまえらだけで何が出来んだ。世の中そんな甘くないぞ」

S母「お父さんもう止めて。お母さんは応援するから。Oくんだって言ったでしょ。2人の事を幸せにする為だけに生きますって。2人で決めた事。私達が何言ったって2人は聞かないわよ…」

S「お父さんお願い…お父さん…」

S父「わかった。O!お前この先Sを泣かしたらわかってるだろうな。もうお前は俺の息子だ。息子だからこそ許さないからな…」


そこに居た全員ボロ泣きしていた。

314774RR:2010/09/23(木) 14:59:46 ID:K4SIm1bj
父さん優しいな(涙
315774RR:2010/09/23(木) 16:49:46 ID:Q3u2GbkD
学生が作った映画のほうがマシだな・・・さっさと終ってくれんかな・・・
316774RR:2010/09/23(木) 16:53:45 ID:epuEbALl
私怨!楽しく読んでます!!
317774RR:2010/09/23(木) 19:46:38 ID:oUtGO/8A
展開が安っぽくてつまらんw
長々と書くレベルじゃないわな

>>159さんがうまかっただけに余計ひどく感じる
318774RR:2010/09/23(木) 20:13:26 ID:Xqw2FYVl
>>315 >>317
まぁ、やる事やってれば出来ちゃうだろ・・
高校生のする事だ。それほどドラスティックになるわけがない。
まずは完結するまで温かく見守ってあげて欲しいね。


自分が父親なら、付き合うことは止めないけど、生むことは絶対反対するかな〜。
中絶で娘の精神が病んじゃう可能性もあるけど・・・
319774RR:2010/09/23(木) 20:40:59 ID:XWRtIbL+
セリフにリアリティがないなー
320774RR:2010/09/23(木) 20:55:00 ID:idXp6ZNB
っC
恋空か…
321774RR:2010/09/23(木) 21:16:34 ID:oUtGO/8A
童貞の書いたケータイ小説ってところだな
322256 ◆4DPBaarYGg :2010/09/23(木) 21:37:39 ID:f1j50yXC
支援してくれてる人も居ますがテンプレも読めない批判しかしないで何も書かないヤツも居るんで書くの止めますわ。

これは実際にあった事です。実際に経験すれば頭の中真っ白になりますよ。
現にSと結婚して今も順調に進んでます。
彼女のお腹には2人目も居ます。

それではROM専に戻ります。もう2度書き込みませんので。

お次は>>315さん>>317さん>>321さんの恋愛話でも聞きましょうか。

特に>>321さんのモテない話なんて興味ありますよ。
323774RR:2010/09/23(木) 21:44:59 ID:vKyphjVX
こんなもんかwww

まぁ馬鹿の考えた足跡スイーツストーリーだしな
324774RR:2010/09/23(木) 21:47:54 ID:oUtGO/8A
実際にあろうがなかろうが、
展開が安っぽくてつまらんことには変わりないんだけど
325774RR:2010/09/23(木) 21:52:37 ID:Q3u2GbkD
256の書き込みで、一番おもしろかったのは>>322だったなw
326774RR:2010/09/23(木) 21:54:33 ID:vKyphjVX
>>325
確かにw
327774RR:2010/09/23(木) 21:55:21 ID:HW/Hax18
まぁ子供が元気なら全て良い
328774RR:2010/09/23(木) 22:07:08 ID:lyRGkI6L
紆余曲折あったにせよ嫁さんもらって幸せになって子供もヒャッハーなら言うことない
書く気なくして当然の流れ

百万倍つまらん煽りと文句クレてる暇あんなら仕事しろカスども
329774RR:2010/09/23(木) 22:10:49 ID:VghzFalW
自分の子供産ませた女に
>彼女のお腹には2人目も居ます。
は無いなあ。

最後まで書いてから文句が良かったと思うけど。
気を悪くさせる奴の変わりに謝るえわ。


330774RR:2010/09/23(木) 22:14:09 ID:hZaYspOi
だれか、前スレとかで良く出来てた話アップしてくれない?
331774RR:2010/09/23(木) 22:21:56 ID:z/fg9zsh
やっと妄想が終わったか
332774RR:2010/09/23(木) 22:41:58 ID:n6YDlalC
進学校に行った彼女がどうしてあなたに興味があったのか解せない。
その辺の根拠がきちんとしてないと共感を得にくい。
333774RR:2010/09/23(木) 22:47:48 ID:bYyrz45f
情けない。書いている当事者を盛り下げてどうする。何様だ。
感謝のココロでチンコ揉みながら読ませ頂くくらいの礼儀はないのか?
こうして日本がつまらない国になるのかという原理を見ちゃったよ。
334774RR:2010/09/23(木) 23:15:23 ID:zMADHpJe
>>315
自分で書けないからってひがむなよ
335774RR:2010/09/23(木) 23:20:54 ID:epuEbALl
私怨!
最後まで書いて欲しかった。
でも、嫁さん大事にしてあげてねー
336774RR:2010/09/23(木) 23:22:05 ID:lAhZ8PcM
>330
まさみちゃんの話に一票
337774RR:2010/09/23(木) 23:24:54 ID:VghzFalW
ていうか、ラスト書いてあるんだから、終わりでいいじゃん。
338774RR:2010/09/23(木) 23:37:54 ID:U10Rxx+O
>332
>その辺の根拠がきちんとしてないと共感を得にくい。
人を好きになるのなんてあんま大した理由無いんじゃないかな
それこそ相手の気持ちなんか分かるはずも無いし

フィクションだとその辺デッチあげることもできるけど
実話だとほんと書きづらい
339774RR:2010/09/23(木) 23:58:24 ID:oUtGO/8A
>>332
>進学校に行った彼女がどうしてあなたに興味があったのか解せない。

そうそう
そのへんの内容のうすさがまさにケータイ小説なんですわ
340774RR:2010/09/24(金) 00:06:22 ID:GDxiQ11Y
車で事故って体痛めてもセクロスしたくて彼女の家にバイクで通ったのもいい思い出ww
341774RR:2010/09/24(金) 00:15:41 ID:sOF675l7
>>322
此方に再投下してくれ、頼む(人∀・)タノム

結婚に至った過程を思い出して語るスレ 2
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1260104723/
342774RR:2010/09/24(金) 00:23:47 ID:JnAVWQYp
スルー。
343774RR:2010/09/24(金) 00:39:57 ID:mOrhgAKL
>>330
四国の刀乗りの話
344774RR:2010/09/24(金) 00:44:37 ID:MyA54kM3
嫌な予感がどうのこうの言うから彼女が事故だの病気だので
BAD ENDコースかと思ってたわ。
まぁしやわせになったんならよかったね

俺のタンデムシートが使われる日はいつ来るのか・・・
つか仲良い娘はみんなペッタンコだしorz
背中におっぱいの感触を感じてみたいです
345774RR:2010/09/24(金) 01:34:49 ID:ECYcvbfg
>>256
楽しみにしてたんだが・・・w
残念だ。 連休中だったから餓鬼が多かったんだろう。

同じような話を投下して、荒れなかった俺はラッキーだったのかな?
鎮まった頃に再来希望w
346774RR:2010/09/24(金) 04:22:10 ID:bScCAbEl
愛してると言いながら性欲に負けてガキが中出しSEXなんかするからこう言う事になる
本当に愛してるならゴム使おうぜ
彼女が大学に行けなかったのは無責任な256 ◆4DPBaarYGgの責任
347774RR:2010/09/24(金) 06:52:22 ID:y8LMuqjp
>>344
> 背中におっぱいの感触を感じてみたいです

背中の感覚は手と比べるとやっぱり鈍感だから、例え裸同士でも実はあまり興奮するほど感じないのだ。
348774RR:2010/09/24(金) 08:35:24 ID:yyGB6KYj
Cだったのに。
流石に煽りくれてる奴らに気分が悪くなったわ。
読み物として共感がどうとかストーリーがどうとか言うなら、以前の書き手さんだってそう変わらんわ。
クオリティ期待すんならこんなスレやラノべじゃなくて、しっかりした文学作品でも読んどけ。
349774RR:2010/09/24(金) 09:05:54 ID:UQ6McfEi
>>339
氏ねボケ
せっかく楽しみに読んでたのに
350774RR:2010/09/24(金) 09:18:23 ID:NlZ9QhQV
>>322の気持ち分かるわ。煽り耐性が低めでもあるとは思うが。
文句言うならこの板に来なきゃいいのに、バカが多いな。
>>348さんの言うように、本屋に並んでる小説でも読んでろ。
351774RR:2010/09/24(金) 09:24:51 ID:JdpzXZ8z
煽りがゼロになることは無いよ。
DQN話がいかんとはいわんけど、荒らしを呼び込む確率は高くなるだろうな。
荒れそうな話の場合、それに比例した煽り耐性も必要になるな。
352774RR:2010/09/24(金) 12:45:36 ID:cWGDzy5D
批判は要らん
心の中にしまっとけ
353774RR:2010/09/24(金) 14:01:55 ID:23fW6KbM
煽り入れてる奴って一体何なの?
読みたくなけりゃ読まなきゃいいのに
トリ付いてるんだから、勝手にあぼーんすりゃいいだろ
354774RR:2010/09/24(金) 15:03:49 ID:uhy90yLi

そういう経験もなく、ただただ無為に30年近く生きてただけの、僻む事でしか、自分を正当化出来ない、寂しい奴なんだろう<煽る奴
355774RR:2010/09/24(金) 15:06:32 ID:uL5N1cbW
一気にカキコせんからこうなる。
反応を期待して、ぼつぼつ書くからだ。

俺は紫煙してたんだけどな。
文句しか言わない低脳なんてほっとけば良いのに・・・
356774RR:2010/09/24(金) 15:41:47 ID:WAzc4vzi
>>256
批判厨は気にすんな。恋愛経験ゼロの寂しいヤツらだ。
自分の昔を思い出してドキドキしながら読んでたよ。
ハッピーエンドで良かったぜ。
357774RR:2010/09/24(金) 16:45:35 ID:M2SXlG/B
煽り耐性なさすぎワロタ
358774RR:2010/09/24(金) 18:08:06 ID:OsIG74Lj
ほら、大して仕事できない奴に限って他人の仕事にケチつけるしか能がない。
とやかく言わずにまず書かせなさい。書いてる本人だけが仕事してるんだから。
ネガティブな茶々を入れる奴は自らの無能をさらけ出しているようなもの。
恥知らずのチョンシナ気質だな。
359774RR:2010/09/24(金) 18:08:17 ID:9KLb209U
思い出しながら書くんで、
遅筆になるけど書いていい?
360774RR:2010/09/24(金) 18:16:10 ID:NASKQ6Gv
おk
361774RR:2010/09/24(金) 18:24:17 ID:9KLb209U
ありがとう

今外だから帰ったら書くよ!
23時くらい
362774RR:2010/09/24(金) 18:26:00 ID:b4ZppMVn
人の恋愛話にケチをつけられるスレ
363774RR:2010/09/24(金) 20:12:35 ID:y8LMuqjp
>>361
っC
出来るなら全部メモにまとめてからupした方がいいよ。
幸せ一杯より不幸を乗り越えるストーリーで、その時々の気持ちを出来るだけ書いた方がいいよ?
まぁ勢いで好きに書くのが一番よ!
364774RR:2010/09/24(金) 20:14:06 ID:cHAouwDw
wktk
365774RR:2010/09/24(金) 22:04:36 ID:NbVUjViQ
昨日の話蒸し返すやつらもどうかと思うけどな

>>361はしっかり支援させていただくよ
366774RR:2010/09/24(金) 22:29:21 ID:5gqgqYu1
test
367774RR:2010/09/24(金) 22:41:56 ID:3Zbksfo5
全部書かないなら止めといてほしいなぁ。
368361♯ぶたきむち:2010/09/24(金) 22:44:53 ID:5gqgqYu1
文才無いので、読みにくいかと思いますが
自分のペースで、まったり投下していきます。

wktkする程のもんじゃないよ!!


出会いは、大学の入学旅行みたいのがあってだな
まぁ仲良くなれよお前等!って具合の1泊2日の新歓旅行だ。


俺が通ったのは短大で、男子1割しかおらず今思えばまさにハーレムw
そんなわけで、1割の男子はすぐ仲良くなったんだ。

夜にはその仲良くなった奴ら数人と、ホテルの廊下で
何をするわけでもなく、俺たちは高校時代を語りあってた。
369361:2010/09/24(金) 22:45:36 ID:5gqgqYu1
トリップが!トリップがぁぁっぁぁぁぁl
370774RR:2010/09/24(金) 22:48:42 ID:S87qFrrs
ぶたきむちワロスw
支援
371361♯kakaomame:2010/09/24(金) 22:51:49 ID:5gqgqYu1
晩飯が豚キムチだったんだ。忘れてくれw


そこへ一人、女の子が全力で走り抜けていった。
急なことだったので、顔は確認できなかった・・・がっ!
スカウターの数値は間違いなくDカップと表示されていた。


数分後、Dカップ(打つのめんどいからDとする)が
またまた全力で走ってきたんだ。


そこで仲良くなった内の一人Mが
「自分、はしゃぎすぎやで!」と一言(数年前の事なんでセリフはちょっと違うかも・・・)
その時初めて顔を確認したんだが、宮崎あおい似で無邪気な笑顔がとても似合ってたw
Dは「ぬへへw」と笑顔を残し、とある部屋に入って行った。


その後はまぁ若い行動力に身を任せ
誰かが言った「突入しようぜ?」を合図にMが
Dの入ってった部屋をノックしたんだ


童貞だった俺は知らなかったが、案外こういう場では
ノリで入れてくれるもんなんだと、嬉し恥ずかしい気持ちで入った
部屋はシャンプーの香りいっぱいで、
若き獣達のテンションがあがりそうなとこで、スカウターが異常数値を示していた
372361:2010/09/24(金) 22:53:32 ID:5gqgqYu1
ちょwwww
トリップわかんない
373774RR:2010/09/24(金) 23:03:10 ID:Ivi1r5HK
トリップの#は半角で。
374774RR:2010/09/24(金) 23:03:26 ID:VU7MYXiR
シャープは全角じゃなくて半角だぜ。

○ #なんちゃら
× ♯なんちゃら
375774RR:2010/09/24(金) 23:03:27 ID:LvRcEW07
♯は半角”#”でおながいします
376361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/24(金) 23:12:42 ID:5gqgqYu1
みんなありがとう!

>>371の続き

部屋の中にはDと、ちょいと垂れ目でDよりおっぱいが少し大きいK
DとKは、地方から来てるという事もあり、
地元の子達と比べると、幼さが残っているかわいらしい子達だった。
さらにDの方言は、小汚い関西弁に比べるとかわいさ100倍だったのだ。


しかし異常数値の原因である、見た目はドドリアさん?いや、グルド?
稲中から飛び出てきたかの様な容姿だけでも怖ろしいというのに、

そのグルドさんの発する声質は、ちびまる子のみぎわさんに近いもので
後にデスウーファーと呼ばれていた。


とにかくグルドが強烈すぎて、その場ではお菓子食べながら
トランプして遊んだことくらいしか覚えてないw
そのあと別の男グループが捕まえた女子達と廊下でしゃべったりして
旅行はまぁ知り合いも増えたし、無難に終った。

その夜、わかった事と言えば
Dは天然ちゃんであり、彼氏がいること。
Kは毒舌も吐くが、すぐツッコミが入るのでとても話しすい子で彼氏はいない。
グルドさんはスカウターの異常で詳しい事はわからない。
377774RR:2010/09/24(金) 23:27:52 ID:KS7yRbsF
C
378361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/25(土) 00:10:46 ID:4OROIDNt
新歓旅行も終わり、授業が開始された頃だろうか
食堂でDとK、もちろんグルドさんも仲良く飯を食ってるとこを発見した。

そこで頼りになるのは、やっぱりMである。
颯爽と話しかけあっという間に番号交換に踏み切っていたのだ。
童貞チキンな俺も便乗し、余計な情報も手に入れたがDとKの番号/アドレスを入手


惚れっぽい俺は、この時点でかなりDの事を気に入っていた。
だが、MもDの事を好きだとずっと言っていたし。
俺が行くからな?お前等くんなよ?と牽制され、圧倒されていた。

しかし、Dには彼氏がいるので俺はそこまで深く考えていなかったし
高校の卒業思い出と言わんばかりに、卒業前に同級生に告白し
見事に散り終えていた俺は、頑張る気力もそんなになかったのである。

反対にMは、暇さえあればDと共にするという感じで
一緒にいることを学内で良く見かけた。

俺とDは、講義が2つ程しか被っておらず
話す機会も滅多になかった。
これが童貞とそうでない奴の違いかと。
悔しい気持ちもあったが、行動に移す勇気もなく
時々、DとTにメールするくらいであった。
379361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/25(土) 00:55:49 ID:4OROIDNt
そんな悶々と過ごしている内に4月が終ろうとしいた頃

どういった経緯でそうなったかは忘れたが、
講義終わった後に男4人とD、T、グルドさんでカラオケに行くことになったのだが

学校のある場所はそこそこ田舎の方で
どこに何があるか詳しい奴もいなかった。

そこで俺は閃いた。
「皆、ちょっと待ってて。バイクでそこらへん探してくるわ!」

2駅ほど電車に乗れば、ラウンド1などある事は知っていたが
バイク乗ってんだぜwと、カッコつけたかった事もあり
愛車のFTRで皆に見送られ、徒歩でいける距離を探しに出かけた。

しかしまぁそう都合は良くなく、10分ほど探したが結局見つからず
俺は一人、派出所に駆け込み
「ここら辺ってカラオケないっすか?」とアホな質問をしていた。

学校に戻った俺は、ある事はあるんやけれど歩いて行ける距離ではない
ということを説明すると、待たせてる間に皆のテンションも下がっており
また今度にしようと話がつきそうになったのだ。

380774RR:2010/09/25(土) 00:58:18 ID:1HhoTygi
なんとふ久々に四円!
381361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/25(土) 01:27:49 ID:4OROIDNt
カッコつけたつもりが何の役にも立てず、俺はしょぼーんとしていが
Dが「豚キムチ君わざわざありがとう!」と最高の笑顔をくれ
すぐ元気になったのを覚えてる。

そして、さぁ帰ろうかという時に突然自称モデルのHが
「飲みに行かん?」と一言

メールのやり取りでDがお酒好きということを知っていた俺は
Hの誘いに食いついた!
Dも絶対のって来る予感があったのだ。


さらに状況は嬉しい方向に、男4人の内にもちろんMもいたが
Mは酒が好きではなく、そういう場も嫌っていた。
後々、俺の壁となるもう一人の男Yもいたが
MもYも俺らは帰るという、
そしてグルドさんも遅くなると〜(知ったこっちゃねぇ!)

あれよあれよと4:3のカラオケから、2:2の飲みが成立したのだ!

しかも!DとKは同じアパートで
折角だからDの部屋で飲もう!ということになった。


今日はここまで〜

自分が何考えてたとかは思い出せるけれど、
話した内容とか思い出せなくて、セリフは少なくなるけどごめんね!

また明日!
382774RR:2010/09/25(土) 02:10:00 ID:6UDZLxD8
C
383774RR:2010/09/25(土) 10:23:16 ID:AWjocThz
>>361
4○
できれば登場人物はイニシャルではなく、名前(仮名)でお願いしたい。
妄想に役立つんで・・・
384774RR:2010/09/25(土) 10:51:50 ID:wCs7T/z1
豚キムチへ
無駄な改行多すぎて醜い
どにかしろ
385774RR:2010/09/25(土) 11:24:09 ID:EPVpPvwH
馬鹿者!出筆者様に意見するな!
386774RR:2010/09/25(土) 11:35:49 ID:JYosVs5c
>>384
改行も含めて書き手の物語なんだよ。

テクニックとかそういうことじゃない。
その辺からDTだな・・とか、そういう読み取りが出来る読み手のレベルが問われるのだ。
387774RR:2010/09/25(土) 11:57:14 ID:GR2xDl5g
つC
Dとkの部屋にクルドもいたんだな?
ならば最初に「部屋には三人いて」と文頭に付けてくれると分かりやすかった。

突然登場した謎の人物Tが気になる

そして…最後まで続けて下さい
388774RR:2010/09/25(土) 12:54:44 ID:GgyYApuc
国語の先生はいらない。
語り手は自由に書けばよい。読み手は語りのエッセンスを抽出し膨らませて楽しめばよい。
野暮で下世話な批評家は無用。さあどうぞお続け下さい、豚キムチさん。
389361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/25(土) 14:48:48 ID:4OROIDNt
ごめんw Tは間違いでKです。

D=やっちゃん K=きょうちゃん H=田中 M=前田 Y=山本

で、書くよ!改行はどにかするよう頑張るわw
390774RR:2010/09/25(土) 15:09:51 ID:ugF/rMOw
>>389
パンツ脱いでまっとくわwwwww
391774RR:2010/09/25(土) 17:49:19 ID:GMJ5gQsL
>>390
風邪ひくぞ
392383:2010/09/25(土) 21:12:24 ID:AWjocThz
>>389=361 ◆8HfptNKBsQ
おお、名前をつけてくれてありがとう!
目一杯支援する!!!!!!!!!!!!
393774RR:2010/09/26(日) 01:07:40 ID:2vmIYVb6
支援
394774RR:2010/09/26(日) 21:22:05 ID:2ck2wubz
グルドさんワラタw
395774RR:2010/09/26(日) 23:48:18 ID:uJA39n3V
支援
396774RR:2010/09/27(月) 18:00:45 ID:097/7qGp
>>361
素直でよろしい

Cな。
397774RR:2010/09/27(月) 21:47:20 ID:BKy0Xg2f
もうパンツ履こうかな・・・C
398361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 00:06:52 ID:pTiItRf8
そろそろ390は風邪ひいたかな?

>>381の続き

とりあえず、やっちゃんは先に部屋へ戻り片づけをするというので
俺ときょうちゃんと田中の3人で近くのスーパーへ買出しに行った。
一人暮らしの女の子の部屋に入るのなんて、初めての事だったし
一応、男子禁制のアパートだった為、買出し中からずっとドキドキしてた。

ラフな格好で出迎えてくれたやっちゃんの姿に更にドキドキしながら上がらせてもらった部屋は、
必要最低限な物が置いてあるってだけで、さっぱりしていた。
なんか良い匂いがするなと思ったら、やっちゃんが紅茶を入れて待ってくれてたのだ。
細かい気遣いは単純に嬉しかったし、招かれて良かったんだなと安心した。
きょうちゃんも部屋着に着替えるというので、俺と田中とやっちゃんで準備をして待ってて
着替えから戻ったきょうちゃんもラフな格好でドキドキ頂きました。

そんでまぁ、飲み始めてしばらくたった頃にやっちゃんが彼氏と別れたという話を聞いた。
理由は、遠距離でほにゃららら。あんまり詳しくはその時聞かなかった。
そしてその話を聞いたとき、俺は正直嬉しくなかった。
遠くにいる彼氏より、近くの前田が良いのか・・・なんか軽いなぁと。
399774RR:2010/09/28(火) 00:26:23 ID:xhq1Xy16
帰ってこないかと思ったじゃないか

楽しみにしてるぞC
400361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 01:38:18 ID:pTiItRf8
すいません、飲みに行ったりしてたのでちょっとサボってましたw


それでから、やっちゃんの卒業アルバムとか見てたんやけど
集合写真とかで、この中で誰が一番タイプ?見たいな遊びで、俺は全部やっちゃんを選んでた。
お酒で赤くなりながら照れ笑いするやっちゃんはかわいくて仕方なかったけど、
無意識でやっちゃんを選んでしまう自分が、すんごい恥ずかしかったw

良い感じに酔ってきたとこで、「前田のどこがいいの?」と聞いてみた。
「一緒にいるとホッとするw」天然ちゃんは良くわからん。
まだ2人は付き合ってはないらしいが、もう秒読み段階に入ってると思った俺は完全にふてこいてたw
そのままやっちゃんの部屋で4人で寝たんだが、やっちゃんはベット。
俺と田中で、きょうちゃんを挟んで川の字。
酔った勢いもあったんだろう、俺はきょうちゃんのホッペと肩をつんつんして遊んでて
最初は「ひゃぁっ」とか「もぅっ」だったのが、調子に乗り過ぎて怒られたのは良い思い出。
それでも、あからさまにきょうちゃんにくっついて寝たけど何も言われなかったw

次の日は土曜日で、みんな午前中だけ講義あって学校まで一緒に歩いてバイバイした。
401361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 01:40:30 ID:pTiItRf8
>良い感じに酔ってきたとこで、「前田のどこがいいの?」と聞いてみた。
とやっちゃんに聞いてみた。に訂正
402361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 02:34:51 ID:pTiItRf8

それからGWが終った頃やったかな?やっちゃんと前田はいつの間にか付き合ってた。
いつかくるって分かっていたけれど、ショックだった。
そして俺は、きょうちゃんが好きだと周りにも言うようになった。

でも本当はやっちゃんが大好きなのだ、やっちゃんの笑顔をずっと見ていたかった。
やっちゃんと前田が2人でいる所を見るのが辛かった、そんな気持ちから逃げたかったんだろう。
その想いをきょうちゃんが好きだ!って言うことで消そうとしてた。

きょうちゃんとは、話も盛り上がるし。一緒にいて楽しいし。
うん。俺はきょうちゃんが好きだ!と少しずつきょうちゃんいいなぁってなってたんだが。
またまた俺はきょうちゃんに怒られるのだ。しかもマジギレされたw

俺は高校の頃、バンドは組んでなかったけどドラムを練習していた。
田中と山田はベースを弾けるという話を聞いて、じゃぁバンド組もう!ってことで
自称モデルの田中がボーカル、山田がベース、俺がドラムという足りてないバンドを結成。
(サークルはないが、なぜかアンプとかドラムセットの設備がある学校だった。)
俺は家にゴムパッドの偽ドラムしか無かったので、激しく楽しんでいたが
練習とかしないで、きょうちゃん、グルドさんも遊びにくるのでただのたまり場と化していた。
時々前田とやっちゃんも来たが、くんなwって思ってた。

そんなたまり場で事件は起きる!
403774RR:2010/09/28(火) 03:26:31 ID:xhq1Xy16
気になるジャマイカC
404361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 07:17:17 ID:pTiItRf8
出勤前、宣言。

今日はいっぱい投下すんぜ!
んじゃ行ってきま。
405774RR:2010/09/28(火) 08:45:12 ID:PQTXg4aI
いてらー
406774RR:2010/09/28(火) 09:38:41 ID:XFuN7IHZ
>>404
パンツぬぎっぱなしで風邪ひいたわ
407361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 22:58:40 ID:pTiItRf8
事件っていうほどの事はなかったんやけどね。

>>402の続き

多分5月の終わりくらいだったと思う。
たまり場できょうちゃん、グルドさんを含めた5人で集まっていた(この頃は俺もドラム叩かないで単なる喋り場)
ふときょうちゃんの方をみると寝ていた。
そこで俺はな〜んとなく、かわいいきょうちゃんの寝顔をきょうちゃんの使い捨てカメラで撮ったのだ。

盗撮した次の日。そのことをグルドさんがきょうちゃんに告げ口したのだ!
まぁ、現像してから誰が撮った?ってなるより良かったんやけどw
忘れはしない、土曜日の午後。
講義が終ってぼへ〜っとタバコ吸ってたとこにきょうちゃんがやってきた。

「ちょっと豚キムチ、私の寝顔撮ったってほんとなん?」

「え?!あぁ、うんw」

「最低っ!何考えてんの?絶対許さない!どっかいけ!!」とまで言われちゃったのだw

まさかそんな事言われると思ってなかった俺はえ?え?えぇ?って感じやったし
寝顔撮ったくらいで何でそんな怒られなあかんねん!って思ってた。
408361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 23:00:39 ID:pTiItRf8


言いたい事だけ言って、怒ったままどっか行っちゃうきょうちゃん。
俺の横で、どんまぃって感じな前田と田中。

「そんなにあかんことなんかな?」と二人に聞いてみたら

「いやぁ、あかんやろうw んでも、半端ないなぁw」と前田は笑いながら言うし

「寝顔はなぁ・・・めっちゃ怒らしてるしなぁ」と田中

なんだか、とても悪いことをしたと思うようになった俺は
2人に「一人で凹んできます」と告げて、なんとなく近所の公園へ
それから俺は、土曜の午後に一人でブランコに1時間以上は座ってた。
子供からみたらかなり怪しげな奴だったろうw
女の子にマジギレされるとか初めての事だったので、どうしたらいいか解らなかったし。
きょうちゃんに言われた言葉がぐるぐる頭の中でリピートされる。
そしてどんどん凹む俺。さらに怪しい奴になる。
409361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 23:02:56 ID:pTiItRf8
そんな時、やっちゃんからメールが届いた。

「みんなでホットケーキ焼くよ!豚キムチ君待ってるよ!きょうちゃんも来るよ!」と

前田が気を利かしたんだなと把握したれど、きょうちゃんに会うのが恐かったし
凹みまくりな俺は「ごめん、無理」と返信して家に帰った。

家に帰ってからも、凹みまくりでうじうじしてたがこのままじゃあかん。
とりあえず謝るしかないと思い。恐る恐るきょうちゃんに電話した。
何度もかけようとしてたけど、拒否られてたらどうしよう。出てくれんかったらどうしよう。
とかとか色々考えてしまって、なかなか電話かけられなかったのを覚えてる。

でも、実際かけたらすぐでてくれた。
なんて言って謝ったかは忘れたけれど、きょうちゃんも最初は冷たい感じで、俺はひたすら謝ってた。
「人の気持ちわかんないks野郎」とか何とか何度か罵倒されたけど、結局きょうたんはハーゲンダッツで折れてくれたw
途中からワンピースの話とかしてたんやけど、最後にまた罵倒されたw
この時に、多分俺はMに目覚めたんやと思うw
でも、許してくれたきょうちゃんがもっと好きになった。

あと、一人でブランコ乗ってる所をこの話には関係ない奴に見られてて、理由話したら爆笑された。
410774RR:2010/09/28(火) 23:11:32 ID:wFx46GWN
寝顔の何が悪いんだ・・?
具体的に説明できる奴の登場を願う。
411774RR:2010/09/28(火) 23:29:25 ID:A1wuz/nj
ゴルゴの背中に回るようなもんじゃないの?
412361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 23:34:10 ID:pTiItRf8
>>410
省いてるけど、勝手に撮ったてのも怒られたよ。
だから寝顔よりも勝手に撮られたって事も許せなかったんさ。
まぁ撮られる相手にもよるんだろうけれどw

あと、きょうちゃんは化粧とった顔とか絶対見られたくない!って断言するような子
自分の顔に自信ないらしい、かわいいのにね。

続き

そんなこんなで、前より仲良く?なった俺ときょうちゃんだが
寝顔の件から1〜2週間くらいたった頃かな。
仲良くなったらなったで、またまた俺の恋は遮られる。
きょうちゃんは山本が好きだと、俺に情報が伝わった。
山本には彼女がいたので、そんな事まったく予想してなかった。
足りないバンドの所へ、きょうちゃんが来る理由は山本だったのだ。
予想外の出来事に俺は多分変になってたのか、なんでか電話できょうちゃんに好きだと告白してた。
結果はもちろん撃沈。

しかし、今回の俺はあきらめなかった。
山本に彼女がいるという事もあったが、やっちゃんの時みたいに何もせず終るのは嫌だったのだ。
好きだと伝えてるし、行動はしたけれど。
だけど何か違う!そうだ、俺はデートがしたいんだぁぁぁっぁぁって気持ちを前田にいうたw
前田は笑いながら「とりあえず服装やなw」と、何でか前田と田中の3人で一緒に服を買いに行くことになった。
ちなみに俺はユニクロ戦士。

でも、本当に予想外なのは前田の方だった。
413361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/28(火) 23:38:22 ID:pTiItRf8
またまた、土曜の午後に豚キムチおしゃれさん計画は実行。
前田と田中と講義が終ってから一緒に買いに行くかと思いきや。
前田が何時にどこどこへ来てなと、言いだす。
ん?ん?なんで?となったが、俺と田中は集合場所近くで飯食って前田を待った。

しばらくすると前田登場。
前田の隣には見知らぬ女の子。ちょっときつめな顔立ちやけど綺麗な子。
やっちゃんとは正反対な感じの女の子だった。
( ゚Д゚)ポカーンってなた。ほんとにポカーンてなた。
田中はなんか冷静だった。いや、こいつはいつも冷静だた。

「お待たせ!ほんじゃいこか!」と、何も説明なしな前田。
その子も「こんにちは〜」くらいしか言わない。
訳もわからんまま色々連れ回されたけれど、結局何も買わなかったし。なんかミスドおごらされた。
その後、前田とその子とバイバイして、2人は手をつないでどっか行ってしまわれた。

俺と田中はマクドで緊急会議を開いた。
会議というよりも、前田すげー?って言うてただけやけど。
堂々と二股してるぜと見せ付けられたら、すげぇーって思うしかないやん。
とにかく前田はぶっ飛んでる!と内容も答えもない会議は終った。
俺と田中はどうする事もできんし、とりあえず忘れる事にした。

ちなみに田中は1個上の先輩と付き合ってた。
414361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/29(水) 00:20:16 ID:CbbmYZEo
まさかの前田事件から、俺のやっちゃんへの想いの葛藤は何だったんだ。
という気持ちはあったものの、俺はきょうちゃんとデートを実現させる為にしつこく何度もきょうちゃんを誘っていたw
一回嫌われたし、もっと嫌われても良いやっていう開き直り精神が俺を動かしていた。
前田と付き合い始めてからやっちゃんには連絡を控えてたけれど、前田の本性知ってからは時々やっちゃんにも相談してた。

そんなこんなで7月入ってすぐ、何度も断られたけど頑張った甲斐があった。
ついにきょうちゃんが折れてくれた!デートしてくれる事になったのだw
日にちとかは決めてなかったけど、近いうちにしてくれるって約束したのだ。
嬉しさのあまり俺はやっちゃんに電話した。

なかなか出てくれないやっちゃん。でも、テンション高いから何度もかける俺。
やっと電話に出てくれたやっちゃんはめっちゃ暗かった。
今にも消えてしまいそうな声でこっちの声も聞こえてるのかどうだか、喜びの報告とかしてる場合じゃなかった。
俺がわーわー言うてる間に、やっちゃんはついに泣き出してしまったのだ。
「今どこにおんの?」という問いかけに「・・・川」
「家の近くの?今から行くから」と言っても「来ないでいい。」
「んじゃ俺はたまたま、川に行くから。やっちゃんはたまたま、川に居て!」と一方的に言うて、
電話を切って、俺は自宅からバイクで学校近くの川を目指した。
415361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/29(水) 00:22:38 ID:CbbmYZEo
川なげーよ、川多いよ、どこだよ!!ってなりながらバイクで30分飛ばした。
学校付近に着いたのは0時あたりで、もうね真っ暗でFTRのライトじゃ暗いし
川沿いの塗装されてない道もめっちゃ恐かった。でも、うはwwwドラマちっくぅwとか思ってたのは内緒。
しかし、現実はそんなドラマなんぞなくて30分くらい探したけど、やっちゃんと出会えず。
やっちゃんに電話してもでてくれない、じゃぁきょうちゃんに電話。
「やっちゃんが泣いてた→家にいるかどうか→見つかったら連絡ちょうだい。あと大好き。」
って最後にちょけたら罵られた。萌えた。

しばらく川でタバコ吸ってたんだが、やっちゃんから電話きた。怒られた。
「なんできょうちゃんに言うの!きょうちゃんには心配かけたくなかったのに!」
やっちゃんが怒ってるのは初めてだったので、もちろん萌えた。
とりあえずやっちゃんをなだめて、明日学校で話聞くからという約束をした。

家に帰って、きょうちゃんにメールしたら珍しく罵倒されることなく。
「お疲れ!しっかりね!」って返事がきたので
「僕の事をしっかり慰めてね、愛しのきょうちゃん!」って返したら
「私は山本くんに慰めてもらうけどねっ!」って返事きた。
なんでだろう?萌えた。
416774RR:2010/09/29(水) 00:53:26 ID:U6eDBsFd
つC
417774RR:2010/09/29(水) 07:18:30 ID:+N6uozZW
っC
きょうちゃんと結婚したら一生尻に敷かれるなぁ。
なんか正直な気持ち書いてくれるから面白いよ。
だから分かるけど、きょうちゃんが好きなんじゃなくて、シチュエーションに萌えてるだけじゃね?
418774RR:2010/09/29(水) 08:14:54 ID:QLEsCl7v
なんだこれwおもしろいぞ
419361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/30(木) 01:45:11 ID:V1AE+eOv
>>417
>シチュエーションに萌えてるだけじゃね?

