バイクにまつわる恋愛話 36,7th

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952774RR:2010/08/12(木) 04:33:56 ID:kSn0D1gw
俺は携帯を持ったまま、口を大きく開き引きつって
そしてそのまま硬直していた。

マ「でもね、●君?」
俺「はい・・・」
マ「今は分からないし、●君の事もあまり分からない
  でも、これからどうなるかはまだ分からないよ」
俺「えっ!? じゃあ・・・」
マ「だ か ら 今はごめんなさい」
俺「!!!!」
マ「これからの事なんて分からないよ・・・ このままかもしれないし、私も好きになるかもしれない」
俺「じゃあ、諦めなくていいんだね!!!」
マ「うん 時間を下さい。 だから今はゴメン」

次の日から、俺のストーキングな生活が始まった
953774RR:2010/08/12(木) 04:34:43 ID:uDne0GoH
気になって寝れんw
C
954774RR:2010/08/12(木) 04:50:18 ID:kSn0D1gw
先輩も協力してくれた。マリちゃんの友達もみんな応援してくれた。
車の無い俺達に、足になってくれる人、車を貸してくれる先輩・・・

本当にありがたかった。 俺が世界の中心なんじゃないか?
という程、協力してもらった。 今でも・・・感謝しています。

ただ、上司も協力してくれたが、一つだけ言われた。言われると覚悟していた事だった。
「仕事とプライベートを混ぜるな」
俺はその約束を守った。 同じ会社だったが、事務とセンター、階が違った事も幸いした。

仕事にも集中した。 先輩が目を離しても、どうにか一人で作業できるようになっていた。
何もかもが順調だった。 まだ返事はもらえなかったが幸せだった。
他の人も一緒だったが、週に2日か3日は一緒に帰り食事をした。
物凄い田舎から来た俺には毎日が新鮮で、今まではテレビや雑誌でしか見た事のない風景の中に俺達は居た

色々な所に連れて行ってもらい、観光地は勿論、マックですら俺は初体験だったw

ある金曜日の夜に先輩が言った
Kとマリちゃん連れて、今日はちょっと高いトコで飯にしよう。
OKも貰っている。 後はお前だけだ。と

当然俺はついていった。
955774RR:2010/08/12(木) 05:00:23 ID:kSn0D1gw
珍しく、翌日から連休だった。

だからその日になった。
俺達は湘南へ向かった。

海岸線を走り、タイマツの炎が並んでいるのを見た時、俺は妙に興奮した。
食事をした。会話は覚えていない。ただただ楽しくて幸せだった。

「次ドコ行くー?」
先輩が言った。
ゲーセンとか飲みに行くとか色々な意見があった。
俺はドコにナニがあるか知らないので、黙って聞いていたw

東戸塚に行く事になった。
車を置いても、少し歩けば何でもあると言われた。
相変わらずマリちゃんの目を見て話せない俺は助手席に座り
後ろにマリちゃんとKが居た。 先輩ゴメン、隣はKが良かったんだよね・・・

しかも俺は自分で運転しないとスグに酔うという軟弱者でもあった
956774RR:2010/08/12(木) 05:07:39 ID:kSn0D1gw
Kは東戸塚に住んでいて、車内では色々と教えてくれた

マリちゃんも、あの辺でこの前ドラマの撮影あったよね〜とか
女の子の会話で盛り上がっていた。

俺は今まで住んでいた世界との違いに圧倒され、ネオン?の眩しい街を舐めるように見つめていた

目的地が近づいた。
なぜか俺は後ろの席に手を伸ばした。

マリちゃんが俺の手を握った
K「やったね〜」

俺はもう何も耳に入らなかった。 初めて起きた自分の体の異変をどうするか
なんでこんな事に! 
今まではこんな事無かったのに!

俺は大変な事になったと後悔していた・・・
957774RR:2010/08/12(木) 05:19:28 ID:kSn0D1gw
手を触られただけで勃起してしまった

しかも、さきっちょから何か出てる・・・
一大事だ。

手を繋いだままでは当然車から降りれない。
一度手を離したスキに、落ち着け!落ち着け!と言い聞かせ・・・

隣にマリちゃんが来た、手を差し出して来た。
俺は目を見れなかったので、手を握った。 ヤバイ!
他の事を・・・ なにか考えろ・・・

俺は咄嗟に口走った
俺「今日さ、遅くなったら、俺の部屋に泊まっていったら?」
マリちゃん思いっきり振り返り
マ「うん!」
!!!!!!!!

何か出た 出たよ パンツの中冷たい・・・
俺、もう歩けない・・・

もう一人でー 歩けないー 時代の風がー 強すぎてー
Ah傷つくー 事なんてー
慣れたハズー! だけど今はーーーーーーーーー!!!!

