こぢんまりとした国産250ccスクーター希望 3

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61774RR
いま私はリー○250純正用品の開発責任者を任されてます
先月、取締役から私の設計室に電話が入り
「オイ、松田すぐに第三設計室に来い!リー○250の試作品一号ができたぞ」
と何やら興奮気味の一言
「ハイ」と図面作業を休めひとっ走りしていった。研究所内で駆けてくことなど
めったに無いのだがそれほど早くリー○250が見たかったのである。
設計室に入ると副社長と取締役、本社営業の村上氏に開発主任の森田氏が立っていた
副社長が一言「松田どうだ」である。リー○250のまわりをひとまわり、そしてふたまわり
事前に聞いてたとうり二本のエキパイが輝いてる。贅沢にも二気等DOHCである。
おもわず私は座り込み「こいつは売れるよ。1万4千回転のメーターがいいね。
わたしも絶対買うよ。○○(メーカー名)のバイクは高回転高出力でなくっちゃ。
ところで何馬力出すつもり?」
副社長「少なくとも30馬力は出す。実際は過去の経験もあり40馬力はたやすいんだけどね」
と言い切った。同じく取締役も「マッちゃん(私のこと)どうだ売れるだろ」と
自信満々であった。「用品はマッちゃんに任せる。頼むぞカッコいいヤツを」
思わず私は「シングルシートなんてどうですかね?イタリアンを超える綺麗なライン出せますよ」
取締役はあっけなく「OK」をだした。我が社初のスポーツスクーターとはいえ
シングルシートとは・・・身震いがした。
62774RR:2008/10/08(水) 03:15:39 ID:GI/LLQ7L
リーブ250か
強力そうだな
これで俺のハゲも治るといいが…
63774RR:2008/10/08(水) 03:16:27 ID:XGbfgBrW
61のつづき

リー○250の開発スタッフは全員がエキサイトしてた。私もその一人だが。
それは往年のベストセラーになった○○250○の開発時の様相にとても似てる。
リー○250関係者は燃えに燃え上がっていたのだった。
その時代のユーザーが今、どのようなバイクを欲しがってるのか?を十二分に研究し
素直に実車として作り上げたのがリー○250である。
開発スタッフと、それを買うユーザーの考え方が合ったときにヒット作が生まれると
私は考える。だからいくら○○(メーカー名)テクノロジーの高さを誇っても
ユーザーの心を知らずして作ったバイクにヒット作は生まれない。
大きなスクーターの需要もあるが実際の市場の声は・・それはアドレスV125の成功が
一番の引き金であることは間違いない。

しかし意気込んではいたもののシングルシートは運輸省の認定を受ける認定グループに
車体の一部とみなされNG・・つまりダメの返事しか得られないことは以前の経験でわかってた
そこで名前をシングルシートではなくリアBOX(荷物入れ)として後付OPとして出すことにした。
こんな苦労もリー○250の用品開発にあったのだ。


以上・・・爆弾発言連発の某氏の文章を転載してみました
一応許可は取ってあります