あの頃はその通りやったと思う。きょうちゃんの優しさにも甘えていたんかな。
でも、きょうちゃんが大好きだったのは間違いない。

>>415の続き

やっちゃんのお悩み内容は、聞かずとも解ってた。前田の事しかない。
でも正直、女の子から相談受けるのなんて初めてで、俺には荷が重いよ。重すぎるよぉおおってなってた。
講義中も俺は前田の本性を告げるべきか、告げないべきか悩んだ。
一人で悩んだあげく、聞くだけにしようと決意してやっちゃんと会った。

そんでやっちゃんから話を聞いてわかった事。
やっちゃんは元彼に遠距離になった途端、突然振られた。
前田は最初だけ優しくて、安心してたけど付き合ってからどんどん冷たくなった。
しかも休みに会うことは1回もなくて、デートといえるデートはした事ない。
6月に入って以降、学校でも話してくれなくなって、やっちゃん自身も近づきがたくなった。
自分と別れたいのか、自分がなにかいけない事したのか、どうしたらいいのか。
誰にも言えなくて、辛くて学校も辞めたくなってたらしい。
のんきな事ばっか言う俺も、やっちゃんを苦しめた一因だったと思う。

軽い女とか思っててごめんね。やっちゃん。
男運なさすぎ、やっちゃん。
やっちゃんの泣き顔みてたら、なんでか俺まで泣いてしまった。
「俺と、きょうちゃんおるし、学校は絶対辞めないで。」
「前田なんかさっさと捨てちまえ」とだけ言うた。
(本当はもっとくさいセリフ吐いてた)

その後、やっちゃんは元気なかったけどちょっとすっきりした顔で帰って行った。
俺は一人でなんか凹んでた。
日課のきょうちゃんへのちょけメールも送らなかった。
420361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/30(木) 01:54:21 ID:V1AE+eOv
その次の日に、ふっと現れたやっちゃんが
「さようならってメール送りつけてちゃった」って笑顔なのに目一杯に涙溜めた顔で告げてった。
「そうか、おつかれ!頑張ったな」とだけ、言うてバイバイした。
情けないが俺じゃなんもできんし、きょうちゃん頼んだぜ!って感じだった。
その後、前田の言い分も聞いたけれど、けった糞悪いので省略。

んでもって、その次の日がやっちゃんの誕生日だったので
きょうちゃんに「どっちのプレゼントが、やっちゃん喜ぶか勝負しようぜ!」と訳のわからん事を持ちかけた。
「変なもんあげるなよ」って言われただけだったので、罵られ足りなくて残念。
やっちゃんのプレゼント買うついでに、きょうちゃんに変なもんあげようと決意。

やっちゃんには、お風呂のお湯が良い匂いのするゼリーになる!という変なものとアロマキャンドルセット。
(今思えば、お風呂がローション満載になるだけじゃまいかwえろいw)
きょうちゃんには、ぶにょぶにょしたリアルな目玉のボールみたいなものあげた。

久しぶりに見れたやっちゃんの笑顔は、やっぱりかわいくて幸せになった。
きょうちゃんは白いサマーニット坊あげてた。めっちゃ似合ってたwやっちゃんめっちゃかわゆすw
目玉ボールは、すんげぇ勢いで投げ返されたw痛かったけど萌えた。
しかも、勝負は俺の負けらしくハーゲンダッツ2人分買わされたw
421361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/30(木) 02:02:54 ID:V1AE+eOv
そんなこんなで、前期も終わろうとテスト期間に入った。
課題の提出などもあったので、3人でワイワイしながら片付けたりもしてた。
きょうちゃんとのデートの約束は、テストもあるって事で進展なしだったけれど
テスト終わりかけた頃、やっちゃんに呼び出された。

なんぞ?だろうと呼ばれた場所に行くと、なぜがグルドさんもいた。
「夏休み入ったら、私とグルドさんときょうちゃん、あと豚キムチ君の友達呼んで遊ぼう?」とやっちゃん
なかなかデートできない俺の為に?やっちゃんが合コンちっくな計画を立ててくれたのだ。
色々あってきょうちゃんとデートする約束したことを、やっちゃんに伝えてなかったのを思い出した。
でもまぁ嬉しい事にはかわりない、俺は即答した。

その夜、俺は地元のバイク仲間であるケンケンとトモをファミレスに呼び出した。
とりあえず事情を説明し、俺が如何にきょうちゃんの事を大好きかであること。
やっちゃんがとてつもなくかわいくて、めちゃくちゃかわいいと、
俺が知ってるやっちゃんの良い所、全部教えてひたすらやっちゃんをべた褒めし。
そしてグルドさんが如何に危険な存在かを説明した。
2人とも良い奴なので、やっちゃんがどっちかを気に入ってくれたらいいなって俺は思ってた。
でも、2人は自分の事より俺の事応援するから頑張れよって言うてくれたのが嬉しかった。
422774RR:2010/09/30(木) 11:16:15 ID:0AXp4xzY
ヘックショイ…
423774RR:2010/09/30(木) 17:50:00 ID:SaxoReFW
>>422
とりあえずパンツ履いとけw
424361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/30(木) 22:17:48 ID:V1AE+eOv
テストも終わり、合コンではない何かの日程も決まり夏休み。
やっちゃんは遊ぶ場所詳しくないし何するかとか、全部俺に丸投げされてた。
きょうちゃんと学校外で遊べる!とwktkしていたが、飲んだりするよりみんなで楽しんで盛り上がりたい
俺はそう思ってたし、やっちゃんときょうちゃんもそう考えていたんだが、一人本気なやつがいた。

当日は、ボーリング→カラオケ→晩ご飯って具合な学生らしい遊びをしたんだが
ボーリングチーム戦した時に、きょうちゃんとハイタッチしたい欲望?かなんかわからんが、
俺はターキー2連続だしたり変な奇跡を起こしたりしてた。
奇跡起こしてテンション上がりすぎて、ハイタッチだけじゃなく、むしろ抱きついて
きょうちゃんのおっぱいに飛び込もうと思ったけれど、罵られるだけじゃすまないのでやめといた。
(ターキー2連続なら、許されるべき褒美やったかな??)

そして、晩御飯食べてる時に奴は動いた!
「私、もうお腹いっぱ〜ぃ。ケンケン君、残りたべて〜」と、無理やりケンケンのお皿にグルドさんの食べ残しが放り込まれる。
なんだ!?それはなんの餌付けだ?なんのアピールだ?!
突然のアピールでみんなどん引き、仕方無しに食べるケンケン、一人ニヤニヤしてるグルドさん
(ケンケン良い奴、でもどんまい。ほんまごめん。)

食後の談話中にも
「やっちゃん、今日やっちゃんの部屋泊めてくれる?」と、グルドさん
「え?え?でも、まだ9時・・・え?いいケド・・・」と、やっちゃん
何かを期待するグルドさん。もう何もないぞ!俺たちは帰るんだ!!
やめろ!ケンケンをロックオンするんじゃない!やめてあげてぇぇぇぇ!
425361 ◆8HfptNKBsQ :2010/09/30(木) 22:18:31 ID:V1AE+eOv
この思い出は別に省いて良かったんやけれど、この後グルドさんにはスポットライトあたらないし、
もしグルドさんファンがいたらと思い、一応書きました。

この後、グルドさんは親の了解を得ようと電話して失敗。皆より早く帰ってった。
路上ミュージシャンの演奏を、皆でボーっと聞いたり。
グルドさんの突飛な行動や、ケンケンとトモのグルドさんの感想などで盛り上がってお開き。

後にきょうちゃんから、
「グルドさんがケンケンを忘れられないとかしつこすぎる。どうにかしてやってw」と言われたので。
彼女できたよっ!って言うてあきらめてもらいました。
ケンケンにその事伝えたら、ジュース噴出して慌ててたな。あれは面白かったw
426774RR:2010/09/30(木) 22:31:18 ID:YM7keIGA
>この後、グルドさんは親の了解を得ようと電話して失敗。皆より早く帰ってった。

盛大に吹いたwww
427774RR:2010/09/30(木) 23:23:29 ID:w39Ba10W
グルドさんなら時間止めればいいじゃんw
428774RR:2010/09/30(木) 23:40:15 ID:+wWmq4DZ
>>427
顔がグルドなだけだろw
ボーリングあまり詳しくないんだが二連続ターキーって
6回連続ストライクってこと?

支援
429774RR:2010/10/01(金) 00:31:39 ID:z5IV9apT
4
430361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/01(金) 01:16:03 ID:OymKCUPH
投下し忘れてた

夏休みは、やっちゃんもきょうちゃんも2人とも実家に帰っちゃってたので
きょうちゃんとのデートは更にお預け状態。
2人が実家から戻ってきて、グルドさん抜きの5人で俺んちの近くでBBQ→花火
俺んちで飲んでまったりー、酔った勢いでまたまたきょうちゃんにくっついて寝る。
起きた時には、ケンケンとトモは帰ってて、きょうちゃんとやっちゃんが仲良くくっついて寝てた。
あとはまぁ電話したり、夏休みの想い出はそんくらいかな。

一つ嬉しかった事が、合コンではない何かの件で
「豚キムチ君って、意外と仕切ってくれるしすごく楽しかった!ってきょうちゃんと2人で言ってたんだぁ」
って、やっちゃんから言われた事。
2人に見直された事も嬉しかったけれど、やっちゃんがほんとに楽しんでくれたって感じ取れたのがすごく嬉しかった。
431774RR:2010/10/01(金) 11:33:38 ID:fJESmKkU
チラシの裏   しょ〜もなっ!
432361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/01(金) 18:33:17 ID:OymKCUPH
チラ裏程度で、ほんま申し訳ない。
面白く書けたらいいんですが、現実にはそんなに面白い事ないんですよ。
起きた出来事と、私が感じた事ぐらいしか書くことないんで、
つまらない方はどうぞ、あぼ〜んして下さい。
433774RR:2010/10/01(金) 18:54:10 ID:qcjpGQCQ
読んでるぜぃ
434774RR:2010/10/01(金) 18:55:33 ID:dUjNM9Qn
>>432
俺は面白いと思って見てるよ
それよりもっとペース上げて書いてくれw続きが気になるんだ
435774RR:2010/10/01(金) 19:58:23 ID:erKQKqDP
こうして比べると、DQNが大した挫折もなく、幸せいっぱいでヒャッハーなオノロケ小説じゃウケないのが分かった
436774RR:2010/10/01(金) 21:10:41 ID:9+6eTRdB
>>432
前のDQNより断然面白く読ませてもらってますよ
437361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/01(金) 21:50:14 ID:OymKCUPH
>>433、434、436
ほんとありがとう!最後までお付き合いよろしくです。

>>435
俺はDQNじゃないぞ?ちょっと@ピザだしw
前田にも文句言いたくても言えなかったチキン野郎さw

>>430の続き

夏休みが明け、後期からは専攻するコースに分かれて、講義も同じ専攻の奴らで固まる。
きょうちゃんは専攻が違ったので、同じ講義はまったくなかった。
反対に、やっちゃんとは専攻が一緒だったのでほとんど一緒にいた。
そんな訳で、ちょっと空いた時間とかに、やっちゃんと2人で紙飛行機の飛ばしあいとか
フリスビーしたり、キャッチボールしたりと、全力でまったり遊んでた。
やっちゃんは時々、おにぎりとか作ってきてくれて一緒に食べてた。
(なんかの勝負で、俺が作ってとお願いしたのがきっかけ。きょうちゃんにもお願いしたけどもちろん・・・)

講義が終われば、きょうちゃんとやっちゃんの3人でご飯食べに行ったり
しょっちゅうプリクラ取りに行ったりと、3人で遊ぶことに夢中になってた。
そのおかげで、きょうちゃんにデートのお誘いもしなくなってたし、2人からはただのお友達として見られていた。
やっちゃんと一緒にいることが多いので、周りから付き合ってるの?と聞かれる事もしばしあったが、
「いや、僕はきょうちゃんが好きやねん。」と言ってた。

やっちゃんの事を好きだとか、やっちゃんの事を想う感情は、一緒にいる時間が多い分すごい高まっていたが、
やっちゃんが好きだったのに、途中からきょうちゃんを好きになり。
ずっと、きょうちゃん大好きって言っていたのに、またやっちゃんを好きになるという
自分自身の心の移り変わりが許せなかったし、認めたくなかった。
というよりも、きょうちゃんが振り向いてくれない悔しさに意固地になっていた。
438361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/01(金) 22:01:56 ID:OymKCUPH
そんなこんなで、ちょうど今頃の季節。
やっちゃんが突然、「プールがあるジムに通いたい!豚キムチ君どこにあるか知らない?」とメールが来た。
いつも色々とお世話になってるお返しだと思い。
俺はネットで調べて、何件かバイクで連れて行ってあげる約束をした。

秋晴れの気持ち良い日曜日、午後からはトモと遊ぶ約束があったので
午前中にやっちゃんを迎えに行き、何件か見回ったが思ってたよりも月謝が高かったらしく
なかなかお気に召さない感じだった。
でも、女の子を長時間後ろに乗せるという初体験に俺はずっとドキドキしてたので、
どこまでも僕を連れまわしてください!って感じだった。
チャリンコの2人乗りとかにもずっと憧れてたし、念願かなって舞い上がってた。

結局、やっちゃんはまた今度でいいやとなっていたので、帰ることにしたんだが
俺はもっとこのドキドキな気分を味わいたかったので、勝手に山道へ向かって走り出した。
トモとの約束も気にはしてたけれど、それよりも2人で色んなとこ行くのが楽しかった。
やっちゃんも芋ほりの看板みて「掘りたい!」とかはしゃいでくれてた。
本当はきょうちゃんと見たかった景色を、やっちゃんと見た。
晩御飯も一緒に食べたんだが、その時はずっときょうちゃんの事話してた。
というか愚痴ってた。
変な感じの初デートは、そんな感じで終わった。

軽い感じでデートしよっ!って言う時もあったけれど、
女の子が好きそうな場所とか、カフェとか自分なりに色々調べて
かなり真面目に誘ってもなかなかおkしてくれなかった、きょうちゃん。
ながれのまま、強引に連れ出しても楽しんでくれたやっちゃん。

自分の中でどっちが良いかなんて分かってたのに、でもなかなか切り替えれない。
でも結局、それは自分の中でしかない考え。言わば、妄想で俺が勝手に選ぶ事に悩んでるだけ。
きょうちゃんとやっちゃん、2人の考えは含まれてない。
439361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/01(金) 22:43:42 ID:OymKCUPH
そんなこんなもありつつ、それでものん気に過ごしてたある日。
学校でいつもの3人で喋ってた時、きょうちゃんが言った言葉に俺は度肝抜かされた。

き「やっちゃん、元彼(前田の事は無かった事になてる。)から来た手紙なんて返したん?」

や「なんて返事しようか、悩んでる〜」

き「そうなんや〜、早く返事してあげ〜や?w」

俺は、何それ?え?聞いてない!待て待て待て!って感じやった。
その会話はそれだけで終わったんやけれど、
やっちゃんはなんかすごい嬉しそうな顔してるし、きょうちゃんはそんなやっちゃんに優しく微笑んでた。

やっちゃんとデート?してから、勝手な悩みに明け暮れてた俺は。
全部が崩れていきそうな気がした。
3人で仲良く遊んでた思い出も、やっちゃんとくだらない遊びしてた事も。
結局、俺は何でもないただの友達で、自分が調子こいてただけのアホであると自覚した。
すごい虚無感にとらわれて、「ちょっと用事〜」と言って、2人と別れた。

正直、どうしてきょうちゃんをあきらめた事にして、やっちゃんに告白しよう。
これだけ一緒にいてくれるんやし、もしかしたらやっちゃんも俺の事・・・とか
そんな事考えていた自分が空しくなって泣きそうになった。
また公園のブランコに一人で俯いて座って、ふと気づいたら真っ暗でちょっとワロタ。
440774RR:2010/10/01(金) 23:27:44 ID:nfvJmRCG
支援
441774RR:2010/10/01(金) 23:41:17 ID:FPV76HmA
なんかわかるぞ。その気持ち;ω;
442361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/02(土) 00:04:00 ID:7O3Ei9zm
もう、どうにでもなれ。もう、どうでもいいや。
ずっと友達って思われるより、楽しい関係より、自分の気持ちを大事にしたくなった。
やっちゃんに話したい事があるっていうて、近くのコンビニに呼び出し。

やっちゃんを想ってた気持ち、きょうちゃんを想ってた気持ち、
またやっちゃんを想うようになって、変な悩みを持ってた事。
自分でも情けないけれど、でも、もう誰にもやっちゃんを取られたくない。
もはや、やっちゃんが大好きだ!そんな気持ちを全部ぶちまけた。

夜はもうだいぶ冷えるようになってて、座ってるだけで寒かったろうに
それでもやっちゃんは、ちゃんと聞いてくれてた。

まず、元彼の手紙は勝手に俺がよりを戻そうみたいな手紙と思っていたんだが
そんな内容じゃなく、「久しぶり〜自分勝手に振ってごめんなさい。」みたいな手紙だったらしい。
もし、より戻そうって言われても断るって言うてたのがちょっと嬉しかった。
そして、やっちゃんの答えはこんな感じ

「私なんかより、きょうちゃんの事を想ってあげて。」

例によって、粘ったけれど。何言っても、「私よりきょうちゃんの方がいい」そんな答えしか返ってこず。
443361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/02(土) 00:17:25 ID:7O3Ei9zm
そんでもう、埒が明かなくなったし寒いのもあって帰った。
帰ってからすぐに、きょうちゃんに電話し、やっちゃんに伝えたような事と同じような事を話した。

どうしたもんだと、悩んでたけれど。話を聞いて貰ったからか、すっきりはじけたか。
「俺はもう迷わん!やっちゃん一筋だっ!」ときょうちゃんに宣言した。

きょうちゃんからはお決まりの如く、「私を好きでいてくれてありがとう」みたいな事言われて照れた。
んでもって、「でもねっ、私は山本君にずっと一途だけれどねぇ〜!」みたいな。
きょうちゃんの、一途で頑固なとこが好きやったんかもしれない。
あとは、私からはアドバイスも何もしないけれど、お互いがんばろう。ってなった。

とまぁ、元気はでたけれど。そのまま、どうしようもねーなぁと気づけば11月

やっちゃん的には、突然振られたりしてが続いて
若干トラウマ?自分に自信がないって言うのか、ずっと私じゃダメって感じだた。

すこし距離を置きつつでも、気を使いながら仲良くと過ごしてた。
444774RR:2010/10/02(土) 01:14:46 ID:a0RIATDZ
C
445774RR:2010/10/02(土) 02:35:28 ID:/yfNzw8F
C
446774RR:2010/10/02(土) 02:47:05 ID:Waf0BpZ7
投下終了の時は言って貰えると早寝出来るんだが…
447774RR:2010/10/02(土) 11:17:11 ID:j6OrRXjW
>>446
おまえ、Cが抜けてるぞ。
448774RR:2010/10/03(日) 19:24:26 ID:xQflt7Ch
>443
早くつづきがこないかなー。
449774RR:2010/10/04(月) 23:48:34 ID:iNBNw3rX
キムチは今日も来ない・・・か・・・
450774RR:2010/10/05(火) 05:10:17 ID:rCZ5gC8n
今日は寝るC
451774RR:2010/10/05(火) 23:21:16 ID:56L46PdV
今日もこない・・・
452774RR:2010/10/05(火) 23:35:14 ID:ZnECfY9d
ちょっと割って入ってよい?
賑やかしになるかどうかはわからないけど


とりあえず日付が変わるまで待ってみよう
453774RR:2010/10/05(火) 23:36:16 ID:qwZJOkQm
次のかたどうぞ〜
454774RR:2010/10/05(火) 23:39:47 ID:56L46PdV
はやくぅ〜♡
455452:2010/10/06(水) 00:21:52 ID:hWtGmdY+
うむ
じゃあ投下

>154〜の話読んで膨らんだ妄想を文章にしてみた(よってフィクション)
文体は極力真似てみたが似てるだろか
154氏ごめん。エリンコさんごめん
ほぼバイク出てなくてごめん
エロ無しですんません

チビ。素直じゃない。回りくどい。ドンくさい。幼児体型。胃下垂。アラサー(まだ前半)。
以上、今現在の私のコンプレックス。ま、胃下垂は太らなくていいんだけど。
仕事も私生活もパッとしない独身女。彼氏無し。
456452:2010/10/06(水) 00:22:58 ID:hWtGmdY+
職場の同じ部署に、別段イケメンともブサメンとも言えないけど、どちらかというと…言わないほうがいいかな。
ご想像にお任せする。
とにかく、Tって同僚がいる。
同僚って言っても彼のほうが5つも年上なんだけど、入社時期は同じなんで、
お互いを「エリンコ(絵里って名前だから)」「トガッち(利賀君だから)」って呼びあう仲。タメ口。
趣味はバイクらしい。何か大きいの乗ってるようだけど、全然詳しくないのでよく分からない。

容姿はさておき(彼の名誉の為に書くけどまぁ10人並てトコ)
性格は…うーん…気まぐれで独善的で気分屋で大人げない。
こう書くとロクでもない奴みたいだけど、実際ロクでもない。
でもボケーッとしてるようでも仕事はすっごくできる(でも出世欲ゼロ)し、
気分屋だけに時折すっごく優しくてそれが魅力的に映ることもしばしば。全く不本意なことに。
しかしながら、今まではその気まぐれさ加減などから
「こんなヤツと付き合ったらエラい目にあう」との無意識下の自制が働いたのか、恋愛対象にはならなかった。
457452:2010/10/06(水) 00:24:54 ID:hWtGmdY+
そんなTをちょいと意識し始めたのは、そう、以前私が仕事で大ポカやらかしたとき。
ポカの内容は詳しく書いても面白くもなんともないから書かないけど、始末書モノ。
朝っぱらから上司にはこっぴどく怒られて、しかもそんな大きなミスしたのは社会人になって初めてだったものだから、
どうしていいか分かんなくて半泣き寸前。
泣いたって始まらないし、「これだから女は…」って思われるだけだったんだけど、我慢できなかった。
何より早く自分のミスを何とかしたかったんだけど、上司の怒りはなかなか収まらなくて、
このままひたすら謝りながらお説教を聞いてるしかないのかな…と思いきや。
458452:2010/10/06(水) 00:26:53 ID:hWtGmdY+
「あの〜」
横から、その場の雰囲気からは場違いとも思えるような呑気な声が。Tだ。
「もうそういうのは後でいいんじゃないですかね?」
「A(私)もフォローもしなきゃなんないですから、ボチボチ解放してあげてもらえませんか」
「今日○○さん(後輩)休んでるから超忙しいんですよね〜」
いつもの眠そうな顔で私の横に立つと、建設的ながらも上司にはなかなか言いづらい正論を吐く。
しかし超忙しいって。アンタさっきまで呑気にネット見てたでしょ。

この上司、仕事はできるが融通が利かず、オマケに出世欲に乏しいので脅しも利かないというTを苦手としており、
「ま、まぁとにかくちゃんとフォローしろ」と、お茶を濁すような捨てゼリフとともに私を解放してくれた。
459452:2010/10/06(水) 00:30:14 ID:hWtGmdY+
「ごめん。ありがと」
鼻をスンスンすすりながらの謝罪と感謝。いい歳して情けない。
「ん〜、あの人の説教て非建設的でしょ。聞いててイライラするからな〜」
フリスクを食べつつPCの画面を見ている。何かバイク関連のサイトだろうか?
「そやね。でも私が悪いんやし」
「まぁね。それは疑う余地無いけど、だからってアレに付き合う義理は無いでしょ」
「ありがと。ホンマ助かりました」
「んじゃ今日メシでもオゴってよ」
「了解」

・・・ときどきこういうカッコええことするからずっこいんだよ君は。惚れてまうやろ。
460452:2010/10/06(水) 00:34:19 ID:hWtGmdY+
Tのフォローがあったものの、私のミスのおかげで顧客はおかんむり。
定時ちょい過ぎに仕事は終わったものの、改めて自分のやらかしたことの重大さに凹んでいると、
「あれ?まぁだ何かやってるの?」
「今日晩飯オゴってくれるんでしょ」
「早く帰り仕度しやがれ」
あの…私、こう、凹んだ雰囲気醸し出してませんかね。
ちったぁ空気読め。

しかし約束した手前断るわけにもいかず、しぶしぶ付き合うことに。

「俺の知ってるトコでいい?」
「別にいいけど。でもあんま高いのはやめてよ」
「回らない寿司屋にでも行こっかな〜♪」
「や〜め〜てって!」
461452:2010/10/06(水) 00:35:46 ID:hWtGmdY+
マジで回らない寿司屋だったらどうしようとか色々考えながらついて歩く。
しかしまぁ20cmは身長差あるのに歩調をいっこうに合わせる気配なし。さすがマイペース人間。腹立つわ。
しばらく歩くと一軒のこぢんまりした店の前で立ち止まる
「ここ?」
「ここ」
Osteria・・・なんちゃら?(読めない)
どうやらイタリアンのお店らしい。てっきり居酒屋とか中華かと思ってたんだけど。
開けたドアを手で押さえて待ってるT。
「あの、入らないんすか」
「あ、ごめん」
こういう気は利くんだ。んじゃさっきの歩き方は何なの。
462452:2010/10/06(水) 00:39:18 ID:hWtGmdY+
店内はカウンター数席とテーブル席5組程度。
照明が仄暗くて落ち着いた雰囲気。Tのイメージと違うな〜。
カウンターにつくとメニューを渡される。
「何か嫌いなものある?」
「ん〜いや別に?」
「肉と魚どっちがいい」
「お魚」
「飲み物は」
「ワインでいいよ」
「あそ」

「んじゃコレとコレと…」
あら、勝手に決められちゃった。私のオゴリのハズなんだけども。
ワインとビールでまずは乾杯。お疲れ私。
冷えてほんのり甘い白。グラス800円越えてない事を祈りつつ。我ながらセコい。

運ばれてくる料理はどれも美味しく、わが財布の中身を心配することを暫し忘れるほど。
ワインで少し酔いが回ったこともあり、話題は仕事の愚痴ばかり。
それにTはふんふんと相槌を打ちながら、店のオーナーらしきシブい中年とも話をしている。
その親しげな様子から、常連さんなんだと推測。
何か場慣れしてる感じだし、う〜ん実はけっこうオサレさんなのか。
そういやスーツも結構高そうなの着てるような。
463452:2010/10/06(水) 00:41:03 ID:hWtGmdY+
デザートと紅茶をいただいた後、化粧直しにお手洗いへ。
鏡を見ると酔ったせいかほっぺが赤い。少しドキドキする。グラス一杯でこんななったっけ?

直したところであんま変わらない化粧を直してカウンターへ戻ると、
「んじゃそろそろ」とTが椅子から腰を浮かせる。
「あ、お会計」
いくらだろ…、まぁカードあるから大丈夫か。明日からしばらく納豆ゴハンかな。トホホ。
バッグから財布を取り出そうとすると、件のオーナーらしきシブい人が
「あ、いただいておりますので」

へ?
464452:2010/10/06(水) 00:43:11 ID:hWtGmdY+
スタスタと出口に向かうT。
出口のほうへ手を向けて私をエスコートするシブい人。
あらら?

店を出て、相変わらず歩調を合わせることなく先を歩くT。
私は早足で歩きながら横に並ぶ。
「もしも〜し、ちょっとちょっと」
「ウマかったでしょ?」
「え、そりゃもう」「じゃなくて〜、私のオゴリやったんちゃうの?」
「ただでさえ凹んでるところに給料前の懐にまで追い討ちかけたらますます凹むでしょうに」
「え」
「ちっとは元気出た?」
「あ、うん」
「ならまた今度オゴってよ。回らない寿司がいいかな〜」
イタズラっ子のように無邪気な笑みを浮かべるT。童顔でその表情は反則です。
「え、ああ、はい、うん」「・・・ありがとね」
「どういたしまして」

酔ってるうえに早足で歩いてるせいか、ずっとドキドキしたままだ。
その日は部屋に帰ってもドキドキがなかなか収まらなかった。
アルコール弱くなったのか。それとも。
465452:2010/10/06(水) 01:00:32 ID:hWtGmdY+
翌日
土曜日とはいえ、だらしなく昼前まで寝ていたところへメールの着信が。Tからのようだ。
「今○○(桜の有名スポット)」「アンタは花よりだんごなタイプだろけど」「ダンゴは昨日食べさせたから今日は花」


添付された画像を見ると、綺麗な山の稜線に咲く満開の桜
…をバックにでっかく写る白いネコみたいなバイク。

バイク大写しやん…
花よりバイクやん…
1人ツッコんで、クスッと笑いが出た。
よっぽど好きなんだねぇ(バイクが)

そっか。バイクか。
何故かTと一緒に走ってる光景が頭に浮かぶ。
彼の後ろに乗って、というイメージじゃないのが謎といえば謎だけど。

でも気持ち良さそうだな。
免許、難しいのかな。自転車は乗れるんだけど。

モソモソとベッドから這い出して、ノートPCの電源を入れる。
検索ワードは「バイク 免許」


おわり
466774RR:2010/10/06(水) 01:38:20 ID:AHaDe7ye
フィクションとはいえ面白かった。
お疲れ。
467774RR:2010/10/06(水) 21:06:56 ID:qya4k6+F
面白かったよ。乙。

金曜までに>>361が来なかったら、金曜の夜に投下しても良いかな。
正直に言って、殆どバイクなんか絡まないんだけど。
468774RR:2010/10/06(水) 21:36:35 ID:vTsqhMIQ
だーかーらー
いちいち許可を求めるなっつーの


投下してくださいお願いです
469774RR:2010/10/06(水) 22:11:31 ID:5DnHISPZ
ID変わってるだろうけど>>467です。
じゃあ一応、金曜の夜に投下予定という事で書きためとく。
470774RR:2010/10/06(水) 22:12:19 ID:5DnHISPZ
あ、もしも現われなかったら、規制の巻き添えをくったとでも思って忘れてくれ。
471452:2010/10/06(水) 22:50:03 ID:hWtGmdY+
>466-467
ありがと

蛇足ながら
エリンコさんに対する個人的イメージサウンド↓
http://www.youtube.com/watch?v=7WHAeQmhn9Y&feature=related
472774RR:2010/10/06(水) 23:01:34 ID:xmQQodf9
あげ
473774RR:2010/10/06(水) 23:32:20 ID:0DDlcvog
>>467
じゃ、彼女がバイクに変身するって設定を追加したらどう?
474361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/07(木) 01:10:32 ID:4klyiuEA
ごめん、環境変化と禁煙始めたらなかなか書けなくて遅くなりました。
>>467さんに、期待大なので。
今日、明日で終わります!!

>>443の続き

すこし距離をとりつつ、仲良くしてるつもりだった。
きょうちゃんの時みたいに、軽い感じはダメだと自分なりの反省もあったんだと思う。
やっちゃんからの信用を得たかったし、アホみたいに好きとか言わなかった。
それでも、やっぱりやらかしちゃう。

恥ずかしくて、「酒飲んで記憶なくしたんあの時くらいやなぁ〜」って今もずっと言ってる。
ほんとはかなり覚えてる。そんな出来事。(多分、ばれてる。)

専攻コースでの飲み会、ちょっと遅めの新歓みたいなもんがあって。勿論やっちゃんもいた。
先輩が鍋とか色々用意してくれて、さぁ飲めよ!って感じ。
男が先輩と同期含めて4人なのね。そんで女の先輩(15人程)には逆らえないのね。女王様がいっぱいおって、下僕が2人増えたわけさ。
アルコール一気飲みとかはそんなに無かったんやけれど、一味唐辛子いっぱいのうどん一気食いとかやらされて。
アルコールの一気はしないけれど、一味辛い→飲み物欲しい→お茶?水?酒飲めよ。そんな罠の甲斐あってかなり酔っ払った。
475361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/07(木) 01:15:01 ID:4klyiuEA
飲み会も終わり頃、俺は外に逃げてそんでもって体熱いから地面に横になって気持ちええ〜とかゴロゴロしてたんよ。
そんなとこを同期の男友達に見られて、「どうしたん?」「めっちゃ酔ったぁ〜」で、済めば良かったのに。
なんでかそいつがワザワザ、やっちゃんを連れて来たからにはしゃーない。
ずっと我慢してたんだ、今日くらい、酔ってる時くらい・・・

好きだーと叫んだり、やっちゃんの足にしがみついたり、とりあえず色々と駄々こねてたら。
やっちゃんの家にお持ち帰りされることになった。ウヒヒ計画通り・・・だったのに
それなりにふらふらな俺は、やっちゃんにしっかり手を引張られて、
やっちゃん家まであと20メートルってとこで、突然限界きてリバース。
やばいと思って溝に顔突っ込んでオェロロロロrrrr。
好きな子の前で吐くなんて、ほんまみっともないやら、情けないやら。調子のってすいませんオェロロロロrrrr
背中さすってもらったりしたけれど、半泣きでこっち見ないでいやぁぁぁぁって言うてた。

そんなこんなで、やっちゃんちにお邪魔して、布団敷いてもらって
布団にダイブすると見せかけてからの、足首キャッチ。
そんでもって「膝枕を、膝枕をどうかお願いします。」って駄々こねたら「モウッ!」とか言いながらしてくれたw
右手は俺がしっかり両手で捕まえてたんやけれど、左手で携帯ピポピポしてるやっちゃん。
「危険やけん。きょうちゃん呼んだからね」
こんな状況見られたら、罵られるだけじゃ済まない。間違いなく蹴られる!
ちょ、俺が危険に でも、膝枕きもちえぇぇぇあぁぁぁ・・・て感じで
恐怖と気持ちよさの葛藤をしつつ気持ちよさに負けて、きょうちゃんが来る前にいつの間にか寝てましたw

続きは明日!
476774RR:2010/10/07(木) 07:04:42 ID:tN+asRhs
ををC
477774RR:2010/10/07(木) 17:03:37 ID:9uORf3xa
っC
もうすぐ終わるって?クライマックスか !
478361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/07(木) 23:21:43 ID:4klyiuEA
その次の日、起きたらやっちゃんが朝ご飯作ってくれた。
きょうちゃんは俺が熟睡してから来たらしく、すぐ帰ったらしい。
パンとかモシャモシャしてる時に「昨日の事覚えてる?」って聞かれたけれど

「学校でゴロゴロして時から曖昧でござる。」

「そっか〜、でも大変だったんだからねっ!」

「パン美味いでござる。今日なんかする?」って強引に誤魔化した。

「ん〜とりあえず食べ終わったら片付けるするから、ゴロゴロしてて」って言われたので

TVみながらゴロゴロしてたんだ。そんだらきょうちゃんがハイテンションでやってきて。

「私のやっちゃんの膝かえせっ!」って頭どつかれた。

その後「私も鍋がしたい!コタツとみかんと鍋が必要だ。」って言い出して
なんでか俺の部屋で鍋することになった。
この日きょうちゃんがテンション高かったのは謎。

俺はバイクを学校に置いてたんで、一旦バイバイして夕方再び集合。
この日は普通に鍋して、いただきストリートとかして遊んでだらだらしつつ寝た。
2人は、俺が寝たあともずっとゲームしてたらしい。
そんでもって次の日。月曜日の祝日やったかな。
479361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/07(木) 23:22:55 ID:4klyiuEA
きょうちゃんが用事あるから帰らないと〜って言うんやけど、やっちゃんは何かコタツで幸せそうに寝てた。
時々やっちゃんは小動物みたいな愛らしさをかもし出す。
仕方ないし、とりあえずきょうちゃんを駅まで送る事にした。
やっちゃんを初めて後ろ乗っけた時は静かだったけど、きょうちゃんはずっと叫んでやかましかったw
駅について、きょうちゃんはさら〜っと帰ってった。

やっちゃんにポンデリングのお土産を買って帰ったんだが、まだ寝てた。
コタツに足が生えた感じで寝てたので、俺も横からモソモッソと侵入したんだ。
コタツの電気は切れてて、バイクで帰ってきて寒かった俺。
目の前には温かそうなお嬢さん。
我慢の限界?俺は本能に従うことにした。

とりあえず恒例のほっぺたツンツン・・・起きない。
もう少しいたずらしよっかなと思ったけれど、無理やり抱きしめた。
コタツの中はめっちゃ狭くて、きっつきつやったけれど、すごく良いにほいがして色々と元気になりかけてた。

「寝たふりはもうばれてますよーっ。」って起こしてあげたら。
「うへへw」って、やっぱ起きてた。
「チューしていいですか?」って聞いたら、全力で「ダメッ!」って逃げようとしたのでガッチリ捕まえた。

なんにせよ狭いコタツの中じゃ逃げ場なんてないんやけれどね。
むしろもう、来てっ!って言われてるもんだと、俺は完全暴走してた。
480774RR:2010/10/07(木) 23:47:35 ID:xT0nJbdx
ここから濃厚なレイプスレに…

つC
481774RR:2010/10/07(木) 23:50:06 ID:9uORf3xa
「嫌だ?じゃあ、何でそんなに濡れているんだよ!?」
482774RR:2010/10/08(金) 00:10:14 ID:sxhF/hea
あれ?リアルタイムか?
今日中じゃなくてもいいから自分のペースでがんばれ〜
483361 ◆8HfptNKBsQ :2010/10/08(金) 00:10:23 ID:Jg2LfqLq
>>480、481
ないない。

続き
「逃がしません。大好きなので逃がしません。大好きなので、チューをします!」って言うて
無理やり唇を奪ったのはいいんやけれど、はじめてのチューで嬉しかったんやけれど、
やっちゃんの顔見ると、涙を目にいっぱいためてた。
やべぇって思って焦ってたら、本気で泣き出して。あわわわしながらごめんなさい連発してた。

「私は、何もしてあげれない。豚キム君にいっぱい楽しく優しくしてもらってるけれど」
「私は何もしてあげれない。私が好きになったら、皆冷たくなってく。また裏切られるのが怖い。」
「好きって言ってくれるのは嬉しいけれど、怖い。」ってな事を泣きながらずっと言ってた。

予想以上に、傷ついてんなぁ〜とか色々思いながら、コタツの中で、30分くらいかな。
俺は世界中の誰よりも優しい人間になってたはず、多分聖母マリア様は超えてたな!
全力で愛を込めて、やっちゃんの頭なでながら大丈夫大丈夫って言い続けた。
「大丈夫!ずっと大好きだから!これからもずっと一緒にいて、楽しも?」って言うたら
静かにうなずいてくれたので、やっほおぉぉぉおぃって言いながらまた抱きしめた。
なんだろ?最後は、結局粘り勝ちで付き合うことになった。


特に感動も無く、上手に終わらせられませんでしたw
近況報告てきなもの?
やっちゃんはきょうちゃんに毒されてか、かなり毒吐くようになりました。萌えです。
僕はきょうちゃんに滅多に会いませんが、2人は仲良しです。
多分、来年結婚しまふ。今月から同棲開始でてんやわんやです。
部屋の片付けしてたら、3人で撮ったプリクラが大量に出てきて懐かしくなってカキコしようと思ってますた。

こんな駄文を最後まで読んでくれた方々!どうもありがとうございました。
長々とお邪魔しますた! そんじゃC要因に戻ります!!
484774RR:2010/10/08(金) 00:20:18 ID:8Wvi50rc
>>483
乙。非常におもしろかった。グルドさんの所とか爆笑したわ。
お付きあいしてからも、出来たら読みたいわー。
485774RR:2010/10/08(金) 00:38:58 ID:aENd3ejw
たのしかった。ありがとー
486将太 ◆5m18GD4M5g :2010/10/08(金) 00:47:30 ID:sxhF/hea
トリ合ってあってたっけな?