俺「ちょっとソコで話しない?」
マ「うん。いいよぉ」

やった!時間を稼げ!
俺達は植え込みのフチ? コンクリートのブロックに座った。
958774RR:2010/08/12(木) 05:32:24 ID:kSn0D1gw
先輩が、このゲーセンにはいってるぞー と遠くから言う
はーい と返事をして・・・

俺達は2人きりになった。

俺「ホントに、いいの?」
マ「えっ?」
俺「えっ?」

マ「何が?」
俺「泊まってくって・・・
マ「ダメだよ〜w 何言ってんの〜w 冗談だよ! じょう だんw」
俺「ひどいw orz」

マ「そんなにショック?」
俺「はい」
マ「あのね、私色々考えたんだけど・・・ 友達にも相談しちゃったりしてさ・・・」
俺「うん・・・」
マ「私、ホントに男の人と話しをした事もなくて、スキとか付き合うとか・・・全然分からないんだ・・・」
俺「・・・
マ「でもね、今は●君の事、好きかもしれない。 好きになったのかもしれない!」

マ「想われる事は幸せな事だって・・・ 今なら分かる。 お母さんに言われたんだ。」
俺「お母さん!?」
マ「うん。 ●君の事話したの」
俺「えっ?」
マ「会いたいってw ●君に会いたいって言ってた」
959774RR:2010/08/12(木) 05:43:22 ID:kSn0D1gw
俺は状況をつかめなかった。
自信を持てなかった、又少し不安だったのかもしれない。
嬉しすぎて、その先が不安になったのかもしれない。

俺「それって・・・」
マ「●君? 私のドコが好き?どうして好きになってくれたの?」
なんて答えたか覚えていない、初めて見た時から忘れられなかった事と
目をあわせられない程の眼力にヤラレタ的な事を言った

マ「そうなんだ・・・ 私って幸せなのかな? 本当に私でいいの?」
俺「それはこっちが聞きたいよ・・・ 本当にいいの?」
マ「うん これからヨロシクね」
俺「良かった・・・」

この時不思議そうな顔をされた事を覚えている。
俺はこの時幸せで、安心して、脱力して
良かった
この言葉しか口に出来なかった。

960774RR:2010/08/12(木) 05:54:49 ID:kSn0D1gw
俺達は次の日2人で会う約束をし、先輩達の待つゲーセンへ入った


手を繋いで

K「あ〜!! ちょっとちょっとぉ! どーゆー事?w」
マ「うん!」
俺「やっとお返事もらいました・・・」

その日は4人で楽しんだ。

そして、2人でデートの日がやってきた!

地下鉄の乗り方すら知らない俺の為に、マリが来てくれた。
俺は迎えに来てくれる駅までスクーターで向かった。

駅周辺を歩いた。 マリが案内してくれる。

この日も後々弄られるネタを残してしまった。
マルイデパートをオイオイと読んだ事
ケンタに行こ!って言われて 健太!?とチキンがでてこなかった事

地下鉄で電車の長さに仰天した事 地元は1両2両なんて当たり前です
乗り損ねると何時間も無駄にします。

マリが居なかったら俺は地下街で迷子になったと思う。 
961774RR:2010/08/12(木) 06:10:37 ID:kSn0D1gw
何も知らない俺を親切に案内してくれた。
俺は嬉しかったし、マリも楽しそうだった。

いっぱい案内してもらった、何回もそんな感じのデートだった

給料が増えた俺は、金に余裕があった。
買い物をするにも、何の不便もなかった。 何もかもが、田舎とは規模が違った。

ドコへ行っても、俺は楽しかった。 マリが居たから。
彼女の言葉は柔らかく、丁寧に、育ちの良さを感じさせる話し方だった。
どちらかというとゆっくりで、ハチミツのように甘く、耳に残る彼女の声が好きだった。

ただ一つ、気になる事があった・・・

なぜかやけにサイズの大きいジャケットを着ている。
まるで俺の物を着ているみたいだった。

ある日俺は聞いた
俺「サイズあってなくね?」 標準語も板についていたw
マ「だって・・・ 太ってるから・・・」
どう見ても、彼女は太っていない。 確認できるのは顔、足くらいだがw
俺「太ってないよ。脱いでみてよ。」
マ「え〜 ヤダヤダ」
俺は抵抗するマリの上着を・・・
962774RR:2010/08/12(木) 06:43:32 ID:kSn0D1gw
脱がせてみた。

中から出てきたのは、セーターだったか・・・
とにかくその中から突き出している物は・・・

「お・・・ おっぱいだ・・・」
思わず呟いた
マ「太っててブヨブヨだから見られたくないのー!」
コレは太っているのとは違うw
まだ若かったしなw とても良い形で俺を誘惑した。

マ「恥ずかしいからみないで! 太ってるから隠してたのに・・・」
コレはとても魅力的なもので、中には夢とか希望が詰まっている・・・俺はそんなバカな事を言った

マ「とにかく太ってて見られるのが嫌なの!見られたくないの!」
いや・・・ そんなにおっきかったら、おっぱい好きな人は絶対みるだろ・・・

俺は一緒に服を買いに行く事にした。
二人で色々選んで、パーカーを買った。 目立たなくなる事を喜んでいた。

俺は少し残念だった。 むしろ強調して見せて欲しい位だった。
その日のデートの終わりに、いつも通りお別れのキスをした。

魔が差した俺はマリの服の中に手を忍び込ませ・・・
おっぱいを持ち上げてみた。 すごく・・・おっきいです・・・・
ダメと言われたが抵抗は無かった。
いつかあのおっぱいにくっついて寝たいと思った。
963774RR:2010/08/12(木) 07:01:29 ID:kSn0D1gw
マリのご両親と電話で挨拶し、(母親には直接会えた
俺達の関係は良好だった。 両親はカタい仕事だった
育ちの良さが納得できた。

