原付30km/hにしている理由を論理的に説明して Part2

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前スレから転載
1947 道路交通取締法施行
1951 道路運送車両法施行 「原動機付自転車」の区分誕生
     ※当時の区分は2st60cc以下、4st90cc以下の二輪自動車
1952 原付の運転、届出制となる
     ※原付免許のルーツ。それまでは如何なる二輪自動車も二輪免許が必要だった
1954 道路交通取締法改正 サイクル別排気量制廃止。〜50cc/原付1種、〜125cc/原付2種となる。
     ※原付1種の最高速30km/h、2種は40km/hと定義される
1956 各メーカー混成の調査団、欧州のモペット事情を視察
1958 タスモペット(2ps)、東昌エコー(2.5ps)、スズキモペット(2ps)、山口オートペット(2.8ps)等、モペット的スタイルの原付出現
     ※それまで専用フレームの原付は少なかった。なおいずれも混合2st、ピストンバルブ。

1958 8月、ある意味この問題の根源である ス ー パ ー カ ブ 出 現
     ※4.3psという出力は当時の他原付の1.5倍以上。しかもセミAT3段変速。
1960 ヤマハモペットMF1(3.5ps)、トーハツランペットCA(4.5ps/4段)、スズキセルペット(4.0ps/4段)など出現
     ※以後トーハツが主役となり第一次原付パワー合戦と言うべき競争が始まる。

1960 道路交通取締法廃止、道路交通法施行。原付の運転、再び免許制となる
     ※当時の区分:〜50cc/原付1種。〜125cc/原付2種。なお原付免許は〜125cc。

1965 免許制度改正 「原付免許」で乗れるのは〜50ccに変更。
     ※道路交通法改正により、道交法上の原付2種廃止。中速車に統合され最高速度50km/hとなる。
     ※道交法と道路運送車両法のねじれ現象のルーツ。
1972 免許制度改正 「自動二輪小型限定免許」誕生。〜125cc。
1975 免許制度改正 「自動二輪中型限定免許」誕生。〜400cc。
     ※400cc超は中型限定免許保持者が限定解除試験でしか取得できなくなる。
1990 ミニカーを定義。ミニカーの原付免許での運転不可に
1992 道交法改正により、中速車・高速区分廃止。原二の最高速度60km/hとなる。
1996 免許制度改正 従来の中型限定免許+限定解除試験のスタイルを廃止。
     ※〜400ccの「普通自動二輪免許」と制限なしの「大型自動二輪免許」誕生。
2005 免許制度改正 二輪車のAT限定免許誕生。