>>483
おつかれ、面白かったです
ギャグ・ドキドキ・ほんわかありの楽しい話でした。
同棲は何かと大変だけど頑張ってください。

というわけで以前このスレでお世話になった将太です。覚えてる方は少ないと思いますが、近況報告させて下さい。
自分も最近友里と同棲を始めました。一緒に暮らすってことがこんなに大変だと思わなかったw
嫌な部分が見えてきた、ってことはまったくないのですが以外と一緒にいる時間って少ないんですね
バイクは大型の免許を取得し現在は水冷バンに乗ってます。えぇ、懲りずに変態マシンばっかですw
バンはとても気に入ってるんですがGSR750の画像を見てニマニマしてたら友里に
『将ちゃんとは結婚できなそうwそんなにバイク買い換えてたら家計が傾くww』と言われてしまた
そこで真剣な顔して『バイク、節制して乗るんなら結婚してくれる?』と聞いたら、オレに背中を向けて
『年取っても一緒にバイク乗ってくれるんならいーよ』と笑いながら言ってくれました。
そんな言葉で簡単に結婚を考えるわけじゃありませんが、本当に嬉しかったのでカキコさせて頂きました。
なんとなく自分の恋愛はこのスレと共にあるような気がしていますw以上、つまらない&長文の近況報告申し訳ありませんでした。
最後になりましたが>>483さん、御幸せに。
487774RR:2010/10/08(金) 01:21:52 ID:f2q00/lv
耳とかをなめつつ体中をさわさわと触る
「しょ、将太、大型取れた?」
「ああ、大型取れたよ」
「あぁぁぁあぁすごいいいぃいぃ!、、な、何回、、ハァハァ何回で取れたの?」
乳首を舌でやさしく舐めながらオレは答えた

の人だよね?
488774RR:2010/10/08(金) 01:38:07 ID:IMJJeMzZ
>>487どんな人だよw
489774RR:2010/10/08(金) 01:50:02 ID:IwuEU9LK
>>487
なんだっけそのコピペwww
イサキだっけか?ww
490774RR:2010/10/08(金) 13:37:26 ID:7hx3KS+Y
大漁だったの?おにいちゃん?の改変だよなw
491774RR:2010/10/08(金) 20:15:56 ID:IzHnOUmc
>>486
覚えてるような…思い出せないし、過去スレ見れないから、まらすじだけ書いてくれないか?
492154:2010/10/08(金) 22:42:17 ID:h/eADGG8
>452氏
フィクションとは言えなかなかの妄想ryもとい洞察力…
嫁の胃下垂&幼児体型を見事に看破するとはおみそれしました
おまけに2人の血液型まで…

しかしながら俺はトガッちほどサラッとカッコイイこと出来るような男ではないのです


>361氏は来年結婚ですか
色々あるだろうけど、まあ、その、頑張って下さい
493774RR:2010/10/09(土) 00:21:45 ID:kRIGwpFG
将太と友里チャンね、よく覚えてるよ。
ツーリング中に雨宿りして初チューする話な。
494774RR:2010/10/09(土) 00:47:59 ID:ImYyfiIP
あー……覚えてるような覚えていないような……
495774RR:2010/10/09(土) 11:09:09 ID:74kc4xJw
彼女の兄の彼女が元カノだった、のお話だよね。

自分も元カレが姉と結婚すると聞いたときは思考停止したけど
今は「まぁそんなこともあるよね」程度に思っている。
将太氏もお幸せに!
496774RR:2010/10/09(土) 12:57:21 ID:sAyD+LY2
suzukiって軽・・・?
497774RR:2010/10/09(土) 16:44:26 ID:KB/X/xgO
ある大学でこんな授業があったという。 
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」
 学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
 いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、
 大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。
498774RR:2010/10/09(土) 18:58:31 ID:TvWd+EtS
>>497
ジーーン( ;∀;)
499774RR:2010/10/10(日) 00:27:35 ID:PF468/nD
>>497
いい講義。
でも二十歳かそこらの時点で聞いても真に理解できなかったかも。

・・・もうすべてが手遅れの今だからこそ身にしみる
500774RR:2010/10/10(日) 04:26:32 ID:zMX8b3NB
>>497
素晴らしい。
501マサキ:2010/10/10(日) 05:25:58 ID:5yRKWftP
でもスレチ
502774RR:2010/10/10(日) 11:37:56 ID:iUDj66f4
>>497
いい話だけどなぜこのスレで?w
503774RR:2010/10/10(日) 12:48:49 ID:4NKIk9Qy
コピペだしスレチ
504774RR:2010/10/10(日) 15:53:13 ID:5lNm9aTi
>>497
笑える改変があったはず
505774RR:2010/10/10(日) 20:42:00 ID:9dMFg+3V
アメリカンジョークのやつかな?
それなら見たことあるから探したけど見つからなかった。
506774RR:2010/10/14(木) 23:09:54 ID:rv1HzbC5
保守したげる
507774RR:2010/10/14(木) 23:29:39 ID:KUah4Ty3
ツークラで知り合った11歳年下の娘から告られた
歳も離れてるし正直恋愛感情は涌かなくて
というかぶっちゃけタイプじゃなかった
こっぴどく断れば泣くかもしらんけど諦めるだろう・・・それが男の優しさだよね

「付き合ったりしたらバイクに使う金も時間も減るじゃん。やだよ」
「デートでツーリングに行けばいいんです!だから、バイクに乗る時間は減りませんよ!」
「えっ・・・?」
「あたしもちゃんと働いてますから、お金も大丈夫です!」
「いや・・・そういうことじゃなくてね、あのね?」
「何も問題ないですよね!やったーvvvお付き合いしましょう!」

ちょ、人の話聞けw

ガンガン攻めてくる彼女に押し切られ、とりあえずペアツーに行く
仲良しさん程度でしばらくは収めることにした
よく懐いた犬みたいな感じで一緒にいても悪い気はしなかった
趣味がバイクの女で、乗ってるバイクは400ccの昔のレプリカ
「公道のコーナリングはアウト・センター・センターですよ!」
カーブといわずコーナーと言う、乗ってる姿はまるで小僧
女の子だからブランド好きなんだけど、ビトンやグッチより
アルパインやタイチがおきにという実に変な女

続きは気が向いたらな
508774RR:2010/10/15(金) 00:09:17 ID:KxhV59DJ
>>507
非常に面白そうだ。是非続き頼むw
なんか、「VTR1000SP2を部屋で組んでる」とかいう話を思い出した。
あれの続きも気になるなあ
509507:2010/10/15(金) 11:43:35 ID:sLix9VPP
では続き

[すごくさみしい・・・どうして毎日会えないの?]

それから付き合うようになって月に2回ほど逢う関係になる
んで、たまにこういうメンヘラメーヘルが来るんだが、そうでない時は
積極的で朗らかで人懐っこい、この落差にオレは既知感があった
ある時あまりにもおかしなメールが来たので仕事帰りに彼女の家を訪ねた

「朝起きると何故か泣いてるの・・・どうして泣いてるのか分からない」
「それで仕事休んだのか。そんなんじゃ首になっちゃうぞ?」
「何もする気が起きなくて・・・」

そっから彼女の独白
父親は今でいうDVで酷い虐待を受けていて心の底から恐れていること
そんな両親は離婚して、母と一緒に暮らしていたが再婚して別の家庭があること
兄も結婚してもう別の家庭を持っていること
高校を出た辺りからずっと一人暮らしで、その頃から突然不安に襲われて
何も出来なくなることがあって、なぜこんなに不安になるのか
理由が分からずとても怖い、なんともない時は普通でいられるのに
どっか狂ってるんだろうか、こうなってしまうと仕事も彼氏も全部ダメになる
あなたもあたしの前から居なくなってしまうかもしれない
こわいよさみしいよまた一人になっちゃうよ


神様って酷いね、オレが泣きてーよ
どうあっても7年前の決着をつけろって、この娘をオレに突きつけてきたんだ
510774RR:2010/10/15(金) 11:56:24 ID:3JujUOL/
|д゚)っCわくわく
511774RR:2010/10/15(金) 13:38:52 ID:zeGZorfp
七年前?
512774RR:2010/10/15(金) 14:34:38 ID:pDuytDVV
決着?
513507:2010/10/15(金) 15:44:02 ID:sLix9VPP
7年前に付き合っていた元カノも、周期的に感情が大きく落ち込む女で
普段の物静かな姿と、荒れてる時の狂い方にオレは戸惑うしかなかった
心療内科に通って薬もらってたけど一向に良くはならない
"ごめん、こんなキチガイでごめん、ごめんなさい"
元カノの遺書みたいな走り書きにそう書いてあった


「あたし・・・頭がおかしいんだ・・グスっ・・・ごめんなさい・・」

オレが抱いていた既知感は確信に変った
今までの彼氏と別れた・友達と喧嘩した・会社をブッちして休んだり辞めた
そういう嫌な思いをした時期を思い出してみな、と言う
そして彼女からきたメールの受信BOXを開いて見せて、メンヘラキモメールが
月のどの時期に来てるのか確認させる

「生理になる1週間前後に集中してるんじゃない?」
「えっ!!・・・これって・・・」

彼女にはPMS(月経前不機嫌性障害)という体質について簡単に説明する
そう、7年前に薬をいっぱい飲んで二度と目を覚まさなかった元カノが
苦しんでいた障害について分かりやすく聞かせた
男には全く縁のない話だが、排卵時期になると女性ホルモンの変化が
メンタル面にキツく作用する体質の女がいて、肉親と死別したかのような喪失感
体に力が入らない脱力感、抑えようも無い怒りなど、まぁとにかく
まともな精神を保てなくなるほど荒れてしまう時期が月に1回くる
そこに欝病の薬なんか飲んだらますます正気ではいられなくなる
体調によっては出ない月もあったりしてややこしい
514774RR:2010/10/15(金) 16:22:56 ID:fWvTPXjE
CCCC
515507:2010/10/15(金) 16:35:02 ID:sLix9VPP
ここでオレが別れてしまえば、彼女はおそらく死んでしまう
7年前の元カノがそうだった、普通の恋愛がしたかっただけのオレには
元カノは重すぎて別れを切り出してしまった、後悔はしてるしてるけど
その時のオレじゃ、どうしようもなかったんだよどうすりゃよかったんだよ
またこういう巡り合わせになるってのは、神様から
"はい、こっからやり直して。逃げても無駄だよ"
ああそうなんだ、逃げられないんだ、どうしても許してはくれないんだね
わかったよ、この娘は助けてやるよ

「婦人科に行ってみよう。産婦人科じゃないぞ、心療内科はダメだから」

次の日婦人科へ行かせると一発で診断書が出た
月経前障害により就業困難、4週間の加療を要する

彼女に言う
だろ?それでな、社会人なら仕事はブッちすんな正当に休まなきゃならない
理由がその診断書で証明されてるんだから、会社に説明して堂々と休め
メソメソすんな、お前はドコも悪くねーんだ
だが勝手に仕事は休んじゃダメだ、きつくても出勤しろ、倒れそうなら
会社にまず行って職場で倒れてこい、ベッドで寝てんじゃねぇ
苦しい姿を職場の人間に見せ付けて「もう休んでろ」といわれたら休んでいい
・・・オレの助けてやる、はちょっと酷いかもw

どういうわけだか、付き合った当初からオレに対して絶対の信頼を持っていて
こうしたら良いんじゃない?というアドバイスには確実に答えようと努力はする
何故だか理由は分からない、彼女のことをよく懐いた犬と例えたのはその為

彼女自身変ろうとしていたのかもしれない
今変らないともう先が無い、と思っていたのかもしれない

ここまで書いて思った
これ恋愛じゃなくね?バイクにもまつわってないよね?続けていいの?w
516774RR:2010/10/15(金) 16:37:51 ID:9e+TEedr
面白ければなんでもいいw
最初にバイクでてるし
517774RR:2010/10/15(金) 16:44:20 ID:pDuytDVV
C
518774RR:2010/10/15(金) 17:10:22 ID:GaFWo2R6
面白いぞ、続けてくれ。
519774RR:2010/10/15(金) 17:13:16 ID:h0xgc4NA
なんか勉強になる。続けて続けて。
520774RR:2010/10/15(金) 17:22:48 ID:o0O/M2gV
ひゃっほ〜。もっと書け
521507:2010/10/15(金) 18:10:40 ID:sLix9VPP
えーとお言葉に甘えまして、続きなんだけど
週明けにでもしれっと投下しますw
522774RR:2010/10/15(金) 19:17:38 ID:FfJRkts0
週明けに期待C
523774RR:2010/10/15(金) 20:14:24 ID:HcMGntN8
>>521
1クールものですね、わかります。
524774RR:2010/10/15(金) 20:32:02 ID:RJqgcR7e
これは名作の予感。
人それぞれ、何故か腐れ縁があったりする運命だよね。
それを前向きに受け止める器の大きい人だ。
525774RR:2010/10/15(金) 21:32:11 ID:2D8Q2N4/
これは期待
526774RR:2010/10/15(金) 23:56:35 ID:x9hMxLi3
週明けまでっ・・・、まてない・・・!
527507:2010/10/16(土) 01:57:55 ID:f0K1fCRd
時間かかるかと思ったけどデキタw

彼女が泣きながら独白した日、事細かに自分の生い立ちを話していた
今まで付き合った彼氏から何からそこまで言わなくていいってぐらいに
ここで彼女を見放したら死んでた、というオレの予感は当たってた

遺言のつもりで話てたそうだ
今までの彼氏ならこんな自分を知られたらすぐに居なくなってた、と
親も兄も誰もあたしの側には居てはくれない、帰る家や家族はあたしにはない
このまま1人で生きていくなんてもう堪えられない
オレにも見られてしまった、もうこれで終わりだ、せめてあたしという
人間が居たことを覚えていてほしい

だがオレの反応は違った
こんな姿のあたしに理路整然と「なぜそうなるのか」「どうすればいいのか」
ズバズバと答えが出てくる、そりゃそうだ
オレには7年前からの続きなんだ、あの時オレが向き合えなかったことを
今やってるんだ、もう一度巡ってきた贖罪のチャンスなんだ、今度は助ける

ちなみに、彼女のPMSには低容量ピルが効いた
どんよりと気分は落ちるけど何も出来ないほど憔悴することはなくなって
心も落ち着いていく
2人が一緒に暮らすのにそんなに時間はかからなかった
同棲生活は3年ぐらい続いたかな?彼氏のような父親のような、そんな生活
528507:2010/10/16(土) 02:01:58 ID:f0K1fCRd
どうしてオレに告ったのか聞いてみたことがあったんだけど
オレに告る前、PMSの時期に出歩く気力もなくてベッドで横になりながら
ツーリングの時に撮ってた携帯画像をぼんやりと眺めてたことがあったそうだ
オレが映ってる画像をぼーっと見てた、起きてるのか寝てるのかもうわかんない
そのとき

「この人が、あなたを助けてくれるよ」

やばい、とうとう電波まで聞こえるようになっちゃった、と彼女は
びっくりしたらしい
それから、ツーリングでオレを見ているうちに妙に意識してしまって
惹かれてく、心に不思議なぐらい信頼感が湧き上がるけど、根拠は全く無い
どんどん好きになる、もうダメ我慢出来ない、んで告白、と
だからあの積極性なのか、いきなりオレのこと信じてたんだ

「それ、誰が言ったの?」
「聞いたこともない女の人の声だったよ」

オレ、心臓が停まるかと思った

「あなたと付き合ってなかったら、あたしは今頃生きてないと思う」
「変なコトいうなよ、もう大丈夫さ、今なら1人でも食ってけるよ」
「・・・やだ、一緒じゃないとダメなの」

あたしはあなたに命を助けられたの、感謝してもしきれない
一生お側において欲しいんです、少しでもいいから恩返しがしたいです
あなたのお嫁ちゃんになりたいです・・・

おいおい・・・なんで女にプロポーズされてんのさ
529507:2010/10/16(土) 02:05:24 ID:f0K1fCRd
結婚式の時に、嫁(彼女)からオレ宛の手紙を抜粋して終わりとします
ご静聴有難うございました


私はあなたに出会う前、ずっと長い夢を見ていました。
でもその夢は幻で、本当は一人でもがいて溺れていました。
底の無い、とても深い、真っ黒い色をした広すぎる海です。
私の前をたくさんの船が通る、その度に声をかけ、助けを求めました。
ある人は立ち止まり、ある人は手を差し伸べるけど
なぜか私は何も無かったかのように、手を払いのけていました。
私は今居るこの場所から抜け出せないんじゃないか
という不安に駆られていました。
この苦しみの世界から抜け出せるのは、バイクに乗っている時だけでした。
アクセルを開けるたびに私にまとわり付いていた、悪い物が風のちりに
なっていくのが救いでした。

そんな私と、あなたは出会いました。
苦しくて今にも沈んでしまいそうな私を救い上げ、そして私の周りに
まとわりついている幻を取り払い、本当の世界を見せ、生きていく為の
術や勇気・力・愛を日々の生活の中で教えてくれました。

あなたは幾度となく溺れてしまいそうになる私の手を
決して離そうとはしませんでした。出会った頃と何も変わらず
私のことをいつも見つめてくれます。
二人で暮らし初めて、二人で生きる苦労の中から
楽しさを見出そうとする努力が要るんだ、ということを学びました。
一人では不可能だった事も、二人だったら出来そう
そんな気にさせてくれる、それがあなたです。

あなたに会えたこのご縁に、私たちを支えてくれている
全ての物事に感謝します。
530774RR:2010/10/16(土) 02:10:30 ID:768i03E1
6月にシルバーウイングを買って、9月の初めの休日、いっつも独りで
ツーリングしていたら、某有名な関西の道の駅で女の子に話かけられた
ことがあった。地味な顔なんだが気は強そうで、言うなればコミケ会場に
いてそうなちょっとカワイイ系オタク女子みたいな感じ。

「後ろでついていたんですけど、なんかすっごい楽そうですねーーー」と。

おいおいおい、なんかすっごい上から目線なんですけど・・・とちょっとムッとしたけど、
確かに漏れの乗り方は猫背で、ビクスクなのに足を原付みたいに揃えてのってるので
楽そうに見えたんだろう。
「そうやねーー。アクセルひねるだけやし。ねえちゃんはどのバイク??」
と聞いたら、「あそこに停まってるやつですよ」と指さした方向を見てみたら、

スズキ アクロス

が停まってた。ちょwwwwおまっwww 渋すぎwwwと関心していて、さすがに
「なんかすごい渋い選択やなあ。なんでアクロスなん??」
ときいてみた。 つづく
531774RR:2010/10/16(土) 02:21:31 ID:O/yd86aM
C
532774RR:2010/10/16(土) 02:23:17 ID:768i03E1
すると
「ああ、元彼のお下がりなんですよー。タダでもらったしー。」とのこと。
こいつ・・・かなりぶっとんでる・・・元彼のお下がりが愛車って・・・

んで一通り元彼のバイクを別れた後も乗ってる経緯とかで盛り上がって、
ほなぼちぼち休憩も終わりですな、って感じになったんで、
「ねえちゃん面白いから連絡先教えてください。ツーリング誘いたいから。」
といつもの捨てセリフを吐いたらあっさりメアド交換してくれた。旅の恥はかきすて
で、100回に2回くらいは教えてくれる人がいるのを漏れは知っている。

そこから1ヶ月がたって、先日の3連休の真ん中の日曜日、二人で会うことになった。
バイクにしようかなと思ったけど、車を出して神戸見物に。堺の家まで迎えに行ったら、
なんかめちゃくちゃでかい家でやんの。古びたアクロスが余計にちいちゃく見えた。

つづく
533774RR:2010/10/16(土) 02:31:52 ID:768i03E1
んでまあ見物そのものは北野の異人館とか中華街とかベタに進んで、
ハーバーランドを歩いてたら、向かいにオリエンタルホテルってのがあるんですね、
その目の前で突然アクロスが

「オリエンタルの部屋とってくれるんやったら、一緒に泊まってもいいですよぉ」

と言い出した。あかん、こいつ、何かが世間さまとずれていやがるな・・・
と思った。「お、おおう、また考えとくわ」とその場を切り抜けて、また高速に乗って
堺の家まで送ることになった。

つづく
534774RR:2010/10/16(土) 02:33:15 ID:FdvGWW9G
試演
535774RR:2010/10/16(土) 02:44:36 ID:768i03E1
んで帰りの高速で、また突然アクロスが暴走しだした。

「知ってます??ホテルのネオンって、消えてると満室、ついてると
空いてるってことなんですよ」と。あ、あ、あかん、アクロス、とめられない。
正直、漏れは今回のデートでアクロスは恋愛の対象にはならないと感じたので、
「へえーそうなんや」と生返事したら、

「あそこのネオン、ついてますよ!!」と言いだした。「ほんまやなー」で返り討ち。
しかしアクロス、まだまだ暴走し足りないようで、
「そういえば元カレとドライブしてたら、どこも満室でずーーっとホテル探しをしていた
こともありましたねーー」と全く引き下がる気配なし。

さすがにこれ以上嫌がり続けるのはすごい女の子を傷つけることになってしまうので、
「明日予定ないんやったらどっか泊まろうか??なんか最近のホテルっていろんな
仕掛けがあって楽しいらしいで」
と声をかけると、アクロス、突然挙動不審になってしまって、
「え、え、予定、ないけど、ホテルですかあ・・・まあ、そろそろ遅い時間ですし、ええ、
まあ、休憩しましょか」と完全に男から誘ったからまあ仕方無しに付き合います、ってな
構図でホテルに行くことになった。アクロス、頭いい。
536774RR:2010/10/16(土) 02:51:44 ID:768i03E1
んでまあチュンチュンとスズメの鳴く朝になって、ホテルを出て
家に無事送り届けてその日のデートは終わった。しかし朝帰りで
家の玄関まで送るなんて親にばれたらどうするんだ??と思った。

その後、メールが入っていて、ドライブのお礼とともに
「いろいろありがとう!!次はオリエンタルつれてってや!!」
で終わっていた。ネットでオリエンタルホテルの値段を調べてみたら、

2人様52,000エン

と出ていた。目からクーラント噴いた。

おわり
537774RR:2010/10/16(土) 02:52:49 ID:6NlE0CkL
終わるんかいwww
538774RR:2010/10/16(土) 02:57:35 ID:FdvGWW9G
面白かったよ
ありがとうアクロス
539774RR:2010/10/16(土) 02:57:44 ID:p2Qoay+8
>>536
肝心のところ抜けてるんだけど。
なあ。
なあ。
アクロスのガソリンタンクに細い給油筒を差し込んでドバドバ満タンにした所を
詳細に頼むわ。
540774RR:2010/10/16(土) 02:59:30 ID:p2Qoay+8
アクロスのタンクキャップを開けた時のガソリンの臭い、とかでもいいから詳細に。
541774RR:2010/10/16(土) 03:01:24 ID:p2Qoay+8
アクロスの給油口が他のバイクとは違うところに付いていた、とかでもいいから。
542774RR:2010/10/16(土) 03:09:27 ID:3HbPjPrR
507のホクホク感が、アクロスにかき消されたw
543774RR:2010/10/16(土) 03:10:16 ID:O/yd86aM
アクロスとセクロスはしたのか?
544774RR:2010/10/16(土) 05:11:14 ID:5ozU1RNw
507がかわいそすぎるんだが
545774RR:2010/10/16(土) 06:58:57 ID:iAR716KV
まあ507の存在自体が幻だからな
507なんていなかったんだよ
546774RR:2010/10/16(土) 07:19:06 ID:LaAAuSPB
>>507の話に感動していたのに>>530のおかげで台無しだ。
しかし鈴菌に感染した女ってのはw
547774RR:2010/10/16(土) 07:32:32 ID:R5So6vaq
流れには間が大切ってよくわかったw。
507氏の深い深い話し、おつかれさま。運命というか天命なのかねぇ。
まぁ530に悪気はないのだろうが、とにかく怪しい給油口の続きというか
詳細を頼む。

しかしずっとネタが無い状態が続いた後、たまに誰かが書くとすぐ
続けるようにというか被るように書き出すものが出てくるんだよね。
人ってそういうものなんだろうな。
548774RR:2010/10/16(土) 08:52:40 ID:Zoar8KnN
507さん、アクロスさん、ありがとうございます。
549774RR:2010/10/16(土) 11:56:20 ID:pljIwnYe
>>547
お前うざいわ
何かを悟った様な物言い・・・うっとおしい
いろんなスレにごちゃごちゃ感想はいらん
550774RR:2010/10/16(土) 13:02:41 ID:qDZq2/+i
どっちも良い話だったよ
551774RR:2010/10/16(土) 13:24:31 ID:I3gUjm9N
そりゃそうだろ。

減ったとはいえ、バイク乗りがどれだけ
いると思ってるんだよ!
恋愛の数なんて星の数だよ!
ネタなんて凄い数ある・・・はず・・・だよな?

彼女ってのは都市伝説だそうだけど。゚(゚´Д`゚)゚。
552774RR:2010/10/16(土) 15:53:41 ID:g0ruMO+P
>>551
南海に行けば買えるらしいよ
553774RR:2010/10/16(土) 18:14:48 ID:6ir8RTR5
今すぐ南海本店に行ってくる!
554774RR:2010/10/16(土) 21:43:35 ID:ddLEgvGm
仙台店には置いてなかった('A`)
555774RR:2010/10/17(日) 00:47:42 ID:mBZlL9hV
ナップスじゃダメなのか?
556774RR:2010/10/17(日) 05:06:42 ID:MzPVnIA9
ライコに最新のライジャケ来たスタイルのいい子が売ってたよ。
ただ、顔がのっぺらぼうだったな。
557774RR:2010/10/17(日) 08:27:33 ID:XrjuLsnP
>>529
2ちゃんねるで、泣いたのは初めてだ。
元カノも、成仏出来たかな?
558774RR:2010/10/18(月) 23:35:29 ID:B+dWBcWS
>>507を見終えたらこの話を思い出した。
バイク関係ないけど貼っておく。超長編

http://slot-r.com/2ch2ch/index.cgi?mode=view&no=5&kind=3&id=2ch2chspirit
559774RR:2010/10/19(火) 02:02:23 ID:76wpZQgh
>>558
(´;ω;`)ブワッ
560774RR:2010/10/19(火) 02:30:29 ID:cmJsauJ8
>>558
お前と前スレ1のせいでこんな時間に。
561774RR:2010/10/19(火) 12:10:43 ID:SRNWPyw1
肉体は滅んでも魂は不滅なのかしら?
ユーレイ信じてるわけじゃないけど。

こーゆー話を読んだ後いつも思うのは
誰かに見られたら恥ずかしい事って・・・・見られてんのかな〜って・・・

自分死んだら他のオバケにpgrされるのかしら(鬱
562774RR:2010/10/20(水) 06:49:33 ID:1IA+fUAI
>>558
有り難う
初めて知って夢中で読んだ
563774RR:2010/10/20(水) 17:46:08 ID:nA6nNTuG
558ありがとう!読みまくった…!
564774RR:2010/10/20(水) 19:55:29 ID:LK6/GO1P
泣けるなぁ

マジでもネタでも

ちょっと、僕の彼女を紹介しますを思い出した
565530:2010/10/20(水) 20:21:25 ID:WeH/cqGg
どうも、すいません、530です

なんかむちゃくちゃスレ汚しをしてしまったみたいですいません。
>>588の泣ける話も読ませていただいて、漏れの話はなんてゲスいんだ、
と悲しくなりました。でもまた続きは書きます。あれから進展ないけど。
566774RR:2010/10/20(水) 20:50:12 ID:unrGV8GJ
何そのロングパスwww
567774RR:2010/10/20(水) 21:18:13 ID:NmE4/T42
キラーパス( ゜д゜)キター
568774RR:2010/10/20(水) 22:12:47 ID:2C9B9x2o
何か違和感があると思ったらロングパスだったのか……
569774RR:2010/10/20(水) 22:18:03 ID:I1pZzrpA
俺パスカットに行く!!

だがとどかない
570774RR:2010/10/20(水) 23:35:54 ID:/KNaYVLu
>>565
気にすんな、あれはあれで面白かった
書き手があっての2ちゃんだろ。進展あったらヨロ
571774RR:2010/10/21(木) 01:08:32 ID:6STs8EQK
>>565
進展させる気があるのか・・・期待して待ってるwww
572774RR:2010/10/21(木) 02:41:48 ID:qFHtMp6N
最近は書き手が絶えなくて賑やかだなぁ…
俺も書きたいが文才無いしバイク絡むところがあまり無いから
書き手が絶えたと思ったときに書こうと思う。
それまで>>558を読んで書き手を支援する
573774RR:2010/10/21(木) 02:59:47 ID:jjw4i8UO
やばい、泣きそうだ。
574774RR:2010/10/21(木) 07:13:10 ID:6LENitOE
HEAT先生の次回作にご期待ください
575774RR:2010/10/21(木) 18:18:59 ID:6+c9Nxej
>>574
スレ違いやろ
てかHスレ無くなったし
576774RR:2010/10/23(土) 22:46:26 ID:0irya6au
夏、東北ソロツーの宿泊先で挨拶交わした娘と偶然、地元近くでの
仲間とのツーリング先で会った。
可愛かった。また旅先で偶然会いたいな。
577774RR:2010/10/26(火) 09:54:41 ID:BWcKLTav
>>576
すごい
なんかそーゆうのいいね
578774RR:2010/10/27(水) 00:11:54 ID:Ri3jfRwf
てs
579 ◆/yQ9d1p5uc :2010/10/27(水) 18:19:08 ID:fJS1+sGi
test
580774RR:2010/10/27(水) 18:39:26 ID:HEHAUo/f
お、新たな話が始まるのか?

つ(水)
581774RR:2010/10/27(水) 20:33:44 ID:8P42O/l0
>>576
俺も似たような事あるぜ。
よく指名してたおっぱいパブの娘。
俺:転職&引越しで会わなくなる→娘:店辞めて専門学校→俺:近所のイトヨ-カドーで買い物→娘:すっぴんでDS買い求めて遠出、俺発見。
俺、気付かずアパートまで尾行される→娘:後日、俺んチ夜中に凸、何日か居候。
結局、なんだかんだで俺の嫁は別の人になった。
582774RR:2010/10/27(水) 22:09:25 ID:vx4W9EK6
>>581
なにそのイケメン サクセス ストーリー
583774RR:2010/10/27(水) 22:15:33 ID:S3GNTp/J
>>581
過疎ってるし、そんなに簡略化せずに長文で書いてみそw
584774RR:2010/10/27(水) 22:40:30 ID:Ri3jfRwf
>>581kwsk
585774RR:2010/10/27(水) 23:53:02 ID:8P42O/l0
>>582-584
レスサンクス。
しかし残念ながらバイクは全く関係ないです。そんなに面白くもありません。
しかも当時素人童貞で負け組の俺が「おっぱぶ嬢」と「2、3つの偶然」に振り回される中途半端さで、エロくもなく。
それでも良かったら書くけど、投下はまとめてからなので多分、
来週以降になってしまいます
<m(__)m>
586774RR:2010/10/28(木) 00:02:15 ID:pj83ALBI
>>585 鎌輪ぬ。待っておるぞ。
587774RR:2010/10/28(木) 09:38:24 ID:1/S06ESY
>>585
特におっぱぶのところを詳細にな
588774RR:2010/10/28(木) 17:35:13 ID:Wmeh88ja
>>585
娘:後日、俺んチ夜中に凸、何日か居候 のトコも詳細になw
589774RR:2010/10/31(日) 20:57:36 ID:LnuvTUJf
age
590774RR:2010/10/31(日) 23:06:07 ID:AVPutscB
>>585


      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < >>585 まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/

 
591774RR:2010/11/02(火) 06:43:53 ID:wMFE5cRm
テスト
592774RR:2010/11/02(火) 11:38:34 ID:yzQ84T/I
おっぱいUPマダー?
593774RR:2010/11/02(火) 11:57:13 ID:IGOQG6VR
>>592