ちょうど今年の冬で10年経つんだ・・・
今だから、あの頃はまだガキだったから。って笑えるけど
今でも覚えている位、あの時の俺は本気だった

両親に、娘の事お願いします。と言われた
本気だったのか、社交辞令だったのかは難しいトコだったが。
まだ未成年だった俺達には後者の方だろう。
ガキだったし、周りが見えていなかった、世の中も見えていなかった
何も分かっちゃ居ないのに、少しは知ったようなつもりだった

俺はマリと一緒になりたかった。
親の機嫌も気にするようになった。苦手だった挨拶とかその辺にもとにかく気を付けた


マリとはよく一緒に寝た。でもHはまだだった。
彼女がまだ怖いと言った。 俺は我慢した。
いつでも良かった。 このまま一緒なんだと、信じて疑わなかったんだ。

毎日幸せで、仕事も、仕事の後も充実していた。
未来も明るいんだと感じていた。  自分に必要なものはすべて足りていると感じた。

ある日、技術センターの中で社長が倒れた。

酷く嫌な予感がした。 俺は震えていたと思う。
俺の積み重ねた全てを、みんなの協力があって手に入れた幸せを、全部ぶっ壊す波が押し寄せていた・・・
964774RR:2010/08/12(木) 07:19:22 ID:kSn0D1gw
社長は倒れた数日後に亡くなった
社葬だった。 長い人は勿論、俺も泣いた。

その時俺は気が付いた。又、大人の汚い部分に気が付いた。
みんなが涙を流す中、薄ら笑いを浮かべている・・・ 数名の役員

見間違い?勘違い? 違う、悲しんでいる人はあんな顔をしない
来客があったわけでもない。笑顔とは無縁な時だったんだ。

その後、社内は異様な雰囲気だった
社長は生前、有能な人を!と様々な会社から引き抜きを行ったらしい。
その中には毒も混じっていた・・・という事だった。

派閥がいくつか出来上がった。
創立時からのメンバー、社長の長男次男。俺はそこに居た
迷いは無かった。 ガキながらも、獅子身中の虫が誰か知ったのだった。
社長の長男が俺に言った「力を貸してください」
なんの根拠もなく「任せてください!」俺はそう返した

今でもハッキリ覚えている。思い出したくない、運命の日が来た

俺は出向を命じられた。
しかし、その時すでに、主力となっていた新型は、俺が居ないと運用出来なかった。
新型も一緒に出向となった。 動かす為の専用の設備が、出向先に用意された。あまりに不自然だった。

しばらく戻れないかもしれない事をマリに言った
俺だけ泣いていた。 マリは強かった。
「大丈夫。待ってるから。頑張ってきてね。」
俺は涙が止まらなかった。悲しいのと、悔しいのと、理不尽さに反抗したかった
でも、我慢して、やり遂げて、マリと両親に認めて欲しかった。
965774RR:2010/08/12(木) 07:36:39 ID:kSn0D1gw
出発まで2週間程の猶予があった
クリスマスと正月だった

俺は落ち着けなかった。
何かにあせっていた。
離れる事が怖かった。

クリスマスの夜だった。
不二家でケーキを食べ、無性に吐き気のする俺は、マリと一緒に
横浜駅近くのホテル街へ向かった。 西か東かは覚えていない

俺はマリと離れる事が嫌で、又泣いた
泣き崩れた俺を、マリは優しく抱いて頭を撫でてくれた。
その日は何も出来なかった。
俺は裸のマリの胸にしがみつき、押し殺すように泣いていた。

帰りにキスをして、お互い向かい合った時マリは言った
「もう会えない気がする」

俺がこんな弱気では、出来るはずの再開も叶わなくなる。そういう意味だった
目がそう伝えた。 俺は覚悟を決めた。
自分のため、俺に教えてくれた先輩達に恥をかかせない為、そしてマリの為

正月に俺の両親が神奈川に来た。 俺は出向の事を話していなかった。
マリは会わせるつもりだったが、状況が変わっていた為、察してくれて、その日は来なかった。
母親は「どうせ、その程度の付き合いね」と不機嫌だったが、理由は後で必ず説明すると言い
親父はそれで納得した。
966774RR:2010/08/12(木) 07:48:23 ID:kSn0D1gw
出発の日
俺はマリとマリの母親に挨拶し、新幹線に乗った。
部署は違ったが、40代後半の人も一緒だった。

「ほら、俺ら左遷だから、どうせもう本社にもどれないし」

諦めていたこの態度に腹が立った。 俺は諦めない!

