【極上の】ボルティー・volty☆10【普通】

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214天使のような地声
昨日ツーリングにいったんすよ 
その帰り道にちょっとした段差で「ごつん」と膝に大きな物体が当たり何かが落ちたんす。
ミラー見たらヘルメットみたいな黒いのが回転しながら落ちてくのが見えたんす。
それが道に落ちて二度ほどジャーンプ!おもたら谷底へ落ちてったんす
アレっと思い股のとこみたらタンクが無い!無い!名井!
「そうや・・・タンク塗り替えたばかりでネジ締め甘かったの忘れてた!」
タンク探しに戻って谷底みたけど最近の豪雨で川は激流だったんす
もちろん見つかりませんでしたよ(涙
かなしいっすよ。股下には棒フレーム一本とキャブから出てるゴムが一本
ニョキと顔出してる光景。幸いゴムチューブが残ってたので帰れるとは思いましたがね
仕方なく夜もやってるスーパー見つけてタンクの代わり探して見たんすっ
ありましたよ先端が尖っててゴムチューブにはまり容器状のヤツが!
見つけたのはハチミツの容器だったんす。


・・・続く
215天使のような地声:2008/09/08(月) 02:34:01 ID:Hntql12o
で買いましたよハチミツ720mL \580なり
これで練馬の豊玉まで帰れるなら安いっすよね!
それ持って無人のセルフ行ったんす。「中身のハチミツどうしよう・・・」
「食べ物粗末にしたらバチあたっぞ!」いう死んだおばあちゃんの声が聞こえてきたんで
仕方なくクマのプーさん気取りでチューチュー吸いましたよ。最初は「いがいとイケルじゃん!」
がっ・・・徐々にキツくなってきた。閃いてセルフの自販機でウーロン茶買おうとボタン押したら出てきたのは
甘〜いビックルというドリンク。飲み物無しよかいいと思い我慢しながらチューチュー
ようやく飲み干したんす。今度こそ茶が欲しいので向かいの道を渡り別の自販機へ行きましたよ
横断中に車に轢かれそうになりましたよ。ハチミツ持ったまま死にたくねーぞ
気をとり直して「黒ウーロン茶」だかいうボタン押したら出てきたのは
「はちみつレモン」・・・・・・・絶句です。もうハチミツはいらん!(劇怒w
これまた仕方なくハチミツレモン呑みつつハチミツをチューチュー
なんだかちょっと酔ってきたみたい。いや確実に気分が変だ。胃が弧を描くように回転してます
こんな大量にハチミツ吸う機会ねーもん。
はたっと気がつくと、あいにく前の道はこないだの首都高事故で半通行止め状態で下道は大渋滞
真横に渋滞でとまった旧型ラウム(シャコタン)にのった若者連中がこっち見てクスクスしてやがる!
仕方ないか 右手にはハチミツレモン、左手にはビックサイズの蜂蜜。
しかーもオレの風貌はちょい太で一週間ヒゲ剃ってないからまさにクマ、熊、くま・・・こりゃクマったなー
真横にはタンクの無いボルティ そりゃハタからみりゃ不思議な光景すぎるっす
本格的にクマのプーさん気取り決め込みましたよ(泣


・・・続く
216天使のような地声:2008/09/08(月) 03:07:07 ID:Hntql12o
チューチューチュー・・・頑張って吸いつづけたんす
でもまだ半分ぐらい残ってる。胃がピッコピッコ動き出し痙攣してるみたい
ツーリングの疲れもありその場にあったベンチで眠ってしまったんす
何分寝たかわからないや。目を閉じてるのに強い光源を瞳に感じたんす
「あ〜幻覚だ」おもたら方をコンコン。「おいっ、ここで何しとる!」
目を開けたら眩しい・・・懐中電灯の光でした。誰かが声かけるけど光の残像で
よく見えなかったんす。よくみたら警察様でした。セルフの客なのかヤジ馬家族が
10人ほどいましたよ。中の子供が「あ〜生きてる!生きてる!」だって
そりゃそうだ、ハチミツ飲んでただけだもん。事情を話して警察様には帰っていただきました。
チューチューチュー気をとり直してすい続けました。ハチミツレモンドリンクもなくなり
三度目の正直おもい自販機へGO!今度はちゃんとウーロン茶が出てきました。
そのウーロン茶のうまいこと!「あ〜人間は水で生きてるんだ。ハチミツじゃない」
思ったっす。五臓六腑にしみわたる美味しさでしたよ。
何とか全部ハチミツを吸い終り洗面所で綺麗に容器を洗いました。
しっかりガソリンを720mL分給油しキャブのホースと接続しエンジンON!
「ブロン!ブロロロン!」無事エンジンかかり嬉しかった〜
ハチミツ容器を固定する物が無かったので道に落ちてた帯で固定しましたよ
しかしなんでまた道路に着物の帯が落ちてたんだろ?
おかげで家に帰宅する事ができたっす。
距離的には20k〜30kぐらいは余裕である思うんだけどたったの750mLで埼玉-都内のあの距離走れるなんて
ボルティ素敵すぎ!はあぁ〜疲れた。オレ何してるんだろ 寝ます
しばらくハチミツの話題はやめてください。 おわり