   /           `Y´            i  
  /            :              '.  
.  i  .:... :..      i      .::...::..   i
  |  ::(r:)::        ,!.      ::(:r)::   !
  '.  `'''       / ヽ.      `'''´  ,'
   ヽ        /   \        ,.イ
     ` ー―‐ '′      ` ー―'′
594 ◆.kZpfkE8JE :2010/11/02(火) 22:54:19 ID:yZhstLeH
トステ
595585 ◆Ez.HBXnJsQ :2010/11/02(火) 22:59:34 ID:yZhstLeH
話半分までまとめました。待ってる方がいるようなので、携帯からですが投下します。
まず、自分の経歴を軽く紹介(読み飛ばし可)。
小学校の6年間はずっといじめられっ子。5,6年は担任が同じで、その担任からも大人の陰湿さでいじめられた。
憎い担任の授業など上の空で勉強ができなくなった。
中学でも弱いくせに反撃するからDQNから面白がられ、勝てないケンカをした。
高校卒業して、専門学校へ。自分を変える努力をする。やっと友達が出来た。就職は地元を離れられる会社を探した。
そんな自分が就職出来たのは特定派遣業界だった。
某北関東の営業所管轄に配属、某メーカーに派遣される。
ある日、他社派遣のアル中DQN毒オヤジに理不尽な暴言吐かれ、ムカついて頭冷やしに車で峠へ。
高台からの景色を見たかった。しかし時間が経つにつれ、逆に頭に血が上がった。
結局その日、買って半年のシルビアが廃車になった。峠の上りでスピンしたのだ。
彼女がいなくても好きな車に乗れればそれでいい思ってた。
あえなくそんな想いも打ちのめされ、僕の心の隙間は物では埋められない事を悟った。
その会社の派遣期間は2年で終了した。
そして次の会社へ派遣された。
596585 ◆Ez.HBXnJsQ :2010/11/02(火) 23:02:56 ID:yZhstLeH
ここから本編。
その地方では会社の飲み会の二、三次会でよくおっぱいパブに連れてかれた。
初めて行ったその店で彼女と出会った。
店はお座敷で、客の膝の上に女の子が座って向かい合うスタイル。
まず断っておくが、お触り系の店といっても店の女の子が皆、上を脱いだり触らせてくれるとは限らない。
彼女もそうだ。話をきくと働き始めてほんの数日しか経ってないそうだ。
初々しかった。茶髪のストレート、化粧は薄め、素朴な感じだった。
閉店までワンタイムしかなかったがずっと彼女と話して、メアドだけ交換して別れた。
翌日から彼女は毎日簡単な挨拶メールをくれた。そういう娘は今までいなかった。
で、一月経たないうちに一人で通い始めた。次にあった時は、髪に縦巻きがかかってて、ケバくなってたが、可愛いかった。
彼女は21歳の高卒でバイトを転々としてきた。割と裕福な家庭で育つ。父は花火師、母は元お水なんだそで、父親のことが嫌いらしい。
しかし、よくよく話を聴くとなんだか娘と上手く距離がとれないだけの不器用な親父さんと見た。
597774RR:2010/11/02(火) 23:07:22 ID:yZhstLeH
ところで僕の仕事はガキの使いに毛が生えたようなものだった。
昇給、賞与あり。会社の貸り上げアパートで家賃は2〜3万の負担で済んだから店に通う余裕があった。
しかしこのままスキルアップできなかったら…
僕が希望する職種は会社は対応してなく、未経験者を教育する制度も無かった。
そして年末前に2月で契約解除の連絡が来た。派遣先の業績悪化である。
通達を聞いて間もなく、会社を辞めた元営業の春日さん(仮)から電話が入った。
要約すると春日さんの現在働いている会社は東京の同業他社で、僕のやりたい職種を専門に事業を展開しているし、未経験者も積極的に教育している。興味があったら今度会って話をしないか?との事。
引き抜きかと思ったが、会って話を訊いたらただの紹介だった。
とはいえ以前よりイキイキと語る春日さんの姿があり、迷いは瞬く間に消えた。何かに後押しされてる気がして転職を決意した。
おっパブの娘とは知り合って一年が経ち、その頃には本名を教えてくれてた(名をユカちゃんとします)。相変わらず脱ぐことも触らせる事も無かったが。
金を払って恋人気分になるというより、友達の様になっていった。転職の話をしたら、寂しいそうにしてくれて、新しい旅立ちの応援もしてくれた。
転職前の有給消化期間に春日さんと再び飲み、ユカちゃんの店に行き会わせた。
春日さん曰く、他営業所の夏川先輩もこの店に通っているのだという。
この夏川先輩も数ヵ月後に春日さんの紹介で同じ会社に転職してくる事になる。
598774RR:2010/11/02(火) 23:13:11 ID:yZhstLeH
引越し前日、ユカちゃんの店に一人でまた行った。彼女はずっとエクステをそわそわ触っていた。閉店の際に手紙をくれた。また会おうねって行って別れた。
手紙には応援、ユカちゃんの人生観と「ゅかが東京遊びに行くときあったら、転職祝いに一緒に食事行こうね」って書いてあった。
遠くに行くけど、車で数時間の距離だから会おうと思えばいつでも行けた…。
転職後、彼女からのメールは極端に減った。
よくあることだ。彼女は一冬に2、3度は風邪を引いたと言い、メールが滞る。きっと駆引きだと思う。
僕は所詮、駆引きが必要な客なのだ。ならここで終わらせておけばいい客だったろう。
「五月の連休に遊びに行くよ」とメールを送ったら、久々に「楽しみ、待ってるよ」って旨の返事が来た。
雑な扱いだなw僕はそう思った。こりゃ駄目だ、その場しのぎじゃん。
思えばいつも彼女のメールと現実の態度には少しギャップがあった。「鬱気味で辛い」ってメールや電話で言うので会ってみれば「もう吹っ切れた」と、かの弱さはどこにもない。
慣れない環境の淋しさもあったけど、僕も冷めた。もう会わない旨のメールを送った。
「好意がないなら言葉で拒絶する事も大事だよ。人間は一人の成長
599585 ◆Ez.HBXnJsQ :2010/11/02(火) 23:18:19 ID:yZhstLeH
まだ肌寒さの残る春先、深夜2時。
携帯が鳴る。微睡みから僕は起こされた。
知らない番号。簡易留守録になると切れ、すぐまた掛かってくる。また切れ、また鳴る…思考が巡ってある可能性に気付く。
携帯のシークレットモードをONにする、ロックが掛かってる秘密のアドレス帳だ。そして着歴を見た。
ユカちゃんだ。
次のタイミングで鳴った携帯を取る。
「もしもし…」「ユカちゃん…?」「○○ゅ?」「そうだよ、どうした?」「○○ゅ〜、助けて!」
泣きそうな声だった。話を聞くとアパート付近にいる様だ。通話を続けてアパートの玄関から飛び出す。
「○○ゅ〜」目の前の路肩に車が停まっており、その運転席にユカちゃんがいた。
車はアリストのノンーターボ、装備は純正エアロに社外アルミ。
彼女が前から欲しがってた車だ(中古)。貯金して手に入れたか。
とりあえず車を別の場所に移動させて部屋に入って貰う…その前に、部屋を片付けなくては。部屋の中は絶望的に散らかっていた。
「スイマセン、寒いんですけどぉ」
片付ける間もなくユカちゃんがドア開けて入ってきた。
「うわぁ…」「はは…」「○○ゅって綺麗好きだと思ってたのに…」
二人で部屋の片付けをしながら彼女の近況と何があったか聞いた。
・彼女はパブを辞めて資格を取るため隣の市の専門学校に通ってる
・隣の市でキャバ嬢のバイトしながら友人(♀)と同居してる
・友人(同居人)の彼氏がDQNで事件起こし、彼女達のマンションに警察が入って来る(詳しくは訊いてない)
・↑の件で友人にキレてケンカ、家出する
・他の知り合いはその日不在とか色々で、数ヵ月前に僕を見つけたのを思い出して頼って来た。
前述だが、僕を彼女が見つけた頃はDSが品薄で、彼女はそれを買い求めて僕の住む街のイトヨーカドーに来た。
僕がその時何を買ってたのかまで彼女は憶えており、近くまで寄ったそうだ。
僕がそれに気付かなかったのは彼女がスッピンだから。つまりスッピンは…という事だ。
言われて見ればなんとなく憶えてる。アパートの駐車場までアリストに尾行された事も…。
こうして、彼女が数日間居候することになった。


600585 ◆k11/f4Kc0Y :2010/11/02(火) 23:23:01 ID:yZhstLeH
うわぁ失敗
>>598 落ちた部分
「好意がないなら言葉で拒絶する事も大事だよ。人間は一人の成長には限界がある、それは他人を利用するだけも同じこと。もうお金を払って君には会わない。さよなら、好きだったよ」
こんな内容だったと思う。
返事は無かった。
そして一年は彼女と会わなかった。
後悔もした。
彼女のおかげで女性と話せるようにもなった。
金を払って提供される思い出はデキが良すぎた。
601774RR:2010/11/02(火) 23:27:15 ID:SNPuZq32
ワクテカワクテカ
602585 ◆Ez.HBXnJsQ :2010/11/02(火) 23:30:54 ID:yZhstLeH
すみません、今日は以上です。
まとめたつもりなのに長くてスミマセン。
伏線もあるのであまり減らせませんでした。
スレチのバイクに関係ない無い下手糞な長文を読んでくれた方、いましたら有り難うございます。
続きは来週以降の予定です。
603774RR:2010/11/02(火) 23:48:58 ID:7y0+Qb8f
>>602
特に長いとは思わなかったよ。
このくらい説明がないと状況掴めないまま話が進んじゃって移入できなくなる。
604774RR:2010/11/03(水) 08:43:08 ID:p63ftE6k
面白い体験だな。
紫煙するよ。
605774RR:2010/11/05(金) 16:38:06 ID:WYpmu788
>>581の何気ないレスがこんなに壮大な物語になるなんて、誰が想像しただろうw
CCCC(`・ω・´)
606774RR:2010/11/05(金) 21:22:47 ID:IYREetuy
だからこのスレ好きなんだw
たくさんの書き手に感謝感謝
607774RR:2010/11/07(日) 19:43:48 ID:vTQNQnLw
これは期待できる
608774RR:2010/11/07(日) 21:08:08 ID:RYTS1Nz6
このスレでバイク関係ないって言って書いてる奴結構居るけどさ
バイクで思い出したってことだろ?イイジャン!
609774RR:2010/11/08(月) 01:45:37 ID:an9kDkVg
長文過ぎて書けない
まぁ悲惨な話です。
610774RR:2010/11/08(月) 04:14:18 ID:rP6pwqgt
2行で書けたジャマイカ
611774RR:2010/11/09(火) 02:42:37 ID:brfaoPVM
過疎だなぁ(´・ω・`)
612774RR:2010/11/09(火) 23:34:21 ID:5XrL39cx
恋愛じゃなくてただのエロ話なんだけど、スレ違い?
613774RR:2010/11/09(火) 23:47:37 ID:g9ZFgi9I
バッチこいやああああ
614774RR:2010/11/10(水) 00:33:58 ID:EJ2X338g
どうぞ
615774RR:2010/11/10(水) 00:35:31 ID:/jsBbV+g
         \左図のAAのキャラクター名を答えよ/
           \           (配点 -5点) /
        ,,      \        A_____ /
   / ̄7ニ〉´\    \ 【ヒント】        /                 ./\.
     ,ミ′       \   ∧∧∧∧∧                   </-―-ヘ>
.      ` ′         ヽ<     イ >真・スクィッドストッパー。。。 ( ̄ー ̄)ニヤリッ
                        < の   カ >
――――――――――――< 予   娘 >―――――――――――――――――
      _  -―- ..     < 感   ス >                  ,凵@  ヾ 、
    , ´   , -─-    、 < !!!!   レ >               / / _  ', \
  / ,. .´: ´: : : : : : : : `: : 、 \∨∨∨∨∨   \             く _,.f‐'´   ``‐i..,_ >
///: : : : : : : : : : : :  : : : : .\l \ /   ,.--―┴-\            ハハX_,∨,_メハハ 
 /: : : : :/_:_;|\ : : :/\_:_!_.: : : .ヽ /|   /: : l、: : : ;l :\         ┌‐| io⌒ ""⌒o! |ー┐
/: : : : l/,x=ミ、 . \/,x=ミ、\!: : : : : /.:! ./: : :、: :!_\;/ _V\\     ,.^ニニノノ\(⌒⌒)/ゝ、ニニ^ 、
レヘ: : : :〃 ァz、    ァ.z、 Y|i! : : /_V: : : :|∧|      __`|∨\   く く. //| | o、 ̄/ | | | |   〉〉
 !ヽ:从弋:り    弋:り 从/`;! /丁 |: |:l :| __   〃⌒V|   \.   く 〉| | | |   `´  .| | | | く 〉
 |: :iハ!              ; .!i /  ヽ|: NV:!〃⌒__ //}|    \ ̄ ` く X二) ̄ ̄ ̄(二X > ̄'´ ̄
 |: :|: i: 、    -‐(    ノ:! |.:!/   /: :{_|: :|//f´   ヽ}  八     \   彡,ハ}     {ヘ ミ´
/: :,|: l : :`ト . _ . ィ: i|:.:|: /  /: :/:/ : ト .丶___,ノイ\_:\     \   )          (
616774RR:2010/11/10(水) 19:58:41 ID:kJU+syfs
どっちかってーとイカ臭くなる予感
617774RR:2010/11/13(土) 15:28:30 ID:1IJWUYnv
age
618mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/13(土) 16:48:19 ID:y3c8zrFa
test
619mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/13(土) 16:49:02 ID:y3c8zrFa
「きゃあぁぁ!えっちいぃぃぃ〜。どこ触ってんのよ!!」
「えっ?胸を触ったらダメなんか?」
 ブラの感触がゴワついてて乳小せぇ。
「おら、もっと揉んでやるわ。おらおら。」

急ブレーキの後、振り向きざまにグーパンチで怒突かれた。
「なに調子こいてんだよ!!絞めるぞ、テメエ!」

この下品な喋りの女が今回の相手。名前を美紀(仮称)と言う。
近所に越して来たツンデレ。
バイクの乗り方を教えてくれと言われて教えているフリーター。
620mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/13(土) 16:49:59 ID:y3c8zrFa
「オラァァ−降りろ。気安く人の乳揉みやがって。なめとんかワレ!!」
「いやいや、まだ舐めてないし、吸ってもないぞ。」
今回は二ケツで俺がタンデム。
「何で顔を赤らめてんの?乳揉まれたぐらいで怒るなや。」
「ほんまにもう呆れた。怒る気にもならんわ。」

「それで、この後はどうしたらええん?」
「じゃ、クランクの練習でもするか?」
「もう、乳触るなよ!まじめに練習してんだからさ!!」
「はいはい。もう触りません。すみませんでした。」
CB400SFなんて優等生バイクに乗りやがって。つまんねぇんだよ。
おまけに美紀の運転はキレが無くメリハリが無い。
621mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/13(土) 16:50:46 ID:y3c8zrFa
「おい、ちょっとバイク貸してみ。見てろよ。」
港の駐車場に空き缶とペットボトルで作った簡易コース。
腰を浮かせて派手なバーンナウトの後、高速スラローム。
折り返し地点でブレーキングターン。ついで軽やかにクランクをクリア。
腰を浮かせて美紀の目の前でストッピ。
オモチャやな。軽くてアンダーパワーで意のままや。

どや顔で美紀を見るとブルブルワナワナしてる。
まずい、怒ってるで。
622mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/13(土) 16:52:55 ID:y3c8zrFa
「お・ま・えぇー!(トーンが低いぞ美紀。)おニューのタイヤなのに。」
「あ〜あ、後タイヤ、こんなに幅広く黒々と入れやがって。」
「まぁまぁ気にするな。タイヤなんてどうせ減びるし。」
「なけなしのバイト代でやっと買ったのに・・・。」
「おい、泣くなよ。スマンスマン。悪戯が過ぎたな。」
「タイヤ交換する時に援助してやるからもう泣くな。」
「そういう問題か!!もう、ええわ。もう、一緒にツーリングに行かへんからな。」
「おいおい、謝っとるやないか。勘弁な。」
「いやや、勘弁できん。」
「どないしたら堪えてくれるんや?」
「とにかく許さん。もう、絶交や。」

あ〜ぁ。言われてしもた。
時々仲良くツーリングに行ってたのにな。
俺が自宅でバイクの整備をしてたら、話しかけてきて仲良くなったんやけどな。
まぁ、美紀のことや。明日になったらケロッとしとるやろ。


※用事が出来たので続きはまた今度な。
623mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:49:22 ID:XsVsd2jQ
翌早朝、朝食前の散歩をしてたら犬を散歩させてる美紀に会った。
「おはよう。昨日はごめんな。時間出来たら一緒にツーリング行こな?」
「うちも言い過ぎたわ。ごめんな。」
「あー良かった。美紀に嫌われたら辛いしな。」
「なんや、うちの事、好きなんか?」
「まぁ、好きにも色々有ってな。まぁ、そういうことや。」
「まぁ、ええわ。うちも好きやからな。」
「それじゃあ、もう飯の時間やから、またな。」

なんかええ事ありそうや。
LoveじゃなくてLikeなんよな。
可愛いけど見た目と喋りのギャップが激しすぎるんや。
624mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:50:52 ID:XsVsd2jQ
それから数週間後。美紀とツーリングに行く事になった。
今日は隣県の渓谷にやって来た。
食堂でカツ丼を食べて、駐車場でまったりしてたら、美紀が話しかけてきた。

「なぁ、うちのこと好きや言うてたやろ。ほんまなんか?」
「あたりまえやん。ムッチャ好っきやで。」
「うれしい。今度キスしてもええで。」
「えっ、今度なん?今日はあかんのか?そら残念や。」なーんて言ってたら
「今日したい?ええよ。うち○○のこと好きやから。」って
冗談で言うたんやけどな。今更冗談で済まん雰囲気や。
御近所で噂になったらマズイし、第一美紀の両親が許さんやろ。あきらめよ。

「なぁ、美紀ちゃん。やっぱそれは大事な人の為にとっといた方がええわ。」
「うれしいけどお父さん達と仲悪くなりたくないしな。」
 って言ったら美紀が腹抱えて笑ってる。
「何、まじになってんの?冗談に決まってるやろ。からかっただけや。」
「何ホッとしてんの。失礼やわ。」

こ・い・つ・・・この俺が手玉に取られてる・・・まぁええわ。楽しいし。
625mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:51:33 ID:XsVsd2jQ
しかし、ポンポンと俺の体にタッチしてるそのしぐさが可愛いし、勘違いの元や。
喋りが女の子っぽくなれば印象が大分変わるのになぁ。
随分と損してるで。

「なぁ?美紀ちゃんは彼氏とか居てへんの?」
「なんや、気になるんか?」
「うちなガラッパチな性格やろ。」(確かに)
「そやから、男共み〜んな離れていくねん。」(そうなんか)
「もう、面倒くさいから男なんていらんねん。」(男らしいやん)

「○○が居てるしな。」
「えっ、俺?」
「格好ええけど奥さん居てるし、うちには、どうにもでけへんやん。」
「そやからもうええねん。」

まあ、友達の感覚なんだろうな。
美紀の両親は俺の事をえらく信用してくれてるし、このままの関係がベストだろうしな。
でも、そんな男前な事を言われたら ” 惚れてまうやろお〜〜〜 ”
626mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:52:53 ID:XsVsd2jQ
後日、美紀がガレージに遊びに来た時、珍しくスカートで来た。
パイプ椅子に腰掛ける美紀。
床に座って整備してる俺。

分かるやろ。わざとやないで。見えてしもたんや。
美紀のパンツ。スカートの奥に恥毛の透けてる白色のレースのパンツ。
凝視してしもうた。悪気は無かったんや。

それに気づいた美紀が、
「こぉのドスケベ。何処見てんのや!変態。」
「あぁそうや。俺はな変態(隼)に乗る変態や。わざとやないやん。」
「まぁええわ。5000円。」って手を出す。
「アホな事言いなさんな。5000円有ってみい。美味いもんが食えるわ。」
「ほな、その金で一緒にご飯食べに行こや。なぁ、ええやん。」って腕を引っ張る。
「俺もう飯喰うたで。そやから嫌や。」
「なんや、ケチやな。」

「それよか、奥さんに飲み物もろてきて。アクエリがええわ。」
「え〜〜自分で貰ろてきいやぁ。」
「ええやん、○○(←息子の名前)も居るで。」
「そやなぁ。○○(←息子の名前) にお父さんにパンツ見られたゆうて言うてこ。」
「おい、アホな事言うな。もうええ。俺が取ってくる。」
(こいつには何かやられてばかりや。)
627mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:53:43 ID:XsVsd2jQ
ガレージでアクエリを飲んでたら、
「なぁ、相談に乗ってくれへん?」
「何の相談や。金の話ならせえへんで。」
「うちの恋愛相談や。」
「おっ、好きな奴出来たんか?そら目出度いこっちゃ。」
「どんな奴や?」
「・・・・・・」
「黙ってたら分からへんやん。はよゲロしてみい。」

「・・・実はな。かなり年上やねん。」
「お父さん位か?」
「アホか、そこまで歳いってへん。○○と歳一緒や。」
「おいおい、まさか不倫か?」
「まだ、何もしてへん。片思いや。」
「そうか、でも普通なら同じ位の歳の子を好きになったりするんとちゃうんか?」
「同じ位の男共は餓鬼やから嫌や。犯ることしか頭にないねん。」
「そらしゃあないわ。男なんてそんなもんや。」
628mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:54:23 ID:XsVsd2jQ
「○○もそうなん?」
「そらお前位の歳の男は犯りたい盛りやからな。俺もそうやったで。」
「ふ〜ん。今まで何人位関係持ったんや?」
「そらトップシークレットやから教えれんなぁ。」
「何でやの?」
「奥さん貰うたら昔の女の事は忘れないかんやろ。それがケジメや。」
「なら、浮気とかはしてないん?」
「アホか、そんなもん言えるかい。」
「あっ、白状した。浮気してんだ。奥さんに言ってやろ。」
「おいおい、なんでそうなるねん。」
「人にはな言えんこともあるやろ。」
「まあ、そういうこっちゃ。」
「何か怪しい。今度尾行しちゃおうかな?」
「おいおい、大人をからかうな。」

「ところで相手はどんな人なんや?」
「・・・・・・・・」
「おい、また黙ってしもたんか?」
「・・・・・・恥ずかしい。・・・・・」
「ふーん。黙ってたら相談に乗られへんぞ。」
「実はな・・・。」
629mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:55:07 ID:XsVsd2jQ
俺の耳元に寄って来て小声で

「○○の事が好きなんや。」
「えっ?何やそれ。お前、何で顔真赤っかになっとんねん。耳まで真っ赤やんか。」
「うちな○○にやったら何をされてもかまへん。」
「絶対に秘密は守るし。」
「無茶苦茶言うなぁ。」
「俺、奥さんが好きやし美紀も好きやけど同じ好きでも意味が違うねん。」
「俺の家庭を壊す気か?」

「うち、振られてしもぅた。」
「こんなに好きやのに。」
「うち、どないしたらええん?」
「とにかく今日の事は無かった事にしよう。」
「それで今度合った時は今まで通り挨拶しよな。」

頭をさすってやりたかったけど、手汚れてるしなぁ。
暫く沈黙の後、美紀は帰って行った。
630mildHEAT ◆/yQ9d1p5uc :2010/11/14(日) 13:55:51 ID:XsVsd2jQ
それから数週間後。
美紀はお父さんの仕事の都合で引っ越して行った。
遊びに行ける距離じゃないし、もう合う事もなかなか無いだろうと思う。

どこかでCB400SFに乗ったやんちゃな女の子を見かけたら優しくしてやってください。
元気一杯だけど、本当は寂しがりやの女の子なんです。

                            終わり
631774RR:2010/11/14(日) 14:24:02 ID:o12ejzSY
乙!
さっぱりしてていいね♪
でも独身だったら・・・だな。
632774RR:2010/11/14(日) 19:50:28 ID:uXGieo/1
乙。
mildHEAT ◆/yQ9d1p5ucもええ男っぷりやで!
633774RR:2010/11/14(日) 20:14:27 ID:PYS1gn/K
待て。
何かちょっといい話みたいになってるが、最初の5行で奥さんに殴られとくべきだろ。

まぁちょっといい話だが。
634774RR:2010/11/14(日) 22:41:14 ID:x8wLI1Ek
>>633
確かにw
635774RR:2010/11/14(日) 23:19:02 ID:TCsUiZXl
読み返すと笑えるなw
636774RR:2010/11/15(月) 18:04:42 ID:pP+KBwVp
ちょっとCB400SF探してくる
637774RR:2010/11/15(月) 20:55:48 ID:xgvBTHwj
美紀は引っ越す事を知って思い出に一度抱かれたかったんだよ。
そして黙って去るつもりだった。
638774RR:2010/11/15(月) 22:24:36 ID:06K5Z0MK
例え一夜限りの関係でも
既婚と独身だと後々重くなる危険あるぜ。
639774RR:2010/11/16(火) 23:15:18 ID:PdpfcwZk
mildHEATはひんぬーには興味ないんだよ
奥さんのおぱーいは鷲づかみしてもはみ出るくらいきょぬーなんだよ

同じ妻子持ちの俺が見た目はそこそこのひんぬー女を抱いたが、
てぃくびも陥没してたし、穴くらいしか褒めどころがなかったので
本人の自尊心を傷つけまいと、○○ちゃんのマ○コばかり褒めるしかなかった。
まぁ生でやらせてくれたから、一応社交辞令でべた褒めしておいた。
























…今は反省しているw
640774RR:2010/11/17(水) 23:20:55 ID:3lxvgHZG
そもそもカミさんよりヒンヌーには手ぇだす気にもならん
641774RR:2010/11/18(木) 00:01:44 ID:R8lzdVyD
貧乳って言うな
微乳って言え



カミさんは無乳だ...orz
642774RR:2010/11/18(木) 00:05:15 ID:YmXZ5uP4
正直ブラの感触がゴワついて乳の小ささすらわからんような乳は
健気を通り越して怒りすら感じる

ま、穴さえ空いてればいいかwとも思うことがあるが
そういう価値のない女ほど生ではやらせない

もうなんて言っていいのやら、ちったぁ立場をわきまえろ!
商品以前に道具としてどうやったら男が自分に興味持ってくれるか考えろつーのw
643774RR:2010/11/18(木) 00:21:04 ID:pjL1iTFs
頭大丈夫か?
644774RR:2010/11/18(木) 00:59:38 ID:y7NMoFvM
無乳って貧乳よりも柔らかそうな響きだよね
645774RR:2010/11/18(木) 08:15:06 ID:+tuT23Bl
>>644
頭大丈夫か?w

646774RR:2010/11/18(木) 08:56:05 ID:fNq1RkyR
胸はでかすぎないほうが好みかな。
それより巨尻をバックから突きまくるのが好きだ。
647774RR:2010/11/18(木) 22:20:14 ID:JEli8iez
>>646
ちんこ大丈夫か?
648774RR:2010/11/19(金) 00:56:31 ID:hcDsguw0
ちょっとヒマがあったので、
以前チョロっとしたエピソードだけ書いた話を大幅加筆修正してみた。
バイクそれほど出てこないけど許せ。
649774RR:2010/11/19(金) 00:57:57 ID:hcDsguw0
まいどです〜」
オフィスのドアを開けて奥へ声を掛ける、この瞬間が毎回楽しみ。

「あ、こんにちは〜」
パタパタとスリッパが鳴る足音とともに、彼女がやってきた。
小柄な体型&サラサラのショートヘアに合わせるのは、いつもどおりの地味〜なビジカジスタイルな服装。
これにメガネでも加われば(個人的に)完璧なのだが、あいにく視力は2.0だそうで。元遊牧民かなんかなの?遠くの獲物とか狙いやすい感じ?

それはさておき…
スリッパに履き替えてオフィスに入ると、いつもながらの見慣れた女所帯だ。男子は常務(社長のダンナ)だけ。
まぁ派遣さんとか含めても10人ほどしかいない会社なんだけど。

この会社で俺が仕事を貰うようになってから1年くらい経ったか。
仕事の内容は書籍や文書をデジタルデータ化する際に付随する翻訳作業(日→英、英→日)で、
冒頭の彼女は俺のような外注先の納期管理を担当している。
彼女は職場で「サッちゃん」と呼ばれているが、俺は苗字で「タカノさん」と呼んでいる。つまりフルネームは「タカノサチコ(仮名)」なんだな。
俺も「サッちゃん」と呼びたいのはヤマヤマなのだが、今さら呼称を変更するのはあまりに露骨過ぎるので自重している次第。
650774RR:2010/11/19(金) 01:00:10 ID:hcDsguw0
ルックスは先に書いたように小柄(150cmあるかないか)で、
川瀬智子をショートカットにしてカワイさを90%程度に減退させた感じと言えばよろしいだろうか。
つまりはなかなかカワイイ。
性格はおっとりホワホワで、ゆる〜い口調の関西弁がハマり過ぎ。「そやね〜」が口癖。
しかしながら社長曰く「怒るとめっちゃコワイで」らしい。全く想像がつかないのだが。
父方のお婆さんが台湾人というクォーターで、北京語が堪能。
仕事振りは真面目そのもので、職場での信頼(特に社長からの)は厚いようだ。
ちなみにアラサーなりたてホヤホヤ(本人談)の26歳。

まぁ前置きが長くなったが、そんな彼女に俺は好意を持ってるってことだ。
俺?俺はさっきも書いたとおり、フリーランスで翻訳業をやっている。
と言えば聞こえはいいが、大した技術もコネも無いので全く稼げない。
同世代平均を大幅に上回る労働時間を費やして、同世代平均を遥かに下回る稼ぎを手にするという有様。
平たく言えばワープアですな。31歳にして。
ルックスはまぁどうだろ、少なくともグッドルッキングガイ(by叶姉)では無いが、苦労知らずなのでかなり若くは見られる。
タカノさんからは「トモイさん」と呼ばれております。
651774RR:2010/11/19(金) 01:03:15 ID:hcDsguw0

そんなある日
普段は足代わりのベスパで納品や打ち合わせに出向くのだけど、
その日はたまたま調子が悪く、仕方なくKTMのモタードで納品に。
いつもどおりタカノさんと納品ついでのムダ話に花を咲かせていると、
横から社長が 「あのハデハデなバイクってトモイ君のでしょ?オレンジてめっちゃ目立つやん!」と声を掛けてきた。
俺はこのチャキチャキした女社長が少し苦手なので
「いやいつものが調子悪くて・・・」と適当にお茶を濁そうとしたら・・・

「オレンジのバイクって、ひょっとしてKTMですか?」
普段はほわほわと小さな声で喋る彼女が、
目を輝かせながら珍しく大きな声(それでも普通の人の普通のボリューム程度)で意外なセリフを口走るものだから

「へ?そうやけど・・・」

間抜けなリアクションしか取れなかった。

聞けば彼女はGP250のKTMを駆る青山 博一のファンだそうで、
とっても大人しい見た目や言動からは想像もつかない意外な趣味に驚いた。
ちなみに俺はバイクは好きだけどレースは全然興味ないので、青山と言われてもサッパリ。
KTMが250ccクラスで走っているというのは辛うじて知ってはいたのだけど。
652774RR:2010/11/19(金) 01:04:48 ID:hcDsguw0

レースが好きならバイクも好きだろうということで、
前々から下心を持ち合わせていたこともあり、こりゃひょっとすると上手いこといくかな?と
ご都合主義的な想像を膨らませたのだけど、あいにくバイクそのものにはあまり興味がないとのこと。あれま。

しかしながら「よかったら見せてもらえますか?」とのことなので、
ちょうど昼休みに入ったこともあり、オフィスのあるビルの駐車場に停めてあるバイクを見てもらうことに。
「へ〜・・・、レースで走ってるのとは全然カタチ違うんですねぇ…」
・・・何かあんま嬉しそうじゃない。むしろ漂うガッカリ感。
まぁバイクそのものに興味ないなら当たり前か。
しかしこのチャンスを逃すわけにはイカンということで、

「お昼まだでしょ?俺もまだやからよかったら一緒にどう?」

すると
「あ、すいません。私今日お弁当なんです〜」

アッサリ即答。

(どうしよう・・・お弁当置いといて一緒に行こうかな・・・)
とかそういうの一切無い風味。
躊躇レスていうのか。
迷い無しみたいな。

あ〜あ・・・

一度アッサリ断られると押しの弱い俺は以後なかなか声を掛けられないので、無為に時間が過ぎていった。
653774RR:2010/11/19(金) 01:06:07 ID:hcDsguw0
そして半年ほど経ったある日、彼女の態度になにやら変化が。
今までは納品や打ち合わせのついでに軽口叩いたりと、自分でもソコソコいい雰囲気だと思ってたのだが、
その日からは何故か少しよそよそしい態度に。あんま目も合わせてくれない・・・。
別段変なこと言った覚えも無く、何が気に障ったのかサッパリ分からないので、
職場の女子に聞いてみるものの誰も知らないようで、俺以外に対しては以前と変わらないらしい。
そこへ社長が現れたので尋ねてみると、
「う〜ん?なんやろねぇ?」「仕事に私情を挟むのは良くないねぇ」と首をすくめてニヤニヤ。
…俺やっぱこの人苦手。
654774RR:2010/11/19(金) 01:52:32 ID:cb/dQyw/
@@@@
655774RR:2010/11/19(金) 08:49:23 ID:zEY3M0YO
なんかデジャブウな。とにかく続き楽しみね。
656774RR:2010/11/19(金) 09:48:44 ID:NpMNEqFC
36.6thの386氏か。ダイジェスト版で4レスほどで終わった。
657774RR:2010/11/19(金) 22:27:05 ID:oN7L8aIi
>656
よく覚えてるな君

では続き
658774RR:2010/11/19(金) 22:27:48 ID:oN7L8aIi
さて
世の中と言うのは苦手な人ほど関わりを持たねばならないようにできているようで、
またしばらく経ったある日、社長から呼び出された。
「あのね、トモイ君ね、自分で今の仕事向いてると思う?」
な、何だいきなり。
「いやまぁ、あまり向いてるとは…。素人に毛が生えた程度ですし。」
「そっか。私もね、あんま向いてるとは思えへんのよ」
「君はそもそも翻訳業というより、自営業に向いてない人やと思う」
「出世欲とか金銭欲とか全然無いでしょ」
…なかなかスルドイ。仰るとおりだ。
「競争激しい業界やからね。その性格じゃなかなか…」
「まぁこのまま細々続けていくこともできるやろうけど、将来の展望は明るくは無いね」
「…だと思います」
で、何が言いたいんだこの人。使えないから切るってことか。
「で、ここで一つ提案」
「翻訳辞めてウチで働かへん?」

へ?
659774RR:2010/11/19(金) 22:29:21 ID:oN7L8aIi
「君の今の仕事は腕のイイ人見つけたからその人にお願いしようと思ってる」
「んでトモイ君にはサッちゃんと一緒に外注管理をメインにやって欲しいんよ」
「人手不足でさぁ、仕事外に振りまくってるから今大変なんよね」
「ウチも安定した職場とは言い難いけど、フリーランスよりはマシと思うけど、どうかな?」
「さっきはあんなこと言うたけど、私は君のこと買ってるんよ」
「これは誤解を生みそうな言い方やけど、君は人に使われてこそ良さが出る人やと思う」
「まぁ返事は待つから考えといてよ」

気儘なフリーランスとは言え、一日12時間以上働いても高卒初任給程度しか稼げない現状を考えると、こりゃもう渡りに船。
その日のうちに「どうかこの哀れなワープアを拾ってやってください」とお願いした次第。
660774RR:2010/11/19(金) 22:30:56 ID:oN7L8aIi
晴れて正社員となって3ヶ月あまりが過ぎたが、相変わらずタカノさんは俺と距離を置くスタンスを変えていない。
以前はタメ口混じりだった会話も彼女からは敬語オンリー。
しかも「あ、これ持って行って、、ください」と明らかに敬語に言い換えたふうな発言もあって、何か凹んでしまうこともしばしば。

ちなみに一緒に働きだして気付いたのだが、彼女はホワホワおっとりしてそうでいて、実はかなり短気で神経質。
トロくて物覚えの悪い派遣さんにキレたことも少なからずある(でも後で平謝り)し、
最近は特に海外(主に台湾)の外注先とのやりとりでよくイラついており、
廊下の壁を叩いて「何やのアイツ!」と1人毒づいてるところに偶然居合わせたりもした。
怒らせるとコワイってのはこういうことだったのか。

また、彼女は一見人当たりがいいのだが、その実あまり他人と深く関わろうとしないタイプらしく、
職場の人間とも仲はいいが、休日に一緒に遊びに出かけたりとか、そういったことは無い模様。
661774RR:2010/11/19(金) 23:34:36 ID:oN7L8aIi
そんな感じで収入は素晴らしく安定したが、心はモヤモヤする日々が続いていたある日、
タカノさんのミスが発覚。内容は単純な納期の勘違いだが、社内はてんやわんやの大騒動に。
幸いパートさんから外注先まで総動員で何とか事なきを得たが、社長はかなりご立腹。
他人にもなかなか厳しいが自分にも人一倍厳しい彼女は大いに凹んでしまった。

その騒動が治まった当日の夜、社長と常務、俺とタカノさんだけ残ったオフィス。
タカノさんは蚊の鳴くような声で「お先に失礼します…」と言って、肩を落としながら更衣室へ向かう。
彼女はストレスを溜め込む傾向があるので少し心配になってしまったが、
ここで変に慰めたり励ましたりすると、そのプライドの高さから余計に落ち込んでしまうので、
ここはそっとしておこうと思い、俺も帰宅するべく更衣室へ。

身支度をして出てくると、休憩室のガラス張りのドア越しに彼女の姿が。
真っ暗な部屋の中で1人イスに座ってテーブルに突っ伏している。
心ではそっとしておこうと思っていたハズなのだが、気がつくと何故かドアを開けて彼女の横に座ってしまっていた。
662774RR:2010/11/19(金) 23:37:00 ID:oN7L8aIi
「あのさ」
「何」
突っ伏したまま彼女が答える。
しかしいざ声を掛けたものの、何ていえば良いかサッパリ分からない。
言葉を繋げずにこっちが黙ったままでいると、
「めんどくさいヤツやって思ってるでしょ」と彼女。
「めんどくさい?」
「うん」
「こんなんしてワザと構ってオーラ出したり」
「自分で抱え込んどきながら勝手に爆発したり」
「自分でも情けないし、ヤな女やなって思う」
相変わらず突っ伏したまま喋る。ん?そういやタメ口だぞ?

「そうかな」
「構ってオーラは普段あんま誰にも甘えてへんからやろ」
「抱え込むのは優しくて気を遣い過ぎるからやろうし」
「爆発するのは真面目で責任感が強いってことちゃうの」

「…気休めやね」
「そやね」
「耳あたりのいい言葉は100%気休めって言うしな」
「でも文字通りちょっとでも気は休まるんちゃう?」
「てか、気を休めてほしいと思って言うたんやけど」
「評価の内容はホンマやで」

「・・・」
沈黙が続いたので何か言葉を繋ごうとしたそのとき。
663774RR:2010/11/19(金) 23:42:13 ID:oN7L8aIi
彼女は不意に顔を上げたかと思うと、俺に抱きついて?というか胸に飛び込んできたというか、そういう塩梅になってしまった。
「うぇえ〜〜」と嗚咽を上げながらグスグスと鼻をすする彼女。
不意を突かれた俺は膝をテーブルに打ちつけてしまい電流が走るが、
その痛み以上の衝撃的な出来事にどうしたものかとオロオロするばかり。
痴漢冤罪を主張する冴えないサラリーマンの如く両手を中途半端に上に上げながらキョロキョロすると、
ドアのガラス越しに社長の姿が。ゲッ。

俺が救いを求めるように眼下のタカノさんを指差すと、何を思ったのか社長、抱きしめるようなジェスチャーをするではないか。
しかも顔を斜め上にクイッと振りながら「いっとけ!いっとけ!」的な。何だこの人。アンタほんとは男じゃないの?