工場についた。
新しい機材等があったが、リフトが無い。
200`の鉄の塊をどうするか・・・
俺はその場で二つに分割し、一人で運んだ。

真冬の僻地で、携帯の電波も届かない・・
俺の焦燥感は増した。 マリと連絡が取れない。
仕事が終わり、関東とは比べ物にならない寒さと吹雪の中
電波の入る場所まで移動しようと工場をでた・・・・

寒さで凍えた。 口も動かなくなった時、やっと電波の届く場所まで来た。
マリに電話した。 吹雪のせいで、俺が何を言ってるか分からないらしい。
マリの言葉だけ聞こえる。 

涙が出てきた。 メールでありがとうと伝えたかったが、指が動かずメールも打てなかった。
昼の日が差している時にココまでくれば良いと、それは分かっていたが
今、今この場で、スグに思いを伝えたかった。

そうしないと離れていく気がしたんだ。
967774RR:2010/08/12(木) 08:03:57 ID:kSn0D1gw
この地獄のような状態で、不幸はさらに続いた
説明が無かったから、まさかとは思ったが
給料が3分の1位まで減っていた。

そう、一月経ってから知ったのである。
俺は本社に電話した。
「そっちはね、関東と生活の水準が違うの。だから基本給も違うし
 寮費も高いのよ。 ソコで生活するなら、ソレ位あれば十分でしょ!」
と切られた。

30近く貰っていた給料が、イキナリ10万以下だった。 金銭的にも精神的にもかなり効いた。

近くに店等無く、工場の自販機のカップラーメンのみ。という生活が続いた。
街から通ってる人が買い物をしてくれるようになった。

高価な機械を、不慣れな人間で動かすので、トラブルも多かった。
センターでの経験が役に立った。
俺はそこのボスに頭を下げ、パーツ加工の機材を借りた
古い機械だったが、NCの使えない俺には逆に好都合だった。
適当な超硬の塊を貰い、加工しては破損した部品の予備にあてた。

型だけでなく、色々な所にガタが来た。
一旦、別の製品にコンバージョンし、その隙にパーツの研磨を行った。
単価が高い。つまり材料も高価。 再びくみ上げた型で交差に収めるのは苦労した。
968774RR:2010/08/12(木) 08:21:39 ID:kSn0D1gw
無駄に出来ないので、調整は全部自分でやった。
もう手を貸してくれる人は居ない。
手を貸して欲しいという事すら出来ない。

後が無かった。 やるしかなかった。
寝る暇も無かった。 着替えを取りに行く暇も無かった。
深夜、誰も居ない工場に俺は作業着を干し、適当な物を着て働いた

どうして、そこまでしてやるのか?
ある日そこの従業員に聞かれた。 本社の事情はしっていたみたいだが
流石に俺の事なんぞしらんでしょう。

俺は早くココでの仕事にケリをつけて、戻りたかった。
だから、こういう事情で、やらなきゃないんです。 量産型が来るはずなので
自分が帰ったあとの事をお願いします。協力して下さい。
俺は頭を下げた。

泣いている社員が居た。何人も。
その後の結束は固かった。 助けられた。
そして、社長の息子までが、俺と同じ扱いを受けてココへやってきた・・・

顔をあわせた瞬間、俺達は泣いた。 悔しかったんだろう。再起を誓った。
俺の直の上司が現れた。 スグに手が出る、職人気質の上司だった

「ちゃんとやっとるか〜? お前スグ壊すから・・・
俺の組んだ型、自作の予備パーツ、製品・・・色々見た後に
「お前もやれるようになったな〜 男の顔になったぞw」
俺は泣きそうになった。
「マリちゃんもまっちょるからよ〜 泣かせちゃぁ悪いから、そろそろ戻すように言っとくからよー」
俺は我慢できずに泣いた。
969774RR:2010/08/12(木) 08:31:19 ID:kSn0D1gw
その日からの俺の生産ラインは順調に稼動した。

量産型が来た。
別の、お世話になった上司も一緒に来た。
周りを見渡し
「お前、やるようになったな」
そう言った。

量産は順調だった。
本社へ戻る日程を告げられた。

社員、パートの方々、みんな祝福してくれた。
嬉しかった。

少し寒さの和らいだ季節だった。
九州や沖縄では、とっくに桜が咲いていた。

俺は本社に戻る事をマリに伝えた。
二人で喜んだ。

戻れば桜の季節
花見か・・・ マリの家族と一緒なのかな?
あっちはもう暖かい、バイクの季節かな?

色々な思いが巡った。

又、俺に光のようなものが差してきたんだ
970774RR:2010/08/12(木) 08:43:44 ID:kSn0D1gw
本社への帰還も目前で、引継ぎも終わり
飲み会の準備に忙しくなっていた。

俺の携帯が鳴る。 実家からだった。

「お前、そこの会社スグ辞めて実家に帰ってこい」
「は?」
「今居るのは神奈川じゃないんだろう?
 なんでそんなトコにいる?」
「それは後で説明するから!」
「全部知ってる! 知ってるから帰って来いと言っている!」

何日以内に戻らなければ強制的に連れ戻す。といった内容の電話だった。
親父は一旦動くと止まらない。 俺が戻らなければ、追いかけてくるのはハッタリではないだろう。

俺は絶望という物を感じた

でも、マリだけは離したくない! それしか考えられなかった。
971774RR:2010/08/12(木) 08:54:43 ID:kSn0D1gw
実家と、マリと何度も連絡を取った。