社長のお墨付きを頂いたからというワケではないが、行き場の無い両手は自然と彼女の背中に回されることに。
すると彼女が顔を上げ、ヒック、ヒックとしゃくりあげて泣きながら俺の顔を見る。

今思い出しても何であんな大胆なことできたんだと不思議に思う。
げに恐ろしきは女の涙。





涙に濡れるタカノさんのほっぺにキスしてしまうなんて。
664774RR:2010/11/20(土) 01:10:43 ID:pQep5nDJ
しえん
665774RR:2010/11/20(土) 01:30:26 ID:x06Crd4a
支援だけど今日はここまでなのかな。
666774RR:2010/11/21(日) 23:15:14 ID:3jess/47
「…ちょっ」
ぐいと俺を押しやるタカノさん。
「あ、ごめん」
「なりゆき上なんとなくというか反射的に」
「…迷惑な反射ですね」
「確かに」
「相手によっては、ですけど」
「あー…?」
「こっちこそすいません」
「服、鼻水とかついてないですか」
「たぶん…」

ちょっとついてるけど…

その後、気分転換にでもなるかと思い、ちょっとべスパの後ろにでも乗らないかと誘うと意外なことにOK。
言っておくが下心は一切無し。いや言い過ぎた、ほぼ無し。
入社してから色々目の当たりにした彼女の行状から、純粋に心配していたのだ。
もちろん恋愛対象であるから余計に、なのだが。
667774RR:2010/11/21(日) 23:16:53 ID:3jess/47
社内のロッカーに置いてあるメット(我ながら用意がいい)を彼女に渡し、PX200のエンジンをかける。
9月の夜風はちょうど心地よい。10分ほど走って川っぺりの公園でバイクを停める。
「ちょっと話しよう」と彼女をベンチへ促す。

「俺がフリーの頃と今とではさ、何かタカノさんのイメージがちょっと違うんやけど」
「そうですか」
「前はおっとりほわほわしてて誰とも仲が良い、みたいな」
「…今は?」
「表面的にはそうやけど、実は他人との関わりを避けてるような…気がする」
「そうですか…。そう見えるんやったら実際そうなんでしょうね」
いつもの愛らしい関西弁は何処へやら。抑揚の無いポソポソとした返事だ。

「んで全然他人を頼らへんよね」
「ソレって色々しんどくないスか」
「…頼れないですから」
「足元すくわれたり、急に居なくなったり」
「そっちのほうがしんどいです」 
ボリュームは控え目ながら有無を言わさぬ口調なのでちょっとたじろいでしまう。
若い女の子がここまで頑ななのは何か理由があると思うのだが。
668774RR:2010/11/21(日) 23:19:24 ID:3jess/47
「まぁねぇ…、人間明日コロッと死んじゃうこともあるからなぁ」
「結局は一人で生きて一人で死んでくってことかいな」
我ながらものっそい適当なセリフだと思い、口にしたことを後悔した次の瞬間。

「あの…、分かったようなこと言わんといてもらえますか」
そう言うと彼女はすっくと立ち上がる。
「バイク、乗せてもらってありがとうございました」
「帰りますね」
「色々ご迷惑おかけしました。お疲れ様です」
スタスタと駅へ向かうタカノさん。
それを呆然と見送る俺。
…明日有給取りてぇ。
669774RR:2010/11/21(日) 23:40:19 ID:vfMD/OCT
支援
670774RR:2010/11/22(月) 00:04:47 ID:06mWZSwq
一応最後まで書き溜めているんだが
読み返すと殆どバイク関係ない…

改めて要らんとこ端折るので今日はここまで
671774RR:2010/11/22(月) 00:24:28 ID:3t+R8M6w
>>670
是非とも端折らずにそのままで!
672774RR:2010/11/22(月) 01:18:58 ID:4u23dyx2
はしょると伝わらなくなるよ。
そのままアップしてね。
673774RR:2010/11/22(月) 07:11:00 ID:FEewSSWY
支援。
674774RR:2010/11/22(月) 19:03:51 ID:jSR3R1IC
そろそろバイク分が足りないんだな
675774RR:2010/11/22(月) 21:02:44 ID:Znt3q2Sv
C
676774RR:2010/11/22(月) 22:19:09 ID:vBJ2UefC
>>668
完結?
677774RR:2010/11/23(火) 00:20:22 ID:Ijeo/MXV
>676
まぎらわしくてごめんよ
まだなの

では続き
678774RR:2010/11/23(火) 00:22:03 ID:Ijeo/MXV
取りたいのはヤマヤマだったが、「有給?何ソレ食えるの?」な零細ITなのでんなこと言ってらんない。
途中何度か通勤経路を逸れてプチツーリングへ出かけたくなる衝動に駆られながらも、何とか会社へたどり着く。
更衣室へ向かう途中でタカノさんと鉢合わせ。
「おはよう、、ございます」
妙に緊張して敬語になってしまった。
「あ、おはようございます〜」
あれ?普通…。怒らせたわけではなかったのか。

しかし普通とは言え、相変わらず敬語で距離を取られているのがアリアリと分かる。
はっきり拒絶されてるならいざ知らず、何か引っかかることがあるのでどうにも気持ち悪い。
モヤモヤを抱えながら給湯室へコーヒーを淹れに行くと、そこにはオトコマエな社長(♀)が。
679774RR:2010/11/23(火) 00:23:42 ID:Ijeo/MXV
「そうか〜、トモイ君でもアカンか。困った子やね」
「ふぅ」とタバコの煙と一緒にため息を漏らす。
「まぁなかなか困った人ですけど、俺でもってのは何なんですかね?」

煙を燻らせながらジロリと俺を睨む社長。
「あのさ、君はホンマ30過ぎの男か。鈍すぎるやろ」
あ、ひょっとして…

「サッちゃんはずっと前から君のこと好きなんやで」
680774RR:2010/11/23(火) 00:24:55 ID:Ijeo/MXV
曰く…
俺がフリーの頃は、俺との打ち合わせなんかがあった後、必ずと言っていいほど俺のことを話してたり、
一年以上前に俺がツーリング先で買ってきた他愛の無い土産(ご当地キティのストラップ)を後生大事に使っていたり、
(「携帯買い換えてもあのストラップだけは引き継がれてたやろ!」らしい・・・気付くかそんなもん)
急に距離を取るような態度になったのは周りに好意がバレまいとしてるからであるとか。

「私ね、気付いてたからだいぶ前にサッちゃんにゆってん」
「あんたトモイ君のこと好きなんやろって」
「大らかで優しそうやからお似合いやし、彼もアンタのこと好きみたいやでって」
「したらあくる日から急に態度変わったやん?」
「分かりやす過ぎ」
「たぶん君意外み〜んな知ってると思うよ」
681774RR:2010/11/23(火) 00:25:47 ID:Ijeo/MXV
ああ。
知らぬは我が身ばかりなり。
長年のモテなさが板についている為、モテ気配を自動的にフィルタリングする機能が備わってしまっているのか。
しかし「大らかで優しい」とかいらんハードル上げるな。このおせっかいババァ。

まぁ何にせよ両想いなんだな。目出度い。
しかしどうも彼女の他人との関わり方が気になるし、昨日の態度もただの「ツン」では済まされないイキフン。
「その辺は…今日ちょとゴハンでも食べながら話そっか」
え、そんな大層なことなの。
682774RR:2010/11/23(火) 00:43:42 ID:W+qPwCZa
@@@@
683774RR:2010/11/23(火) 11:27:39 ID:ML8C1aMW
昔ここに掲載されていた飛葉とエメロンの恋話が萌えコピに掲載されていた。
久しぶりに読んでまた泣けてきちった。
あの二人は今も幸せにしているだろうか。
684774RR:2010/11/23(火) 14:56:34 ID:fTTTTBXp
>>683
読んできた
凄えな。。。涙とまんねぇよ: :
685774RR:2010/11/23(火) 20:39:13 ID:RZuMwg2h
エメロン「ねえ、今日だけは左手のグラブをしないで乗っていい?…お願い」

かわいすぎる・・・
686774RR:2010/11/23(火) 23:09:50 ID:n8u8RLHI
きもい
687774RR:2010/11/23(火) 23:15:10 ID:qZY0YiXC
久々に感情が動いた・・・凄いわ>飛葉とエメロン
出会うべくして出会ったような気がするね。

>>681氏が戻るまでの箸休めにどぞー。
「部屋が女のたまり場になっている」
http://www.geocities.jp/ocult_utopia/
ちゃんとバイクも出てくるよw
688774RR:2010/11/24(水) 06:26:27 ID:ckzrRUPO
>>687
良い話しをありがとう。
久しぶりに声だして泣いたわ
一応「ビックリするほどユートピア」も遅ればせながらやらせて頂きましたw

689774RR:2010/11/24(水) 23:20:20 ID:4b4q8LST
きもい
690774RR:2010/11/24(水) 23:34:37 ID:zSwB/p2S
悪阻か?
691649続き:2010/11/25(木) 00:31:16 ID:jKG/zyoF
社長行きつけの、ちょっとお高めの海鮮居酒屋にて。
「あのねぇ、サッちゃんには幸せになってほしいんよ」

以前からちょっと気になってたのが、タカノさんと社長の間柄。
社長と社員と言うにはちょっと親密な、例えれば身内に近いような、そんな雰囲気があった。
それもそのはず、社長はタカノさんの言わば親代わりのような存在だった。

社長とタカノさんの母親は高校時代からの親友だったそうで、
その為社長はタカノさんのことを小さい頃からよく知っており、家族ぐるみで付き合いがあった。
タカノさんは母親の影響もあってか、近くの教会でよくお祈りをする、そんな優しい子だった。

しかし、タカノさんが高校1年の夏、交通事故で彼女以外の家族全員が命を落としてしまう。
692649続き:2010/11/25(木) 00:32:36 ID:jKG/zyoF
タカノさんの両親は親の反対を押し切って学生結婚した為、双方の家族とは疎遠になっており
また唯一理解のあった父方の祖母もすでに亡くなっていて、彼女は文字通り一人ぼっちになってしまった。
見かねた社長夫婦が養女にと考えたらしいが、彼女は頑として受け入れなかったので、
成人するまでの後見人として彼女を見守ることとなった。
事故以前まで熱心に通っていた教会へも、その頃からは行かなくなったらしい。

俺と同じく就職氷河期世代の彼女は、大学を卒業しても当然のように職が無く、
心配した社長が今の会社に入るよう勧めるものの、当初はなかなか受け入れなかった。
彼女の語学力(北京語)がどうしても必要だとしつこく口説くとようやくOKしたそうだ。
693649続き:2010/11/25(木) 00:34:14 ID:jKG/zyoF
タカノさんの仕事振りは真面目で職場の信頼も厚かったが、その几帳面で融通の利かない性格が災いし、精神的に参ってしまう。
社長が知る限り親しい友人も殆どおらず、職場でも表面的な関係しか持たない彼女は、ストレスのはけ口が見つからないのだろう。
心療内科に通いつつ仕事を続けるも、結局休職することになる。
半年後に何とか復帰はするものの、社長への気兼ねや同僚への必要以上の気遣いもあって、相変わらず不安定ではあった。
694649続き:2010/11/25(木) 00:36:09 ID:jKG/zyoF
「…まぁざっと話すとこんな感じ」
「あの子が何でああいう感じなんかは、何となく分かったでしょ」
「それと、君にここまで話す理由も」

どんなに大切な存在でも、ある日突然別れなければならなくなる時が訪れる。
それならいっそ最初から大切に思わなければいい。
誰にも頼らず、一人で生きていくってか。
ありがちと言えばありがちで、事情を知らなかったら「しょーもな」で終わりなのだが、
いざ家族全員が突然亡くなってしまうという事態に直面したら、そりゃ俺だってどうなるか分からない。

「それって20代の女の子には辛い生き方ですよね」
「・・・20代でも女の子でなくても辛いよ」
「私らにもうちょっと力があったらね、あんな思いさせんで済むんやろけど」
「あいにく夫婦してデリカシーのカケラも無いからね」
695649続き:2010/11/25(木) 00:37:47 ID:jKG/zyoF
「トモイ君はどう?サッちゃんのこと好きなんでしょ?」
「こんな話聞いて、それでも彼女幸せにする自信ある?」
社長のこんな真面目な顔は初めて見た気がする。

「自信は…分かんないですよ」
「でも、真面目で一生懸命な人好きですし、そういう人がそれゆえに苦しんでるのを見るのは辛いです」
「幸せになってほしいですよ。いっつも笑っててくれたらな、て思います」
「だって彼女めっちゃカワイイじゃないですか、笑うと特に」
これ本心。
彼女には笑っててほしいのだ。
696774RR:2010/11/25(木) 00:43:33 ID:2A0Fs54E
C
697649続き:2010/11/25(木) 01:02:29 ID:jKG/zyoF
そんな話を聞いてからしばらく経ったある日。
いつも始業20分前にはデスクについているタカノさんの姿が、始業時間を過ぎても見当たらない。
どうしたのかと心配していると目の前の電話が鳴ったので取ると彼女から。
少し遅れるが出社するとのことだが、明らかに声に元気が無い。
「しんどいんちゃうの?休んだら?」と言っても、
「大丈夫ですよ〜、ぇへへ」とあまり大丈夫そうに無い声で答えるばかり。
いくら言っても聞かないのは分かってるので、無理しないようにとだけ言って電話を切った。
698649続き:2010/11/25(木) 01:03:33 ID:jKG/zyoF
しばらくして出社してきたタカノさんは、どう見ても「大丈夫、ぇへへ」には見えない有様。
顔は真っ青で足取りもフラフラ。
よく電車乗って来れたなと感心していると、一人膝カックン状態で床にへたり込んでしまった。
俺や同僚が声を掛けようとすると、その前に社長のデスクから声が飛んできた。
「帰って寝とき!そんなんやったら仕事にならへんよ!」
「トモイ君、部屋まで送ったげて」
そう言うと俺にクルマのキーを放り投げてくる。
「○○区××町△△-○○○、覚えた?ナビに入れて」
彼女の自宅の住所だろうか?慌てて復唱するが…
「あの、部屋より病院行ったほうが…」
「大丈夫、部屋でいいからさっさと行く!」
699649続き:2010/11/25(木) 01:04:51 ID:jKG/zyoF
ホンとに大丈夫なんかいなと思いつつ、彼女に肩を貸して社長のクルマへ乗せる。ちなみにBMW630i。
ナビに住所を入れて出発するものの、助手席のタカノさんは相変わらずしんどそうだ。
「ほんま病院じゃなくて大丈夫?顔真っ青やけど・・・」
「すいません、大丈夫です…」
「いやでも、無理せんほうが…」
「…大丈夫です。生理が重いだけなんで…すみません」
あ…。
「ごめん。大変やね」
「いえまぁ、、いつものことですから…」
力なく「へへっ」と笑う横顔が何とも痛ましい。
700649続き:2010/11/25(木) 01:06:49 ID:jKG/zyoF
しばらく無言でクルマを走らせていると、
「あ、ここでいいです」とタカノさん。
ナビを見るとまだ少し離れているようだが…、警戒されてるのか。
玄関先まで送ると言っても頑として聞かない。仕方ないので路肩に停車する。
「すいませんでした」と言い残してフラフラと歩いていく彼女を見送るが、しばらく歩いた後またへたり込んでしまった。
あーもう!

クルマを出て彼女の元へ向かう。一瞬駐禁が気になったが、社長のクルマだ、知るか。
路上でうずくまっている彼女の前にしゃがんで「ほれ」と後ろ向きに手を出す。
「ええ加減にしいや」
思わず語気が強まってしまう。
「ちっとは他人に甘えること覚えな生きてかれへんよ」
「…すいません」
フゥ…。ため息の一つも漏らしたくなる
「…もうそういうのいいから」
「…はい」
701774RR:2010/11/25(木) 01:07:37 ID:2A0Fs54E
ズボン下ろして待ってるんだが、生理か・・・
風邪引いちまうじゃないか!!!!!!
702649続き:2010/11/25(木) 01:08:09 ID:jKG/zyoF
彼女をおんぶして歩く。
「社長からタカノさんのこと色々聞いた」
「こないだは適当なこと言うてごめん」
「…」
「事故のことも?」
「うん」
「そうですか…」

「あ、ここです」
こぢんまりした、あまり特徴の無いマンションの前。
駐車場にはエメラルドグリーンのフィアット・パンダがある。以前話に聞いた彼女の愛車だろうか。
シンプルで愛嬌のある佇まいに、生真面目で妥協の無い設計。
ふと、ちょっと彼女に似てるな、と思った。
703774RR:2010/11/25(木) 01:11:45 ID:jKG/zyoF
>701
すまん
エロは無いと思うぞ
ズボンは上げておくんだ
704774RR:2010/11/25(木) 01:23:37 ID:39N0Aulu
きっとエロは最後の最後にとってあるんだよな?

きっとそうだよな?

いや、絶対そうだよな?
705774RR:2010/11/25(木) 04:56:33 ID:uQcDD3pS
エロエロうるせえよ。しえん。
706649続き:2010/11/26(金) 00:55:33 ID:OznTs9RD
2階の角部屋。ここが彼女の部屋らしい。
ドアの前に立って、背中越しに「鍵は?」と言うと、肩に掛けていたバッグを寄こしてくる。
てっきり拒否されると思ったのだけど。

ドアを開けて玄関に入り、靴を脱いでそのままベッドまで運ぼうかと(エロい意味でなく)思っていたら、
「すいません、、降ろしてください…」と、か細い声。
言われたとおり降ろしてやると、部屋へと続く短い廊下で胃の内容物をリバースしてしまった。
ゲホゲホとむせながら「すいません…すいません」と涙目で何度も謝る。

「しんどい人間がいちいち謝るなよも〜」とか言いつつ極力平静を装い、うがいをさせてベッドで休むよう促す。
ホンとはかなり動揺していたのだが。
しかしゲロのお片付けするなんて学生んとき以来。しかも女の部屋でなんて。
後始末をしていて気付いたが、吐瀉物は殆ど胃液で、あと錠剤も混じっていた。痛み止めだろうか。
何も食べないでキツい鎮痛剤飲んだら、そら胃をやられるわな。
707649続き:2010/11/26(金) 00:57:03 ID:OznTs9RD
冷蔵庫にあった牛乳を勝手にレンジで温めて、ベッドまで持っていく。
彼女は横にはならず、ベッドの上で壁にもたれかかっている。
出社したときより少し顔色が良いような…、眉間のシワもだいぶマシっぽい。
「ちょっとでもお腹になんか入れたほうがいいかなって」
「要らんかったら俺が貰うけど」
「いえ、、ありがとう。いただきます」

改めて部屋を眺めてみると、よく言えばこざっぱりした、悪く言えば女子の部屋にしてはやや殺風景。
家具類はベージュ系、カーテンは黄色と明るく暖かい感じだが、いかにもありそうな友達との写真なんかは一切見当たらない。
不審に思われない程度にキョロキョロと眺めていると、ベッドの脇に見覚えのあるぬいぐるみが。
俺が今の会社に出入りしたての頃、彼女にあげたものだ。『ナイトメアビフォークリスマス』のジャック。
クレーンゲームで取ったものの、「男部屋には飾れないからあげる」との言い訳付きで渡したものだ。もちろん内心は下心アリアリで。
まだ持っててくれたのか。
708649続き:2010/11/26(金) 00:58:16 ID:OznTs9RD
「それ、懐かしいね」
そう言いながらぬいぐるみを指差す。
「まだ持ってたんや」
「うん」
彼女は口からマグカップを離し、少し笑みを浮かべながら、遠くを見るような目をする。
「大事な人からの、、最初のプレゼントやから」
それから彼女は、訥々と語り始めた。彼女自身のこと。俺のこと。
709649続き:2010/11/26(金) 01:11:01 ID:OznTs9RD
俺のことは、何回か会ううちに「ちょっといいな」と思うようになったそうだ。
のんびりしてて、話していると落ち着いて、見た目もまぁまぁ悪くない。
「もし付き合ったらどうなるかな〜」程度の漠然とした意識しか抱かない相手だ。
710649続き:2010/11/26(金) 01:11:59 ID:OznTs9RD
さてその相手、彼女が仕事のことで空回りしてしまい、周囲に迷惑をかけ落ち込んでいるときに、ぬいぐるみをあげたそうだ。
彼女が大好きな映画の主人公、心優しい死神のぬいぐるみ。

「コイツってやることは破綻してるけど、真面目で一生懸命やん?」
「傍目には滑稽に見えるけど、何か応援したくならへん?」
「俺は怠け者やからさ、真面目に頑張ってる人見るの好きやねん」
「そういう人見たら自分も頑張ろうって思えるやん」
「タカノさんもめっちゃ真面目やろ。見てて分かるわ〜」
「でもたまにはコソッと手ぇ抜きや。そやないとコイツみたいに落ち込んでまうよ」

彼女はその場は何とか堪えたが、後でトイレで泣いてしまったそうだ。
「あのときね、トモイさんのこと大好きになったんやと思う」
711649続き:2010/11/26(金) 01:12:46 ID:OznTs9RD
ちなみにプレゼントした当の本人は「そんなこと言ったっけ?」程度の認識で、
ぬいぐるみのチョイスもたまたまクレーンゲームで取りやすい位置にあったからというだけ。
オマケに彼女が落ち込んでることも知らなかったそうな。
偶然とは恐ろしいものである。強運の持ち主だな俺。
712774RR:2010/11/26(金) 01:27:02 ID:v9gjGxZO
強運支援。
713774RR:2010/11/26(金) 01:39:16 ID:nUfODET8
その強運にあやかりたくもうしましそうろう支援
714774RR:2010/11/26(金) 15:41:54 ID:f1k5fKPy
話を何時まで引っ張るつもりですか?
いい加減すべてupしなよ
715774RR:2010/11/26(金) 17:22:20 ID:ZHd7pWIz
私怨しまくり!外野は気にせず、ラストまで書いてくれるとうれしいです。
716774RR:2010/11/26(金) 18:21:10 ID:WsFIdSfS
今日うんこしてないや。
717649続き:2010/11/26(金) 19:48:02 ID:L6laz0Mo
本当はもっと長居したかったけど、路上に停めた車と会社で冷やかされる事が
気になったので帰る事に。タカノさんの顔を見ると寂しそうだったので
帰り際に玄関で抱きしめてキスしてしまった。
帰社して社長に報告にいくと親指を立てて「グー?」みたいな顔をされたので
「バッチリッス」と親指を立てて返した。

その後はフロアのみんなの取り計らいも色々あって、3ヶ月後にめでたくゴールイン。
今、僕の腕枕で僕のTシャツを着てクロースワードパズルに悪戦苦闘しているのが
その時の女社長です。
718774RR:2010/11/26(金) 19:50:28 ID:SNL6Gv42
偽者UZEEEEE
719774RR:2010/11/26(金) 20:12:56 ID:zyicwlmK
待てる心も美徳の一つ。なんちて〜。
>>711氏が戻るま(ry

ジダンとローサとストーカー
http://www.geocities.jp/shiroroyagi/jidan/index.html
バイクは…
720774RR:2010/11/26(金) 21:15:24 ID:LYD67Fcq
>>714
いい加減>>1くらい読もうか
721774RR:2010/11/27(土) 00:47:47 ID:R6vC8sII
>>717
ワロタ
待ってる間のこういうお遊びもいいね
722649続き:2010/11/27(土) 02:16:25 ID:C6ocwax+
彼女が家族を亡くした直後、そのショックから小さいころから通っていた教会の牧師に酷い言葉を浴びせてしまい、
それを今でも後悔している、という話を聞きながら、何で今そんな話をと思っていたら、俺がその牧師と似ているという。
何とまぁ。

見た目は全く似ていないが仕草や話し方がソックリで、牧師は彼女が当時密かに好意を抱いていた相手なので、
それに気づいたときはどう接していいか分からなくなり、距離をとるようになったのはそのせいらしい。
「そのせい」と言われても俺にはサッパリ分からなかったのだけど、本人が言うのだからそうなんだろうと無理やり納得した。
723649続き:2010/11/27(土) 02:17:05 ID:C6ocwax+
その他諸々、体調不良は一体ドコいったんだよと思えるほど延々話し続けた彼女。
「あの、、こういう女やから、、色々めんどくさかったりするけど、、えっと、それでもまだ…」
懇願するような目で俺を見る。
あー、、もう皆まで言うな。
「あのさぁ、今更そんなこと言われても」
「…やっぱそっか、、そらそやね。ごめんなさい…」

「服に鼻水付けられたりキスしたり部屋に上がりこんでゲロの後始末までしてるし」
「いまさら「ごめん無理」とかよう言わんわ」
「色々空回り気味やけど、真面目で一生懸命で傷つきやすい人、好きやで」

ポロポロと涙を流しながら

「ありがとう」

はい
「すいません」ではなく「ありがとう」ね
それにしてもよく泣く人。
724649続き:2010/11/27(土) 02:19:02 ID:C6ocwax+
付き合いだして1年と少しが過ぎたが、相変わらず彼女はバイクに興味がないらしく、
例えばタンデムツーリングでキャッキャウフフなんてことは望むべくも無かった。
別に俺は恋人と趣味を共有するとかそういうのには興味ないので、
それはそれでいっこうに構わなかったんだけど。
そもそも、嫁入り前の娘さんを後ろに乗っけてもし怪我でもさせたらおおごとだ。


まだ朝晩は冬に近いような気温の3月。
朝の峠をTL1000Rで流してると、急にタイヤのグリップを失ってハイサイド気味(だと思う)に転倒。
体は右コーナーのアウト側に飛ばされて左肩辺りをガードレールにぶつけた。
気付いたときにはバイクはガードレール脇で止まっていたが、恐らく滑らずに転げまわったらしく、
色んなパーツをそこらじゅうに撒き散らして無残な姿に。

幸いにも通りがかったライダーに救急車やバイクの引き上げまで手配してもらい、
怪我も肋骨骨折と上腕の骨にヒビが入る程度のものだった。

入院はしなきゃいけないけど怪我は大したことないし、
心配かけるのもアレなので彼女には連絡しないでおこうと思ったのだけど、
同じ会社に勤めている限り隠し通すのは無理がある。
どうしたものかと思案した結果、社長に報告はするが口外無用とお願いすることに。
理由を聞かれたら、山歩きでコケて怪我したが大した事無いとか、適当に誤魔化してもらおう。
725649続き:2010/11/27(土) 02:20:52 ID:C6ocwax+
んで怪我から1週間(だったか)たったある日、
病院のマズい晩飯を食べ終わって本を読んでいると目の前に彼女が。
「何してるん?」
「…本読んでます」
バレるの早過ぎないか。やっぱ口止め料払うべきだったか。

「そっか」
そう言いながらベッド脇の椅子に腰掛けると、真面目な表情で俺を見据える。
いつもは優しそうなタレ目も今日は少し険しい。
「私だけ仲間外れやったみたいやね」
「言いたくないのも分かるけど、やっぱり言ってほしいです」
「ああいうバイク乗ってるから、きっと危ない乗り方してるんやろなって思ってた」
「でもバイク大好きなのも分かってたから、何も言わへんかった」
「ほんとは乗るの止めて欲しいけどそれは無理やって分かってるから、
これからはせめて「行ってきます」と「ただいま」のメールが欲しいです」
「私の知らんところで怪我したり、それこそ・・・死んじゃったり・・・そんなん・・・」
目には涙、鼻水はグスグス
「そんなん嫌や・・・もう一人ぼっちはいや・・・」
726649続き:2010/11/27(土) 02:22:16 ID:C6ocwax+
ベッドに突っ伏してグスグス言ってる彼女の頭をポンポンと叩いて
「あの、この体制ちょっと肋骨痛いから」
「あ・・・ごめんなさい」

「心配かけてごめんね」
「でもバイクはやめれそうにないわ」
「あと、メールもちょっとめんどくさいかな〜」

また泣きそうになる。

「そやから」
「一緒に住もう」
「そしたら直接言えるからめんどくさくないやん?」

あ、泣いちゃった。

おわり
727649続き:2010/11/27(土) 02:24:19 ID:C6ocwax+
…と思ったが
本編にあまりにもバイクが出てこないので、
蛇足ながら、つい半月ほど前にあったバイクがらみの出来事。

TLを廃車にしてしまった後はバイクといえば足代わりのべスパのみという生活を送っていたが、
ネットで見た新型スーパーテネレに一目ぼれしてしまった。
「今まで我慢したのだから」と嫁もしぶしぶ納得してくれたので購入に踏み切った。

購入資金のやりくり以外に興味を示さなかった嫁が、納車当日はやけに興味深々。
珍しく、というか初めて自分から「ちょっと後ろ乗せてよ」と言うので、
タンデム慣らしツーリングとなる、、予定だったのだが。

いざ出発という段になり、俺がまず跨り、次に嫁が跨ろうとする…
俺の右肩に嫁が手を掛ける感触の後、グンと車体右側に加わる力。は?
直後いきなり右にグラリと傾く。

晴れた土曜の昼下がりの自宅前。フルバンク駐車するスーパーテネレ。
辛うじて下敷きになるのを逃れた俺。傍らで立ち尽くす嫁。

…何で右側から跨ろうとする。動作ロジックがオカシイだろ。

幸い俺も嫁も無傷だったが、嫁は大いに反省し「今度は左から乗る」と誓った次第。
ま、バイクに興味持ってくれたことでパニアケースの傷は不問とする。

おわり
728774RR:2010/11/27(土) 03:11:20 ID:0yhr48ha
>>649
お疲れ様でした。
嫁さんを1人にしないように、気をつけて運転してください。
729774RR:2010/11/27(土) 10:28:22 ID:r9/BKSO9
初夜は??

何はともあれ、幸せにね。
730774RR:2010/11/27(土) 18:53:06 ID:F3boPqyb
585氏のその後も気になる
731774RR:2010/11/27(土) 19:36:42 ID:I7F2KfYS
このスレに勇気を頂きました。
明日頑張ってきます
732774RR:2010/11/28(日) 00:12:18 ID:ju/GQFy5
>>725>>726をどこかで読んだような気がするんだが、、、
733774RR:2010/11/28(日) 00:51:09 ID:eJSEi/TW
>>732
同じく。
734774RR:2010/11/28(日) 00:57:47 ID:BEFi6bvq
いやだから詳細版を書いてくれてるんだからそれは・・・。

つC
735732:2010/11/28(日) 01:00:47 ID:ju/GQFy5
あー>>648を読み落としていたよ。
ゴメンよ。
736774RR:2010/11/29(月) 22:12:13 ID:WTM7vjzN
>>649


読んでたら何となくこの曲が思い浮かんだ
http://www.youtube.com/watch?v=8hH7IqTuUM4

奥さん幸せにしてあげてください
737774RR:2010/12/02(木) 11:53:21 ID:HFcwcdJ+
バイクって凄いなって思う。
昨日、丸三年付き合ってた彼女と別れた。
理由は男としてのケジメを付けられなかった。
彼女は付き合う前から、俺のバイクの後にいつも乗ってた。
どこに行くのにも付き合ってくれてた。
で、何がバイクが凄いかって本題。
彼女を後に乗せるんだから、命を俺が預かる訳でしょ。
乗る前から念入りなわけ。
ヘルメットから服装まで、普段着なんか買ってやった事もないのに。
乗ってからも細心の注意をはらうわけ。
便所から居眠りまで、普段何にも気にしてあげないのに。
チョットした動きにも敏感に感じとるの。
どんな事があっても彼女優先。
で、乗った後は絶対喧嘩しないわけ。
お互い疲れと充実感から、すぐに寝ちゃうので。
遊園地なんて行ったら、列んで疲れて絶対喧嘩するのに。
それで、また行きたいなんて絶対ならない。
バイクなら次の日、仲良く地図を見れるのに。
だから、バイクは凄いなって思ってる。
一心同体になれるんだよね。
言葉が無くてもバイクで繋がってる、肌と肌で感じるわけ。
でも、バイク降りると何一つできなかった。

結局、彼女の人生を預かる事が出来なかった。

また一緒にバイク乗りたいな。
疲れて一緒の布団で眠りたい。
738774RR:2010/12/02(木) 12:57:16 ID:BawiV1Br
>>737
言っちゃあ悪いがバイクに乗る事が好きなだけであって
君にはもう乗りたくなかったんじゃないのか?
739774RR:2010/12/02(木) 14:25:42 ID:U1Dd1YDR
バッサリだな・・・
740774RR:2010/12/02(木) 14:28:20 ID:ZT0YvIJ1
>>738
おい。俺の感動を返せw
741774RR:2010/12/02(木) 23:15:31 ID:+JTHjUhj
一身同体っつーか、2ケツすると人間にとって一番鈍感なハズの背中からケツ、尾てい骨がかくも鋭敏になってる事に驚く!
742774RR:2010/12/06(月) 09:33:14 ID:mIUCowkr
静かだな・・・
あげとくか。
743774RR:2010/12/11(土) 01:51:08 ID:jCr1z46s
>>737
なんで嫁にしてあげられなかったんだ、バイクなしではただのヘタレ以下野郎か。
744774RR:2010/12/11(土) 07:23:47 ID:1c/dgqVE
バインバインの話って完結しましたか?
745774RR:2010/12/11(土) 19:46:23 ID:rwqiOcIh
>>737
オレは
彼女よりバイクばかり優先して、ヒトリで走ってた。

「あたしよりバイクのほうが大事なんでしょ」って顔をしてた。

いつのまにか彼女の心は離れていってしまった。

746774RR:2010/12/11(土) 20:02:44 ID:5GHjyORr
オレは嫁探しからやり直したいorz
747774RR:2010/12/15(水) 00:31:06 ID:aMUp0I3g
ほっしゅー
748774RR:2010/12/15(水) 14:40:45 ID:C16AMM9k
ほしゅ
749774RR:2010/12/18(土) 20:36:58 ID:5DXvdroC
ほし
750774RR:2010/12/18(土) 20:46:25 ID:l8gYz2Op
751774RR:2010/12/19(日) 11:00:00 ID:urEJEgee
752774RR:2010/12/19(日) 18:15:27 ID:Mmu/aNRL
俺の彼女はバイクに嫉妬してたな。
でも免許取ってバイク買ったばかりだったし、俺も乗りたくて仕方なかった。
今考えると、もうちょっと車とかでどこか連れて行くべきだったかも知れないが
彼女にバイクの免許まで取らせてビクスク買わせて極寒の5℃ツーリングにも連れてった。
今は近所の農産物売り場とかに一人で乗って行ってるみたいだが、俺とはもう他人になった。
753774RR:2010/12/19(日) 18:58:01 ID:RoEW+F8I
>>752
よーし、もっと詳しく書いてみようか。
754774RR:2010/12/19(日) 20:29:09 ID:Mmu/aNRL
だが断るw
755774RR:2010/12/21(火) 08:35:50 ID:lC+zytgH
756774RR:2010/12/21(火) 16:41:16 ID:FQ8h4mRj
757774RR:2010/12/21(火) 16:50:58 ID:VGct8B6q
758774RR:2010/12/21(火) 16:57:04 ID:+XlZgbtr
759774RR:2010/12/21(火) 20:55:03 ID:+uNutckO
760774RR:2010/12/21(火) 20:57:42 ID:VzHWHzKd
761774RR:2010/12/21(火) 21:07:27 ID:nPjoCAoq
762774RR:2010/12/22(水) 13:28:42 ID:erw6TKY4
ネット上で知り合った子にバイクで会いに行った。片道約550km。
763774RR:2010/12/22(水) 15:16:51 ID:Vcmhjr7i
>>762
くわしく
764774RR:2010/12/22(水) 22:52:01 ID:exAhiq/6
>>762
CCCCCCCCCCCCCCC
765755:2010/12/23(木) 17:23:55 ID:FBVck16w
俺が「ほ」って書いただけでその日に「ほしのてつろう」が完成してるw
読者は一杯いるが、書き手がいないだけなんだな。

誰か過去の書き手がその後の経過とか書かねえかな・・・
766774RR:2010/12/24(金) 21:39:34 ID:3LvltwJQ
誰かX'masにまつわるバイク恋愛話書いてくれ。
767774RR:2010/12/24(金) 23:05:39 ID:3fXBqUan
>>766
それ俺も聞きたい
768774RR:2010/12/24(金) 23:17:09 ID:eUbGDkGH
>>766-757
のXmasの過ごし方と恋愛の話も聞きたいな

ボクは、家に一人でいます。。。。

今日に限って嫁が夜勤。。。


769774RR:2010/12/25(土) 00:09:38 ID:7mx+a61g
>>768
夜勤と見せかけてry
770774RR:2010/12/25(土) 00:13:45 ID:9TYDGvTj
>>769
しーーっ
771768:2010/12/25(土) 00:46:54 ID:W7/6NXXk
病院まで送ってったもん
鍵開けて職員通用口から入ってたの見たもん><
772774RR:2010/12/25(土) 00:55:21 ID:ns2wpdWl
>>768
病院内で(ry
773774RR:2010/12/25(土) 01:16:27 ID:7mx+a61g
>>771
イケメンの若いセンセry
774774RR:2010/12/25(土) 01:37:55 ID:QKfdtPyV
ナースのコスするために病院に行ったのか・・・
775774RR:2010/12/25(土) 01:45:34 ID:Rl/V0ium
イケメンバイク乗りの患jy(ry
776774RR:2010/12/25(土) 09:07:13 ID:uaGNnTu3
お前らどんだけww
777774RR:2010/12/25(土) 18:35:07 ID:AWZuhwGc
768氏嫁さんは無事帰って来たのかな?