親父の言い分は、お前の勤めている会社とは昔付き合いがあった
だが、今回の事でやはりロクな会社じゃない事を実感した。
もうそんな会社には居てはダメだ、スグに辞めろ
でなければ、俺が辞めさせる。
彼女は連れてきてもいい。 お前がそのつもりなら結婚も認める。

マリの家からは、決めるのはあなた達
マリが嫁に行くならば、喜んで送り出す。
●君にまかせるわ。
あとはマリの気持ち次第。
マリ、あなたはこんなに想われて幸せなのよ
ついていくならとめない
●君がこっちに残って一緒になったとしても認めるわ。

自分達で決めなさい。 後悔のないように。

そう、とても優しい人だった。 親父に時間をくれと何度も頼んだ。
親父はそれを拒んだ。
972774RR:2010/08/12(木) 09:04:40 ID:kSn0D1gw
その日だった。 まだごちゃごちゃで、どっちにしても神奈川へ行くので
その準備もままならない時だった。

本社のとある役員からだった。 何度か食事に連れて行ってもらった事のある方だった。
「●君。 すまんなぁ・・・ 君のお父さんが怒っているのは我々のせいだ・・」
大事なトコだけ抜くと、以前大きな仕事の絡みで、自分らのせいで、親父は大損こいたと
だから、親父が社長が亡くなった後のこの問題で、見切りをつけてしまったんだと思う
親父を怒らせたのは我々のせいだ。済まない。 といった内容
あの様子ではお父さんは止まらないだろう。しかし、会社に残るか去るかは君次第だ
待っている人も居る。 家でも待っているだろうが。
難しい事だけど、自分で決めなさい。 と

訳が分からなかった。

俺はとにかくマリに電話した。

973774RR:2010/08/12(木) 09:23:28 ID:kSn0D1gw
俺「マリ・・・」 
マ「何?」
俺「俺が、田舎に帰る事になって、一緒に来て欲しいって言ったら・・・」
マ「それは無理だよ・・・」
俺「・・・」

マ「私が想われている幸せ、お母さんにも友達にも言われた
  私だって●君の事好き。 すっごく好きだよ・・・
  でもね、私達はまだ子供なの。 一生の事なんて今すぐ決められないよ・・・」
俺「でも! 俺にはマリ以外・・・ もう考えられない
  今でも、これからも今以上に好きになって・・・
  ずっと一緒に居たいんだ! 
  俺がマリの所に残る!」

マ「それはダメだよ・・・ ●君。
  私が付いていけないのは、自分の親と遠くに離れるのが嫌だから・・・
  ●君は、自分のお父さんが帰って来てってまってるんだから、
  飛び出して、私なんかの所にいちゃダメだよ・・・
  お父さんだって悲しむよ・・・」

俺「親父が許してくれて、家を出たなら! それならこっちで一緒になれるって事?」
マ「そうだね・・・ でもね●君・・・ あせっちゃダメ。
  まだ色々な人と出会うんだよ。 今だけの気持ちでうごいちゃダメ・・・」

俺「マリは、こんな別れ方ってアリだと思う?
  俺には無理だ・・・ 好きなまま別れるなんて・・・」
マ「私だって、●君が好きだよ。 まだまだ一緒に居たいし話もしたい
  でも、まだ自分達だけで決めたりとか・・・ まだ早いよ・・・」
974774RR:2010/08/12(木) 09:39:02 ID:kSn0D1gw
自分よりもマリが大人だった。
自分の気持ちしか考えれない俺と違い、マリは周りの事も考えていた

俺は、電話での決着を諦めた。 いずれ神奈川へスグ行く。
直接会ってダメなら、田舎へ帰ろう。
いや、帰らなくても・・・ マリが居ないなんて、この先どうなってもいい
もしダメだったら・・ どうでもいい どうなってもいい

今は、マリの事だけ・・・

神奈川へ向かう新幹線、社長の息子が一緒だった。
「●君、色々世話になったね。ありがとう」
「逆ですよ・・・ 社長にも、長男さんにも・・・ 世話になってばっかりで
 俺、何も返せていないですよ・・・ 情けなくて・・・」
「君の歳で、それだけ考えて悩んで動いてるんだ、立派だよ
 今は自分とマリさんの事だけ考えて。 俺は、●君に幸せになって欲しい」

上司からも電話が来た 要約すると
お前の退社は残念だ。泣き虫だったけど、お前のような根性あるヤツはなかなかおらん
あの新型で、お前の将来が光っていた。それだけに残念だ。
マリちゃんはどうする? つれて帰って幸せにしてやれ。 半端な気持ちでは無理だぞ
半端な事したら2人とも不幸になる。 覚悟を決めろ。
俺も北海道から嫁貰った。 北海道から熊本につれて帰ったんだ。
覚悟を決めろ。愛があれば何だってできる。 諦めるな。