778774RR:2010/12/25(土) 22:01:50 ID:JYkigIrJ
病院は知らんけど介護施設では「よくある話」らしいな
779768:2010/12/25(土) 22:29:56 ID:W7/6NXXk
帰ってきたよ
ってか迎えいったし。。。。

夕ご飯にクリスマスらしく
鳥のチキンの香草焼き
ニンジンピラフ
作ったもん・・・オレガ・・・・

そして夕ご飯食べたら
夜勤明けで疲れて寝てる。。。
いつも夜勤明けは次の日の朝まで起きないので

780774RR:2010/12/25(土) 23:23:07 ID:QKfdtPyV
SEXって体力使うよね

童貞だけど
781774RR:2010/12/26(日) 00:45:02 ID:cOaraRtX
久しぶりにすると翌日は必ず筋肉痛になるしな。

童貞だけど
782774RR:2010/12/26(日) 01:11:41 ID:nuKcVnpZ
ホモとかレズの行為は何て言うんだ?
せっくすでいいのか?
783774RR:2010/12/26(日) 02:00:45 ID:O1+AVGAl
交尾
784774RR:2010/12/28(火) 11:34:23 ID:7MExF1jC



【選挙】菅首相の地元、西東京市議選で民主惨敗 7人中4人が落選、蓮舫の応援むなしく★2

1 :しいたけ@おじいちゃんのコーヒーφ ★:2010/12/27(月) 07:22:46 ID:???0


来春の統一地方選の前哨戦となる東京都西東京市議選が26日投票、即日開票された。
菅内閣の支持率低迷を反映して、
茨城県議選などで連敗した民主党は27日午前1時半現在、公認候補7人の
過半数の落選が確実になった。獲得できたのは2〜3議席にとどまり、惨敗が濃厚となった。

地方選での敗退が続き、現政権の運営に厳しい影響を与えるとみられる。

西東京市議選は定数28に対して34人が立候補。このうち民主は
現有5議席を上回る7人、自民も同数の7人を公認した。27日未明に
大勢が判明する見通し。投票率は41・12%で、前回を0・7ポイント下回った。

 西東京市は10年前に旧田無、保谷両市が合併して誕生。
衆院選の中選挙区制の時代、菅直人首相の選挙区に含まれていた。

 民主候補の街頭演説には、菅首相の伸子夫人や蓮舫行政刷新担当相、
名古屋市の河村たかし市長らが応援に駆け付けた。

前:http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1293383798/l50
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/101227/elc1012270155000-n1.htm




785774RR:2010/12/29(水) 11:27:54 ID:0VkwYsYk
帰省とか規制とかで書き手が減ったん?クリスマス以降誰も書いてないのだが
786774RR:2010/12/29(水) 18:30:52 ID:vN6s9sc4
内容のあるやつで言えば二ヶ月位放置されてるんじゃね
787774RR:2010/12/31(金) 02:25:16 ID:bSfV+i/L
じゃあ、俺の実エロはないけど、俺的には忘れられない話を書くぞ。
パンツは履いておけ。


俺が大学生のゼミ旅行の時の話だ。かれこれもう25年位前の話なんだが。

俺の所属していたゼミは毎年夏は軽井沢にゼミ旅行にいくのが恒例らしい。
4年生の俺たちや大学院の先輩、それと教授や助手さんたちと一緒にペンションで交流を深める
ために旅行にいくのだ。

基本的には学生の旅行なので、毎晩毎晩、酒を飲んで大騒ぎするのであるが、当時下戸だった
俺は皆のテンションについていけず、ひとりペンションの庭に逃げて来た。
空を見上げるとほぼ満月の月が光っていた。ペンションの庭にあるプランコに座っていると
後ろから女性の声がした...

「どうしたの?俺くん(俺のこと)」

俺が所属していたゼミには27〜8才の美人の助手さんがいた。松たか子似なので以下「松先生」。
彼女はいつの間にか庭に出て来て、心配そうに俺に聞いた。

「え、いや、俺下戸なんで逃げてきました」
「うふふ、そう。」
「松先生。今日は宴会に居なかったですよね?」
「・・・・うん。」
788774RR:2010/12/31(金) 02:28:04 ID:bSfV+i/L
松先生は、軽く微笑むと俺の座っているブランコのそばにきた。松先生は白いシャツを着て、
ジーンズをはいていたの憶えている。シャツの袖を肘までまくり上げていた。
松先生は、ブランコのそばに立ち、無言で月を見上げていた。
松先生は決して暗いという感じでは無いが、口数が多いタイプでも無かった。
お互い何も言わない数分間があった。遠くで宴会の声が聞こえている。

「月がきれいね」
「でも、周りが明るいとよくわかんないっス」

俺は他意も無く、ペンションから漏れてくる明かりが月の観察に邪魔だと思ってそう言った。

「少し行ったところにお月見に適した所があるの。俺くん、一緒に行かない?」
「あ、はい?、え?・・・はい」

いつも学校で接している時とは、何か違う感じだった。なんていうか、すごく優しい感じ。
いつもキビキビした松先生ではなく、すごく女性的な感じを感じたのはいつも結んでいた髪を
ほどいるからだけでは無いと思う。

松先生は「ちょっと待ってて」という仕草をすると、彼女のオートバイを押して現れた。
松先生は200ccのオフロード社に乗っていた。たしかSX200だったと思う。当時はいわゆる
バイクブームだったので、女性がバイクに乗るのはそれほど特別ではなかったと思う。
彼女はバイクでゼミ旅行に参加していた。

「あれ?松先生、バイク?」
「内緒で行こう。後ろに乗って」
「あ、はい。でもメットは?」
「こんな夜だから、夜風に当たりながら行こうよ。ゆっくり走るから」

松先生はにっこりとほほえんだ。人の顔をみてゆっくりとまばたきするのは松先生のくせだ。
789774RR:2010/12/31(金) 02:29:21 ID:bSfV+i/L

ペンションの外までバイクを押していくと、松先生はバイクにまたがった。笑顔でリアシートを
指差すと「は・や・く」と声を出さず唇だけで言った。俺はSX200のリアシートにまたがった。
当時俺はバイクに乗っていなかったので、どうして体を安定させて良いか解らなかったが、
さすがに松先生に後ろから抱きつく訳にいかず、シートの端をつかんでいた。

「ほら、俺くん、ちゃんと私に掴まって」

松先生は俺の手首をつかみ自分の腰に掴まらせた。
俺は初めて女性の腰に腕をまわした(当然どうてry)ので、ものすごく緊張してしまった。

松先生は夜の田舎道をゆっくりと走っていった。彼女のセミロングの髪がときどき俺の顔に掛かる。
バックミラー越しに見る松先生はまっすぐ前をみて運転していた。なにか思い詰めたような表情にも
見えた。走っている間、彼女は何も言わない。
俺はこんな展開になるとは思っても見なかったので、なんだか現実感もなく、緊張と興奮で
鼓動がどきどきどきどきどき鳴りっぱなしだった。


10分位走ると、森のなかに急にひらけた広場みたいな所が見えた。彼女は道路から離れ、その
広場の中心まで慎重に走っていった。広場は足首ほどの草が生えていてまるで芝の公園のようにも
見えた。
広場の中心あたりにくると松先生はバイクを止めた。バイクのエンジンを止めると耳が痛くなる
ような静寂が広がった。だんだん暗さに目がなれてくると、月の明るさで回りがみえてくる。夜の
森のなかの広場の中心に俺と松先生のふたりきりにという事をつよく意識した。
790774RR:2010/12/31(金) 02:30:22 ID:bSfV+i/L

「ほら、ここに座って」

松先生は地面に腰を下ろし、体育座りのように膝を抱えた。松先生は自分の隣をぽんぽんとたたいて、
俺に座るように促した。

「は・はい」
また松先生は俺の顔をみて、ゆっくりとまばたきをする。
そこに座って俺と松先生は無言で月を眺めた。月のひかりは松先生を照らし、いつもよりも松先生は
いっそう美しく見えた。俺は月よりも松先生をずっと眺めていたかった。

どのくらい経っただろう。無言で月を見ていた松先生の瞳に涙がたまっているのを
俺は気づいた。だんだん瞳の涙は増えていき、ついに涙は彼女の頬をながれた。俺は「あっ」と
声をあげてしまった。
視線を月に向けたまま、松先生は小さな声で言った。

「俺くん、先生はちょっと泣くから、こうして居てくれる?」
「は・はい、で・・・でも・・・」
「先生ね・・・、悲しい事があったの、今は泣きたいの・・・」

少しだけ声を出して松先生は泣いた。思ったよりも細い肩が小さく震えていた。
松先生は膝を抱えた姿勢のまま、すこし俺にもたれて来た。俺は体を硬直させて彼女が倒れないよう
に彼女を肩で支えた。そのときの俺には彼女の肩に腕を回すなんていう芸当は思いつきもしなかった。
さすがどうてry。
791774RR:2010/12/31(金) 02:31:16 ID:bSfV+i/L

10分ほど松先生は泣いただろうか。彼女は自分のハンカチで涙を拭うと俺の方をみて微笑んだ。

「そばに居てくれてありがとう。でもみんなには内緒にしてね」
「あ、はい。ぜ、絶対言いません」
「ありがとう。うふふ。・・・じゃあ帰ろうか」

俺は来た時と同じように松先生の後ろに乗り、ペンションに帰った。
帰りの彼女の表情は行きとは違って、なんどもミラー越しに俺に微笑みかけてくれた。

ペンションに着くと酔っぱらった同級生たちが庭先で騒いでいた。俺は手前でバイクから降りて
さりげなく酔っぱらい達に紛れ込んだ。松先生はそのまま部屋に入ってしまったようだ。


翌日になると松先生はいつもの松先生だった。まるで昨夜のことは夢だったのかと思う位
松先生は髪を結び、びしびしと俺たち学生をしかっていたのだった。

終わり

792774RR:2010/12/31(金) 03:18:26 ID:bCQnEJFm
乙!!
その後何にも無かったのか???
793774RR:2010/12/31(金) 05:15:53 ID:4n8FWVfQ
なんてもったいない状況...
794774RR:2010/12/31(金) 18:49:32 ID:xzdALDEp
「松先生!俺、実は童貞なんです!」
俺の言葉をさえぎるように松先生はいきりたった肉棒を(ry
795俺くん:2010/12/31(金) 23:22:19 ID:bSfV+i/L
>>797
なんにも無かったんだよ。本当に夢のような一夜だったんだ。
松先生になにがあったかも結局聞けなかったし・・・

>>793
タイムマシンというモノがあったら・・・あったら・・・
そんときは一杯一杯で、肩を抱き寄せることさえ思いつかなかったんだ。
それがどうてryクオリティ。

でも22才そこらの時って、みんなそんなモノじゃね?
俺だけが奥手だったのか?おまいらの正直な告白プリーズ。

>>794
なんじゃ、そりゃw
796774RR:2011/01/02(日) 12:15:12 ID:KcpkrjTr
新作あげ
797774RR:2011/01/02(日) 12:26:09 ID:c8jXazKq
2輪珍走モドキの特徴

・貧乏なので4輪が買えない
・高卒なので低賃金
・バカなので2輪がかっこいいと思ってる
・風を感じるとか意味不明な発言を繰り返す
・エンジンとの一体感などと精神疾患を疑う発言を繰り返す
・○○な4輪に○○してやったなどとDQN行為をドヤ顔で語る
・気持ちの悪い妄想を恥ずかしげもなく書き込む
798774RR:2011/01/02(日) 20:55:48 ID:uqe5xFg2
マルチでファビョってんじゃねぇよ、カス
799774RR:2011/01/02(日) 23:55:26 ID:Tjk+nzOk
>>798
そっとしといてやりなよ
想像してみ、正月から誰にも相手にしてもらえず、ネットでも相手にしてもらえないで
でかい釣り針下げるしか相手にしてもらえる手段が思い浮かばない奴も居るんだよ
彼だって本当は皆と笑顔を共有したいけど、
独りネットに向かって暗い小さく丸まった背中で毒づいてるんだよ
俺らだって人生落伍して彼みたいになる可能生は限りなく低いけどゼロじゃ無いかも知れん
温かい目で見てやれ
800774RR:2011/01/04(火) 14:11:02 ID:1iCEYczq
ほしゅ
801774RR:2011/01/06(木) 20:46:42 ID:qxv2Z8Su
明日にでもあまりたいした話じゃないが書こうかと思う。
最初と最後だけバイクに絡んでるだけだがいいだろうか?
802774RR:2011/01/06(木) 21:12:28 ID:QseBqKqD
頼む。
803774RR:2011/01/06(木) 22:03:25 ID:zV530X0D
wktk
804801:2011/01/08(土) 00:19:19 ID:gszS5mIb
国語力ゼロの俺だができる限りのことを書こうとは思う
16の時に中型を取りバイクを買う資金を貯めるためにデリバリーのバイトしてた
バイトから上がった後友人から電話がかかって来て「某狩人ゲームで面子足りないから手伝って」と言われて
暇だったため手伝うために移動手段のセピアでその友人の家へ向かった。
その友人宅に着いて面子を見たら友人(♀)と友人の居候(♂)と自分より二つ・・・いや三つくらい上の美人なねーちゃんが居たんだ。


友人♀(仮名:Kちゃん)「ああ、こいつ○○(俺)ねゲーム上手いから手伝ってもらいなよ」
俺「Kちゃん俺はそんな上手くないぞ、どうも○○です。」
美人(仮名:L)「どうも、Lです」
友人♂(仮名:S君)「あれ確か○○とLって歳いくつだっけ?」
俺「あー、俺16っすよ」
L「誕生日は?」
俺「1月20日の早生まれですけど・・・」
L「あー、タメだー私1月30日なんだー」
俺「え?俺てっきり年上だと思ってたー」

ちなみにKちゃんが・・・確か24とS君が28だっけかな・・・?
こんな環境なので大体の人は年上って言うので同い年ってのが中々なく意外と盛り上がった
その日は連絡交換しようとか色々と言ったものの交換せずに朝まで某狩人ゲームをやっていた。
そんな日から1〜2週間経った頃バイトが上がりすることが無かった為
Kちゃん宅でゲームをやろうと思いコンビニでバイクブロスとポテチを買いKちゃん宅へ
Kちゃん宅は常に鍵が掛かっていて必ず何かしらの方法で開けてもらわないと入れないので
Kちゃん宅前に有る自転車のベルを鳴らして訪問者を確認し開けてもらうというシステムとなっていた。
一応システムを熟知してるためベルを鳴らし訪問者を確認するため窓が開きそこから見えたのは・・・
そのときメガネ外してたのでよく見えなかったが誰かが居たためにこやかに手を振ったらすぐ窓が閉まり
そしたらLが出迎えてくれた。
何でもまた某狩人ゲームで手伝って欲しいからKちゃんちに来てたそうで
しばらく話してLから今度ご飯を食べに行かない?と言われ
断る理由もなく連絡先を交換し自分は先にKちゃんちを後にした。

805801:2011/01/08(土) 00:50:15 ID:gszS5mIb
>>804 の続き
バイトから上がった後Lと飯食うためにセピアに乗って駅近くのバイク駐輪場へ
待ちあわせの場所へ
時間とかは特に決めて無かった為、どちらかが着いたら連絡入れ待っていると言う事になってた
俺はまずLに到着したメールを送り、携帯で2ch見ながら15分ほどを暇を潰してたらLが到着した。
Lが美味しいパスタがあるんだ、食べに行こうよと言われパスタ屋へ
女の子が食べる料理=破格な値段、と思いきや歳相応の価格でホッとした。
んでしばらく食べた後にLから相談があるとの事でこんなこと言われた。
L「○○ー(あだ名)は彼女とか付き合ったことあるの?」
俺「あー・・・一応あるっちゃ有るけどカウントに入れるかは難しいところだなー・・・」
L「そう・・・私ね最近彼氏から「お前の気持ちは重い」って言われたんだ」
俺「気持ちが重いってどういう感じなん?」
と言うか姉さん彼氏いたんかいw
L「なんていうか私の好きって気持ち彼にとって重いみたい」
俺「へー・・・でもそれって相手の気持ち次第だよねー、だって重いって思い始めたら重いし、そうじゃないならそうじゃないしさ」
俺「重くても良いんじゃない?それでもいいって言う人居るんだし」
L「そんな人居ないでしょ」
俺「さあ、わからんよ?だって気持ちの重さなんて受けた本人しか量れないしさ」
L「そっかー、なんかゴメンネみんな年上だからそういう言った意見がなくてさ」
俺「まぁ・・・あんな環境だししょうがないでしょう汗」
L「ありがとう、また何か有ったら相談させてくれない?」
俺「ああ、俺でよければいいよ」

そんな会話をして店を出て俺は彼女を駅まで送り俺はバスで帰宅して気付いた。
セピアを忘れた。
その次の日自分は徒歩で取りに行き駐輪料金で泣きそうになった。
そろそろ寝ます明日続きを書きます。
正直文才なくてすまん。
806774RR:2011/01/08(土) 01:58:33 ID:Da4lTWtQ
4円がんばって最後まで頼む
807774RR:2011/01/08(土) 02:47:51 ID:XRxt0a1y
凄いよな〜皆、
よく事細かに記憶しているもんだ
自分なんて三日前の電話すら思い出せんw
808774RR:2011/01/08(土) 05:18:13 ID:AQbM4FL6
>>807
携帯の着信履歴発信履歴見てみ
1番最近が三ヶ月前でカーチャンからの着信だから
覚えてなくて当たり前だって
809 ◆doy8QJOmIk :2011/01/12(水) 03:40:05 ID:QCwxhuKQ
test
810 ◆doy8QJOmIk :2011/01/12(水) 03:42:12 ID:QCwxhuKQ
道を挟んだ向かいの家に3歳年上の姉ちゃんがいたんだ。
ガキの頃から俺の遊び相手になってくれたりしていたが、
俺が中学に上がる前ぐらいから少し疎遠になった。
おそらく姉ちゃんの高校受験等があったからだろう。
俺も中学に上がってまで姉ちゃんと遊ぶのもおかしいと思っていたが、
その頃にはすでに姉ちゃんのことが好きになっていた。
たまに家の前でばったり会って少し話をするぐらいだったが、
その時間をたまらなく嬉しく思っていた。

俺は高校生になりいつものように家に帰っていると横をバイクが通っていった。
バイクは俺を抜いた少し先で止まった。
ライダーはこっちに振り返りゴーグルを外して話し掛けてきた。
「まーくん(俺)今帰りなの?」
声の主は姉ちゃんだった。
俺「バイク乗ってたの!?」
姉「うん、最近免許取ってね」
話によると先輩が乗らなくなったバイクを譲ってくれると言うので、
免許を取って貰ってきたらしい。
811 ◆doy8QJOmIk :2011/01/12(水) 03:43:03 ID:QCwxhuKQ
しばらく経つと俺も大学の受験勉強で慌しくなった。
週末、家の二階の自室で勉強してると姉ちゃんがバイクで出かけるのが見える。
夕方になると姉ちゃんは泥だらけで帰ってきた。
(楽しそうだなぁ、俺も大学に入ったらバイクに乗ろう!)
そう決めると楽しくない受験勉強も頑張れた。

なんとか大学には合格し、受験勉強からも開放された。
進学先も決まって高校も自由登校の時期に入った。
ある夜、夕食時に親と話してると親父がニコニコしながら言ってきた。
父「合格祝いに何か買ってやろうか?」
俺「いいの?」
父「ああ、とんでもないものじゃなけりゃな」
俺「実は大学に入ったら欲しいと決めてたものがあるんだけど・・・」
父「何だ?言ってみろ」
俺「・・・バイクの免許」
父「!?」
812 ◆doy8QJOmIk :2011/01/12(水) 03:43:46 ID:QCwxhuKQ
親父とお袋の顔が瞬時に引きつったのが判った。
バイクは不良の乗る物、バイクに乗ってる人間は碌なものじゃない。
そんなイメージが両親の頭の中にはあったようだ。
実際、近所を深夜暴走族が走り回って迷惑したこともある。
凍りついた空気の中、親父が妥協案を出してきた。
父「車の免許にしないか?バイクじゃなくて」
反対はするが理由も聞かず頭ごなしにダメとは言わない。
こんな両親だったことを後々感謝することになる。
俺「いや、バイクがいいんだ。バイクじゃなきゃ」
父「何でバイクがいいんだ?」
自室で勉強をしてると楽しそうに姉ちゃんがバイクで出かけていたこと。
自分も大学に入ったらバイクに乗ると決めて受験勉強を頑張れたこと。
合わせて姉ちゃんのバイクは暴走族みたいにうるさくなく不良の乗り物というイメージは
一部の偏見がもたらしたものだという話もした。
父「しばらく考えさせてくれないか?」
親父のこの言葉でその日のバイクの話は終わりになった。
813 ◆doy8QJOmIk :2011/01/12(水) 03:51:51 ID:QCwxhuKQ
突然始めてしまいました
こんなのをスレに書き込んだのは久しぶりで
至らない点あるかもしれませんが宜しくお願いします

とりあえず今日はここまで
814774RR:2011/01/12(水) 05:09:34 ID:de4xTodD
@
 @
  @
   @
815774RR:2011/01/12(水) 07:57:34 ID:m+lhvflm
しえん
816774RR:2011/01/12(水) 08:31:45 ID:GwmuFKfb
ワクワク
817774RR:2011/01/12(水) 20:06:17 ID:uAmz2J0s
良い滑り出し。わくわく。
818801:2011/01/13(木) 20:51:54 ID:zeiUWwSe
バイトなどで忙しくて続きが書けませんでした。
>>812氏が書いてるみたいなので終わったときに続きを書こうかと思います。
819774RR:2011/01/13(木) 20:57:24 ID:clm8444K
>>818
コテ付けときゃ分かるし、別に遠慮する事はないが・・・
まぁ自分のペースでどうぞ。
820774RR:2011/01/13(木) 21:06:17 ID:WJfnJS5E
>>818
とりあえずコテハンつけてくれるとみんな見やすいから助かる

ペースはゆっくりでもいいからちゃんと最後まで書いてなー
821 ◆doy8QJOmIk :2011/01/13(木) 23:53:43 ID:4xbUxILi
数日後、登校日で学校に行って夕方家に帰ると姉ちゃんが来ていた。
俺「あれ?姉ちゃんどうしたの?」
姉「うん、夕飯に呼ばれたから。お邪魔してます」
それから姉ちゃんと他愛も無い世間話をした。
夕食が始まり、親父とお袋もテーブルにつく。
皆で夕食を食べていると、親父が口を開いた。
父「で、この間のバイクの免許の件だが・・・。あれから母さんと話してみて、
実際にバイクに乗ってる美紀ちゃん(姉ちゃん)に話を聞こうと思って今日来てもらったんだ」
俺「へ?」
姉「そういうことなの」
こんな話になっているとは想像もしていなかった。
だが同時に、(バイクに乗ってる姉ちゃんならバイクに乗ることを悪くは言わないだろう)と、
楽観的な予想を頭の中で展開していた。
姉「まーくんがバイクかぁ。もしかして自転車の延長ぐらいに考えてない?」
822 ◆doy8QJOmIk :2011/01/13(木) 23:54:43 ID:4xbUxILi
姉ちゃんが発した言葉が俺に向けられたものだと理解するのに少し時間が掛かった。
てっきり両親を説得してくれるものとばかり思っていたからだ。
俺「え??」
姉「バイクってね、車と同じようなスピードで走れるの。でもね、体は車みたいに守られてないのよ。
これがどれだけ危ないことか分かる?」
この言葉に始まり、バイクが如何に危険な乗り物か、不便な乗り物か説明された。
早い話が両親と結託してバイクに乗せるまいとしているのだ。
しばらくは話を聞いていたが、途中で席を立って自室に引きこもった。
バイクに乗ることを反対されたことよりも、
姉ちゃんに自分がやりたいことを否定されたことの方がショックだった。
ベッドに倒れこみ頭から布団を被り、その中で一晩中呟いていた。
「何で姉ちゃんはバイク乗ってるんだよ?」と。
823 ◆doy8QJOmIk :2011/01/13(木) 23:58:36 ID:4xbUxILi
結局、入学祝は車の免許ということになった。
姉ちゃんに裏切られたと感じた俺はそれから姉ちゃんを避けるようになった。
4月になり、大学に入学し勉強に差し支えない範囲でバイトを始めた。
大学のサークルには入らなかった。
バイトの時間を削られるのが嫌だったから・・・。
そして8月には、バイトで稼いだ貯金が20万近くになっていた。
大学は夏休みに入っていて時期的にはちょうど良かった。
俺は貯金を持って自動車学校へ行き中型二輪免許教習の申し込みをした。
正直なところ、免許を取ることに関しては意地になっていた部分が大きかった。
その日の夕食時、両親に告げた。
俺「俺バイクの免許取るから。自動車学校の入校手続きも済ませてきた」
一瞬、両親が驚いた表情をしたが、すぐにいつもの様子に戻った。
父「そうか・・・」
親父はそれだけ言うと、また夕食を食べ始めた。
てっきり、うるさく言われるだろうと思っていただけに、この反応は意外だった。
824 ◆doy8QJOmIk :2011/01/13(木) 23:59:56 ID:4xbUxILi
今日はここまで
続き遅くなってスマンカッタ
仕事を抱えてる身なんで大目に見てもらえると助かります
825774RR:2011/01/14(金) 08:15:09 ID:bAy1hpiu
>>824
ワクワク
826774RR:2011/01/14(金) 11:34:30 ID:nUbOncG+
私怨!遅くなっても最後までかいてくれるとありがたいです。
827774RR:2011/01/14(金) 12:05:07 ID:MA3L7T53
バイクが危ないのは確かだしなあ
親の気持も分かるやろ
828774RR:2011/01/14(金) 12:11:59 ID:M7JKdth0
親に金出してもらって免許取るか、自分で働いて(バイトして)でも取りたい免許なのか。
その気持ちの問題なんかないのかな?
829774RR:2011/01/14(金) 12:16:51 ID:MA3L7T53
まあそうだな
親も自分の金でならってことだから何も言わんかったんだろうね
830774RR:2011/01/14(金) 12:54:58 ID:q/vyJRNQ
違うと思うよ。
まあ、結果が出てからで良いんじゃない?そういう話は。
831774RR:2011/01/14(金) 14:23:06 ID:rkg/RZc5
そんな事より向かいの3才年上の姉ちゃんとのHシーンにwktkするだろjk
832774RR:2011/01/14(金) 15:35:03 ID:ldHHFsXx
近親相姦か?
833774RR:2011/01/14(金) 20:15:47 ID:e6ACbybu
>>832
お前にはがっかりだよ
834774RR:2011/01/14(金) 22:36:26 ID:/3pQKQge
がっかりなのはテンプレ読まないで上げてる>>826だな
835774RR:2011/01/14(金) 22:45:54 ID:a4yXyATn
まあいいじゃないか
パンツ脱いで寒いの我慢してるからそこまで気が回らなかっただけだろ
836774RR:2011/01/14(金) 22:47:10 ID:nUbOncG+
私怨!遅くなっても最後までかいてくれるとありがたいです。
837774RR:2011/01/14(金) 22:48:22 ID:nUbOncG+
あら、戻るボタン押したら、二重投稿。すいません。
838774RR:2011/01/16(日) 22:38:32 ID:VmIbtRPW
このクソ寒いなかバイクなんぞ乗ってるな!貧乏人が!!
お前ら騒音まき散らすだけの迷惑な存在なんだよ!
低学歴のクソトラック乗りも同様!
とっとと死んでくれ!!!!!!!
839774RR:2011/01/17(月) 00:13:44 ID:0GUcOJ1P
正月早々リストラでもされたのか?
哀れよのう
840 ◆doy8QJOmIk :2011/01/17(月) 01:32:43 ID:QzVg5gYZ
教習はスムーズに進み8月中に卒業、9月頭には免許を取れた。
バイクもゼミの友人のツテで中古を安く譲ってもらえた。
セロー225W・・・姉ちゃんのバイクより一つ後の型だ。
名義変更を済ませ、元オーナーと電話でやり取りし、次の日曜に引き取りに行った。
バイクを受け取り一旦家に帰ることにする。

家の前でバイクを停め、門を開けてると姉ちゃんが帰ってきた。
姉「お!まーくん、バイク買ったんだ?」
俺「まあね」
嬉しそうに話し掛ける声にも、免許の話の一件以来姉ちゃんを避けていた俺は、
ぶっきらぼうに答えるのが精一杯だった。
姉「まだ時間ある?あるならちょっと河原まで行かない?」
俺「ああ、いいけど」
俺の返事を聞くと姉ちゃんはニッコリ笑って頷いた。
841 ◆doy8QJOmIk :2011/01/17(月) 01:34:31 ID:QzVg5gYZ
姉ちゃんの先導で河原へ向かう。
河原に着いた俺達はバイクを停め河川敷へ降りる階段に腰掛けた。
姉「おじさん達には免許取るって言ったの」
俺「うん、何も言われなかったけどね」
姉「そっか、説得した甲斐があったよ」
俺「へ?姉ちゃん反対してたじゃん!」
姉「実はね・・・」
どうやら、あの日の夕食時の話し合いの前に姉ちゃんと両親とで話をしたらしいのだ。
両親からはバイクに乗りたがってる息子を説得して欲しいと言われたようだ。
しかし姉ちゃんは、バイクの楽しさなどを両親に話したとのこと。
中でもバイクに乗り運動特性を理解することで、車に乗ってるときの対バイク事故の
確率を減らせると言う話が効いたらしい。
この時点で両親はバイクに乗ることに反対はしなくなったらしいのだが、
姉ちゃんの方から今回はバイクを薦めないことで話をすると申し出たそうだ。
姉「あれぐらいの反対意見で乗らないようなら、最初から乗らない方が良いと思ってね」
この話を聞いてる間、俺は口を開けたままポカーンとしながら聞いていた。
そして姉ちゃんを避けていた俺が恥ずかしくなった。
842 ◆doy8QJOmIk :2011/01/17(月) 01:35:32 ID:QzVg5gYZ
俺「そんなことになってたのか・・・」
姉「最初に説得するの大変だったんだから!」
言いながらも姉ちゃんは笑顔だった。
姉「あ、まーくんはバイクで公道走るのは今日が始めて?」
俺「うん、今日バイク引き取ってきたから」
それを聞くと姉ちゃんはニカッとして立ち上がり、右手を下から胸の前へ持ってきながら一礼した。
姉「ようこそ、こちら側へ!」
俺「・・・? 何?それ」
姉「私も良く分からないんだけどね、バイクに乗るようになった人をこうやって歓迎するんだって」
俺「へー」
その後もしばらく階段に腰掛けたまま、世間話をした。
大好きな姉ちゃんを避けていた時間を少し取り戻せたような気がした。
小一時間ほど話したところで帰路に着く。
家の前で別れる間際、姉ちゃんに声をかける。
俺「今度、一緒にツーリング行こうよ!」
その時の俺にはそれが精一杯だった。
843 ◆doy8QJOmIk :2011/01/17(月) 01:38:07 ID:QzVg5gYZ
今日はここまでです
まだしばらく続きますがよろしくお願いします

>>801
自分も遅筆なので書いていってもらうと助かります
きっとここの読者さんは話の区別はつけられると思うのでw
844 ◆doy8QJOmIk :2011/01/17(月) 01:43:34 ID:QzVg5gYZ
>>831
パンツは脱がなくていいですwwww
845774RR:2011/01/17(月) 08:56:51 ID:afXsErzf
近親相姦なのか?
846774RR:2011/01/17(月) 15:57:43 ID:v/TltVUm
847774RR:2011/01/17(月) 16:42:16 ID:afXsErzf
>>846
だからその>道を挟んだ向かいの家の姉ちゃんは実姉なのか?
トイレの神様の歌詞にもある通り近所で別居でも肉親の可能性が有るのだよ。
848774RR:2011/01/17(月) 17:34:13 ID:v/TltVUm
>>847

別居している父親のことを「おじさん」と呼ぶのかw
>>841
849774RR:2011/01/17(月) 17:36:40 ID:DzM+r+6K
>>847
普通に考えたらだたの近所のお姉ちゃんだろ。
でもそこから一歩踏み込んでるお前さんの疑問はすごいと思ってしまった。
煽りではない。
思い込みと決めつけは良くないよな。
俺ももっと柔軟な頭を持たないと。

でもこの場合は話の流れからして肉親ではないと思うぞw
もしそうだったら全力でパンツ脱いで待機する。
850774RR:2011/01/17(月) 18:30:13 ID:BsJN9ErS
ナイスキリン
851774RR:2011/01/17(月) 20:44:04 ID:sVQVb0YT
>>847
また同じ事言うが、お前にはがっかりだよ
852774RR:2011/01/17(月) 22:40:49 ID:Ou1b/5pO
また同じ事言うが、がっかりなのはテンプレ読まないで上げてる>>826だな
だから頭悪い子が来る
853 ◆doy8QJOmIk :2011/01/18(火) 02:09:26 ID:5n3B40Ea
姉ちゃんとツーリングに行ったが、それは大変だった。
俺はツーリングといえば海へ行き、語らいながら夕日を眺めて帰る、といったイメージでいた。
それが、姉ちゃんと行くと周りに自販機も無いような山奥へ来たかと思うと、
舗装もされていない道へ入っていき楽しそうに走っていく。
よく泥だらけになって帰ってきてた理由がわかった。
(わざわざこんなところ走らなくてもいいのに)と思いながら姉ちゃんについていった。
そのうち姉ちゃんが入ってるツーリングサークル(もちろんオフ系)に出入りするようになった。
サークルの仲間のおかげでブーツなどの用品も安く、時には無料で入手できた。
そんなこんなでバイクを手に入れてから3年が経った。
854 ◆doy8QJOmIk :2011/01/18(火) 02:13:04 ID:5n3B40Ea
就職先も決まり、大学の卒業も迫ってきたころだった。
サークルのツーリングから家に帰ってくると、お袋と向かいのおばさんが道端で話していた。
この日のツーリングには姉ちゃんは参加していなかった。
おばさんに姉ちゃんの具合でも悪いのか聞いてみようと思ったが止めておいた。
いつも通り洗車して泥を落として家に上がり自室でのんびりしてた。
夕食時にお袋が信じられないことを口にするまではいつも通りだったんだ。
母「向かいの美紀ちゃん、結婚するんだって」
俺「へ?」
その後、色々な話を聞かされた。
昨日、結婚相手を家に連れてきたこと、今日は相手方の家に行っていること。
相手が北海道への転勤が決まっているらしく2週間後には引っ越すこと。
時間も無いので式は後日にするか挙げずに済ますか考えていること等々。
途中から味がしなくなった夕飯を胃袋に詰め込み自室に戻ってベッドに横たわった。
855 ◆doy8QJOmIk :2011/01/18(火) 02:15:00 ID:5n3B40Ea
就職も決まり4月から同じ社会人になって、やっと追いつけると思ったのに!
仕事初めて落ち着いたら俺の気持ちを伝えようと思ってたのに!
俺が追いつく間も無く蚊帳の外だったって訳か・・・。
3歳という歳の差をこれほど大きく感じたことは無かった。

それから姉ちゃんとは顔を合わせる間も無く2週間が過ぎた。
姉ちゃんは何も言わず北海道に行ってしまった。

しばらくして向かいのおばさんが家にやってきた。
姉ちゃんのセロー225を押して・・・
何でも姉ちゃんがもう乗らないだろうから部品取りにでもどうぞと俺にくれるらしい。
そのときは、ありがとうございます、とか言って貰ってしまった。
後から考えると、姉ちゃんが乗っていたバイクをガレージの片隅で、
埃を被って朽ちていくのを見続けるのは拷問と同じじゃないのかと気付いた。
856 ◆doy8QJOmIk :2011/01/18(火) 02:18:38 ID:5n3B40Ea
今日はここまでです。

>>845
深読みしすぎ&パンツは履いておいてくださいw
普通にお向かいさんです
期待に沿えずにすまんかったw

>>850
ここは入れようかどうか迷ったところ
反応ありがとう!
857774RR:2011/01/18(火) 05:37:58 ID:LkqvjWZF
乙!
次回も楽しみにしてます。
858774RR:2011/01/18(火) 07:42:09 ID:gBAD9aib
支援
859774RR:2011/01/18(火) 09:31:05 ID:grhYpL7/
近親相姦じゃなかったのか。
860774RR:2011/01/18(火) 11:24:05 ID:AaV8drfi
甘酸っぱい感じが良いですね…
これからの展開に期待。
861774RR:2011/01/18(火) 17:00:09 ID:rWsMIFrA
その辺のライトノベル買うより、よっぽど面白い
862774RR:2011/01/18(火) 22:09:16 ID:OiBWJ8Ho
ゲロアメェ…ッ!
俺も最近オフデビューしたんだが、ちょっと誰か出会いがあるおまじないでもかけてくれ
863774RR:2011/01/19(水) 09:11:29 ID:pdyvBh6I
乙。
俺も綺麗なバイク乗りのお姉さんに「こちら側へようこそ!」って言われたい!ビクンビクン
864 ◆doy8QJOmIk :2011/01/20(木) 02:36:19 ID:ZgwMFBmv
翌日からガレージに行く度、姉ちゃんが乗っていたセローが視界に入る。
その度、ブルーな気分になった。
そして予想していた通り、埃も被ってきて更に気持ちが沈んでいった。
しばらくはガレージにも近寄らずに過ごす日々が続いた。
仕事が忙しいと言い訳をしてサークルにも顔を出さなくなった。