みんなで俺を泣かせたいのか・・・
俺はマリを連れて帰りたかった。 どうしても説得したかったんだ・・・
975774RR:2010/08/12(木) 09:53:56 ID:kSn0D1gw
マンションへ久しぶりに帰った。
数ヶ月ぶりの掃除だ。 埃も凄い。
荷物をまとめる。
実家へ送れないもの、テレビとか家電関係、本、衣類
世話になった、歳の近い先輩に配る。

スクーターは会社のチャーター便に乗せて貰った。
後は向こうに帰ったら取りに行けばよし。行かなければ誰かがスペアキーで乗ってくれるだろう・・・

荷造りを終え、後数日滞在できる状態になった。

マリに電話した。
帰る前に1日空けて欲しい事
会って欲しい事を伝える。

「私の前で絶対泣かない事」
そう言われた。

マリが、いつもの感じじゃなかった。
押し殺したような、何かに耐えているような声だった・・・

俺は悟った 悟ったつもりになっていた。
彼女なりに終わりを感じている。 
最後だけは笑って過ごそうよ・・・ そう言われた
もう、最後になるのか・・・ 
マリに会えるのが最後なら、自分自身の最後でもいい。 もう、そう思ってしまう自分もいた。

まだ直接会って話すと決めた事、まだ何も言ってない。
まだ可能性はある。 そして、最後になったとしても、最後のマリの願いを
聞いてあげたかった。 最後に約束を破った男で終わりたくなかった。
976774RR:2010/08/12(木) 10:07:06 ID:kSn0D1gw
その日が来た。

これから先 があるデートだったら最高だっただろう。
素晴らしい青空だった。 桜も満開だった。

俺はマリへ残していく物を担ぎ、先輩に送られ
上大岡へと向かった・・・

先輩にお礼を言い、しばらく一人で歩いた
歩きたい気分だったんだ・・・ マリの住んでいる街の
ほんの少しでもいい、思い出の中だけでも、同じ景色、同じ空間を
忘れずに持ち帰りたかったんだ。

マンションまでしばらく歩いた。
チャイムを押したら、母親と、妹が出てきた。
俺は深く頭を下げた。 今まで人に頭を下げた事は少なかった。
なのに、無意識に深く頭をさげた。

今までありがとうございました。 マリさんに、お世話になり
お母さんにも、大変お世話になりました。

俺は口にするのと同時に後には引けない・・・
もう戻れないんだ・・・という 表現できないモヤモヤしたものがあった。

ギブソンのレスポールとマーシャルのアンプを渡した。後は雑貨類の入った紙袋
母親が音楽関係の仕事と聞いていたからだ、あのクラスの楽器なら置いていっても
恥ずかしくないだろう。 

俺とマリはマンションをでた。
優しい風が吹いた。 桜吹雪だ・・・
何もかもが特別だった。 俺達の為に吹いた風かと思えた。
977774RR:2010/08/12(木) 10:08:30 ID:kSn0D1gw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3785880

コレで、雰囲気お願いします・・・
俺は泣いてしまいそうです
978774RR:2010/08/12(木) 10:16:16 ID:uDne0GoH
このタイミングで山崎まさよしか…。
今から出かけるのに出先で泣いたらどうするんだよ…。
979774RR:2010/08/12(木) 10:18:10 ID:kSn0D1gw
「気持ちいい日だね」
「マリが・・・いい返事をくれたら、最高の日だよ」
「ダメッ! 最初からそんな事言わないで!」

マリが振り返る 俺を始めて睨む瞳には、涙がたまっていた
俺は自分が情けない奴に思えてきた
マリは割り切れていて、自分だけが割り切れていない そう思っていた
でも違っていたんだ。まだ、マリも俺の事を思っていてくれて・・・

「ドコに行きたい?」
マリが最初に言った
「今まで連れて行ってもらった所全部」
「いっぱいあるじゃん!」
「桜木町から・・・」
「分かった。いこ」

ランドマークタワーとか、大きく思い出に残っているもの
ソレをもう一度マリと見たかった。
980774RR:2010/08/12(木) 10:39:39 ID:kSn0D1gw
桜木町では、相変わらず桜の花びらが常に俺たちの周りを舞っていた。

凄く綺麗だった。 桜も、マリも。

立ち止まってしまったら、俺はダメだ、耐えられない。
「東戸塚行こうよ」
「え〜もう!?」
駅前に西武デパートだったか、何か大きい建物を建てていた気がする。
それが完成していた。

俺達は地下街を歩いた。
俺はそこでサングラスを買った。 マリに選んでもらったんだ。
ドコで昼飯にしようか・・・ 噴水の周りのベンチに座った。
何が起きても、敏感な日である。
黙ってしまったら、歌が聞こえる その日の俺にとって悲しい歌が
fragileだった あのELTのさ、あの頃出たばっかだったんだね。

精一杯背伸びして 平然を装っていたけど 
え?ナニこの曲、これ今掛けないで!