そんな日々を過ごしていたが、7月の半ば頃、姉ちゃんからこちらに帰省すると連絡があった。
電話が鳴り呼び出されると受話器の向こうから姉ちゃんの声がした。
姉「久しぶり!元気にしてた?」
俺「・・・うん、まぁ、それなりにね」
姉「それでね、そっちに帰ったら軽くコース走りたいんだけどね」
俺「へ?」
姉「あげたセローはまだ動くかなと思って」
俺「特に部品とかも外してないから動くと思うよ」
姉「それじゃ、お盆の時期にそっちに戻るから一緒に走ろ?」
姉ちゃんからの誘いにイヤとは言えず了承してしまった。
受話器を置いて我に返ると貰ってから埃を被りっ放しのセローを思い出した。
(あれじゃさすがにマズいよな・・・)
865 ◆doy8QJOmIk :2011/01/20(木) 02:37:06 ID:ZgwMFBmv
次の週末からセロー2台分の整備が始まった。
一年経っていないとはいえ、放置してた分、整備する項目はそれなりにある。
洗車して埃を落とし、錆がきてる所は処理する。
動けば良いんだろうが貰った手前、きっちりしとかないとみっともないと思ったからだ。
タイヤは4本全部交換する。
もちろんオイル類もすべて交換だ。
手を入れていくとお盆までの週末は全部潰れてしまった。

そしてお盆、姉ちゃんは帰ってきた。
姉「うわぁ、すごいきれいにしてるじゃん」
俺「うん、ちょっと気合入れて整備してみた」
姉「これはコース走るのが楽しみだね!」
866 ◆doy8QJOmIk :2011/01/20(木) 02:38:31 ID:ZgwMFBmv
翌日、姉ちゃんと一緒にコースに向かった。
コースに着いて手続きを済ませコースインする。
姉ちゃんと一緒に走るが以前のように姉ちゃんに付いていけない。
俺がしばらく乗ってなかったからブランクで下手になったのか。
姉ちゃんが向こうで腕を上げたのか。
答えは両方だった。
姉ちゃんは向こうでWRを買って乗っているらしい。
ガンガン走れるフラットダートが多くて楽しいとのこと。
バイクに乗っているときの姉ちゃんの笑顔は相変わらず楽しそうに見える。
それに比べると俺は今まで姉ちゃんがバイクに乗ってたから、
共通の趣味を持ってることを装いたかったから乗っていたことに気付いてしまった。
867 ◆doy8QJOmIk :2011/01/20(木) 02:41:31 ID:ZgwMFBmv
今日はここまでです
温かい支援ありがとうございます

>>859
期待に沿えずスマンカッタw

>>861
いいすぎw
868 ◆doy8QJOmIk :2011/01/20(木) 03:06:01 ID:ZgwMFBmv
おそらく次回で最終回です

>>862
「お呪い(おまじない)」でいいのか?w
869774RR:2011/01/21(金) 00:23:37 ID:ZGu7RXk0
焦らしますねw
ゆっくりあなたのペースで書いて下さい
楽しみにしてますよ。
870774RR:2011/01/21(金) 19:27:25 ID:qPm8CF+g
俺も書きたいけどネタがない。悲しい
871 ◆doy8QJOmIk :2011/01/24(月) 01:40:42 ID:BkJV50br
時間一杯まで乗って姉ちゃんと一緒に洗車する。
俺「姉ちゃん、俺・・・」
姉「ん?」
俺「俺・・・姉ちゃんのことが好きだ」
姉「・・・うん」
俺「・・・」
特に答えを期待していたわけではなかったが、軽く流されてしまった。
まぁ、これが大人の対応なんだろう。
洗車も終わり帰り支度を済ませる。
姉「ちょっとコーヒー飲んでいこっか」
コースの休憩室に連れて行かれる。
俺「姉ちゃん、俺・・・」
姉「うん、まーくんの気持ちはすごくうれしい。
 でも私は、そのまーくんの気持ちより大切なものを見つけちゃったんだ」
俺「うん」
姉「だから・・・ね?」
俺「・・・うん」
姉「今日は楽しかった?」
俺「楽しかったというより、自分の気持ちに気付いてしまって・・・さ」
姉「ん?」
俺「俺がバイクに乗りたかったというよりも、姉ちゃんが乗ってたからバイクに乗ってたんだってこと」
姉「うん」
俺「姉ちゃんが行ってしまってしばらくバイクに乗ってなかったんだ。
 正直なところ最近はバイクに乗りたいとも思ってなかったんだ」
姉「・・・そっか」
それからは特に言葉を交わすことなくコーヒーを飲んでいた。
872 ◆doy8QJOmIk :2011/01/24(月) 01:42:54 ID:BkJV50br
お盆の期間も終わり姉ちゃんが戻る日の前日、姉ちゃんから携帯に電話が入った。
俺「どうしたの?こんな時間に」
姉「うん、ちょっとこないだの話が気になって・・・ね」
俺「こないだの話?」
姉「そう、コースでしてた話。もうバイク乗らなくなっちゃうの?」
俺「あぁ、う〜ん、そんなことはまだわかんないよ。ただね」
姉「ん?」
俺「気持ちを伝えたことで軽くなったんだ」
姉「何が?」
俺「姉ちゃんへの気持ち。そりゃすぱっと無くなってしまう訳は無いんだけどさ。
 こないだ姉ちゃんと一緒にバイク乗って、自分の色々な気持ちに気付いてさ。
 その中のひとつだけでも伝えて完結できたってことでちょっぴり軽くなったかな?」
姉「なるほど・・・なるほどね」
俺「だから軽くなったのはその点だけ。すぐにバイク乗り続けるかどうかってのはわかんないよ。
 昔みたく姉ちゃんと一緒に走れるんならともかくさ」
姉「そこは心配いらないよ?」
俺「へ?」
姉「私は今も乗ってるから。そして多分これからも」
俺「???」
姉「まーくんがバイクで走ってる道は私がバイクで走ってる道に繋がってる。
 これって一緒に走ってることにはならないかな?」
俺「あ!」
姉「だからね、二人とも乗ってる限りは一緒に走ってるんだよ」

うん、すぐに詭弁だと言う事には気付いたんだ。
ただ姉ちゃんの言い方がすごく気持ちよくて丸め込まれるのも良いかなと思ってしまった。
873 ◆doy8QJOmIk :2011/01/24(月) 01:45:46 ID:BkJV50br
翌日、姉ちゃんは何も言わずに北海道に戻っていった。
休みは後2日あるからこの日は何もせずに過ごした。
その翌日。
セローを入れているガレージに向かう。
2台並んだセロー。
その一台、俺のセローに跨ってみる。
(今のままじゃダメだな)
ジャケットを羽織りメットを被ってグローブを装着する。
キーを差し込んでONにしてセルを回す。
ミラーに写ったヘルメット姿の自分を携帯で撮影し姉ちゃんにメールする。
シフトペダルを踏み込んだときに少し姉ちゃんを感じられたような気がした。
近所のコンビニまで走ってみる。
この道の向こうで姉ちゃんも走ってると思うと姉ちゃんが言ってたことも詭弁とも言えないような気がした。
コンビニに着くと姉ちゃんからの返信。

お、バイク乗ってるね〜。私も今乗ってたとこだよ!
こないだはきれいなセローありがとね。
あのセローはまーくんの好きにしていいからね。
予備のリアホイール欲しがってたでしょ?
ホイールごと入れ替えちゃえば簡単に交換できちゃうね♪
874 ◆doy8QJOmIk :2011/01/24(月) 01:54:11 ID:BkJV50br
これで終わりです
最後間が開いてしまってすいませんでした
楽しんでもらえれば幸いです
875774RR:2011/01/24(月) 02:12:22 ID:cqjOXMVB
北海道と本州って道つながってたっけ?
876 ◆doy8QJOmIk :2011/01/24(月) 02:28:14 ID:yXy/lIDE
>>875
こじつけっぽいがこれでwww
http://pucchi.net/hokkaido/geo/routehh.php
877774RR:2011/01/24(月) 02:36:48 ID:6p0DqK/Y
お疲れ様でした!!
いやはや楽しませていただきました。
ありがとうございました。
爽やかな終わり方でとても良かったです!
羨ましい限りですよ
878774RR:2011/01/24(月) 11:17:49 ID:bCWi80Js
人妻に告白したのかよw
しかしいい姉ちゃんだな。まったく幸せな野郎だ。
879774RR:2011/01/24(月) 11:42:43 ID:XxEpgbqv
結婚後三年くらい経って倦怠期に入ってから告れば展開が違ってたかも。
880774RR:2011/01/24(月) 14:15:42 ID:5tdQaRr9
>>879
結ばれればいいってもんでもないだろw
881774RR:2011/01/24(月) 15:37:50 ID:3RjkHs2L
>>874
おつ!!!
882774RR:2011/01/24(月) 19:57:29 ID:y+ndaEwL
いいなー近所のお姉さん。
うちの隣に住んでた綺麗なお姉さんは睡眠薬一瓶飲んで死んじゃった・・・
883774RR:2011/01/24(月) 23:05:56 ID:vaGMbGfk
>>882
おいおい…

俺の近所のお姉さんはどう考えてもチャラ男みたいなヤツと結婚して2人のDQNネームの子供を持ったバツイチになってしまった。
可愛かったのに…w
884774RR:2011/01/25(火) 05:15:55 ID:qlIQhomr
オレんちの近所にお姉さんはいない。いるのは人妻(おばさん)だけだ。。。
885774RR:2011/01/25(火) 08:48:25 ID:xwiWXtIB
俺の近所のおねいさんは中学生。
日に日に体の成長が、、、、、、、
夏になれば露出も増えて、、、、、

イカンイカン。何を考えてるんだ俺は。
886774RR:2011/01/25(火) 10:48:33 ID:84JcaJ/V
>>885
平気だよ
姪っ子にフェラされた夢見て夢精した40過ぎのオッサンがいるから

ああ俺じゃないよ知り合いの話だからね
887774RR:2011/01/25(火) 22:35:17 ID:hSt756tV
40代で夢精するの?元気だねえ
888774RR:2011/01/27(木) 21:17:37 ID:fMtfygfd
現在進行形なのでオチなし、文才なし、遅筆、2ch初心者でマックからiPhone書き込みで良ければ、、、書ける。
けど相手の女の子もこのスレ覗いた事あるらしいから名前場所車種年齢は架空で。
889774RR:2011/01/27(木) 22:21:20 ID:ajSRQFSz
>>888
お願いします先生
890774RR:2011/01/27(木) 22:29:43 ID:sio5cWHD
バレるのが気になるなら恋愛板のほうがいいんじゃねーか?
今の時点では誰も期待してないよ。
891774RR:2011/01/27(木) 22:57:00 ID:fMtfygfd
>890
確かに。2月中に俺からアクション起こす予定だから(まだ付き合うまではいってない)結果出てから再登場しようと思う。
今書こうとするのはあまりに中途半端だな。
ありがとーノシ
892801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/01/31(月) 01:28:06 ID:EotFWBdL
トリップテストもかねて書き込み
携帯から規制で見れずPCから
>>876さん乙です
そしてなぜか海上国道があるのを思い出した

とりあえず前の話は>>804-805を参照で

続き

パスタ屋の一件以来俺とLは良く遊ぶようになった
俺のバイト休みの日はいつかとか今日のバイトの上司がこんなんだったー
些細なことでメールするようにもなった
そんな中自分はまだ見ない彼氏の存在や自分自身におかれてる状況に悩みながらもLと接していた。
未だにバイトの稼ぎも良くなくローンの頭金になるはずのお金もLとのデート代で飛んでいく…
お互い折半だけどKちゃんちでゲームしに行ったり繁華街で遊んだりするためシフトを余りいれてなかった俺にはいろいろとしんどかった
Lとかなり親密になりとある日に彼女の家へ呼ばれた。
当時の俺は童貞で周りが既に終わらせていたため色々と焦っていた(といより飢えていたほうが近い)
Lの家で漫画を読みゲームなどして遊んでいたらLの姉鬼様ご帰還そしてLと姉鬼様と口論が開始され
俺は四隅でガクブルしながらこの時間が早く過ぎろと念じた
そしてLが帰ってきて
「お姉ぇちゃんが帰ってきたから外でよっかーどこに行く?」
と聞かれ俺は冗談半分で
「ラブホ行こうぜwwwww」
とチェリーボーイ全開の下ネタ発言
普通なら
「誰がお前と行くかよwww」
と言う所だったはずなのに
なぜか彼女は少し間を置いてこう言った。
「じゃあ・・・いく?」

続きはここまで正直咳から来る風邪がかなりしんどい・・・
ちなみに今日はLの誕生日何でサプライズでなんかして来ます。
893774RR:2011/01/31(月) 12:26:10 ID:gCh784Ve
おいおい、マジネタなら、ここから先は、、、

いやぁ、フィクションということで書き方工夫して、投稿はたのむ。
894801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/01(火) 21:08:44 ID:7thNKDR1
昨日の続き
ラブホ街に着いたものの俺は正直ビビッてて
「今更冗談です、すみません」とも言えずに
ただ黙ってついていった
そしたらLが
L「引き返すなら今のうちだよ?」
と言われ俺は思わず
俺「ごめん、冗談がキツ過ぎたさっきの言葉は忘れてくれ」
と言って彼女を駅まで送った後自分は自宅に戻ってセピアに乗って朝になるまで色んなとこ走った。

その後Lとは普通に接して友達以上恋人未満の関係が続き
俺はそんな状況と一度しか会ってないLの彼氏の事を考え悩む日々が続いた
そして自分自身もケジメつけないといけないと思いLを呼び出し話をした。
俺「最近、彼氏との関係どうなの?」
L「ん〜あんま良くないねー」
俺「そうか、ってか俺と一緒に居る時間が多いせいでって言うのは無いのか?」
L「それはない」
俺「ひとつ聞きたいんだが俺と事どう思ってるの?」
L「好きだよ?」
俺「それはライク?ラブ?」
L「ラブの方」
俺「でもLは彼氏居るんだぞ?俺はそれをずっと気になってる最近の悩みがそれだと言ってもおかしくは無い」
L「それは私の問題あの時の冗談も本気だと思ってたし近々彼氏と別れるから○○は自分に正直になればいいと思う」
そう言われ自分は吹っ切れた正直好きと言われ嫌いじゃなかったし
自分自身も想いは有ったから正直になろうと思った。

>>893
さすがにラブホでパンツ脱ぎな展開はチキンな俺には到底できないです。
ちょっと期待持たせるような事をしたかったんです。
申し訳ない
895774RR:2011/02/01(火) 21:25:00 ID:9M8UfHKd
>>894
ホテルに入った時たんにビビッてやらなかったのか
彼氏がいるのが気になってまたは彼氏に悪いと思ってやらなかったのか
どっちだ?
896801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/01(火) 21:54:49 ID:7thNKDR1
>>894の続き
その後Lは彼氏と別れL彼氏と知り合いだったKちゃんSさんが
俺とLを呼び出し話し合いと言う名の暴論大会が始まった。
Lは黙って聞き自分も黙ってて聞いて自分がしでかした事の重大さで
ずっと頭を下げてばかり
そんな時間が深夜から朝までそんな中でKちゃんがLに水をぶっ掛けたとか
L彼氏が俺の胸倉を掴んだりとかも有って
既に朝だからと言うことで話し合いの区切りを居れ解散した。
そしてLやKちゃんSさんの関係が悪くなり
自分の行動がこんな結果を招いたんだと自己嫌悪に陥る日々が続いた
その日からバイクに乗らなくなりその次の月でデリバリーのバイトを辞めた。
Lとは親友みたいな関係でと言うより自分が一方的に親友と言う枠に嵌めていただけ
第三者からしてみれば恋人に見えるような感じでも自分が一方的に異性の中での一番の理解者と線引きをしていた。
KちゃんとSさんはその後一度会ったもののろくに話なさず挨拶のみしていた。
Lから一緒に学校行こうと言われ編入の為ひたすら勉強していた。
無事学校も編入試験も終わり身体的にも精神的にも落ち着き始めたところで
Lときちんの向き合うために自分は告白した、答えはイエス
これで暗かった青春時代からおさらばできると思い喜んでいたものの
現実は学年違いと言う差でお互いの関係が微妙になりつつあった
歳は同じものの習得単位の差で学年が変わり
LはLの学年の友人ができ俺には俺の学年の友人ができてお互い遊ぶ時間も減り
そのせいで喧嘩することもあった通学でバイクは禁止だったため
喧嘩するたび話し合いの後乗らなくなっていたセピアに乗ってとにかく遠くへ出かけることが増えた
897801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/01(火) 21:57:42 ID:7thNKDR1
>>895
彼氏が居るのにこんなことしてもいいのかって気持ちが強くなって
言ったってのが正しいかもしれないです。
結局俺がやってることは普通の人から見たら糞野郎なのかもしれないですけど・・・
898774RR:2011/02/01(火) 22:04:38 ID:X4L9KOD8
イイヨイイヨー 
気にしないで続けてよ
899801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/01(火) 23:14:14 ID:7thNKDR1
>>896の続き
喧嘩も増えバイク買う資金もたまらずそれで
ろくに学校にも行かずにだらだらゲームやっては気が向いたら学校へ行く
と言う生活が続いたLはLの友人達と遊びに出かけることも多くなった
同姓にしろ異性にしろ自分はLと誰かと遊びにいくと言う事に関して一切何も言わなかった
自分が束縛する権利なんてないしそんな事はすべきじゃないと今までの出来事がそう言っていた。
学校生活も半分終わり俺は下校時刻になってLと合流した
そしたらイケメン二人と可愛い系の女の子と一緒に居て
L「○○紹介するねT君とH君とAちゃん」
L「T君とAちゃんは付き合ってんだよー」
俺「一応話は聞いてます、はじめまして」
T君「顔は見たことあるんだけど話したこと無いよね?はじめましてタメでいいよー」
俺「そうですねーんで今日はどうしたんですか?こんなに集まって」
L「私たちカラオケ行くんだけどどう?」
俺「あー、ごめん俺カラオケとか駄目なんだ、せっかくだしみんなで行って来るといいよ俺はゲーセン寄って帰るから」
L「そっかわかったじゃあねー」

正直気付くというかここは同行するか引き止めるべきだったんだと思う
カップルと彼氏持ち女子と彼女なしイケメンで面子でカラオケ行くとどうなることくらいは予想できた
でも引き止めなかった、止める権利が無いと言うか昔の事で止めるなと言っていた。

今日はこれくらいにします、できれば今週中終わらせます。
バイクが絡むのはこの先にもあります。
900774RR:2011/02/01(火) 23:17:33 ID:DI0GNdnf
CCCC
901774RR:2011/02/02(水) 00:08:24 ID:z/04LvJN
>>896あたりから展開が急すぎてわけわからん
L彼氏と会ったような描写もないし
902774RR:2011/02/02(水) 00:49:50 ID:b9xU4wk9
>>897
そっか
たとえやったとしても俺は糞野郎とは思わないけどね
女の方は糞だけどw
903774RR:2011/02/02(水) 19:58:09 ID:bFNvxZt7
気付いたら再開されてた。
文句じゃなくて純粋に疑問なんだけど、>>901も言ってるように、
>>894「一度しか会ってないLの彼氏」っていつ会ったの?
904801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/03(木) 00:05:59 ID:2w+lt7Fa
続きを書く前に
>>901
>>903
一度Kちゃん家でセットで現れて一度だけ挨拶して帰っただけです。
一応L彼氏とKちゃんSさんが知り合いなので
実際KちゃんSさんLとL彼氏と共通の趣味で付き合いが長くて
俺は別の趣味で飛び入った新参者みたいな感じです。
そこんとこの描写含めて書くと長くな・・・じゃなくて
正直どこで会ったかなんて忘れてたのが本音で突っ込まれて思い出したって感じです。
>>902
俺の友人達にも言われました汗
自分自身も原因も有った訳だし大して気にしてないです。
905801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/03(木) 01:11:31 ID:2w+lt7Fa
>>899の続き
何も考えずにセピアに乗って出かけていたら
Lから電話がかかってきた。
L「もしもし〜?今なにやってるん?」
俺「ん〜?セピアで出かけてた」
L「○○はバイク好きだねえー」
俺「まぁ・・・自分もバイクは無いけどね、今日はどうしたんだ?」
L「話があるんだけど・・・私たちの距離一度置かない?」
俺「そうか・・・理由は?」
L「あなたの傍で支えることができない私の許容範囲を超えたの」
俺「ごめん、わかった距離を置こう」
L「じゃあ、また明日学校でね」

その後俺はセピアに乗り自宅へ向かう中メットの中で泣きながら帰宅した。
次の日どう話したらいいかわからなくなりその日はLとは一言も話さず無視して学校をサボった。
その次の日話しかけはできたものの距離を弁えずに接したためLが
「距離考えて接して」と言われ
その日以降自分は学校サボってただだらけている生活を送った。
一週間後俺は気持ちの整理をつけせめて挨拶だけでもしようとも思い
Lを探したそしたらH君(前回登場の彼女なしイケメン君)と腕を組むLの姿が
一応二人知らない仲じゃないしまあいいかと無理やり割り切りをつけ
すれ違いさまに挨拶をした、だけど無視され
その後何度かすれ違う事も有ったが挨拶しても無視された
とある日自分の携帯にメールが届いた宛名はL
何でも俺が学校に行かなくなった後H君から告白され承諾された
今は付き合ってる
とのこと俺は何も考えられなくなりただその携帯の履歴を消しアドレスからLの名前を消した。
それ以来俺は飯を食う量が減り下手したら三日全て水と言う時期も有った。
親には大丈夫と言っても実際は本当に酷かったんだと思う自分のことだしわからなかった。
セピアに乗る機会もかなり減りメットも埃を被ったまま
そんなある日学校サボって2ch巡りしていたらとあるスレを見つけた。
906801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/03(木) 01:48:59 ID:2w+lt7Fa
>>905
このスレッド
バイクにまつわる恋愛話
随分前スレッドに乗ってたジオシティーズのまとめサイトを見て自分は
自分も何ができるんだろうか?と考え
埃被ったメット持ちセピアで思い切って箱根に向かった
真冬に都内から箱根まで50ccで行くのは本当にしんどかった
箱根のど真ん中でガス欠起こして財布だけ持って飛び出した自分は
近くの公衆電話で兄弟に電話し車で無理やりセピアをつめて
帰宅した、その帰り道の中で自分は「自分で稼いでバイクを買おう」と決意した。
学校も冬休みに入り自分はアルバイト探しを始めた。
最初はあまり受かる気も無く落ちる前提で受けたコンビニバイトの面接が受かりバイトを始める事に
実際は8時間労働の休憩20分と言う今まで4時間労働しかしたことが無い俺にとってもとても辛く
それでも仕事を覚えようと必死に頑張った。
春にはH君は卒業しLは中退からの再編入なのもあり秋に卒業予定だった
それでも自分はコンビニバイトの仕事を覚えるために
学校をサボりとにかくバイトをして半年で25万を稼ぎ
最終型のホーネットを二年ローンで契約し50万で購入した。
初めて買って自宅に帰ったときはエンストしまくりで今まで原付スクーターで慣れていた俺にとっては
教習所以来のマニュアルはぎこちなくも楽しかった。
その後のノリでSNSのオフ会に乱入しバイクの装備に関してあれこれを聞き
その次の月には新しいロック・バイクカバー・ウィンターグローブを購入していた。
そして年末が近くなってた12月の日にバイト上がりでセピアに跨ってだらけていたら携帯が鳴った
着信は見慣れない番号恐る恐る通話ボタンを押し電話に出た、そしたら相手はLだった

明日朝からバイトなので、今日はここまで続きは明日の夜か明後日に
毎度言いますが文才が無くて申し訳ない
何か不備なところがあったら後日補足を入れたいと思います。
907774RR:2011/02/03(木) 01:58:40 ID:KFb+qHR2
このまま予想通りの展開になったとするとLがただの調子のいいビッチに成り下がる悪寒
908774RR:2011/02/03(木) 12:52:39 ID:gqrkGbgO
ワクワクテカテカ
909774RR:2011/02/03(木) 13:15:37 ID:AspbFHh4
wktk
910774RR:2011/02/03(木) 14:52:18 ID:FGbAZCuf
Lビッチ過ぎワロス
911774RR:2011/02/03(木) 19:19:44 ID:uTl/9WMA
>>905
LにムカついてきたからLのアドレスか番号教えなさい
説教してやる
912774RR:2011/02/03(木) 20:00:28 ID:vYcLJwDV
いや彼はもうバイクに夢中だからLはキッパリ吹っ切るさ。
そう男ってのはそういうもんさ

うん、そういうもんさ。

いや、きっとそうだろう・・

ダメかな・・orz
913774RR:2011/02/03(木) 20:04:50 ID:8d/nW21p
誕生日がどうとか言ってたけどねぇ
914774RR:2011/02/03(木) 20:15:34 ID:vYcLJwDV
Lなんて女は何処にでも居るが、801◆VdPku4qubYU9がイイ奴っぽくて何とも切ないな。
まぁ誰しも10代の頃にはそういう経験して、段々大人になっていく訳だが・・・
915774RR:2011/02/03(木) 20:30:49 ID:2Fz2MdLi
悪い意味でとらないで欲しいけど、
女は皆そんなんだと思うよ
916774RR:2011/02/03(木) 20:42:07 ID:vYcLJwDV
一度下山してから登り出す男
下山せず頂上から頂上へ行きたい女
917774RR:2011/02/03(木) 23:17:21 ID:l0MKOjCc
>>911が下心丸出しでワロタw
918774RR:2011/02/04(金) 00:23:23 ID:djMe5Bce
>>917
ちょっと静かにしてなさい
919 ◆EOCqVDvVfg :2011/02/05(土) 00:46:34 ID:pEg6Vnxm
test
920774RR:2011/02/06(日) 20:34:04 ID:PxpdyTqV
Lビッチ過ぎ
921774RR:2011/02/07(月) 02:32:41 ID:f6J0kUTq
>>918
ん?>>917が悪いのかい?
そうは見えんが。
922774RR:2011/02/08(火) 11:59:00 ID:jo6hGefb
>888 >891 ですが、好きな子と最初で最後のエッチだったけど緊張で立たなかったorz
結果失恋に終わったけど需要あるなら文才ないけど書くよ。
923774RR:2011/02/08(火) 12:36:14 ID:PquoZRL/
聞く前に書こう
924888:2011/02/08(火) 13:07:08 ID:jo6hGefb
書いてみたけどほんとテンポ悪いし読みづらいだろうから何でもアドバイスしてくり

何から話そうか。
その女の子とはバイトの女友達伝いにDVD貸したりギャルゲ借りたりwしていたんだが、マトモに話して顔を覚えたのは大学3回生になってからだった。

俺が通ってたのは大きくない私立大学だったが同じ学部でも顔と名前が一致しない奴がほとんどだった。女の子は特に。

四輪免許しか持っていなかった俺は親父にもらったCD50で遊びながらオクで安いレストアベースの2st125ccを探していた。レストアしながらバイトして教習費用を貯めようと思ってたんだ。
レストア終了時に免許も取れてバイク知識も増えて俺完全勝利ψ(`∇´)ψ・・を狙ってたw
俺の手に負えなくてもヤフオクに放流すればいいし、差額は勉強料だと思う事にしてた。
で、3回の春、とうとう放置不動KDX125を落札した!具体的な金額は言わないがメチャクチャ安かったw
925888:2011/02/08(火) 13:07:53 ID:jo6hGefb
で、レンタカーで軽トラック借りて隣県まで取りに行こうとしたわけだ。
俺「俺ペーパーで不安だし一緒に来てくれ」
バイト友達「いいよー」
??「えっ?ドライブ?私もいく〜」

?!

後に俺が好きになる子が突然入ってきた。この時点でそれまでの会話はほぼナシw完全に想定の範囲外だったww
「(;゚Д゚)おっおぉ・・い、いいよ(気まずくなるって来るなって...!)」
金髪&友達「やたー(=´∀`)人(´∀`=)」
ちなみにバイト友と金髪は親友だ。俺とバイトは同性のような感覚の友達。バイトは彼氏有り。当時の俺も彼女あり。
♀2♂1は気まずかったので他にも♂誘ったが結局俺、バイト、金髪の三人で少し大きいトラック借りて行く事に。
926888:2011/02/08(火) 13:13:26 ID:jo6hGefb
結局その時のドライブは気まずくなる事もなくとても楽しく、出品者のバイクに金髪が乗せてもらいバイクに目覚めたりととても有意義なものになった。
元々両親がSS乗りで幼少時はよく乗せてもらっていたとの事w

この後すぐ事件が起きた。


金髪が事故った。事故といっても完全自爆の自損。その時の搭乗車は俺の愛機CD50ベンリーw
バイクにとりつかれた金髪が乗ってみたいというのでMT操作の基本を教えてみたら一瞬でコケた。
3〜40kmまで加速
(おいおいスピード意外に出すな..)
緩いカーブ、ツルッずざー
ぅわー!と駆け寄る俺。肩から落ちた後ふらふら立ち上がる金髪。ヘッドライト周りぶっ壊れたベンリー。テンパりまくる俺、それ見て逆に冷静になる金髪。俺(´^ω^`)イラw
ライト無くなった50ccベンリーに2ケツして病院に緊急搬送(緊急時だったから合法...のハズ)
診断結果は鎖骨ポッキリ。けど痛みはあまり無いらしい。
一週間ほどしてから手術する事となった。
927774RR:2011/02/08(火) 13:24:42 ID:l8fp9H3E
私怨
928888:2011/02/08(火) 13:33:03 ID:jo6hGefb
金髪が入院した病院は県外の60`弱ほど離れた場所にあったが原付で一日に500`単独ツーリング強行して距離感の崩れた俺には全く行けない距離じゃなかった。
金髪がテンション上がって調子にのってた、バイク壊してゴメンと誤ってくれたが俺の監督下にあった時の事故、そして女の子の体に傷を作ってしまったことの罪悪感から何回かお見舞いに通った。
術後はさすがに憔悴していたがその後の経過は担当医が驚くほど良く、リハビリ予定を無視して復活してきた。
今回の事故でバイクにはもう乗らないだろうと思っていたのだが、入院中もずっと自分の新しいバイクを探していたとの事、強いw

日常生活に支障はあまりでないとはいえ部活には参加できなくなり暇になった金髪と俺は自然、よく飲みに行ったり映画を見たりと友人関係を構築していった。

その頃から別件で俺と遠恋中の恋人との仲が悪くなり始める。
その事に関して金髪は全く関与していなかった。よくある価値観の相違での不仲だ。
金髪の存在は知らないし、知っていたとしても何もはばかる事のない、健全な友人としての付き合いだった。
ずっと一緒にいてもお互いストレスを感じる事なく楽しめる事ができた。その付き合いの中で金髪の色々な面が見えてきた。
派手目の格好をしてはいるが意外に人見知りで友達が少ない事、今まで年上ばかり4人ほど付き合ってきた事、
可愛い女の子見るのが大好きなオッサンが内面に隠れている事(不意に「あそこの子、お尻の肉付きがいいよねぇ(*゚▽゚*)」とか言い出す。となりの801ちゃんみたいになる)、バイクは2stオフが欲しい事、、、、
929888:2011/02/08(火) 13:56:10 ID:jo6hGefb
金髪やバイトの女の子グループは良い子ばかりで俺という異質なモノも何故かすんなりと受け入れてくれた。♀6♂1で誕生会やカラオケなど。個人的にはみんな仲良くなったが大人数の時はさすがに緊張したw
みんなと仲良くなったとは言え一番の親友は金髪だった。そのうち、俺の下宿に泊まるようになり歯ブラシが置かれ、化粧落とし?も置かれていった。

ある日突然金髪がDT50を買ってきた。金髪のバイト先の社員から安く譲り受けてきたそうだ。
俺がバイクの師匠になった。
正直とても師匠なんて出来る技量は無かったが(今もないのだが)俺のバイクの師匠に「お前、教えたれよ」と任命されてしまった。
師匠なんて名は畏れ多いがMT操作と行動走行の基礎は教えられる。ただ、今回は慎重過ぎるほどの安全志向だ。
体系的には出来ないが座学や実技、わかるだけの事を広い原っぱで教えた。
原二にタンデムして軽く自爆して軽い怪我したり(平身低頭謝った)、一緒にレストアしたり、飯、酒、泊まり、、
けど関係は健全な友人関係のままで、俺の下宿に泊まる時もベッドに2人で一緒に寝たがやらしい事は一切起きなかったw
俺も金髪もその関係に満足していた。
それはそれとして、その頃俺と遠恋中の恋人との仲はその間に更にこじれてきていた。
その事を俺は師匠や学校の友人、そして金髪に連日相談するようになった。

別れよう。

様々なアドバイスを貰い、俺が出した結論はこれだった。
今から思い出すと別れ話の相談の時、笑ったりからかうような事を言いながらも親身になって答えてくれる金髪に俺は初めて惹かれていったんだ。
930888:2011/02/08(火) 14:02:21 ID:jo6hGefb
とりあえず今日はここまで。
明日思い出しながら書く。出会ってからこの時点までで約4〜5ヶ月?恋人との別れ話が本格化したのは年末。ほんと急激に仲良くなって幼馴染の親友としてみたいになれたんだ。
こんな気の合う人間にあったのは初めてだった。この恋が終わるまであと2ヶ月分、お付き合いください。
こういう投稿初めてなんで感想、書き方のアドバイスヨロ
931774RR:2011/02/08(火) 14:11:36 ID:COiFv8Qf
この恋が終わるまでとかなんで言っちゃうんだよ!