余裕など無いくせに また笑顔作ってしまった
あー俺もうだめ

もう、この曲は完全にマリを思いだす曲になってしまった。
途中から聞きいってしまってさ・・・ 悲しかったよ
981774RR:2010/08/12(木) 10:47:10 ID:kSn0D1gw
そのまま、駅ビルだったか、駅近くのビルだったか・・・
マリと歩きまわって、
「あそこ行ったの、覚えてる?」
「ゴメン、全然覚えてない」
「えー! なによー 私なんの為に色んなトコ案内したのー」
「ゴメン。 いっつも、マリばっか気になって・・・ あまり覚えてない」
「もー」

そんな会話だった。

偶然だった。 あんな人ごみの中
人だらけのなか、会社の同期の女の子達に出会ったんだ。

「あーーー! ちょっとぉ!●君!」
「いつ帰ってきたのー!」
「早速デートぉ? うらやましいよ〜」
失言だった
「あの・・ 俺、俺らさ、今日が最後なんだ・・・
 お別れのデート。 最後に思い出だけ作りに来た」

彼女らは泣いてしまった。
「じゃあ、邪魔しないように私達行くねー
「たまに会いにきたらー?
「電話してねー
そんな感じで去っていった。
982774RR:2010/08/12(木) 10:59:46 ID:kSn0D1gw
東戸塚も堪能し、俺達は車がなかった為
横浜へ向かった。 横浜を最後にしたかったんだ。

あ、山崎まさよしお願いします。


横浜駅のどっちから出たか分からない
名前も知らない川沿いの道を歩いたんだ

ちょうど回りに人気はなかった。 又、俺達の目の前を桜吹雪が去って行く・・・
俺はマリとの時間があとどれ位だろう?と考えた
マリが気を使って話しかけてくる
マリの言葉でさえ俺の心に届かなかった。 聞こえていた。でもあと数時間
それを思うと受け入れられなかった。
限界だった。

俺は振り返った。
見つめ合う二人。 この時はマリの目をじっと見る事が出来た。
見なければいけない。もう最後かもしれない。 見ない訳にはいかない!
周りに誰も居なかった。 さっきまでの人ごみが嘘のようだった。

俺が口をひらいた 本当の気持ちを、我侭な本音をぶつけた。
今日別れた後、もうお前と会えないなんて耐えられない。
ガキだろうが、なんだろうが、好きだって気持ちは間違いない 愛している
一緒に来て欲しい

まくし立てるように言った
983774RR:2010/08/12(木) 11:09:15 ID:kSn0D1gw
「ダメだよ・・・
 私は一緒に行けない。 私の家族、友達、全部こっちにおいていかなきゃないんだよ?
 ●君と、比べるワケじゃない。 どっちも大事なの。 でもね、全部おいて一緒に行く
 私にはまだそれを決める勇気がない。 好きだって気持ちは本当だよ・・・
 信じて・・・」

俺は全てが終わった気がした。 立っていられなかった。
その場に力なく、ただ川を眺め、座り込むしかなかった。

マリが俺を引っ張る。
「ほら、時間がもったいないよ
 立って。元気だして。 約束したでしょ」
俺はマリの方を向いた
口開きそうになった時、マリが手をかざした
「だめ! 同じ事言うなら私はもう帰る
 私だって我慢してるんだから・・・」

俺は立ち上がった。
マリも着いてくる。 手を繋いで歩いた。 このままでいたい
そう思うと涙が出そうだった。 マリの感触を確かめると
ますますその気持ちが強くなった。

2人とも表情は険しかった。 マリも我慢していたんだ
俺達は、あの時のホテルへ向かった・・・
984774RR:2010/08/12(木) 11:22:51 ID:kSn0D1gw
この日の、いや、この時のマリは洒落が効いていた

ホテル入り口まで来た辺りで後ろを向き
「誰かぁー」
なんて叫びながら逃げるフリをしていた。
俺は笑ってしまった。 マリも笑った。

部屋に入った。俺は一緒に風呂に入りたいと言った
恥ずかしいから嫌だと言われた。 
一人で入った。

手を握り、一杯キスした。
体を触った。 抵抗しなかった。
「●君・・・ 幸せになってね・・・」
「・・・」
「私なんかより、良い人見つかるよ ●君優しいから・・・
 だから大丈夫。元気出して。 大丈夫。」

俺の頭を撫でてくれた。
あの時と同じだった。 もう終わりの時間が近い
別れると決まっている。 それでも、最後まで優しくしてくれた。
その優しさが、俺の悲しみをより大きくした。

俺はマリの胸に沢山甘えた。 暖かくて柔らかくて、優しい胸だった。
それ以上の事は出来なかった。 別れるのに、傷つけるなんて出来なかった。
こんな優しくてイイ子に、これから去っていく俺が、手を出しちゃいけない気がした。
「マリ・・・ ありがとう。 もうこんな男に引っかかっちゃダメだよ。」
「ううん、優しかったよ、いっぱい優しくしてもらった。 ●君、元気出して・・ 元気でね」
「マリが居ないと、俺は・・・ いや、これ以上は言わない。 自分の事大事にして、これからも・・・」
985774RR:2010/08/12(木) 11:26:55 ID:vkR4udus
帷子川かな?
ハマボウル周辺なら、俺も行ったなぁ。

つC
986774RR:2010/08/12(木) 11:32:38 ID:kSn0D1gw
「マリが幸せになれるように、祈っているから。
 離れていても想っているから・・・」
「●君・・・ 本当にありがとう
 色々と・・・ お世話になりました」

俺達はホテルを出た・・・
マリの近くの駅まで一緒に行きたいと言ったが、マリが拒否した

逆にマリが、俺の近くまで見送りに来ると・・・


最後の時が来たんだ。 一生忘れない一瞬が

お別れのキスをして挨拶をした
今までありがとうとか、これからも元気でねとか
そんな言葉だけど、心がこもってたんだ。 重い言葉だった。

電車に乗る時
「これからは前向きに生きて! もう私じゃなくて前を見て!」
そう言われた
マリ・・・ 忘れられないよ
「ダメ!振り返らないで!前を見て・・・
 元気でね。ありがとう サヨナラ」

扉は閉まり、俺達はココで別れた

987774RR:2010/08/12(木) 11:38:21 ID:kSn0D1gw
俺の人生の中で、やり直せるならやり直したい

分岐点の中で、失敗だったと思う別れ

今でも忘れない・・・ お互い好きなまま別れた
苦しすぎる結末。

横浜でのサヨナラ

マリよりも、優しくて理解の深い人、あの後出会えていません。
元気にしてくれていれば・・・ 元気だと信じています。
988774RR:2010/08/12(木) 11:43:05 ID:kSn0D1gw
ありがとうございました。
俺の中で純愛というか、そう呼べる思い出でした。

マリとはその後1年位の間に2度程、電話で連絡をとったきり
後日談的な物はありません。

俺はこの直後から、家族とますます不仲になり、家を出てしまいます。
989774RR:2010/08/12(木) 14:54:08 ID:Slo2AoBv
あー

自分と重なる…
まだ学生だけど内定もらって設計の本部が遠くだから1人でそっちへ

連れて行って結婚したいけど彼女は冷静なんだよね

二人とも愛し合ってるのにな…

自分の未来をみてるみたいで不安だ…

990774RR:2010/08/12(木) 16:45:28 ID:xf8Xbwrt
チッ
マリって子が離れてすぐに男作ってて、また暴れるのを期待して読んでたのに。
991774RR:2010/08/12(木) 18:14:53 ID:EFn2QzWL
まぁ現実はそんな感じで・・・
Mと同様に別れた時の寂しさにつけいられて
男を覚えてるだろうよ。今頃は新しい彼氏とギシアンですよ。
992774RR:2010/08/12(木) 18:33:01 ID:/FvK72kQ
何で親の言う事聞いて会社辞めなきゃなんだ?
親に自分の人生変える権利なんてないのに。
それに従う奴もヤツだが。

任侠系の人なのか?
993774RR:2010/08/12(木) 20:56:27 ID:E1kTcCPY
バイクほとんど関係ないんだから嘘でもいいから最後くらいは
「色々あったけど今は幸せです」って締めて欲しかった。
994774RR:2010/08/12(木) 21:03:32 ID:6vsxNOFv
遠恋するなり実家帰らずに神奈川に留まるなりすればよかったのに
995774RR:2010/08/12(木) 21:18:47 ID:QJkGLE9x
バイク全然関係ないよなw
一気に書かれたんで読み耽ってしまったが。
まあ乙
996774RR:2010/08/12(木) 22:06:34 ID:ZwIuWsBC
>>990
それはカンベンw そんな事する子じゃないw
>>991
ヤメテ!
>>992
>何で親の言う事聞いて会社辞めなきゃなんだ?
その事を後悔してるですよ・・・ 
893と間違えられる事はホントにあった・・・けど、任侠の人では無いです。
ちょっと大きめの会社の重役でした、ガラが悪く見えるのもそのせいかな?
>>993
スマンw 嘘は出てこなかった
>>994
>遠恋するなり実家帰らずに神奈川に留まるなりすればよかったのに
その後、母親がその約束を破って、俺のDQN化が進んだのでした・・・
>>995
コケて怪我した事が大きなキッカケだと思ってた
でも、自分で読んだら、確かに関係ないねw すまん。

長々と書いて、尻すぼみに終わって申し訳ない。
もっとまとめ方を勉強しますw
短いのだと、SRXの女 俺、バカスクを買ってしまったでござるの巻き
が、あるですよ。
997774RR:2010/08/12(木) 23:01:32 ID:vkR4udus
お願いします。
998774RR:2010/08/13(金) 00:04:29 ID:nE1c5XnG
長くなっても小出しにダラダラ書かれるより全然いいからどんどんよろしく。
999774RR:2010/08/13(金) 00:26:01 ID:GzLVRDwB
999
1000774RR:2010/08/13(金) 00:27:11 ID:GzLVRDwB
1000
10011001
1000kmの旅を愛車と終えた夜 ――
 一杯の熱い珈琲が 次の旅へと 想いを走らせる。
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 ゚. o * 。 ゚。 ゚.。  ゚。 +゚  。 ゚
゚ ` .゚ .  . ゚. . ゚  . ゚  .  ,
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                 ゚ 
        。゚ 日
     (*'∀`)ノ   ∫ ○  ∠〆〜_-ワ
     人_',ヘヘ へ.aノ人  《*)ゞ≦0《*)
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