でも読みやすいよCCCC
932774RR:2011/02/08(火) 15:00:53 ID:yLPcSo/Y
t
933774RR:2011/02/08(火) 16:06:38 ID:RF+TboI1
>>930
展開もよくオリジナリティ溢れてていいよ(´・ω・`)
そのままのクオリティでガンガレ!CCCC
934774RR:2011/02/08(火) 19:12:44 ID:QcMjeOij
汝、自身を卑下することなかれ。
読み手としての文章読解補正能力を甘く見てはいけない。
バイク糊ならわかるだろう。ワシらはこの偉大なるハンパなバイクという機械を
人類至上最大の至福の乗り物と補正し楽しむことができるんだから。
935774RR:2011/02/08(火) 20:28:40 ID:7EKLogbc
>>930
テンポ良くて読みやすいしいいと思うぞ! 私怨!
936888:2011/02/09(水) 03:34:03 ID:t4Nbzqit
支援ありがと!
前半部分は当事者が見てもわからないように誤魔化そうとしてたけどもういいや。思い出すまま書いてたら誤魔化し出来なくなってくるw後半危険w

俺、金髪、その他の登場人物について質問とか無い?
937888:2011/02/09(水) 03:36:55 ID:t4Nbzqit
一月になり、恋人と別れた。その恋人とはお互い初めて付き合いで2年半続いていた。もう恋人としては愛せなくとも人間としては嫌っていなかったので別れ話を切り出すのは辛かった。
そんな時もやはり助けてくれたのは金髪。

「愛情と愛着は違うんだよ」

たくさん話したがこの言葉は特に強く胸に刻まれた。恋愛後期になると忘れがちになるが大切な事だと思う。本当に感謝している。
恋人と別れた後も金髪とは相変わらず[健全な友人関係]のまま変わらず雪でバイクに乗れない日が続いた。

一月の半ば、俺は男友達とレンタカーを借りて旅行に行く計画を立てていた。予定が決まった後金髪にその話をすると、なんと、金髪も同じ日程でほぼ同じ方向に部活で旅行に行くらしいではないか。
驚いた、運命w?とかガラにもなく思ってしまって正直はしゃいでいたw
938888:2011/02/09(水) 03:42:29 ID:t4Nbzqit
旅行前日、金髪と共通の黒髪友達♀と俺で酒を飲もう!という事になり急遽部屋に集まり深酒。俺も黒髪も弱い方ではないのだが金髪は、正に、ワクw
金髪>>|超えられない壁|>俺>>>黒髪
ぐらいの酒の強さ。結局三人でワイン3〜4本と500mlビール開けたあたりで黒髪と俺がダウン。この時は飲みたい気持ちが大き過ぎてペース配分を誤ってしまっていたw
大分セーブしていた金髪に抱えられながら俺帰宅wげろげろマーライオンの黒髪w美人なのにw
そして介抱しながらワイングラスとトリスを瓶ラッパして開ける金髪ww化物かw
潰れた人の処理をするのは好きと明言している金髪だが、この時俺は金髪にあるS O S O Uを致していた事が後になってわかる。

翌日、旅行先。金髪の宿泊先近くで合流しまた飲み会(俺は運転手だったのでノンアルコール)。飲み会の後は海岸走って青春ごっこし、潰れた俺の旅行友をホテルに送り届けた。
その帰り、俺の運転するレンタカーの中は俺と金髪の2人きり。しばらくドライブしたり埠頭に遊びにいったりして夜中まで時間を潰していた。旅行自体も十分楽しかったのだが、この時の楽しさは旅行友には悪いが何にも変えられないモノだった。

だが、その時、俺は聞いたんだ
939774RR:2011/02/09(水) 12:33:03 ID:llwm/wKf
おいおい
もったいつけるね

C
940888:2011/02/09(水) 13:00:01 ID:t4Nbzqit
すまん、ただの寝落ちwもったいつけた割には・・
941888:2011/02/09(水) 13:16:21 ID:t4Nbzqit
俺「あの...金髪..さん?SOSOUの事ですが、、僕、ナニシマシタデスカ?...なんか触った系?」
金「あーまぁ、そうかな〜」
俺「うっわ!俺最低!ごめんごめんよぉ!....一応聞くんだけど、事故系?故意系?」
金「えっと、あんねーw私の左側にいたアンタが酔って肩に手ぇ回してきてね、そのまま右手が前側にススス・・と落ちてきて5秒くらいモミm..」
俺「Uaaaaaaa!!!!!ごめん!ごめん!ごめんなさい!あぁもう俺最低すぎるしねしねしねしn..」
金「別に減るもんじゃないしwむしろあーコイツ楽しんでるなーって..」
俺「モウコロシテ...」

なんて小事件がありました。ホントに気にしないでいてくれているようだったが、申し訳なかったのと、酔って前後不覚になり粗相というのが情けなく。。。。
し!か!も!この右手の野郎せっかく揉んだのに覚えてねぇでやんのw
金髪はそんなに気にしていないようだったがその場は謝り倒した。
ホテルに帰るまでの間、深夜の海岸線を2人でドライブしたが好きだと打ち明ける事などできそうもなかった。粗相の事もあるし、恋人と別れたばかりで乗り換えの早い男と思われるのは嫌だったんだ。
942774RR:2011/02/09(水) 13:35:02 ID:wVDUVpEp
SOSOUって何?
943774RR:2011/02/09(水) 13:47:00 ID:llwm/wKf
ggrks
944888:2011/02/09(水) 13:56:00 ID:t4Nbzqit
粗相、酒の場でよった勢いでなんか悪いことする事w
飲み会のコールで
「いーまーのーは!エス!オー!エス!オーオー!ハイ!ソソウ!ソソウ!」って飲ませるのがあるんです。SOSOOならソソオだと思うだけど・・
945888:2011/02/09(水) 14:00:55 ID:t4Nbzqit
旅行から帰った後も例の粗相が俺と金髪の間に溝を作るような事も無く、むしろネタとして活用されていたw
二月に入り、凍るような寒さも少しだけ和らいだ頃金髪の女の子にグループの一人の誕生会があった。♂1♀6で恒例の全員カラオケ。まぁ俺は歴史が浅いから二回しか経験して無いんだけど、男の俺を当然のように(金髪が率先して)呼んでくれたのは素直に嬉しかった。

THE 当日。バイトは急用で休みになった。
女子会?の誕生会カラオケのはずなんだがテーブルの上には大量の酒。しかもチューハイ、ビール等では無くラム酒やチンザノなんてものばかりw
ここら辺はもろ俺と金髪の趣味なんだがw
ただ、普段はワクの金髪さん、その日は徹夜明けで体調が悪かったらしい。チンザノ半瓶とラムを開けたあたりで珍しい事に酔い始め、ろれつが回らなくなり俺の膝を枕に寝始めた。
チンザノとラムはおれも同量程度飲んでいたがホントに珍しい事だった。
おれは旅行前日に介抱されかつがれた負い目があったので、膝を貸し金髪の頭を軽くぽんぽん。
それを見てニヤニヤニヤニヤしてる友人達。今思い出してみれば黒髪はそんなにニヤニヤ組じゃなかったかもなー
その後部屋の移動で意識不明の金髪を担いだり(後から聞いたがお姫様抱っこ移動をニヤニヤ組からは期待されてたらしいw)、スリーピングリバースを膝で受けたりと、普段酔ったそぶりすら見せない金髪の酩酊状態に「レアだレアだ!ざまぁww」とおれは終始ハイテンションだったw
それに俺も潰れた人の介抱は嫌いじゃない、好きな人なら尚更だった。育ちが悪いのでゲロ吐かれたぐらいで幻滅するような繊細な神経は持っておりませんの。
翌日金髪は二日酔いが酷くて酷くてテストにもでられなかったようで、ざま・・可哀想に。
946888:2011/02/09(水) 14:13:37 ID:t4Nbzqit
雪や雨など天候に邪魔されていたDT50教習だが、金髪はだいぶ上手くなった。小回りも坂道発進もできるようになったし、速度域にあったギア選択、クラッチ操作に慣れて発進のたびに後輪で泥巻き上げ&フロントアップも見なくなった。
そろそろ公道デビューしてみようか。明日はプチ林道ツーだ!前日から2人で準備して、おれの下宿でご飯作って食べ、風呂に代わりばんこで入り、一緒のベッドに潜り込んだ。
最近ではもう珍しくも無い。寒い時は腕組んで眠る事もままあった。そんな広いベッドでもないから端が寒くてお互いが密着するし。
けどもうそれぐらいじゃ動揺せずいつもすぐに眠っていた。
翌日の林道ツーは結局出来なかった。アクセルワイヤが切れ、トランポ借りに戻って結局ドライブになってしまったんだ。俺も久しぶりだったし金髪には初ツーのはずだったので残念すぐる。
また行こう!すぐ行こう!と約束した。


二月中頃、大学でテストがある。ガッかで一位二位を誇れるかもしれない程不真面目な俺と金髪、途端に焦るw

テスト前の夜、某牛丼屋で腹ごなしした後、24hのマックに篭り付け焼刃勉強会をする事になった。女の子が1人でマックとかに深夜いてると高確率で変な男に声をかけられてめんどくさいらしい。確かに金髪美形だしなぁ
じゃあまず牛丼屋いきますか、という流れ。
そのすぐ後大事件になるとも知らず。
947774RR:2011/02/09(水) 15:30:19 ID:Sm4CPTr9
テンポが良くてマジ面白いw
948774RR:2011/02/09(水) 16:14:44 ID:gKM7rBCp
(・o・)
949888:2011/02/09(水) 16:55:20 ID:t4Nbzqit
牛丼屋でずっと前から思っており、何回もした会話を繰り返す俺。
俺「お前さ、絶っ対バイだろ!女の子もイケる口だろ?」
金「だから何回も言うけど違うってww私はバイじゃない」
俺「だってお前百合モノ好き過ぎるだろ、漫画も映画もフルコンプじゃんかwwあ、iPhoneの起きに入りサイトとかBB2C(専ブラ)の履歴見せてみろよw」
金「そwれwはwむwりw」

実は金髪がBB2C使ってる時、[百合萌え 同性愛 大人の同性愛]なんてのが見えた事があったんだ。言わんかったけど。
でもこっちには切り札があった、使いたくなかったけど。

俺「怒らないで聞いてほしいんだけど、、、前金髪のiPhone見たときに、、あったんだよな、、女の子同士が友達つくる為のアプリみたいな」
金髪(ビクッ)「あ、あははは、うっわーうっわ!それ見たか、うわーなら仕方ないかなw」
俺「あ、やっぱり?ごめんな、、みえちゃったんだよ。そうかバイだったかー」
金「・・・・。」
俺「・・・・?」
金「・・私は今までも嘘は言ってないよ」
俺「・・・え?・・・あ、バイじゃなくてレズの方?」
金髪こくっ(うなづく)

え?!え?!えぇー!!!!変な発汗冷静を装う俺。

俺「・・あ、あぁそうなんだ。でも高校の時男と付き合ってた言ってなかった?」
金「あぁ、自分でも信じられなかった時期で試してみてたんだ、でもやっぱ相当頑張らないとムリでねぇ」
俺「あ、あぁーそうなんだ・・」

もう、それしか言えない。
950888:2011/02/09(水) 17:04:47 ID:t4Nbzqit
一回トイレに逃げ、気持ちを落ち着かせる。たぶん金髪も今俺がいない間に相当焦ってる。お互い以外に肝ちっちゃいからw

俺「おまたー。それって生まれつき?」
金「そやね、ちっさい頃から可愛いな好きだなと思う子はみんな女の子でおかしいんかなって思ってた。男とも付き合ってみたけどやっぱ違ったし・・」
俺「そうかぁ、好きになっても言いづらいから大変だよな」
金「うん・・・でも私がそんなの事言ったら相手に迷惑になるし、絶対そんなの言わないって決めてるんだ・・」
俺 (´;ω;`)ブワッ
俺「け、けど女の子同士って男×男よりハードル低くない?酒の場とかでも女の子同士でキスしたり、抱きついたりよくしてるじゃん。男同士では無いけど」
今から考えると何言ってんだ俺。21年間それで悩んで、自分の好意を迷惑だろうと完全否定してる相手にハードルひくいだと?しねよ・・・
金「そうかなぁ、けど男よりはあるかもね。けど男はハッテン場とかで肉体関係からのがアリだけど、女じゃそうもいかんしね・・・あ!あのアプリは結局使わず消したよ!なんか怖かったしそんなアクティブに動けないよ・・」
俺「・・・・。」
金「・・・・・マック行こか?」
951888:2011/02/09(水) 17:12:20 ID:t4Nbzqit
混乱してて詳細な会話は覚えてないけどこんな感じだったと思う。
マックに移動した。勉強の事やレズの事を話しながら2時間ほど勉強したが進まない進まないw
金髪がレズだという事は今バイトと黒髪と俺しかいないらしい。
ここも会話の詳細は覚えてないんだが
俺「そうかー、いい相手見つかればいいなぁ」
金「ん、ありがと。アンタもなw」
俺「そだねwあ、金髪と今の関係が続くと俺学内では絶対彼女できないじゃん!(授業、昼ご飯、放課後とあまりにいつも一緒だから確実に付き合ってると思われている)うわーオワタ\(^o^)/」
金「確かにwごめんねーw」
俺「いいよそんなの、金髪とグダグダしてんのは楽しいし」
金「そだねー私も楽しいからつづけたいw」
俺「男とはやっぱ付きあえんのよなー?」
金「そだねーけど、まぁ、頑張れ・・ば?私も一応女だしねー」

俺「じゃあ俺で一回頑張ってみない?」

金「あー考えとくわー」


最後なんて言った俺?!何でこのタイミング?ちなみにこの告白は会話の流れのまま脊髄反射で言っちゃってたから、俺は後になって気がついて「あ!うあぁぁあー!」。金髪はすぐわかったが気づかないフリをしていたそうだ。

その後しばらく普通の会話交えながら1時間ほど勉強し、金髪が近所の黒髪の部屋に風呂借りに行くと言って出かけていった。
金髪がいなくなった隙に友達に電話して相談する俺。
金髪は金髪で黒髪に相談して混乱していた。
黒髪は金髪に向けた俺の好意に気づいていたらしく
黒髪「ほらね、言ったでしょ。あんな仲良くしたら俺くんだって勘違いするし可哀想だって」
金髪「私どーしたらえーの?どーしたらえーの?ヽ(;ω;)ノ」

みたいな会話があったと後で聞かされた。

金髪は30分くらいで帰ってくるはずが結局2時間近くかかっていた。
マックに帰ってきた後も勉強会は進まず、わからんず、客に帰れと言っている様な空調(寒い)、そして眠さに負けて、04:00にもうムリもうムリ言いながら撤退。
暖かくなってきたと言いながらこの日はとても寒かったんだ。寒かった。この事がおれと金髪を更なる混乱に落とす原因になる。
952888:2011/02/09(水) 17:19:10 ID:t4Nbzqit
こんどはもったいつけるタイミングですが残りは明日に。
これから旅行友達とその某牛丼屋で金髪とどうなったかって事を話しに向かいます。レズの件は言わんけどそこは誤魔化す!
あ、マック告白後に電話した友達もそいつです。
はい、実はこのマックで告白して撤退してから現時刻まで37時間くらいしかたってないんすよね。極々最近の話です。書き溜めもないからちょっと待ってくだしあ
953774RR:2011/02/09(水) 17:36:31 ID:2dLJFApb
現在進行形の話しかよwww

応援してるから頑張れ!
954774RR:2011/02/09(水) 17:40:54 ID:gKM7rBCp
リアルタイムw
報告よろw
955888:2011/02/09(水) 17:54:17 ID:t4Nbzqit
17時間の間違いでした。
レスくれると嬉しいので書くの頑張れます。
956774RR:2011/02/09(水) 18:11:34 ID:Sm4CPTr9
>>955
君、多分才能あるわ。
CCCC
957774RR:2011/02/09(水) 19:29:56 ID:1vEBI63n
素晴らしいッッッッッッ!!
958774RR:2011/02/09(水) 19:43:57 ID:gu0NnWQj
801はどこにいっちゃったんだろうか・・・
他の人が話書いてるときに新しい話かかれるとごっちゃになっちゃったり、元の人が書きにくくない?

888が悪いって言ってる意味じゃなくて、むしろ888は吸い込まれていくような感じで読めて好きなんだけどさw
801のも気になるから見てたら後で続き書いてほしいなぁ(´・ω・`)
959774RR:2011/02/09(水) 19:54:25 ID:WmFD+dAc
>>955
もったいつけるだと…? 私は一向に構わんッッッ!

てかガンバレ! 超ガンバレ!
960774RR:2011/02/10(木) 00:20:24 ID:j/izxq8B
現在進行形すかっwww
支援します!!
961888:2011/02/10(木) 01:04:53 ID:jXdUz6/M
こんな散文が好評なようでありがとうございます。才能あると言われてもストーリー展開は考えなくていいので簡単なのですw


今書いてるところから現在まで1日経ってないのでもう少しで終わります。そしたら801さん続きお願いしますねw

ちなみに今までバイトと旅行友達と金髪と飲み会してました。楽しかったですw
962774RR:2011/02/10(木) 02:16:32 ID:/YHXeSUw
このスレの最初に書いたZXです
お久しぶりでw

>>888を応援しに来た!
俺も、過去に付き合っていた人が、同性愛者だった。
付き合い始めて一月程経った時にカミングアウトされた。
その後数週間で、彼氏彼女の関係ではなくなった

だが、好奇の対象とされる彼女とは、数少ない理解者として
今も良い意味での付き合いが続いている。
この先どうなるかなんてわからんし、自分達の気持ち以外に振り回される事もあるでしょう。

それでも>>888にはどうか幸せになって欲しい!
歳を取るとね、若い頃あ〜しておけばとか、あの時こ〜してれば・・とか
そんな事もあるんだよね。

だからっつーのは変だけど、悔いの残らないように・・・なればいいな。なんて
とにかく応援してるから頑張れ>>888
963888:2011/02/10(木) 02:25:51 ID:jXdUz6/M
>962
今書き終えてスレ覗いてみました。
応援ありがとうございます!
レス読んでて思わず少し泣けてしまいました。
これから最後の部分を投稿するのでまたZXさんにも感想頂きたいです。最後は自分でもうまく気持ちを言葉に出来なかったので特に雑文、乱文感が強まっていますが、最後までお付き合いよろしくお願いします!

それからiPhoneなんですがこのスレ個人的に保存てできますかね?
964888:2011/02/10(木) 02:29:53 ID:jXdUz6/M
俺の部屋はベッドを南向きの壁際に沿わせ置いてある。金髪が左の壁際、俺が右側というのが常態になっていた。この日(というか日付け変わってるから今日なんすけど)もそうだった。
俺が軽くシャワー浴びてから2人でベッドに潜り込んで就寝。いつも通りだ。いつも通りだった。
頭の先まで毛布を被り、足の先が冷えたという金髪と足の先を風呂上がりで火照る俺の足と重ねて温める。そこまでは今までもある。
マックにからの道程で冷えたのか冷たくなった金髪の両手も握る。これは初めての事で少しドキドキしたが手を握ったままお互い眠りに落ちた。
965888:2011/02/10(木) 02:34:57 ID:jXdUz6/M
しばらくして軽い圧迫感に目が覚める。いつのまにか抱き締められている。少し焦る。だがこれぐらいならまだ寝ぼけたりであった。
けど暖かいし少し幸せなこの時間をわざわざ壊す様な事はしたくない。
暖かい時間が過ぎていく。金髪は完全に眠っているようだった。
金「ん、んん・・」
モゾモゾ動きだし俺の右腕を両手で抱きしめだした。金髪の顔は俺の顔の正面4センチほどにある。顔に湿り気をおびた吐息を直に感じる。体勢を変えた時に移動した金髪の指が俺の唇に軽く触れる。
さすがに心拍数があがる。抑えようと思っていも息は荒くなり、毛布の中の狭い空間の熱気は増してくる。酸素が足りない。息苦しい。
心なしか金髪の息も荒い。たぶん普通に息苦しくて暑かったんだろうw

俺はかなりの時間迷った、10分だったかもしれないし、1時間だったかもしれない。
金髪はレズだ、俺が行動を起こしても彼女を苦しめるだけだ、けど・・!高校の時は男とも付き合っていた。ムリかなぁ、けど・・・
966888:2011/02/10(木) 03:01:05 ID:jXdUz6/M
いつのまにか軽く顔を前に出し金髪の唇にチュッと触れていた。
「コラッw」
金髪、起きてた。
同時に軽く小突かれる。けど怒っているような感じではなく「仕方ないなぁw」という感じ。
俺、セカンドトライ。
意外に舌を出してきた。夢中になって舌を絡める。
不思議だった、親友の金髪と、付き合えてもいないのに、今はベッドの中で舌を絡めあってる。
口を離し、抱きしめて耳元で囁く。
俺「俺と付き合えないかな?頑張ってもらえない?」
金「・・ごめんね・・」
俺「ううん、わかってたし・・俺こそごめん」

金「今日だけなら、いいよ?」

濃厚なキスした後だし正直好きな人とやりたい下心はあるw
それと相反する親友を失うリスク、金髪に無理をさせてしまう罪悪感が交錯していたが、最初は断わった。断れた。
身体を触ったらヤバくなる事は分かっていたのでキスしたり耳を責めてみたり。耳は、よかったw
ひと段落してもう寝る雰囲気になったかな、という時に金髪にお腹を触られた。
腕肩胸背筋はそれなりにある俺だが腹筋はない。腹筋の代わりに優しさと癒しさが詰まっているお腹を触られた。
金「ぷにぷにーw」
俺「ちょwなに触ってんだw」
お返しに胸触ってやった。
そこからはどこにでもありそうなエロ展開。ここは省略させて頂きます。期待してた人ごめんねw
967774RR:2011/02/10(木) 03:33:33 ID:0XlrGI0Z
おっ?
支援
968774RR:2011/02/10(木) 03:44:42 ID:glqk9vz0
あー、リロード忘れてたので、既に終わってた。
つか、省略か。
969774RR:2011/02/10(木) 03:58:34 ID:jXdUz6/M
ただ、合体はしていない。違う、できなかったww
緊張と罪悪感、せっかくなら良くさせてあげなくちゃという焦りが息子から力を奪っていったw
この焦りと残念感。どんな文豪がどう書こうとも語り尽くせないよホント。
(後になってネタでバイトと金髪に「情けない子」呼ばわりされいぢめられたけど、それはトラウマになる程傷つくw俺の子孫の有無に直接関わってくるよ!ホントにwこのスレ見てる女の子いたら間違っても言わないであげて!意外に男の子ナイーブだからww)
手でしてもらったりすると起動したけど出力が不安定w
途中でもう面倒くさくなって、金髪を抱き締める事で良しとした。
本当に金髪はいい子だ。愛してる、愛してた、愛してる。
しばらく抱き合って、金髪は少しだけ眠った。
その間に何故か俺の中で金髪に対する気持ちが変化していくのがわかった。金髪は「親友」カテゴリから「女」というカテゴリが加わったが、その夜の出来事の後残ったのは「大切な親友」という新しいカテゴリだった。
この心情の変化をどう表現していいかわからない。共感を得られるとも思えないのだが、妙にスッキリと俺の中での金髪への愛は親友へ対するそれへと昇華されていた。
朝、気にしていた気まずさはなく、逆に親友として何でも話せる範囲が広がった気もした。
970774RR:2011/02/10(木) 04:01:56 ID:jXdUz6/M
服を着ながら、実は金髪は好きな人がいるという事を聞いた。黒髪だった。
話を聞いていると女×女であっても普通の男女の恋と同じ様に悩み、身悶えしながら、やはり好きなんだと気づき金髪も他と少しも変わらない女の子なんだと、妙な話だが安心できた。
勿論女×女である故の悩みはたくさんある、どんなに近づいてもそれは友達としてで友達と恋人では絶対に埋められない距離がある。
俺はその距離をできるだけ埋めて、金髪が幸せになれるよう手助けをしてあげたいと自然に思えた。
二回目になるがこの心情の変化はどう表現したら伝える事ができるのかわからない。
けど金髪と出会ってから半年と少し、恋心抱いてからは2ヶ月程と短い期間ながら本当にいい子の事を好きになる事ができ、失恋した今も「良い恋をした」と自信を持って言う事ができる。
とても良い経験をさせてもらった。そして最高の友人を得る事が出来た。
金髪には一晩だけ俺を受け入れようとしてくれたその気持ちや、その後も以前と変わらない友人関係でいられるように悩み、動いてくれた事に心の底からの感謝とこれから一生の友人として付き合っていく事ができる喜びを伝えたい。本当に、ありがとう。これからもよろしく。


長くなりましたが、以上です。
慣れない上に忘れたり、混乱したり、ややこしくなるから書かなかったり書ききれなかった事はたくさんあるのですが、一押しはこれで終わりです。
971774RR:2011/02/10(木) 04:11:36 ID:68rMa9Np
うむ。ご苦労さん。

972888:2011/02/10(木) 04:33:25 ID:jXdUz6/M
>969 >970は名前消えてますが自分です。
それからラスト一行の
>一押しはこれで終わりです
って何ぞw[一応はこれで終わりです]と書いたつもりがiPhoneのお節介予測変換にやられましたw
一応というのは、ラストシーンの時点で8日の昼なのでリアルに追いついてしまったという意味でまさかのネタ切れですw
また、思い出した事や質問・希望された事、物語に進展があったりしてたら書くかもです。

希望といえば。すみません、エロは省略させて貰いました。
この恋にあの展開は必要だったとおもいますが、内容は重要では無かったと思うのです。強いて言えば、良い匂いでしたw
また、リアル金髪がこのスレ覗く可能性は充分にあったからせめてそこぐらいは隠さなければ、という僅かながらの配慮でもありますw
これは完全に俺目線ではありますが、ほぼ事実に沿っています。書きながら思い出し、文章を考える事で、今回の恋を見つめ直し自分の中で整理をつける事にもかなり役に立ちました。
ちなみにこれから後処理としてする事は、黒髪が惰性で付き合っている男と「惰性で続けるのは良くないし、別れた方が良いんじゃないかな」と働きかける事ですw

では読んでくれた皆さん。今までお付き合いありがとうございました!
それから毎度ではありますが、質問感想ありましたらお願いします。

最後に、リアル金髪に私信。もし見つけたらすみません、あまり怒らないでくれたらいいな・・・ごめんよ、レズとかも含めて知り合いにはなかなか言えないから吐き出せる場所が欲しかったんだ。
これからも一生、親友でいてくれ。短かったけど最高の恋だった。色々迷惑かけたけど金髪を好きになれてよかった。
直接じゃないし、伝わるかわかんないから気恥ずかしい事も書けたw良かった。ツーリングや旅行、楽しみにしてる!
973774RR:2011/02/10(木) 05:27:46 ID:YnvlXIls
>>972
(´;ω;`) イイハナシダタナー
972と金髪の友情が永遠に続きますように…
974801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/10(木) 06:23:08 ID:Si38Iffo
>>906の続き
いろいろと予定が重なり
バイト前ですができるかぎり投下します。

L「久しぶり、今どこ?学校?」
俺「学校じゃないと言うか学校行ってない」
L「学校行ってないで何やってんの?」
俺「バイト」
L「そう、ねえ今度バイトの休みの日でもいいから話聞いてくれない?」
俺「まあ、別にいいけどさ」
L「調査証取りに学校行って○○の姿見なくて連絡したんだけどね、いつ空いてる?」
俺「んー基本的に昼は空いてないからその後の時間ならどこでも」
L「じゃあ、今度渋谷で待ち合わせでご飯食べに行こう」
俺「わかった」
L「ん、それじゃあね」
俺「じゃあ、また」
と言って電話を切った
その後、バイトの休みの日に渋谷で飯を食うことになり
最初はバイク(セピア)で行こうとしたが前の事も有りおとなしくバスで移動
Lと待ち合わせしいつものパスタやかと思いきやサイゼで話することに・・・
975801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/10(木) 06:39:49 ID:Si38Iffo
>>974の続き
できれば1000行く前に終わらせたいところ・・・

サイゼで話す内容はざっとこんな感じ
現彼氏Hクンの不仲
その不仲な状態に男友達が告白してきたどうしたらいい?
と相談され俺は
現彼氏の不仲は知らん、と
男友達に関しては
男女間での友情の違いなんて最終的に肉体関係と絡むから
Lの思ってる友情と男友達の思ってる友情なんてかなり違いと思うよ?
と話してサイゼから出た
男女間の友情なんて下心有っての友情だと考える俺はかなりひねくれた性格だ・・・
正直H訓との不仲は何故かほっとした自分がいた・・・
そのサイゼでの話し合いの一件以降Lと連絡することが多くなった
主に俺が連絡するという形で定期的に連絡を取っていた
朝勤の後疲れながら帰宅した、俺は夕食をとりしばらく寛いでいたら電話が鳴った。
Lからだった
俺「どうした?」
L「・・・ねぇどうしたらいいの?」
俺「何があったとりあえず落ち着こうぜ?」
L「うん、あのね男友達から絶縁宣言された。」
俺「それでどうして絶縁宣言されたの?」
L「告白された後一度断ったんだ、親友と見てると言って」
L「その後から何度か迫られたんだけど何とか断って」
L「私が真面目に悩んでる中男友達からメールで新しい彼女で来たから君とは一緒にいられないって」
その後Lが号泣し
俺「・・・・」
L「今までの私なんだったの?って感じでさ」
俺「そうか、と言うかさ俺バイト上がりなんで風呂入ってから電話したいんだけどいい?」
L「ごめんね、わかった」
と言って切ったものの自分はいつの間にか親父から半ヘルを借りホーネットに乗り彼女の自宅前にいた
976801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/10(木) 07:05:55 ID:Si38Iffo
ヘルメットを借りホーネットで彼女の自宅前へ
二人乗りはバイト先の男とか色々と乗せてるので問題はない・・・はず。
そして俺は彼女へ電話した。
俺「とりあえず、暖かい格好して出てきなさい」
L「何で・・・?」
俺「既にお前んちに居るし見せたいものがある」
L「わかった10分待ってくれる?」
俺「別にかまわないさ」
10分後暖かい格好して出てきたLが来た。
L「なんで?風呂に入るんじゃなかったの・・・?」
俺「いや、そんなの嘘に決まってる」
L「私に見せたいのって?」
俺「これ、俺の努力の結晶、俺のパートナー」
L「バイクだね、ずっと前から○○欲しいって行ってたもんね」
俺「と言うわけでここに丁度良くメット二つあります、とりあえずかぶる」
と言って自分が使用していたフルフェイスを貸し自分は親父の半ヘルを被り
そこからバイクの乗り方を教え宛も無くいざ出発
夜中バイクで当ても無く行くのはどうかと思ったため近所の河川敷へ・・・そして走ってる中Lが
L「○○ってサプライズとか上手くなったんだねあの時より変わったし格好良くなったね」
と言われたが風で聞き取りづらいふりをした。
河川敷に着いたときLの第一声は
L「バイクっていいね!」
その後河川敷で男友達の事を聞き要約すると
既に男友達は告白する前から別の女の子から告白され保留にしてた、のこと・・・
んで断ったら手のひら返しその女の子と付き合うことに今までの友情はなんだったの?状態
そんな話を真面目に聞き自分はこう答えた。
俺「実際友情なんてそんなものだよ何かの拍子で壊れる事だってあるんだ」
「でもさ壊れたって修復はできるぜ?人間なんだしガラスみたいなものじゃないんだしさ」
「俺だってLとこうなって一緒に居るのも俺が関係修復したいと願ってLの話聞いて今ここに居るんだから」
「そう思って行動すればいいんじゃない?でもそれそれで相当の痛いを伴うからね」
「すっきり忘れるかあるいは関係修復に行動取るかのどっちかだね聞いてる限りはすっぱりと切り捨てたほうが楽だけどさ」
続きはバイト上がりか明日に書きます
977774RR:2011/02/10(木) 08:27:19 ID:5iwvNMKK
>>972
ウルッと来たわ・・
金髪はあれだな、最高の相談相手に改めて出会えた訳だな。
いつかきっと・・と言うのも無粋だし、
いい作品を読ませてもらったとしか言えない・・

888の失恋に、敬意を表して乾杯(´・ω・`)ノ□
978774RR:2011/02/10(木) 23:27:59 ID:yPyWAP4o
>>969
おまえのショックがデカいのもわかるが
そーゆー状況だと金髪もショック受けてんだぜ
「私は魅力ないの?」とかさ
そっちのフォローもしといてやれ
979774RR:2011/02/11(金) 07:28:50 ID:nl72ILUI
>>972
乙。
いい友人に巡り合えたね。俺も金髪みたいな女友達と出会いたいぜ。
進展あったらぜひ報告してくれ
980888:2011/02/11(金) 18:03:58 ID:U1hShy5L
>>978
確かに。金髪も「わたしがレズだから・・?」とは言ってました。
全力で「それはない!金髪のせいじゃない!」と全力で!フォローしときましたともw
前の彼女の時も最初の夜ではそうだったんですww
981774RR:2011/02/11(金) 18:15:17 ID:KwJFR4fr
>前の彼女の時も最初の夜ではそうだったんですww

それを言ってやれよ
982888:2011/02/11(金) 18:25:55 ID:U1hShy5L
恥を忍んで言いましたとも・・・orz
983774RR:2011/02/11(金) 18:31:20 ID:pg4roK5p
>>980
そういう優しさってのは数年後になってから実になってるモンだから心配すんな。乙。

>>976
Lはビッチだけど、惚れた弱味だな・・
まぁ失恋を利用して接点を持つ貴方も・・
まぁ崖っぷちだったのかな。C
984774RR:2011/02/11(金) 18:47:36 ID:KwJFR4fr
>982
なにも恥ずかしくねぇよ
緊張すれば誰だってそうだ
緊張すれば誰だってウンコ出ねぇだろ?それと同じだ、気にしても仕方がないよ。
俺も同じような恋愛してるけどアレの相手にしては短期間でよくやったよな、すごいと思うよ。そして感動した。どうもありがとう、
985801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/11(金) 22:08:18 ID:y5R+BDEm
>>975の続き
彼女にメール「今、家の近くに居る見せたいものがあるから暖かい格好してくること」
とメールしその直後に電話が鳴った
L「家の近くってどういうこと?風呂に入るんじゃなかったの?」
俺「まあ、そうしようと思ったけど心配になったから来たんだが?早く見せたいものがあるからきなよ」
L「わかった、準備するから10分待ってもらえる?」
俺「わかった」
そして電話を切り近くの自販機で缶コーヒーを買い一人で一服その後Lと合流
俺「で、大丈夫か?今日はちょっとしたものを持ってきたホラ」
L「大丈夫だけど、これってヘルメット?どうして?」
俺「まあ、前に話してたが俺がバイク欲しいって言ってたじゃん、だから買ったんだ」
俺「だからちょっと近場でもいいからどっかのって行こうぜ?」
L「わかった」
Lに俺のフルフェイスを渡して親父の半ヘルは自分で被り最初はLが半ヘル被ると言っていたが
安全的にフルフェを被せ近くの河川敷へ
バイクを運転中Lが
「あの時から変わったね格好良くなった」
と言われたが風で聞こえないふりをした、それ以上に真冬の半ヘルは死ぬほど寒かった
河川敷に着きLは「バイクって楽しいね私も免許取ろうかな?」と
寒い中暖かい飲み物片手にLとずっと話していた
H君の不仲、男友達の告白、元彼の俺としてあまり良いものではなかったが
自分なりの意見を言い飲み物が空になった頃
俺がバイクでLの家まで送り
自分は寒空の中バイクで帰宅した。

986801 ◆VdPku4qubYU9 :2011/02/11(金) 22:23:06 ID:y5R+BDEm
やべぇ>>976で続き書いてあったのか
とりあえず過去の質問レス回答して軽く後日談で終わりにしたいと思います。
>>983
色んな人からあいつはビッチって言われてますね(笑)
惚れた弱みってのも有りますけどLと一緒に居るようになって
色んな友人が離れていったんですよね原因は俺にもありますが
そのせいかLに依存しきっていたって言うのも有りました。
しかしLビッチレスが多くてなんともいえねぇ・・・それも慣れれば・・・

あの一件以来Lは受験に失敗して浪人H君とは別れまた新しい彼氏を作って
男友達はそれ以来一度も連絡せず
と言う感じで会う度ホーネットくれといわれてますが俺の魂の半身なのでくれてやるわけにはいかない
と言ってますけど俺のホーネット(青)を気に入ってくれてよかったです。
バイト先の子なんてバッタみたいと言われてかなり凹んでた時期がありました。
受験が終わり学校が落ち着いたらLは免許取りに行って赤いホーネットを買うそうです。
いづれかはツーリングもできるみたいです
後、復縁とかそんなこと意識してないです、2割:恋愛感情 2割:父性本能 6割;友人感情
と言う割合で彼女と友人関係が続いてます、ぶっちゃけLと復縁とかすると身が持たない
Lと別れたから失うものも多々有りましたが、バイクを得た俺にはLに感謝してます。
ソロツー専門なんでLの免許習得ツーリングを期待してたりもします
俺の不定期な書き込みを付き合ってくれてありがとうございました。
987774RR:2011/02/11(金) 22:38:08 ID:pg4roK5p
>>986
いや悪く言ってしまいスマン・・
読み手は書き手に感情移入するから、貴方の辛さや切なさ弱さに、読みながら同期するだけなのよ。
ここは恋愛相談じゃないしw、作品として面白いから続き楽しみにしてるよCCCC
988ZX:2011/02/12(土) 01:20:29 ID:be2L6q8f
>>888
読ませてまらいました。
俺の時とはちょっと違う感じだけど、接点が無くなった訳じゃないし
関係が悪くなった感じもないから、これから・・・かな?
これから、二人にとってちょうど良い距離に落ち着いていくんじゃないかな?

彼女の両親から、あの子をちゃんとした女にして欲しいって頼まれた事もあったけど
俺には無理だった。 金髪ちゃんも、周りが結婚したりする頃になると、家族と色々あるかもしれないし
それもそう遠くない事かもしれないし、理解のある家族かもしれないし・・・
ただ、大きく悩む時期が多分あると思う。
その時に支えてあげる事が出来るのは>>888なんじゃないかな?

周囲との摩擦に無縁だとしても、ある程度気を使わなくてすむ相手ってのは貴重だから
だからこそ>>888の今後の活躍に期待するw

失恋だったのか、友人を得たのか、結果としてどっちなのかはまだ出ていないんじゃないかな?
焦らずに気負わずに>>888に頑張って欲しい。

暖かくなった季節に、>>888と金髪のツーリング報告なんかがあると期待しているw
989888:2011/02/12(土) 04:52:42 ID:Ad9SxCNU
>>983 >>984
ありがと、ちょい気楽になれた。>>984は同じような恋愛って大丈夫?相手はバイかな?繊細な問題だしお互い不安になる事も多いけど相手を認めて・・ごめん、月並みな事ばっかになるけど984が相手の最大の理解者になれるよう努めてあげてほしい

>988
長文でのコメントありがとうございます!
あの夜の後、不思議なほど金髪への気持ちを解消できたとはいえ流石に落ち込みましたし、恋心が100%なくなったわけではありませんでした。その事も金髪自身に伝えてあります。
その上で今日は金髪とロリ巨乳な友達(未登場、レズとは知らない)と3人で映画見てごはん食べて来ましたが、金髪とはやはりこれからも最高の友達であり続けれるのではないかと思います。
今後の関係についての心配はあまりしていないのですw

結婚や家族の事は心配ですね。レズだと知ってるのは文中に出た僕バイト黒髪の三人だけなので家族はまだ知りません。
今は考えないようにしているそうですが近い将来の話ではあるので側から支えてやりたいと思っています。
同性愛者のオフ会などは気になるようですが怖くて行けないそうなので、少し申し訳ないのですが僕もゲイという設定で同行し、相談できる同性愛者の友人を作る。という事も考えています。
全力で金髪を支える決意はありますが異性愛者の僕ではやはりできる事は限られてくると思うのです。
レズの友人を作ってあげたい。同じ立場から理解し合える人がいるという事は21年間孤独だった金髪の救いになると思うのです。
いっその事僕がゲイだったら良かったのかと思ったのですがやはりそれは違う気がしますw

お邪魔でなければ金髪や僕に進展なりあればコソッと登場したいと思うので覚えてやってくれると嬉しいです。


最後に
カミングアウトしづらく1人悩んできた金髪に、これだけの顔も知らない皆が応援してくれているという事を伝えたいです。
(怒られそうだから見せないんですけどwもし見つけたら勇気になると思います)
けど!心配し応援してくれた皆の分もまとめて僕が金髪を支えてやります!
金髪に代わって礼を言わせて頂きます。
本当に、ありがとう。
990774RR:2011/02/12(土) 13:59:22 ID:YcNxTUnO
風とバイクがおまえを癒してくれるさ
お疲れ様
991774RR:2011/02/12(土) 21:40:46 ID:JS0+9dEF
888は良い奴だな。
992888
金髪がいい奴なんですよ